(54)【考案の名称】人工波駆動発電システム

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、人工的に形成した波によって駆動する発電システムの構造に関し、特に人工波の駆動力を利用して、電力を発生する発電システムの構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
同じ考案者或いは申請者の台湾実用新案第M45万5069号、台湾実用新案第M519669号、台湾実用新案第M490516号及び台湾特許申請案第201430212にて、いずれも人工波駆動発電システムに関連する技術内容を開示している。前記特許はいずれも第一レバーを利用してウェーブバレルを駆動し、更にウェーブバレルにより貯水容器内の水に高低の起伏する波を発生させる。高低の起伏する波により、フローティングボードはそれに従って高低の起伏動作を発生する。そして、フローティングボードが運動エネルギーを発生し、伝動ユニットに伝え、且つ慣性ターンテーブルを通じて、運動エネルギーを発電機に伝えて電力を発生する。本考案者は、構造設備をよりシンプル化し、騒音を下げ、更にデザインを改良し、人工波駆動発電システムを考案した。
【0003】

【効果】

【0008】
本考案は油圧機の原理を利用して逆方向操作を行い、相対的に発電量を増やすことができ、且つ騒音を下げ、設備コストを下げることができる。広く運用することができ、相対的に場所の制限を受けない。また、汚染と廃棄物が生じず、且つ貯水容器内の水は、繰り返して使用することができ、環境保護の原則に合致する。また、建設コストが低いため、一般的に建設コストが比較的高いソーラーエネルギー或いは風力発電システムに比べ、より普及して運用される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本考案の実施例の一部組立断面略図である。
【図2】本考案の実施例のモータ減速機が第一レバーを伝動する平面略図である。

