(54)【考案の名称】吹き矢競技用点数表示装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、吹き矢競技用の的一体型電光表示及び音声発生を設けた吹き回数表示機能付き自動点数加算及び減算表示装置に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
スポーツとして健康に良いとされる吹き矢は、競技用としても盛んに行われており、ルールも確立されている。一般的な競技方式は、直径23CM以内に配置された内側から5領域「10点・7点・5点・3点・1点」の同心発泡体や吹き矢が刺さることが可能複数構造体に、先端に小さな釘頭付き円錐型プラスチックフィルムの吹き矢(後述で吹き矢)が突き刺さる位置によって、命中精度を吹き回数5回を1ラウンドとして数ラウンドの合計点数で競うものです。この競技において点数集計判定及び試合進行を疑義無く、スムーズに行うことが要求されている。また、競技会会場は風などの影響を避けるため、体育館などの広い室内空間で行う場合がほとんどです。そのため、終了後は速やかに撤去する必要が有り、軽量で小型に分解可能な物が要求される。
【0003】
吹き矢が刺さった位置及び合計点数は、矢を吹いたもの以外の審判などの第三者が判定しないと疑義が生じます。特に、吹き矢が点数と点数の境目に刺さった場合、競技者同士で判定に問題が発生いたします。
【0004】
また、競技者が吹き矢を放っても、的に全く当たらず大きく逸れてしまう事も有り、この場合は0点ですが吹き回数の1回に数えられます。しかし、競技者は感違いして、もう1回吹き矢を放って5回より多く点数を加算することが有ります。
【0005】
また、吹き矢が的に当たって点数が加算されても吹き矢の刺さる威力が足りず、的から跳ね飛ばされる場合も有ります。この場合は、「跳ねや矢」と言って、点数加算はキャンセルとなり、1回分の点数の減算になります。
【0006】

【効果】

【0016】
上述の様に、本考案は、老若男女の区別なく、分かりやすく、楽しく、競技を進行して点数の集計を手軽に正確に行う事が出来る。また競技者自身が点数と吹き回数を7セグLED3桁表示とLEDフラッシュにより確認できる。別途パソコンソフトでUSBシリアル通信を行う事により表集計も可能となる。その際、吹き損じも吹き回数のカウントの対象とし、跳ね矢のカウントも遠隔操作で当たり外れた点数を減算できる。
競技使用時は4分割保護ガード、LEDフラッシュ、装置本体を大きく広げ使用し、競技終了後は、図7の様に縮小分解することが可能で、持ち運び容易になる。また、7点から1点までの4領域を備えた同心発泡体(主にウレタンフォーム)等は消耗品として、部分交換可能で経済的です。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】(a)は吹き矢競技用点数表示装置の正面図、(b)は吹き矢筒を持った競技者。
【図2】(a)は上記装置の右側面図、(b)は裏面図、(c)はA−A断面図。
【図3】(a)は吹き矢筒先端部センサー及びリモコン発信機詳細図、(b)は導電性吹き矢。
【図4】A−A 断面拡大詳細図。
【図5】(a)はA−A 断面の直角長手方向断面拡大詳細図、(b)は(a)の更なる拡大詳細図。
【図6】赤外線リモコン。
【図7】吹き矢競技用点数表示装置、図1を運搬時に縮小分解した写真です。

