(54)【考案の名称】付箋

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、書籍、教科書、参考書、ノート、答案用紙等の利用者及び願書、履歴書等受け取り受験者を選別仕分する立場の人が、見出しや検索用に特定の頁に目印をつけるために用いる付箋で、本体端部の裏面に粘着部を持った付箋に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、付箋紙の端部にミシン目を入れた除去部と基部を設け、分離前後の文字や符号で意匠の変化を付与した付箋の考案は特許文献1により既に提案されている。
【0003】
前述の特許文献1の付箋では、本考案の切断可能部及び除去部を2箇所設けた付箋紙と比較した場合、分離前後の文字や符号、図の変化で意匠の変化を付与しているが、分離は1度だけであり、分離途中の表記及び分離後の除去部や基部の形状には変化がないので、これらの意匠の変化を楽しむことは出来ない。
【0004】
前述の特許文献1の付箋では、本考案の切断可能部及び除去部を1箇所設けた付箋紙と比較した場合、分離後の除去部や基部の形状には変化がないので、これらの意匠の変化を楽しむことは出来ない。
【0005】

【効果】

【0014】
請求項1に記載の付箋にあっては、書籍、教科書、参考書、ノート等の利用者である学生や社会人が、見出しや検索用に特定の頁に目印をつけるために用いることが可能であり、且つ切断可能部より除去部を切り離すことで、「予習をした」「復習をした」ことが一目瞭然で分かり、残存した基部の形状が五角形になるように構成されているので、分離除去することによる表記変化に対する期待感やこれに付随する学習意欲や購買意欲が得られる。
【0015】
請求項2に記載の付箋にあっては、履歴書や願書等を受け取った企業や学校、団体が、見出しや検索用に特定の頁に目印をつけるために用いることが可能であり、且つ切断可能部より除去部を切り離さなければ、「不合格者を選別仕分した」切断可能部より除去部を1枚切り離すことで、「一次試験合格者を選別仕分した」、ことが一目瞭然で分かり、切断可能部より2枚目の除去部を切り離すことで、「最終合格者を選別仕分した」ことが一目瞭然で分かり、残存した基部の形状が五角形になるように構成されているので、分離除去することによる表記変化に対する期待感やこれに付随する学習意欲や購買意欲が得られる。
【0016】
請求項3に記載の付箋にあっては、▲1▼請求項1記載の付箋紙本体の上記表記部が全て文字の場合は、切断除去前は「予」「復」「合」、切断除去後の残存した基部は五角形の形状で表記部はその形状と融合した「合」の文字になり、予習復習を完了したことを示す。▲2▼請求項1記載の付箋紙本体の上記表記部が文字と図である場合は、切断除去前は「予」「復」「福の神の笑顔図」、切断除去後の残存した基部は五角形の形状で表記部はその形状と融合し「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」なり、予習復習を完了したことを示す。それから、▲1▼▲2▼共に、「予習はしたが復習は出来なかった」「予習は出来なかったが復習はした」、このような場合、残された切断可能な除去部を目印にして後日、再学習する事が可能になり、2度のチェックを施すことで学習効果が向上する。▲3▼請求項2記載の付箋紙本体の上記表記部が全て文字の場合は、切断除去前は「不(未)」「候」「合」、切断除去後の残存した基部は五角形の形状で表記部はその形状と融合した「合」の文字になり、最終合格者が決まったことを示す。▲4▼請求項2記載の付箋紙本体の上記表記部が文字と図である場合は、切断除去前は「不(未)」「候」「福の神の笑顔図」、切断除去後の残存した基部は五角形の形状で表記部はその形状と融合し「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」なり、最終合格者が決まったことを示す。それから、▲3▼、▲4▼共に、(1)不合格者(2)一次試験合格者(3)最終合格者を容易に選別仕分することができる。
【0017】
請求項4に記載の付箋にあっては、採点が終わり返却された答案用紙及びそれを説明した教科書、参考書等の前面部又は側面部に貼ることで見出しや検索用に特定の頁に目印をつけるために用いることが可能であり、その意味内容を示す表記がなされた五角形の除去部を切断除去し、残存した基部の形状は変形五角形でその意味内容を示すV字を基調とした表記がなされ、切断除去した除去部及び残存した基部は合格を示す「五角形及び変形五角形」になり縁起が良く、双方共に目的達成を示す形状になる。分離除去することによる表記変化に対する期待感やそれに付随する学習意欲や購買意欲が得られる。
【0018】
請求項5に記載の付箋にあっては、採点が終わり返却された答案用紙で分からなかった所及び予習復習して分からなかった所、そして、それを説明した教科書、参考書等の前面部又は側面部に貼ることで見出しや検索用に特定の頁に目印をつけるために用いることが可能であり、その意味内容を示す表記がなされた五角形の除去部を切断除去し、残存した基部の形状は変形五角形で、その意味内容を示すV字を基調とした表記がなされ、切断除去した除去部及び残存した基部は合格を示す「五角形及び変形五角形」になり縁起が良く、双方共に目的達成を示す形状になる。分離除去することによる表記変化に対する期待感やそれに付随する学習意欲や購買意欲が得られる。
【0019】
請求項6に記載の付箋にあっては、請求項4、5に分けて説明する。
請求項4は、上記表記部が全て文字の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は▲1▼「復習」「V」「達成」、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は「復習」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」と「達成」の文字になり、復習を完了したことが一目瞭然で分かる。上記表記部が文字と図形の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は▲2▼「福集」「V」「福の神の笑顔図」、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は「福集(復習)」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」の文字と「福の神の笑顔図」の図になり、復習を完了したことが一目瞭然で分かる。▲1▼、▲2▼共にテストの間違った箇所の復習を完了したことを示す。