【0010】
以下、本考案の構造と特徴および効果を、最良実施例と図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1〜図2に示すのは、本考案の人工波駆動発電システムであり、それに含まれるのは第一レバーサポートフレーム1、第一レバー2、貯水容器5、油圧モータ85、フローティングボード6、第二レバーサポートフレーム70、油圧シリンダー81、蓄圧タンク84である。
【0012】
第一レバーサポートフレーム1は、その底部を地面10或いは建築物(図に未掲載)、或いは貯水容器5の適切な部位に固定する。その上方は第一枢接部品12と第一レバー2の片側と枢接することにより、第一レバー2は伝動されて、前記枢接部品12を支点としてピボットスイングする。
【0013】
第一レバー2は、少なくともその片側サイドに、第二枢接部品20を通じてプルロッド21を枢接する。該プルロッド21の下方は、第三枢接部品22を通じて、一つのフローティングボード6の片側と枢接することで、フローティングボード6の片側を上向き、或いは下向きに往復作動させる。
前記第一レバー2の別側は、第一レバー伝動セット3によって伝動する。前記第一レバー伝動セット3は第一レバー2の別側により、二本のケーブル31、32と連繋する。図2に示すように、前記二本のケーブル31、32は、それぞれ数個の滑車35、36、37、38を通じて、その方向をガイドする。また、前記二本のケーブル31、32の別端311、321はそれぞれフロントクランク331及びリアクランク332と枢接する。前記フロントクランク331とリアクランク332はクランクシャフト33の前後両サイドに設置する。前記クランクシャフト33はスプロケット或いはプーリー333を設置し、チェーン或いはベルト34を通じて、モータ減速機30の軸心に設けるスプロケット或いはプーリー301によって伝動される。
【0014】
貯水容器5は、上方中間の適切な高さの位置において、第四枢接部品50を介して、一つのフローティングボード6を枢接する。
【0015】
フローティングボード6の中間は、前記第四枢接部品50を通じて、貯水容器5と枢設する。且つ前記フローティングボード6は、その片側は第三枢設部品22を通じて第一レバー2のプルロッド21の下方で枢接することで、該フローディングボード6の片側は、第一レバー2の駆動作用を受け、フローティングボード6は第四枢接部品50の中心を支点として傾動する。また、フローティングボード6の両端側に高低落差を生じる動きにより、貯水容器5内の水にこの高低差に起因する波を発生させる。前記フローティングボード6は、第一レバー2の駆動作用を受けて両端側に高低落差の動きが生じるほか、更に貯水容器5内の高低差を以て運動する波と共鳴状態が発生すると、相対的に各フローティングボード6の別側に更に大きな運動エネルギーが生じる。前記フローティングボード6の別側は、第五枢接部品611を通じてコネクティングロッド61の下方と枢接し、該コネクティングロッド61の上方は、第六枢接部品612を通じて第二レバー62の片側と枢接する。該第二レバー62の別側621の下方は、第七枢接部品622を通じて、可動コネクティングロッド71の一端と可動的に接続し、且つ該可動コネクトティングロッド71の別端は、可動コネクタ72を通じて、油圧シリンダー81のシリンダー軸811の外端と枢接する。
【0016】
第二レバーサポートフレーム70は、その上方は第八枢接部品701を介して前記第二レバー62と枢接する。該第二レバーサポートフレーム70の底部は、地面或いは建築物或いは機械80の適切な部位に固定する。
【0017】
油圧シリンダー81の片側上方に第一パイプライン91を接続し、該第一パイプライン91の下方は、第二パイプライン92の適切な位置と接続する。該第二パイプライン92の一端921と該油圧シリンダー81の片側下方と接続する。該第二パイプライン92の別端922はオイルタンク83と接続することで、オイルタンク83内のオイルは、前記第一、第二パイプライン91、92を通じて該油圧シリンダー81の中に入れることができる。
該油圧シリンダー81の別側上下はそれぞれ第三、第四パイプライン93、94を通じて蓄圧タンク84の上下両側と接続する。前述第一、第二、第三、第四パイプライン91、92、93、94はそれぞれ適切な位置に第一、第二、第三、第四チェックバルブ910、920、930、940を設ける。且つ前述第二パイプライン92のオイルタンク83に近い場所に、第五チェックバルブ923と一つの制御スイッチ924を設ける。該制御スイッチ924は常に開いている状態であり、メンテナンスを行う時だけ閉める必要がある。該油圧シリンダー81は往復運動をするシリンダー軸811を含む。
【0018】
蓄圧タンク84は前述第三、第四パイプライン93、94を通じて、前述油圧シリンダー81のシリンダー軸811が往復運動を行う際、オイルを該蓄圧タンク84内に押し入れることができる。該蓄圧タンク84の片側は第五パイプライン95と油圧モータ85が接続し、且つ該第五パイプライン95にプレッシャーレギュレーターコントロールバルブ951を設けることで、蓄圧タンク84内の、該第五パイプライン95を通じて油圧モータ85に供給するオイルの流量を調整し、相対して蓄圧タンク84の圧力を調整し、そして前記油圧モータ85の回転速をコントロールする。該蓄圧タンク84は圧力リリーフバルブ841を設け、該圧力リリーフバルブ841は第六パイプライン96を通じて前述オイルタンク83と接続する。前述圧力リリーフバルブ841は、該蓄圧タンク84で蓄圧した圧力が設定の圧力を超過した時に、自動的に開いて圧力を開放することで、蓄圧タンク84内のオイルは、前述第六パイプライン96を通じてオイルタンク83に流れることができる。そして設定の圧力まで圧力が下がると、該圧力リリーフバルブ841は再び自動的に閉めることで、蓄圧タンク84内のオイルは、オイルタンク83に流れるのをストップする。
【0019】
油圧モータ85は減速装置86を通じて発電機87を伝動する。該油圧モータ85は第七パイプライン97を通じて、前述第二パイプライン92に設ける第五チェックバルブ923と接続する。
【0020】