【0018】
一般的に1−1:的中心までの高さは1600mmになっており、図1は三脚を短く収納した状態から長く伸ばし、1−101:支柱と一体になった1−12:袋ナットと的、また1−103:袋ナットと三脚を締結して1600mmに合わせて使用します。当初、テスト用の2−201:センサーキャップを外し、図1(a)と図1(b)の様に正面向かい合わせて、競技で決められた距離分離れて、吹き矢を吹いて1ラウンド5回の当たった合計点数で競技する。その際、1−13:吹き矢筒先端部センサー及びリモコン発信機を使い5回の吹き回数をカウントするため、競技者は自分の合計点数及び吹き回数を見ながら競技を続行できる。
【0019】
以下、添付図面に従って実施例を説明いたします。1−2:4分割保護ガード(蝶番付き)は1−4:ネオジウム磁石、1−5:鉄板ハート ネオジウム磁石、で構成され、5か所の内塗りつぶし4か所は位置決めの為NSペアで使用していますが、展開して保護ガードを組み立てます。その後、1−3:LEDフラッシュを取り付ける(LED配線接点がネオジウム磁石になっていてワンタッチ着脱が可能です)1−6:7セグLED3桁表示は3−8:通信ケーブルコネクターを差し込み、1−7:スイッチング電源を入れて、3−5:ボリューム(外部スピーカー音量調節用)を調整した後、タコ糸などの紐で装置本体に括り付けてあるテスト用2−201:人感センサーキャップを外せば装置本体の準備完了、すぐ競技開始出来ます。その際、競技者又は審判など第三者は図6遠隔操作リモコンの準備携帯も忘れないよう準備します。競技者は1−13:吹き矢通過センサー及び発信機を吹き矢筒に取り付け図1の様に3−1導電性吹き矢を筒に込めて吹くことにより自動回数カウント開始に成ります。なお導電性吹き矢は吹き矢円錐形部の材質は金属蒸着フィルムを使って作成した物、また先端には小さな頭のレール釘様の物が付いているもので静電容量タッチセンサーに反応させるための物です。なお3−6:マイクロスイッチ(最小型)は吹き矢筒に図3(a)吹き矢筒先端部及びリモコン発信機を挿入し取り付けた時にマイクロスイッチがONに成り、外せばOFFに成りボタン電池の消耗を防ぎます。また3−3:導電体リング(内径13MM)は5−1:導電性吹き矢の通過に物理的外力が加わることがないのは光学式フォトインタラプターやフォトリフレクターと同様です。そして競技者が1−1:的中心(10点)に向けて吹き矢を吹けば3−2:赤外線LEDは決められた信号を見えませんが発信し、また通過した事を3−8:可視光LEDで確認できます。また電源の3−5:ボタン電池(3V用2個)及び3−6:マイクロスイッチ(最小型)及び3−7:マイコン(ATMEGA328:プログラム可能な不揮発性メモリー)は吹き矢筒の下側に配置して、的狙いに支障をきたすことは有りません。また1−13:吹き矢通過センサー及び発信機のユニットは吹き矢筒と着脱可能です。
【0020】
競技者が吹いた矢が跳ね矢に成った場合、図6の赤外線リモコン10−1:1回キャンセルを押して、1回加算された1−6の7セグLED表示を元の状態に戻す。また1ラウンド5回終了時は10−2:0リセットを押して表示を000点に戻すためのもので、装置本体の1−14:7セグLED3桁表示の0リセットタッチセンサーまで近づかなくても良いので危険防止に成ります。なお赤外線リモコンは無線通信でも可とする。また、図4の様に4−3:硬質発泡体の上下面に一体で4−1:フォトインタラプターと4−5:センサースイッチユニットの両方が搭載されています。その為、10点の4−1:フォトインタラプターに吹き矢が当たったものが4−5:センサースイッチユニットに当たったものと区別がつかない事に成り、2−12:ディジタル信号処理回路(入力信号処理)が間違って認識するのを防ぐため、4−1:フォトインタラプターを最初に認識する様に順序を設けています。また、4−6:詰め物は1点・3点・5点の3種類の領域同心発泡体のサービス交換時に着脱して使用しますが、詰めようとする領域同心発泡体と同一材質及び同色とする。また、ドーナッツ型の1点・3点・5点7点の4種類の領域同心発泡体の取り付け時に、中芯出しは5−3:ネジにて行います。7点の領域同心発泡体の取り付け固定は両面テープなどにより行います。
