(54)【考案の名称】英語の辞書引きのための学習用付箋紙

(73)【実用新案権者】株式会社小学館

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、例えば、小学生が英語の辞書に貼り付けて使用する、英語の辞書引きのための学習用付箋紙に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来から、文科省の学習指導要領では、小学3年生で国語辞典を使うように指導している。そのため、どの教科書会社においても、小学3年生の国語の教科書には、児童に国語辞典を使用させる内容が含まれている。
【0003】
そして、近年においては、日本中の小学生の間で、国語辞典における辞書引きの学習が広まっている。
【0004】
この辞書引きの学習とは、辞書で言葉の意味を調べるのではなく、辞書の中から知っている言葉や関心を持っている言葉を探し出し、その言葉を書いた付箋を辞書に貼り付けることで、児童に様々な言葉に関心を持たせながら自らの語彙とする学習法である。
【0005】
また、辞書引きの学習は、言葉を書いた付箋を国語辞典に貼り付ける作業を、続けていくものである。そして、付箋がたくさん貼り付けられて、ボリューム感のある国語辞典は、個人の学習の形跡が見える所有物として、小学生にとって価値のあるものとなる。このとき、辞書に貼り付ける付箋は、日本語の記載に好ましい縦長の付箋が使用されている。
【0006】
一方、小学生が英語の辞書で辞書引きの学習をする場合も、知らない英単語(言葉)の意味を辞書で調べるのではなく、辞書を開いて、目に入った英単語(言葉)を知っていると思ったならば、その英単語(言葉)を書くという指導がされる。
【0007】
この他、従来の付箋の具体例としては、例えば、特許文献1に開示されているように、印刷工程において、付箋の端部が剥離紙から浮き上がったり捲れたりして印刷に不具合が生じることがなく、また、スペースを無駄なく利用することのできるものとした、表面に印刷が可能な印刷用付箋シートが提案されている。
【0008】

【効果】

【0038】
本考案に係る英語の辞書引きのための学習用付箋紙を使用することにより、小学生が英語の辞書引きの学習をする場合において、辞書を開いて目に入った英単語(言葉)を知っていると思ったならば、その英単語(言葉)の大文字や小文字の字形と位置取りを正しく記載することができる。
【0039】
また、英語の辞書に学習用付箋紙をたくさん貼り付けてボリューム感を持たせ、個人の学習の形跡が見えるようにし、児童が様々な言葉に関心を持ちながら自らの語彙とすることができると共に、学習用付箋紙を何枚貼ったかを常時確認できることで学習意欲を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本考案に係る英語の辞書引きのための学習用付箋紙の構成を示し、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
【図2】学習用付箋紙の使用方法を示すもので、(a)は接着部を介して複数枚が積層している状態の学習用付箋紙の斜視図、(b)は学習用付箋紙の1枚を捲るようにして剥離する状態の斜視図、(c)は開いた英語の辞書の上縁に学習用付箋紙を貼り付けた状態の斜視図、(d)は開いた英語の辞書の上縁に2枚の学習用付箋紙を貼り付けた状態の斜視図である。
【図3】英語の辞書を開いて、各ページの上縁に学習用付箋紙を貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】各ページの上縁に学習用付箋紙を貼り付けた英語の辞書を、閉じた状態を示す斜視図である。
【図5】アルファベットの大文字・小文字の字形と位置取りを、線図形に沿って正しく記載した状態を示す説明図である。