請求項5は上記表記部が全て文字の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は▲3▼「質問」「V」「理解」の場合、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は「質問」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」と「理解」の文字になり、理解できたことが一目瞭然で分かる。▲4▼「Q」「V」「ASK」の場合、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は「Q」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」と「ASK」の文字になり、理解できたことが一目瞭然で分かる。▲5▼上記表記部が符号と文字の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は「?」「V」「OK」の場合、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は「?」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」の文字と「OK」の文字になり、理解できたことが一目瞭然で分かる。▲6▼上記表記部が図と文字の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は「ボクシンググローブ形の?」で、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」の文字と「KO」の文字になり、理解できたことが一目瞭然で分かる。▲3▼、▲4▼、▲5▼、▲6▼共に分からなかった箇所が理解できたことを示す。
【0020】
請求項7に記載の付箋にあっては、上記表記部が文字と図、及び、これらの混合の場合は、切断除去前の付箋紙本体の表記部は「征服」「V」「王冠」の文字と「太線」、切断除去後の除去部の形状は五角形で縁起が良く、表記部は間違えた箇所を復習し終えた「征服」で、残存した基部は変形五角形の形状で表記部はその形状と融合した「V」と「王冠」の文字と「太線」の図の混合図になり、テストの間違った箇所の復習を完了したことを示す。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】図1は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字による使用例を示した平面図である。
【図2】図2は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字による使用例を示した平面図である。
【図3】図3は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字及び図による使用例を示した平面図である。
【図4】図4は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字及び図による使用例を示した平面図である。
【図5】図5は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字による使用例を示した平面図である。
【図6】図6は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字及び図による使用例を示した平面図である。
【図7】図7は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字及び太線の混合による使用例を示した平面図である。
【図8】図8は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字による使用例を示した平面図である。
【図9】図9は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、符号及び文字による使用例を示した平面図である。
【図10】図10は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、文字による使用例を示した平面図である。
【図11】図11は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、符号に似せた図と文字による使用例を示した平面図である。
【図12】図12は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図1を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図13】図13は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図2を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図14】図14は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図3を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図15】図15は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図4を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図16】図16は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図5を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図17】図17は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図6を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図18】図18は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図7を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図19】図19は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図8を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図20】図20は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図9を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図21】図21は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図10を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。
【図22】図22は、本考案に係る付箋の実施形態を示し、図11を表記部が任意の媒体からはみ出す形で使用した状態を示し、更に切断除去後の状態を示した説明図である。

【0022】
以下、本考案を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案の付箋は、以下の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
