(54)【考案の名称】モバイル機器用ケース

(73)【実用新案権者】ダイアソニック テクノロジー カンパニー リミテッド

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、モバイル機器用ケースに係り、更に詳しくは、モバイル機器を内部に収容するモバイル機器用ケースに関する。
【0002】
最近の情報通信分野の発達には目を見張るものがあり、これに伴い、情報及び通信環境が急変しつつある。このような情報及び通信環境の急変とあいまって、移動通信分野のモバイル機器は、現代社会において欠かせない必需品として愛用されている。このような移動通信分野のすそ野の拡大に伴い、様々なモバイル機器には更に様々な機能が付加され、現在、音声通話はもとより、メッセージの送受信、データの保存などをはじめとしてインターネットが利用可能になった。
【0003】
一方、最近、情報の保存形式及び存在形式がアナログ(analog)からデジタル(digital)へと取って代わりつつあり、特に、動画データの圧縮標準である動画専門家集団(MPEG:Moving PictureExperts Group)技術の発達に伴い、デジタル画像データのサイズが次第に小さくなりつつある。これに伴い、モバイル機器に用いられるメモリにも多くのデータを保存することができ、画像データだけではなく、音声データもデジタル化が進んでいる。
【0004】
ここで、アナログ音源信号をデジタル音源信号に変換し、前記MPEG圧縮技術をオーディオ圧縮に適用して小さいサイズのデジタルデータで音楽を聴取できるMP3(MPEG Audiolayer−3)形式の音源が注目を集めている。また、MP3形式の音源の普及が拡大することに伴い、MP3音源を移動中にも再生できるようにMP3音源の保存手段及びMP3音源の再生手段を有するMP3プレーヤー又はこれを搭載したモバイル機器も広く普及することになった。なお、このようなMP3形式に加えて、WAV、FLAC、WMAなど様々な音源の保存フォーマットがユーザーの好みに応じて用いられている。
【0005】
MP3音源などのデジタル音源は、データのサイズを減らすために低いビットレート及び低いサンプリング周波数値を有し、これにより、MP3音源などのデジタル音源は低下した音質を有する。このように低いビットレート及び低いサンプリング周波数値を有するMP3デジタル音源に対して高品質の音源を聴取しようとするユーザーのニーズは次第に高まりつつある。この理由から、デジタル音源を高品質の音源に変換して再生するための別途の音源再生装置が盛んに開発されている。
【0006】

【効果】

【0026】
本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースによれば、モバイル機器に保存された音源のデジタル信号を高品質のアナログ信号に変換して出力することにより、再生される音源の音質を向上させることができる。
【0027】
また、モバイル機器を収容するケースに音源のデジタル信号を変換する音源再生モジュールを係合させることによりモバイル機器用ケースを構成して携帯性を向上させることができ、有線方式又は無線方式でモバイル機器に選択的に電源を供給する電源供給部を音源再生モジュールに設けることにより、モバイル機器の補助バッテリとしても活用することができる。
【0028】
加えて、音源再生モジュールは、モバイル機器に対してそれぞれ製造されるケースに着脱自在に係合して、モバイル機器を収容するケースを取り替えるだけでも多種多様なモバイル機器と互換可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの全体的な様子を示す斜視図である。
【図2】図1のモバイル機器用ケースを他の方向から眺めた斜視図である。
【図3】本考案の実施形態による音源再生モジュールの構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの分解された様子を示す分解斜視図である。
【図5】図4のモバイル機器用ケースを他の方向から示す分解斜視図である。
【図6】本考案の他の実施形態による接続部材の様子を示す正面図である。