モータ減速機30が回転すると、その軸心に設けたスプロケット或いはプーリー301は、チェーン或いはベルト34を通じて、前記クランクシャフト33の回転を伝動することで、クランクシャフト33の前後両サイドに設けたフロントクランク、リアクランク331、332がそれぞれ枢接する二つのケーブル31、32を駆動する。これら二つのケーブル31、32はそれぞれ複数の滑車35、36、37、38のガイドを通じて、前記二つのケーブル31、32はそれぞれ第一レバー2を駆動してピボットスイングする。相対して第一レバー2と枢接するプルロッド21は、フローティングボード6の片側を上向き、或いは下向きに往復動作させることで、貯水容器5内の水が高低に起伏する波が発生する。
前記フローティングボード6は第一レバー2によって駆動されることで、両サイドに高低の落差往復動作が生じると共に、更にそれぞれ貯水容器5内で高低に起伏する波と共鳴して、フローティングボード6の別側は更に大きな駆動運動エネルギーを得る。
前記フローティングボード6の別側は、枢接するコネクティングロッド61を通じて第二レバー62の片側と連動する。相対する該第二レバー62の別側下方621は上下往復して油圧シリンダー81のシリンダー軸811を上下に運動させ、それにより油圧シリンダー81内のオイルは、前記シリンダー軸811の上下往復する加圧動作により送り出されて、第三、第四パイプライン93、94を通じて蓄圧タンク84に入る。
前記油圧シリンダー81のシリンダー軸811が往復動作して押し出すことで動力が生まれ、且つ蓄圧タンク84で圧力を累積した後、該油圧モータ85が減速装置86を通じて発電機87を伝動する。
よって発電機87は電力が発生し、且つプレッシャーレギュレーターコントロールバルブ951によって、蓄圧タンク84内の第五パイプライン95を経て油圧モータ85に供給するオイルの流量を調整することができ、相対的に蓄圧タンク84の圧力を調整し、且つ油圧モータ85の回転速度をコントロールする。
また、仮に前述の蓄圧タンク84のオイル量或いは圧力が過大となって設定した圧力に達した場合、前述の圧力リリーフバルブ841をは自動的に開けて圧力を開放することで、蓄圧タンク84内のオイルは、第六パイプライン96を通じてオイルタンク83に放出することができ、損壊を避けることができる。
蓄圧タンク84が設定した圧力にまで圧力を開放すると、圧力リリーフバルブ841は再び自動的に閉じる。この時、蓄圧タンク84内のオイルは、第六パイプライン96を通じてオイルタンク83に流れるのを停止する。
【0021】
上記をまとめると、本考案は下記の効果増進を達成する:
【0022】
1.モータ減速機30は第一レバー2を伝動し、直接フローティングボード6を駆動することで、貯水容器5内の水は、高低に起伏する波が発生する。前記各フローティングボード6は、第一レバー2によって駆動されることで、両サイドに高低の落差動作が生じるほか、更に貯水容器5内で高低に起伏する波と共鳴した後、フローティングボード6の別側は更に大きな駆動運動エネルギーを具有する。それによりフローティングボード6はコネクティングロッド61を介して第二レバー62を連動し、油圧シリンダー81のシリンダー軸811を駆動して上下運動することで、油圧シリンダー81内のオイルが、シリンダー軸811の往復動作に伴って加圧されて蓄圧タンク84内に送給され、
且つ蓄圧されたオイルにより該油圧モータ85を駆動して、減速装置86を介して発電機87に伝動し、電力を生じる。
本考案は油圧機の原理を利用して逆方向操作を行い、相対的に発電量を増やすことができ、且つ騒音を下げ、設備コストを下げることができる。
【0023】
2、広く運用することができ、相対的に場所の制限を受けない。また、汚染と廃棄物が生じず、且つ貯水容器5内の水は、繰り返し継続して使用することができ、環境保護の原則に合致する。また、建設コストが低いため、一般的に建設コストが比較的高いソーラーエネルギー或いは風力発電システムに比べ、より普及して運用される。
【0024】
1 第一レバーサポートフレーム
10 地面
12 第一枢接部品
2 第一レバー
20 第二枢接部品
21 プルロッド
22 第三枢接部品
3 第一レバー伝動セット
30 モータ減速機
301 プーリー
31、32 ケーブル
311、321 別端
33 クランクシャフト
331 フロントクランク
332 リアクランク
333 プーリー
34 ベルト
35、36、37、38 滑車
5 貯水容器
50 第四枢接部品
6 フローティングボード
61 コネクティングロッド
611 第五枢接部品
612 第六枢接部品
62 第二レバー
621、922 別側
622 第七枢接部品
70 第二レバーサポートフレーム
701 第八枢接部品
71 コネクティングロッド
72 可動コネクタ
80 機械
81 油圧シリンダー
83 オイルタンク
84 蓄圧タンク
841 圧力リリーフバルブ
85 油圧モータ
86 減速装置
87 発電機
91 第一パイプライン
910 第一チェックバルブ
92 第二パイプライン
920 第二チェックバルブ
921 一端
923 第五チェックバルブ
924 制御スイッチ
93 第三パイプライン
930 第三チェックバルブ
94 第四パイプライン
940 第四チェックバルブ
95 第五パイプライン
951 プレッシャーレギュレーターコントロールバルブ
96 第六パイプライン
97 第七パイプライン

(57)【要約】

【課題】人工的に発生させた波により駆動する発電システムの提供。【解決手段】第一レバーサポートフレーム1、第一レバー2、貯水容器5、フローティングボード6、第二レバーサポートフレーム70、第二レバー62、油圧シリンダー81、シリンダー軸811、蓄圧タンク84、油圧モータ85で構成され、モータ減速機によって第一レバー1を駆動して直接フローティングボード6の一端を傾動させて貯水容器5内の水に高低に起伏する波が発生させ、この波に共鳴してフローティングボード他端側が得た駆動運動により第二レバーサポートフレーム70に枢支された第二レバー62を介してシリンダー軸811を往復駆動して油圧シリンダー81内のオイルを加圧して蓄圧タンク84に圧送し、該蓄圧タンクに蓄圧されたオイルにより油圧モータ85を駆動して電力を発生する。


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