図1は、本考案に係る第一の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6aは予習の「予」、6bは復習の「復」、6cは合格の「合」を示している。除去部5a、5bとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を教科書、参考書等の予習箇所に予め貼っておき、予習が完了したら、ミシン目3aから除去部5a(表記部6a)を切断除去する。残存部位の表記部は6b「復」、6c「合」で予習が完了したことが一目瞭然で分かる。次に、学校等の授業を終え、帰宅後に復習をし、完了後にミシン目3bから除去部5b(表記部6b)を切断除去する。残存部位の表記部は6c「合」で残存した付箋の形状7は五角形で「合格」の意味内容を示し、縁起が良い。予習復習が双方完了したことが一目瞭然で分かる。使用者は意匠の変化を楽しめ且つ達成感を得られる。もし、予習又は復習が出来なかった場合でも後日、再度、残存部位の表記部6a「予」又は6b「復」を目印にすれば、再復習出来るので、学習効果が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0024】
図2は本考案に係る第二の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6dは不合格、不採用の「不」又は未採用の「未」、6eは候補の「候」、6cは合格の「合」を示している。除去部5a、5bとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を履歴書又は願書等に予め貼っておき、付箋紙本体2の余白8にメモや受験番号等を記入し、一次試験で不合格、不採用、未採用の受験者は、切断可能部(ミシン目3a、3b)から切断除去せずに履歴書又は願書を選別仕分する。一次試験合格者は、ミシン目3aから除去部5a(表記部6d)を切断除去する。残存部位の表記部は6e「候」、6c「合」で「合格候補者」になったことが一目瞭然で分かり、履歴書又は願書を選別仕分する。次に、更に吟味して最終合格者が決まったら、ミシン目3bから除去部5b(表記部6e)を切断除去し選別仕分する。残存部位の表記部は6c「合」で残存した付箋の形状7は五角形で「合格」の意味内容を示し、縁起が良い。最終合格者が一目瞭然で分かる。企業の採用担当者及び各種学校の試験担当者の人達が受験者をふるいにかけ、選別仕分する事が容易になる。最終的に▲1▼不合格者、不採用者又は未採用者▲2▼一次試験合格者(合格候補者)▲3▼最終合格者に仕分できるので整理が容易になる。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0025】
図3は本考案に係る第三の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6aは予習の「予」、6bは復習の「復」、6fは合格の「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」を示している。除去部5a、5bとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を教科書、参考書等の予習箇所に予め貼っておき、予習が完了したら、ミシン目3aから除去部5a(表記部6a)を切断除去する。残存部位の表記部は6b「復」、6f「福の神の笑顔」で予習が完了したことが一目瞭然で分かる。次に、学校等の授業を終え、帰宅後に復習をし、完了後にミシン目3bから除去部5b(表記部6b)を切断除去する。残存部位の表記部は6c「福の神の笑顔」で残存した付箋の形状7は五角形で「合格」の意味内容を示し、縁起が良い。予習復習が双方完了したことが一目瞭然で分かる。使用者は意匠の変化を楽しめ且つ達成感を得られる。もし、予習又は復習が出来なかった場合でも後日、再度、残存部位の表記部6a「予」又は6b「復」を目印にすれば、再復習出来るので、学習効果が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0026】
図4は本考案に係る第四の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6dは不合格、不採用の「不」又は未採用の「未」、6eは候補の「候」、6fは合格の「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」を示している。除去部5a、5bとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を履歴書又は願書等に予め貼っておき、付箋紙本体2の余白8にメモや受験番号等を記入し、一次試験で不合格、不採用、未採用の受験者は、切断可能部3(ミシン目3a、3b)から切断除去せずに履歴書又は願書を選別仕分する。一次試験合格者は、ミシン目3aから除去部5a(表記部6d)を切断除去する。残存部位の表記部は6e「候」、6f「福の神の笑顔図」で「合格候補者」になったことが一目瞭然で分かり、履歴書又は願書を選別仕分する。次に、更に吟味して最終合格者が決まったら、ミシン目3bから除去部5b(表記部6e)を切断除去し選別仕分する。残存部位の表記部は6f「福の神の笑顔図」で残存した付箋の形状7は五角形で「合格」の意味内容を示し、縁起が良い。最終合格者が一目瞭然で分かる。企業の採用担当者及び各種学校の試験担当者の人達が受験者をふるいにかけ、選別仕分する事が容易になる。最終的に▲1▼不合格者、不採用者又は未採用者▲2▼一次試験合格者(合格候補者)▲3▼最終合格者に仕分できるので整理が容易になる。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0027】
図5は本考案に係る第五の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6gは「復習」、6hは「達成」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙の間違えた問題箇所とそれを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、復習が完了したら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6g)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6hは「達成」で復習が完了したことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0028】
図6は本考案に係る第六の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6iは「福集」、6fは「福の神の笑顔図」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙の間違えた問題箇所とそれを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、復習が完了したら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6i)を切断除去する。切断除去された除去部5cの表記部6iは「福集」で福を集める五角形の形状でとても縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6fは「福の神の笑顔図」で復習が完了したことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。*福集とは、「福を集める」という意味で「復習」とは同音異義の造語である。「復習して福を集める」という意味。
