(54)【考案の名称】アダプタ装置

(73)【実用新案権者】正▲わい▼精密工業股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、装置に関し、より詳しくは、電子製品のアダプタ装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
電子科学技術の発展に伴い、タブレット型コンピューターも普及を拡げている。異なる使用環境でも使用可能にするために、タブレット型コンピューターを他の電子装置に組み合わせて使用する場面も増えている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、タブレット型コンピューターは小さくて薄いため、従来のタブレット型コンピューターには通常1つまたは2つのドッキングポートのみが設置され、データ、電源或いは音声信号への接続及び伝送にはアダプタケーブルが使用される。アダプタケーブルの一端にはタブレット型コンピューターのドッキングポートにドッキングさせるための第一ポートが設けられ、アダプタケーブルの他端には他の電子装置のドッキングポートにドッキングさせるための第二ポートが設けられる。タブレット型コンピューターと組み合わせられて使用される他の電子装置は仕様の異なるドッキングポートを有するため、異なる電子装置にそれぞれ合わせた異なる第二ポートを有するアダプタケーブルを設置させるのでは使用上不便であった(大量のアダプタケーブルを配置させる必要がある)。
【0004】
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
【0005】
かかる従来の実情に鑑みて、本考案は、アダプタ装置を提供することを目的とする。すなわち、従来の技術に存在する欠陥及び不足に対して、異なる仕様のドッキングポートを有する複数の電子装置及びタブレット型コンピューターの接続に使用可能なアダプタ装置を提供し、異なる使用環境でも使用可能にし、使用者の様々な需要を満たす。

【効果】

【0007】
本考案によれば、仕様の異なるドッキングポートを有する複数の電子装置及びタブレット型コンピューターの接続に使用可能なアダプタ装置であり、異なる使用環境で使用可能であり、使用者の様々な需要を満たす。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本考案の一実施形態に係るアダプタ装置を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すアダプタ装置を他の角度から見た外観斜視図である。
【図3】タブレット電子装置が本考案のアダプタ装置の前部収納空間に装設される後、前ぶたが装設されない外観斜視図である。
【図4】図3に示す本考案のアダプタ装置のIVの一部を示す拡大図である。
【図5】図3に示すタブレット電子装置を示す外観斜視図である。
【図6】図1に示す本考案のアダプタ装置を示す分解図である。
【図7】本考案のアダプタ装置の後ぶたを示す外観斜視図である。
【図8】図7に示す後ぶたのVIIIの一部を示す拡大図である。
【図9】本考案のアダプタ装置の固定板を示す外観斜視図である。
【図10】固定板及び前ぶたがない本考案のアダプタ装置を示す外観斜視図である。
【図11】本考案のアダプタ装置の固定フレームを示す外観斜視図である。
【図12】本考案のアダプタ装置の固定フレームを他の角度から見た外観斜視図である。
【図13】本考案のアダプタ装置の前ぶたを示す外観斜視図である。
【図14】図13に示す前ぶたを示す分解図である。
【図15】図3に示す本考案のアダプタ装置の前面を示す概略図である。