4−7:境界溝に4−8:吹き矢が刺さった時は4−9:踊り場段差(領域同心発泡体の内側領域と一体に設ける)に刺さり、内側の良い点数に判定されて1−6:7セグLED3桁表示に加算される。2−14:センサースイッチユニットの通電経路は5−8:シート接点から5−6:板バネ接点へ5−1:コイルバネを通して5−9:スペーサーガイドへと成ります。つまり5−4:合板の同一板面から導通信号を取り出す事が出来ます。また5−1:コイルバネは3−1:導電性吹き矢が5−10:5領域同心発泡体に当たり圧力で押された時は縮んで接点をONさせその後、圧力が解放されると5−10:5領域同心発泡体を元に押し戻し接点をOFFさせます。該バネはコイル径が大きくバネ定数:0.12N/mm程度と成り、センサースイッチは競技者の肺活量で生じる吹き矢の風圧力を位置の変位として取り込んで信号を取り出す機械式のセンサースイッチは、数mmの変位でのON/OFF動作が必要になります。復元力も弱く、的10点の領域および的7点の領域に間隙を設け無接触にしなければなりません。しかし、本実施例はセンサースイッチに可動部分のない光学式フォトインタラプター又は光学式フォトリフレクターなど光学式センサーを使用することで解決しています。また的10点の領域に吹き矢が稀に、ダブルまたはトリプルで当たった場合は吹き矢を抜く際に的に近づいて確認後、3点領域を指で押して点数加算します。図6の赤外線リモコンの6−1:1回キャンセルボタンは跳ね矢が有った場合1回加算された1−6の7セグLED表示を元の状態に戻すリモコンで、6−2:0リセットボタンは装置本体の1−14まで近づかなくても7セグLED表示を000表示に戻せます。
【0021】
1−1 的中心(10点)
1−2 4分割保護ガード(蝶番付き)
1−3 LEDフラッシュ
1−4 ネオジウム磁石
1−5 鉄板ハート
1−6 7セグLED3桁表示
1−7 スイッチング電源
1−8 赤外線リモコン受信モジュール
1−9 スタンバイLED
1−10 三脚
1−101 支柱
1−102 袋ナット(的側)
1−103 袋ナット(三脚側)
1−11 USB(シリアル通信用)
1−12 通信ケーブル
1−13 吹き矢通過センサー及び発信機
1−14 7セグLED3桁表示の0リセットタッチセンサー
2−1 固定バンド
2−2 人感センサー
2−201 人感センサーキャップ
2−3 4領域同心発泡体
2−4 取り付け板支柱(4か所)
2−5 フォトインタラプター入力処理回路(10点用)
2−6 LEDフラッシュ取っ手(LEDフラッシュを取り外す時に使用)
2−7 スピーカー(外部スピーカー)
2−8 ボリューム(外部スピーカー音量調節用)
2−9 LEDフラッシュ出力処理回路
2−10 面センサースイッチ2出力処理回路(左右2か所:7点、5点、3点、1点用)
2−11 通信ケーブルコネクター
2−12 ディジタル信号処理回路(入力信号処理)
2−13 ディジタル信号処理回路(7セグ表示処理回路)
2−14 センサースイッチユニット(4−5及び図5(a)は同じ物)
3−1 導電性吹き矢
3−2 赤外線LED
3−3 導電体リング(内径13MM)
3−4 導電体リングリード線
3−5 電池(CR2:3V用2個)
3−6 マイクロスイッチ(最小型)
3−7 マイコン(ATMEGA328):プログラム可能な不揮発性メモリー
3−8 可視光LED
4−1 フォトインタラプター(テーパ長孔付き)
4−101 サラネジ(フォトインタラプター固定用:3か所)
4−2 フォトインタラプターリード線
4−3 硬質発泡体
4−4 領域同心発泡体(7点)
4−5 センサースイッチユニット
4−6 詰め物
4−7 境界溝
4−8 導電性吹き矢(3−1と同じ物)
4−9 踊り場段差
5−1 コイルバネ
5−2 スペーサー
5−3 ネジ(M3)
5−4 合板(厚さ6MM)
5−5 コイル内側ガイド
5−6 板バネ接点(材質:リン青銅板0.3T)
5−7 コイル内側ガイド(材質:硬質プラスチック)
5−8 シート接点(材質:リン青銅板0.2Tを5−4:合板に接着)
5−9 スペーサーガイド(材質:リン青銅板1T)
5−10 領域同心発泡体(2−3と同じ)
5−11 硬質発泡体
5−12 タッピング(5−9スペーサーガイドの固定用)
5−13 固定用ナット
6−1 1回キャンセルボタン
6−2 0リセットボタン
6−3 赤外線LED(リモコン送信用)
6−4 キーホルダー穴















(57)【要約】

【課題】吹き矢競技用の的に一体で吹き矢の衝突を十分回避できる離れた位置に吹き回数表示機能付き自動点数加算及び減算表示装置を設け、競技を間違いなく、安全に進めることができる吹き矢競技用点数表示装置を提供する。【解決手段】吹き矢の刺さり易いウレタンフォームからなる的に1点、3点、5点、7点、10点の各領域ごとにセンサースイッチを複数個設置し、吹き矢の当たり信号をディジタル処理して、自動点数加算及び減算結果を7セグLED3桁表示に10m離れても見える大きさで表示すると同時に、複数の装飾LEDで点数に合わせた表示を行う。また吹き矢の筒に矢が通過した事を感知するセンサーを設け、その信号を無線・リモコンで本体装置に自動送信して、吹き回数も順次、7セグLED3桁に表示する。競技終了後は小さく分解収納する。


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