【0029】
図7は本考案に係る第七の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6jは「征服」、6kは「王冠」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙の間違えた問題箇所とそれを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、復習が完了したら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6j)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9と太線12で表記6k「王冠」を囲み、「V王冠」11になり復習が完了したことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0030】
図8は本考案に係る第八の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6lは「質問」、6mは「理解」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙で分からなかった所及び予習復習して分からなかった所、そして、それを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、理解できたら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6l)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6mは「理解」で分からない所が理解できたことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0031】
図9は本考案に係る第九の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6nは「?」、6oは「OK」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙で分からなかった所及び予習復習して分からなかった所、そして、それを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、理解できたら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6n)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6oは「OK」で分からない所が理解できたことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0032】
図10は本考案に係る第十の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6pは「Q」、6qは「ASK」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙で分からなかった所及び予習復習して分からなかった所、そして、それを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、理解できたら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6p)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6qは「ASK」で分からない所が理解できたことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0033】
図11は本考案に係る第十一の実施の形態を示す。本実施の形態においては、上記表記部6rは「ボクシンググローブ形の?」、6sは「KO」を示している。除去部5cとは長さ方向反対側の端部裏面の粘着部(図示せず)を採点が終わり返却された答案用紙で分からなかった所及び予習復習して分からなかった所、そして、それを説明している教科書等の頁に目印として予め貼っておき、理解できたら、ミシン目3a、3bから除去部5c(表記部6r)を切断除去する。切断除去された除去部5cは五角形の形状で縁起が良い。基部4の残存部位の形状は変形五角形で、それと融合した「VICTORY=勝利」の「V」9で、表記部6sは「KO」で分からない所が理解できたことが一目瞭然で分かり、達成感を得られる表記及び形状なので学習効率が向上する。尚、図は縦貼りで表示しているが、横貼りも同等の効果を有する。
【0034】
図12〜図22は、本実施の形態に係る付箋1の作用(使用の仕方)を示す。
図12〜図22における本実施の形態に係る付箋1においては、上記表記部6が任意の媒体10からはみ出すように貼られており、頁の目印としての作用を有するとともに、使用者は表記部6を見て意匠の変化を楽しめる。
図12は本実施の形態の表記部6が、「予」6a、「復」6b、「合」6cである場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5a、5bを切断除去することにより、基部4に残存した付箋の形状7は五角形で、それと融合した「合」の文字6cが表れ、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図13は本実施の形態の表記部6が、「不」又は「未(図に表記省略)」6d、「候」6e、「合」6cである場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5a、5bを切断除去することにより、基部4に残存した付箋の形状7は五角形で、それと融合した「合」の文字6cが表れ、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図14は本実施の形態の表記部6が、「予」6a、「復」6b、「福の神の笑顔図」6fである場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5a、5bを切断除去することにより、基部4に残存した付箋の形状7は五角形で「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」6fが表れ、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図15は本実施の形態の表記部6が、「不」又は「未(図に表記省略)」6d、「候」6e、「福の神の笑顔図」6fである場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5a、5bを切断除去することにより、基部4に残存した付箋の形状7は五角形で「合」の文字に似せた「福の神の笑顔図」6fが表れ、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図16は本実施の形態の表記部が、「復習」6g、「達成」6h、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「達成」6hが表れ、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図17は本実施の形態の表記部が、「福集」6i、「福の神の笑顔図」6f、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「福の神の笑顔図」6fで、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図18は本実施の形態の表記部が、「征服」6j、「王冠」6k、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「王冠」6k、その下部に太線12で「V王冠」11を形成し使用者は意匠の変化を楽しめる。