【0009】
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
【実施形態】
【0010】
以下に、図1及び図3〜図6を参照しながら、本考案のアダプタ装置をさらに詳しく説明する。本考案のアダプタ装置100は、タブレット電子装置200への接続に用いられ、台座10と、固定部20と、少なくとも1つのアダプタケーブル30とを備える。
【0011】
図1及び図2を参照し、前記台座10の内部にはアダプタ回路基板が装設され(図示せず)、台座10の表面にはアダプタ回路基板にそれぞれ電気的に接続される異なる仕様の複数のアダプタポート13が開設される。具体的に、前記台座10はベース11及びアダプタ部12を備え、前記ベース11は円柱形を呈し、ベース11の底面の後部にはコの字切欠き111が開設される。各前記アダプタポート13はコの字切欠き111の前壁に開設され、前記ベース11の内部には第一収納空間が設けられる(図示せず)。前記アダプタ回路基板はベース11の第一収納空間内に装設され、前記アダプタ部12はベース11の上表面に固設され、アダプタ部12の内部には第一収納空間に相互に連通される第二収納空間が設けられる(図示せず)。
【0012】
図5に示されるように、前記タブレット電子装置200には少なくとも1つのドッキングポート201が設置され、タブレット電子装置200には電源スイッチ202が更に設置される。具体的に、本実施形態において、前記タブレット電子装置200はタブレット型コンピューターであり、前記タブレット電子装置200には複数のドッキングポート201が設置され、前記複数のドッキングポート201は全てタブレット電子装置200の一側に設置され、前記電源スイッチ202はタブレット電子装置200の上表面に設置される。
【0013】
図1、図2、図6乃至図8、図10及び図15に示されるように、前記固定部20は台座10のアダプタ部12に装設され、固定部20の前表面の中央部には前部収納空間28が設けられ、前記タブレット電子装置200は前部収納空間28内に装入される。前記固定部は後ぶた21と、固定板22と、固定フレーム23と、ヒートシンク24と、ガスケット25と、前ぶた26とを備える。前記後ぶた21は矩形状を呈する背板211及び背板211の前表面から凸設されて形成される4つの側板212を含み、4つの側板212は前後が連接されて周設されることにより矩形枠として形成される。前記背板211の前表面には複数のボス213が凸設され、前記背板211の前表面には周設されて矩形枠状を呈する複数の保持壁214が更に凸設され、各前記保持壁214は前に向けて延出される長さが全てボス213が前に向けて延出される長さより長く、各保持壁214の前表面及び各ボス213の前表面には段差が形成される。前記固定板22は背板211に固設され、固定板22と背板211との間には後部収納空間27が形成される。具体的に、前記固定板22はボス213の前表面に設置されると共に各保持壁214の内側に位置される。前記固定フレーム23は後ぶた21内に装設されると共に固定板22の前方に固定され、前記前部収納空間28は固定板22、固定フレーム23及び後ぶた21の4つの側板212が周設されることにより形成される。前記固定板22、タブレット電子装置200のドッキングポート201の一側に対応する2つの保持壁214、背板211、タブレット電子装置200のドッキングポート201の一側に対応する側板212及び固定フレーム23の間にはプラグ用収納空間40が周設されるように形成される。
【0014】
続いて、図4、図7、図8及び図15に示されるように、各前記保持壁214の内側面には全て側面をタブレット電子装置200の側面に互いに適合させるための突状リブ215が凸設され、前記タブレット電子装置200が各保持壁214の内側に嵌設される。具体的に、各保持壁214のタブレット電子装置200に適合させる側面には全て2つの突状リブ215が間隔を開けて凸設される。下側に位置される各保持壁214は2つの突状リブ215の間に全てタブレット電子装置200の底面に当接される滑り止めパッド216が固設され、前記滑り止めパッド216は衝撃吸収機能を有すると共にタブレット電子装置200の滑動を防止させる。各前記保持壁214の外側面には全て背板21及び側板212にそれぞれ連接される強化リブ217が固設される。具体的に、各前記保持壁214の外側面には全て背板21及び側板214にそれぞれ連接される2つの強化リブ217が間隔を開けて固設される。前記後ぶた21は下側に位置される側板212に横向きに配列される複数の下部固定孔218が開設され、前記後ぶた21の背板211には後部収納空間27及び前部収納空間28に連通される複数の放熱穴29が開設される。
【0015】
