(54)【考案の名称】園芸用複合表示体

(73)【実用新案権者】株式会社サカタのタネ

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、園芸品種の名称、園芸品種の写真、栽培方法その他の管理情報を表示した園芸用複合表示体に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来の園芸用表示体は、園芸品種の陳列時に種々の園芸品種を識別することを主たる目的として付される。識別情報には、園芸品種の名称、園芸品種の写真、その他の情報が含まれる。通常、表示体の表面に、園芸品種の名称、園芸品種の写真を、表示体の裏面に、栽培方法その他の管理情報を表示されることもある。一般に、園芸品種の出荷時にその生産者は品種の識別のため、予め品種名の印字された表示札を付す。また、流通、陳列時は、取扱業者、販売者等は品種名の印字された表示札を識別標識としている。
【0003】

【効果】

【0014】
本考案による園芸用複合表示体において、複数の表示体を一つの複合表示体としたことで、品種名、品種図を伴う種々の情報により園芸品種を識別しやすくなる。また、その一部表示体は、移植時に必要な情報を伴う表示体を分離可能とするため、移植後に別途の適当な未印刷の表示札に品種名を自ら記入し直し移植場所に別途の表示札を挿す等の必要がなく、移植時に品種名を誤記等するおそれを低減できる。
【0015】
また、移植後に園芸用複合表示体を分割した一部表示体を園芸品種の移植場所に差し直すに際し、当該一部表示体は、移植後の視界を遮りにくく移植後の苗を十分に観察ができ、移植後間もない園芸品種の苗にとって物理的な障壁とならず十分な日照量、水分量、栄養等を得やすく健全な生育を示しやすい環境を整えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本考案の実施例を示す、園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図2】本考案の実施例を示す、園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図3】本考案の実施例を示す、園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図4】本考案の実施例を示す、園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図5】本考案の実施例を示す、園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図6】本考案における園芸用複合表示体の滑性外縁を形成する連接端部を5つ例示する平面図である。
【図7】本考案の実施例を示す、分割状態の園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図8】本考案の実施例を示す、分割状態の園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【図9】本考案の実施例を示す、分割状態の園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。

【0017】
本考案は、複数の表示体を含む複合表示体において、分割可能な連接合を設けるようにしたため、連接合時は品種名、品種図を伴う種々の情報により園芸品種を識別できる表示体となり、一方園芸用複合表示体を分割した一部表示体は園芸品種の移植場所への差し直しに適する必要な情報を伴う表示を実現した。
【0018】
つぎに、本考案の第1の実施例による園芸用複合表示体を図1、図3ないし図9にもとづき説明する。ただし、図2における同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1ないし図5は、園芸用複合表示体5の実施例を示す平面図である。図6は、園芸用複合表示体の滑性外縁を形成する連接端部4を5つ例示する平面図である。図7ないし図9は、分割状態の園芸用複合表示体の差込部側を下方向とした平面図である。
【0019】
図1は、園芸用複合表示体5の中に、2つの表示体1が連接合2を介し連接した平面図であって、差込部3aを下方向に差込む際に連接端部4は植木鉢等に干渉せず差込みやすく形成されている。左側の表示体1は連接合2で分離された際に差込部3bを備えるように滑性外縁4が形成されている。
【0020】
図3は、園芸用複合表示体5の中に、2つの表示体1が連接合2を介し連接した平面図であって、差込部3aを下方向に差込む際に連接端部4は差込部3側にないため植木鉢等に干渉せず差込みやすく形成されている。下側の表示体1は連接合2で分離された際にもとからの差込部3aでありかつ差込部3bを備えるように滑性外縁4が形成されている。
【0021】
図4は、園芸用複合表示体5の中に、3つの表示体1が連接合2を介し連接した平面図であって、差込部3aを下方向に差込む際に連接端部4は植木鉢等に干渉せず差込みやすく形成されている。連接合2で分割された際に、左側及び右側の表示体1は差込部3bを並びに中央の表示体1はもとからの差込部3aでありかつ差込部3bを備えるように滑性外縁4が形成されている。
【0022】
図5は、園芸用複合表示体5の中に、2つの表示体1が連接合2を介し連接した平面図であって、差込部3aを下方向に差込む際に連接端部4は植木鉢等に干渉せず差込みやすく形成されている。連接合2で分割された際に、左側の表示体1は差込部3bを並びに右側の表示体1はもとからの差込部3aでありかつ差込部3bを備えるように滑性外縁4が形成されている。
【0023】
図6は、園芸用複合表示体の滑性外縁を5つ例示する平面図であって、いずれの園芸用複合表示体の一部も連接合(点線部)および分割する際に差込部3bとなる部分、及び、下方向に差込む際に連接端部4は植木鉢等に干渉せず差込みやすく形成されている連接端部4を含む。これらの連接端部の例に挙げられる滑性外縁により、植木鉢、花壇等に下方向にあるもとからの差込部を差込む際に植木鉢等に接触せず作業性が良い。
【0024】
図7は、園芸用複合表示体の連接合を分割し2つの独立の表示体1とした平面図であって、左側の表示体1に差込部3bが形成されている。これによって園芸複合表示体に記載された表示内容のうち一部の表示内容を分割後の独立した表示体に記載されるように表示内容をアレンジすることができる。
【0025】
図8は、園芸用複合表示体の連接合を分割し2つの独立の表示体1とした平面図であって、左側の表示体1に差込部3bが、右側の表示体1にもとからの差込部3aでありかつ差込部3bが形成されている。これによって園芸複合表示体に記載された表示内容のうち一部の表示内容を分割後の独立した表示体に記載されるように表示内容をアレンジすることができる。
【0026】
図9は、園芸用複合表示体の連接合を分割し2つの独立の表示体1とした平面図であって、下側の表示体1にもとからの差込部3aでありかつ差込部3bが形成されている。これによって園芸複合表示体に記載された表示内容のうち一部の表示内容を分割後の独立した表示体に記載されるように表示内容をアレンジすることができる。
【0027】
図1ないし図5に例示される構成の園芸用複合表示体においては、分割可能な連接合を設け、連接合した際は複合表示体として品種名、品種図を伴う種々の情報により園芸品種を識別の高い表示体として使用でき、一方園芸用複合表示体を分割した際は一部の表示体に必要な記載を配置することによって園芸品種の移植場所への差し直しに適する必要な表示体を簡便に提供することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本考案は、園芸品種の名称、園芸品種の写真、栽培方法その他の管理情報を表示する園芸用複合表示体として、有用性がある。
【0029】
1・・・ 表示体
2・・・ 連接合
3a・・・ 差込部
3b・・・ 分割により形成される差込部
4・・・ 連接端部
5・・・ 複合表示体

(57)【要約】

【課題】園芸品種の出荷から陳列時までは、生産者、流通業者、販売者、消費者等にとって種々の園芸品種を識別しやすい複合表示体であり、購入後の消費者にとって必要な情報を伴いさらに誤記等の可能性のない表示体をその一部に有する園芸用複合表示体を提供する。【解決手段】複数の表示体1を含む複合表示体5において、分離可能な連接合2を設けるようにしたため、連接合時は品種名、品種図を伴う種々の情報により園芸品種を識別できる表示体となり、一方園芸用複合表示体を分割した一部表示体は園芸品種の移植場所への差し直しに適する必要な情報を伴う表示を実現した。


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