【0041】
以下に、図面を参照して、本考案の一実施の形態について説明する。
【0042】
<実施の形態>
本考案は、接着部2を介して複数枚が積層されている英語の辞書引きのための学習用付箋紙である。学習用付箋紙1は、図1(a)に示すように、表面に、学習開始前に番号を記入する欄3と、辞書Pで見つけた英単語を記入する線図形4が印刷されている。この学習用付箋紙1の表面において、線図形4の下方に存在している所定のスペースを、英単語の意味を記入する欄5として活用しても良い。また、図1(b)に示すように、裏面の下部には、接着部2が横長状に設けられている。
【0043】
この学習用付箋紙1は、例えば、縦横の長さが、38mm×50mmの大きさに形成されている。また、縦横の長さが38mm×50mmの大きさの学習用付箋紙1において、接着部2は9mmの幅に形成されている。
【0044】
尚、学習用付箋紙1の縦横の長さと、接着部2の幅は、上記した寸法に限定されることはなく、学習用付箋紙1の大きさ等に応じて、適宜変更されるものである。また、学習用付箋紙1は、基本的に単一色であるが、白色・赤色・黄色・緑色・青色・紫色等の色別に形成しても良い。
【0045】
英単語を記入する線図形4は、上から順に所定の間隔を開けて配置した4本の水平線4a,4b,4c,4dによって構成されている。このうち、上から3番目の水平線4cは、太目に形成された主要な基準となっており、太い水平線4c(主要な基準)の上方に配置した2本の水平線4a,4bと、太い水平線4c(主要な基準)の下方に配置した1本の水平線4dとの間に、英単語のスペルが手書きで記入される。
【0046】
また、大文字や小文字の字形と位置取りが正しく記載され、学習用付箋紙1に英単語が正確に収められるよう、水平線4a、4b、4c、4dの相互間の幅寸法を、4mm:4.8mm:4mmとしている。そして、水平線4cを太くしたときには、太い水平線4c(主要な基準)の上方に配置した2本の水平線4a,4bの間の間隔が4mm、太い水平線4c(主要な基準)から直上の水平線4bまでの間隔が4.8mm、太い水平線4c(主要な基準)から直下の水平線4dまでの間隔が4mmとなる。
【0047】
小学生は小さく字を書くのが難しく、かといって字を大きく書くと付箋紙に英単語が収まらないが、上記したように水平線の間隔寸法を、例えば、4mmにすることで、大文字や小文字の字形と位置取りを正しく記載することができる。
【0048】
特に、小文字の主たる要素が入る、水平線4cから直上の水平線4bまでの間隔を4.8mmとすることで、小文字を正しく書くのに苦労している小学生が、その字形と位置取りを正しく記載することができる。小学生にとって、大文字よりも小文字の字形を認識して正しく書くことは難易度が高いが、真ん中の幅を4.8mmとして少し広く確保することにより、小文字の主たる要素が位置する部分を、比較的に大きく見せることができる。また、小文字を書く際も、主たる要素を意識し易くなるのである。加えて、水平線4cを太い水平線4cとし、この太い水平線4c(主要な基準)から直上の水平線4bまでの間隔を4.8mmとすることで、小学生が小文字の字形と位置取りを、より正しく記載できるのである。また、水平線4c(主要な基準)の存在により、長い英単語であっても、その字形と位置取りを常に正しく記載できるのである。
【0049】
更に、英単語を記入する線図形4は、4本の水平線4a、4b、4c、4dの間の幅寸法の比率を、5:6:5に設定している。そして、真ん中の幅を少し広く確保することにより、小文字の主たる要素が位置する部分を比較的に大きく見せて、小文字の字形と位置取りを正しく記載することができる。また、小文字を書く際にも、小文字の主たる要素を意識し易くなるのである。
【0050】
尚、水平線4a、4b、4c、4dの相互間の幅寸法は、上記した値に限定されることはなく、学習用付箋紙1の大きさ等に応じて、適宜変更されるものである。
【0051】
図5は、アルファベットの大文字「A,B,C,・・・」およびアルファベットの小文字「a,b,c,・・・」を、太い水平線4cを基準にして線図形4に正しく記載した状態を示している。
【0052】
具体的には、図5に示すように、英単語の大文字である「A」〜「Z」の場合には、太い水平線4cを主要な基準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載される。即ち、太い水平線4c(主要な基準)に文字の下端が接触し、最上方の水平線4aに文字の上端が接触するように記載されるのである。
【0053】
一方、英単語の小文字である「a」、「c」、「e」、「m」、「n」、「o」、「r」、「s」、「u」、「v」、「w」、「x」、「z」の場合には、太い水平線4cを主要な規準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と直上の水平線4bとの間に文字が記載される。即ち、太い水平線4c(主要な基準)に文字の下端が接触し、直上の水平線4bに文字の上端が接触するように記載されるのである。
【0054】
英単語の小文字である「b」、「d」、「f」、「h」、「k」、「l」の場合には、太い水平線4cを主要な基準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載される。即ち、太い水平線4c(主要な基準)に文字の下端が接触し、最上方の水平線4aに文字の上端が接触するように記載されるのである。
【0055】
また、英単語の小文字である「g」、「p」、「q」、「y」の場合には、太い水平線4c(主要な基準)を介して直上の水平線4bと直下の水平線4dとの間に文字が記載される。即ち、太い水平線4c(主要な基準)の直上の水平線4bに文字の上端が接触し、太い水平線4c(主要な基準)の直下の水平線4dに文字の下端が接触するように記載されるのである。
【0056】