図1、図3及び図7に示されるように、前記固定部20にはタブレット電子装置200の電源スイッチ202に対応する箇所に電源スイッチ202に接触するスイッチボタン219が更に設置され、スイッチボタン219が押されると電源スイッチ202が入れ切りされる。具体的に、前記後ぶた21には上側に位置される側板212にタブレット電子装置200の電源スイッチ202に対応する箇所に電源スイッチ202に接触するスイッチボタン219が設置される。
【0016】
なお、図9、図10及び図15に示されるように、前記固定板22の各側面には全て保持壁214と側板212との間にそれぞれ挿入されるラグ部221が凸設され、各前記ラグ部221の前表面には全て少なくとも1つの固定脚222が凸設される。各固定脚222には全て漏斗形状を呈する皿小ねじ孔223が開設され、各前記皿小ねじ孔223の底部には全て磁石224が固設される。
【0017】
また、図11、図12及び図15に示されるように、前記固定フレーム23は前後が連接される4つの固定部材231が周設されることにより形成され、前記タブレット電子装置200は前部収納空間28内に装設されると共に固定板22と固定フレーム23との間に固定され、前記固定フレーム23の各固定部材231はタブレット電子装置200の前表面の四側にそれぞれ当接される。具体的に、各前記固定部材231の後表面には全て少なくとも1つの保護パッド232が貼着され、各前記固定部材231は保護パッド232を介してタブレット電子装置200の前表面に当接される。保護パッド232は衝撃吸収機能を有すると共に固定フレーム23及びタブレット電子装置200の装設時にタブレット電子装置200の表面が擦過されるのを防止させる。前記固定フレーム23の固定部材231には複数のネジ233が装設され、各前記ネジ233は皿小ねじ孔223内に対応するようにそれぞれ螺着されて固定フレーム23が固定脚222の前表面に固定される。具体的に、前記固定部材231は各皿小ねじ孔223に対応する箇所にスルーホール234がそれぞれ開設され、前記複数のネジ233は前から後に向けて対応するスルーホール234内に装設され、各前記ネジ233は固定部材231の後表面に位置される一端にC形止め輪235が嵌設され、C形止め輪235によりネジ233が装設過程で脱落する事態が防止される。固定フレーム23が固定板22に装設される過程において、各ネジ233が皿小ねじ孔223に対して下垂する角度が大きすぎる場合、皿小ねじ孔223内の磁石224の影響を受けて角度が自動的に修正され、これによりネジ223が皿小ねじ孔223内に素早く螺着される。前記ネジ223が皿小ねじ孔223に螺着された後、皿小ねじ孔223内には磁石224とネジ233との間にキャビティ236が形成され、ネジ233の装設過程で摩擦により発生した鉄屑が磁石224によりキャビティ236内に吸着される。
【0018】
図4及び図11に示されるように、各前記固定部材231の内側縁が各保持壁214に対応する箇所には全て後に向けて延伸される案内板237が設置され、各前記案内板237は対応する保持壁214の外側面にそれぞれ嵌設されると共に各保持壁214の2つの強化リブ217の間に位置される。各前記固定部材231には複数の取付用切欠き238がそれぞれ開設され、前記固定フレーム23には下側に位置される固定部材231に各下部固定孔218に対応する箇所に開口部239がそれぞれ開設される。
【0019】
図6、図10及び図15に示されるように、前記固定板22の前表面の一側にはヒートシンク24が設置され、前記固定板22の前表面の他側には前記ヒートシンク24と同じ厚さのガスケット25が貼着される。前記タブレット電子装置200の背面はヒートシンク24及びガスケット25に当接される。具体的に、本実施形態において、前記タブレット電子装置200の発熱部は上側に位置され、タブレット電子装置200の発熱部位に対応するように前記ヒートシンク24が固定板22の前表面の上側に貼着され、前記ガスケット25が固定板22の前表面の下側に貼着される。
【0020】
図1、図4、図8、図11、図13及び図14に示されるように、前記前ぶた26は矩形枠状を呈し、前ぶた26は固定フレーム23の前部に固設される。前記前ぶた26の後表面には各取付用切欠き238に対応するようにスナップフィット261がそれぞれ凸設され、各スナップフィット261は全て取付用切欠き238内に収納されると共に固定フレーム23の底面に嵌設される。前記前ぶた26の後表面には各開口部239に対応するように全て取付用ボス262が凸設され、前記複数の取付用ボス262内には全て上部固定孔263が設けられ、前記上部固定孔263内には全て金属製ナット264が装設される。各前記取付用ボス262は開口部239内に対応するようにそれぞれ収納されると共に固定板22の後表面から突出され、各上部固定孔263は下部固定孔218にそれぞれ対応させ、複数の固定ネジ(図示せず)により下部固定孔218及び上部固定孔263の金属製ナット264内にそれぞれ螺着され、これにより前ぶた26が後ぶた21の下側に位置される側板212に螺着される。