図19は本実施の形態の表記部が、「質問」6l、「理解」6m、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「理解」6mで、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図20は本実施の形態の表記部が、「?」6n、「OK」6o、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「OK」6oで、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図21は本実施の形態の表記部が、「Q」6p、「ASK」6q、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「ASK」6qで、使用者は意匠の変化を楽しめる。
図22は本実施の形態の表記部が、「ボクシンググローブ形の?」6r、「KO」6s、である場合の作用を示しており、ミシン3a、3bより除去部5cを切断除去した形状は五角形で、基部4に残存した付箋の形状7は変形五角形で上端部は「V」9、表記部は「KO」6sで、使用者は意匠の変化を楽しめる。
【0035】
上記実施の形態においては付箋紙本体2の材質は紙製である場合を例に説明したが、紙製に限定されるものではなく、他の素材でも良い。
上記実施の形態においては付箋紙本体2の形状は全体細長長方形である場合を例に説明したが、それに限定されるものではなく、その他の形状でも良い。
【0036】
上記実施の形態においては切断可能部3の数が2つ又は1つの場合を例に説明したが、2つ又は1つに限定されるものではなく、複数であっても良い。
上記実施の形態においては切断可能部3は付箋紙本体2の端部である場合を例に説明したが、付箋紙本体2の端部と限定されるものではなく、中央であってもどこでも良い。
上記実施の形態においては付箋紙本体2に対する切断可能部3の角度は、限定されるものでなく、どの角度であっても良い。
上記実施の形態においては切断可能部3がミシン目3a、3bであり、ミシン目3a、3bの切込みの長さと間隔について一定の場合を例に説明したが、ミシン目3a、3bの切込みの長さと間隔はこれに限定されるものではなく、付箋紙本体2の材質や厚みなどから使用者が切り易いと考えられるミシン目3a、3bの切込みの長さと間隔を用いて良いし、切込み間隔や長さを変則的としても良い。
上記実施の形態においては切断可能部3は、図1から図11においてはミシン目3a、3bである場合を例に説明したが、切断可能部3はミシン目3a、3bに限定されるものではなく、折目であっても良いし、当該部の圧縮や成形過程で薄肉化したものでも良いし、切欠きであっても良い。また一部分のみを残し切込みを入れたものであっても良い。
【0037】
上記実施の形態においては表記部3が▲1▼文字又は図、符号、▲2▼文字と太線の混合からなる場合について説明したが、表記部3はこれらに限定されるものではなく、自由に表記しても良い。
【0038】
上記実施の形態においては、表記部6a、6b、6d、6eが文字であって、基部4に残存した表記部6c、6fが文字又は図である場合を説明したが、基部4に残存した表記部6c、6fは限定されるものではなく、文字でも良いし、図形でも良いし、符号、文字、図形の組み合わせでも良い。表記部6a、6b、6d、6eと基部4に残存した表記部6c、6fの組合わせは自由に選択される。
上記実施の形態においては、表記部6g、6i、6k、6l、6pが文字であって、基部4に残存した表記部6h、6f、6k、6m、6qは文字又は図及び文字と太線である場合を説明したが、基部に残存した表記部6h、6f、6k、6m、6qは文字又は図及び文字と太線からなるものに限定されるものではなく、文字のみでも良いし、図形のみでも良いし、符号のみでも良いし、符号、文字、図形の組み合わせでも良い。表記部6g、6i、6k、6l、6pと基部4に残存した表記部6h、6f、6k、6m、6qの組合わせは自由に選択される。
上記実施の形態においては、表記部6n、6rが符号であって、基部4に残存した表記部6o、6sは文字である場合を説明したが、基部4に残存した表記部6o、6sは文字からなるものに限定されるものではなく、文字のみでも良いし、図形のみでも良いし、符号のみでも良いし、符号、文字、図形の組み合わせでも良い。表記部6n、6rと基部4に残存した表記部6o、6sの組合わせは自由に選択される。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本考案に係る付箋は、付箋紙本体の一部を切断除去することにより高度な意匠性が付与されており、従来にない新しい仕組みや利便性を有する付箋を世に提供するものであることから産業上の利用可能性を有している。
【0040】
1・・・付箋
2・・・付箋紙本体
3・・・切断可能部
3a・・・ミシン目
3b・・・ミシン目
4・・・基部
5・・・除去部
5a・・・除去部
5b・・・除去部
5c・・・除去部
6・・・表記部
6a・・・予
6b・・・復
6c・・・合
6d・・・不(未)
6e・・・候
6f・・・福の神の笑顔図
6g・・・復習
6h・・・達成
6i・・ 福集
6j・・・征服
6k・・・王冠
6l・・・質問
6m・・・理解
6n・・・?
6o・・・OK
6p・・・Q
6q・・・ASK
6r・・・ボクシンググローブ形の?
6s・・・KO
7・・・残存した基部の形状
8・・・余白
9・・・V字
10・・・任意の媒体(ノート、教科書、参考書etc)
11・・・V王冠
12・・・太線

(57)【要約】

【課題】従来の目印やブックマークとしての付箋の基本的な構成を有すると共に、付箋本体の切断可能な除去部を2箇所設けることで、2度チェック出来る上に残存した基部の形状と表記部はその目的を達成したこと示し、付箋紙の変化のプロセスと意味内容の変化を楽しむことが出来る付箋を提供する。【解決手段】付箋紙本体2の上端部のてっぺんの中心点から左端と右端の任意の点まで斜め下にミシン目3a、3bを入れることで、逆V字形の切断可能部を形成し、左右に切断除去可能な三角形の除去部5a、5bと五角形の基部4で構成され、主に学生の予習復習をする時に教科書、参考書、ノートの前面部又は側面部に表記部6がはみ出し目印になるように貼り使用する。


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