英単語の小文字である「i」の場合には、太い水平線4cを主要な基準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載される。この場合、「i」の文字の上の「・」は、最上方の水平線4aと、太い水平線4c(主要な基準)の直上の水平線4bとの間に記載される。また、「i」の文字の下端は、太い水平線4c(主要な基準)に接触するように記載される。
【0057】
英単語の小文字である「j」の場合には、最上方の水平線4aと、太い水平線4c(主要な基準)の直下の水平線4dとの間に文字が記載される。この場合、「j」の文字の上の「・」は、最上方の水平線4aと、太い水平線4c(主要な基準)の直上の水平線4bとの間に記載される。また、「j」の文字の下端は、太い水平線4c(主要な基準)の直下の水平線4dに接触するように記載される。
【0058】
英単語の小文字である「t」の場合には、上記「i」と同様に、太い水平線4cを主要な基準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載される。この場合、「t」の文字の上の部分は最上方の水平線4aと、太い水平線4c(主要な基準)の直上の水平線4bとの間に記載されるのである。
【0059】
以下に、上記構成による学習用付箋紙1の使用方法を、詳細に説明する。
【0060】
まず、学習開始前に、接着部2を介して複数枚の学習用付箋紙1が積層している図2(a)に示す状態で、学習用付箋紙1の表面の番号を記入する欄3に、1枚ずつ順番に番号を書いておく。
【0061】
小学生が英語の辞書Pを開いたときに、「これ知っている!!」というように興味を持った英単語が見つかれば、図2(a)に示す状態で、線図形4にその英単語を手書きで記載する。
【0062】
このとき、英単語の意味をメモしたい場合には、英単語の意味を記入する欄5に、その意味を記載する。
【0063】
そして、図2(b)に示すように、1枚ずつ学習用付箋紙1を捲り剥がして、知っていると思った英単語が記載されているページの上部に貼り付ける。
【0064】
このとき、学習用付箋紙1の裏面の下部に接着部2が配置されていることから、この接着部2をページの上部に押し付けて、図2(c)に示すように、ページの上縁から線図形4が飛び出して外から見えるように、学習用付箋紙1を貼り付ける。
【0065】
また、図2(d)に示すように、同じページに知っていると思った英単語が2つ以上あれば、それぞれに対応した2枚以上の学習用付箋紙1を、ページの上部に横に並べて貼り付ける。
【0066】
具体的には、例えば、図3に示すように、最初から25番目に、左ページに知っていると思った「big」という英単語が線図形4に記入されている。また、次の26番目に、右ページで知っていると思った「birthday」という英単語が線図形4に記入され、次の27番目に、同じページで知っていると思った「bird」という英単語が線図形4に記入され、これら2枚が同じページの上部に並べて貼り付けられている。
【0067】
即ち、「big」の英単語の場合、上記したように、文字「b」は、太い水平線4cを主要な基準としつつ、当該太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載され、文字「i」は、太い水平線4c(主要な基準)と最上方の水平線4aとの間に文字が記載され、文字「g」は、太い水平線4c(主要な基準)を介して直上の水平線4bと直下の水平線4dとの間に文字が記載される。これにより、英単語のアルファベットの小文字の字形と位置取りを正しく記載することができる。また、水平線4c(主要な基準)の存在により、例えば、「birthday」という比較的に長い英単語であっても、その字形と位置取りを常に正しく記載できるのである。
【0068】
図4に示すように、各ページの上縁に学習用付箋紙1を貼り付けた英語の辞書Pが閉じられると、辞書Pの上縁から学習用付箋紙1が飛び出して外から見える状態となる。そのため、後に自分で貼り付けた学習用付箋紙1の番号を確認しながら目標を設定し、それに向けた学習意欲を持つことができる。
【0069】
図4では、最初に見つけた番号「1」の学習用付箋紙1の線図形4に書かれた「afternoon」という英単語を確認することができる。また、次の2番目に見つけた番号「2」の学習用付箋紙1の線図形4に書かれた「airport」という英単語を確認することができる。
【0070】
このように、英語の辞書Pに学習用付箋紙1をたくさん貼り付けてボリューム感を持たせ、個人の学習の形跡が見えるようにし、児童が様々な言葉に関心を持ちながら自らの語彙とすることができると共に、学習用付箋紙1を何枚貼ったかを常時確認できることで学習意欲を上げることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0071】
本考案は、英語の辞書の辞書引きのための学習用付箋紙の他に、ドイツ語・フランス語等の他言語の文字の辞書・辞典における辞書引きのための付箋としても、幅広く利用されるものである。
【0072】
P…辞書
1…学習用付箋紙
2…接着部
3…番号を記入する欄
4(4a,4b,4c,4d)…線図形
5…英単語の意味を記入する欄

(57)【要約】

【課題】 小学生が英語の辞書引きの学習をする場合において、辞書を開いて目に入った英単語(言葉)を知っていると思ったならば、その英単語(言葉)の大文字や小文字の字形と位置取りを正しく記載することができる学習用付箋紙を提供することを目的とする。また、英語の辞書に付箋をたくさん貼り付けてボリューム感を持たせ、個人の学習の形跡が見えるようにし、児童が様々な言葉に関心を持ちながら自らの語彙とすることができると共に、学習用付箋紙を何枚貼ったかを常時確認できることで学習意欲が上がる英語の辞書引きのための学習用付箋紙を提供することを目的とする。【解決手段】 本考案は、接着部2を介して複数枚が積層されている英語の辞書引きのための学習用付箋紙であって、前記学習用付箋紙1の表面には、番号を記入する欄3と、英単語を記入する線図形4が印刷されていると共に、裏面の下部に接着部2が配置されていることを特徴とする。


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