【0021】
図5、図6及び図10に示されるように、本実施形態において、2つのアダプタケーブル30を備え、各前記アダプタケーブル30は全て台座10及び固定部20内に収納されると共に貫設され、各アダプタケーブル30の一端はアダプタ回路基板に電気的に接続され、各アダプタケーブル30の他端には全てタブレット電子装置200のドッキングポート201にドッキングされるプラグ31が設置される。具体的に、前記2つのアダプタケーブル30がアダプタ回路基板に電気的に接続される一端は第一収納空間及び第二収納空間内に収納され、前記2つのアダプタケーブル30のプラグ31が設置される一端は後部収納空間27内に収納され、前記2つのプラグ31は全て後部収納空間27及び前部収納空間28内の固定板22の一側に収納される。さらに、前記2つのプラグ31は全て前記プラグ用収納空間40内に収納される。
【0022】
図1、図3、図5、図6及び図10に示されるように、タブレット電子装置200が本考案に係るアダプタ装置100内に装設されるフローチャートは以下の通りである。まず、前ぶた26及び固定フレーム23がそれぞれ取り外され、各プラグ31がタブレット電子装置200のドッキングポート201内に対応するようにそれぞれ挿着され、その後タブレット電子装置200が前部収納空間28内に装設され、固定フレーム23がタブレット電子装置200の前表面に設置されると共に固定板22に螺着される。最後に、前ぶた26が固定フレーム23の前表面に固設されると共に後ぶた21に螺着される。
【0023】
上述したように、本考案のアダプタ装置100は、台座10内部にアダプタ回路基板が装設され、台座10の表面にはアダプタ回路基板にそれぞれ電気的に接続される異なる仕様の複数のアダプタポート13が開設され、アダプタケーブル30の一端がアダプタ回路基板に電気的に接続され、アダプタケーブル30の他端にタブレット電子装置200のドッキングポート201にドッキングされるプラグ31が設置される。これにより、異なる仕様のドッキングポートを有する複数の電子装置及びタブレット電子装置200の接続を実現させ、異なる使用環境でも使用可能にし、使用者の様々な需要を満たす。
【0024】
上述の実施形態は本考案の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本考案の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
【0025】
100 アダプタ装置
10 台座
11 ベース
111 コの字切欠き
12 アダプタ部
13 アダプタポート
20 固定部
21 後ぶた
211 背板
212 側板
213 ボス
214 保持壁
215 突状リブ
216 滑り止めパッド
217 強化リブ
218 下部固定孔
219 スイッチボタン
22 固定板
221 ラグ部
222 固定脚
223 皿小ねじ孔
224 磁石
23 固定フレーム
231 固定部材
232 保護パッド
233 ネジ
234 スルーホール
235 止め輪
236 キャビティ
237 案内板
238 取付用切欠き
239 開口部
24 ヒートシンク
25 ガスケット
26 前ぶた
261 スナップフィット
262 取付用ボス
263 上部固定孔
264 金属製ナット
27 後部収納空間
28 前部収納空間
29 放熱穴
30 アダプタケーブル
31 プラグ
40 プラグ用収納空間
200 タブレット電子装置
201 ドッキングポート
202 電源スイッチ

(57)【要約】

【課題】異なる仕様の複数のドッキングポートを有する電子装置及びタブレット電子装置に接続でき、使用者の様々な需要を満たすアダプタ装置を提供する。【解決手段】アダプタ装置は、タブレット電子装置への接続に使用され、タブレット電子装置には少なくとも1つのドッキングポートが設置され、台座10と、固定部20と、少なくとも1つのアダプタケーブルとを備える。台座内部にはアダプタ回路基板が装設され、台座表面にはアダプタ回路基板にそれぞれ電気的に接続される異なる仕様の複数のアダプタポート13が開設される。固定部は台座に装設され、前表面の中央部には前部収納空間が設けられ、タブレット電子装置は前部収納空間内に装着される。アダプタケーブルは台座及び固定部内に収納されると共に貫設され、アダプタケーブルの一端はアダプタ回路基板に電気的に接続され、他端にはタブレット電子装置のドッキングポートにドッキングされるプラグが設置される。


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