【0030】
本考案に係るモバイル機器用ケースは、モバイル機器に保存された音源を変換して高音質の音響を出力可能な技術的な特徴を提示する。なお、本考案に係るモバイル機器用ケースは、高音質の音響を再生するための音源再生装置の携帯性を確保し、多種多様なモバイル機器に互換して適用可能な技術的な特徴を提示する。
【0031】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施形態について詳細に説明する。しかしながら、本考案は以下に開示される実施形態に何ら限定されるものではなく、異なる様々な形態に具体化され、単にこれらの実施形態は本考案の開示を完全たるものにし、通常の知識を有する者に考案の範囲を完全に知らせるために提供されるものである。図中、同じ符号は同じ構成要素を示す。
【0032】
図1は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの全体的な様子を示す斜視図であり、図2は、図1のモバイル機器用ケースを他の方向から眺めた斜視図である。更に詳しくは、図1は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースを上部から眺めた斜視図であり、図2は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースを下部から眺めた斜視図である。また、図3は、本考案の実施形態による音源再生モジュールの構成を概略的に示すブロック図である。
【0033】
図1から図3を参照すると、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースは、内部にモバイル機器(図示せず)を収容するための空間部120を有し、少なくとも一部に係合面140が形成されるケース100と、前記モバイル機器と通信可能に接続されて、前記モバイル機器に保存された音源を再生するための音源再生モジュール200と、を備え、前記音源再生モジュール200は、前記係合面140(図5に示す)に着脱自在に係合する。
【0034】
ここで、モバイル機器は、スマートフォン、携帯用電話機器、タブレットPC、個人情報端末(PDA)、ウェブパッドなどのデジタル機器を網羅する包括的な意味として用いられる。
【0035】
ケース100は、内部にモバイル機器を収容するための空間部120を有し、前記空間部120にはモバイル機器が内面100Bに密着されて着脱自在に係合する。ケース100は、前面の少なくとも一部が開放されて形成されてもよく、ケース100の外面100A(例えば、ケースの背面)の少なくとも一部には係合面140が形成される。ここで、係合面140とは、音源再生モジュール200が係合する面のことをいい、ケース100に接触される音源再生モジュール200の一方の端面に対応する形状を呈してもよい。なお、ケース100は、内部に係合するモバイル機器の充電端子部(図示せず)を露出させるように下端の少なくとも一部が開放されるように形成されてもよい。
【0036】
ケース100は、上面、下面及び両側面のうちの少なくとも一つの面がモバイル機器を取り囲むように形成されてもよく、内部にモバイル機器を収容するための空間部120を有し、外面100Aに係合面140が形成される限り、様々な形状のケースが使用可能であるということはいうまでもない。
【0037】
音源再生モジュール200は、ケース100に係合するモバイル機器と通信可能に接続されて、モバイル機器に保存された音源を変換して再生する。音源再生モジュール200及びモバイル機器は、有線方式又は無線方式により通信可能に接続されてもよく、接続部材400により音源再生モジュール200をモバイル機器に有線方式で接続するための実施形態が図示されているが、無線方式として近距離無線通信技術であるブルートゥース(登録商標)などが適用可能であるということはいうまでもない。
【0038】
図3に示すように、音源再生モジュール200は、モバイル機器に保存された音源を入力されるための入力端子部220と、前記入力端子部220から入力された音源のデジタル信号をパルス符号変調(PCM)信号に変換するためのコントローラー部230と、前記パルス符号変調信号をアナログ信号に変換するためのデジタルアナログ変換部240と、前記アナログ信号を外部に出力するための出力端子部250と、を備えていてもよい。
【0039】
入力端子部220には、モバイル機器に保存されたWAV、FLAC、WMA、MP3などの形式を有するデジタル音源ファイルが入力される。入力端子部220は、モバイル機器と無線方式により接続される場合、音源再生モジュール200に取り付けられるブルートゥースチップセットを備えていてもよく、モバイル機器と有線方式により接続される場合、モバイル機器の充電端子部との電気的な接続のための汎用直列バス(USB)ポート又はライトニングポートを備えていてもよい。
【0040】
コントローラー部230は、入力端子部220から入力されたデジタル音源ファイルのデジタル信号をパルス符号信号に変換する。更に詳しくは、モバイル機器に保存されたWAV、FLAC、WMA、MP3などの形式を有するデジタル音源ファイルのデジタル信号を32ビット以上及び384kHz以上のパルス符号変調信号に変換してもよい。
【0041】
一般に、モバイル機器に保存されるデジタル音源ファイルは、16ビットの44.1kHzサンプリング周波数を有する。コントローラー部230は、このように低いビット及びサンプリング周波数を有するデジタル音源ファイルのデジタル信号を32ビット以上及び384kHz以上のパルス符号変調信号に変換することにより、音質を向上させることができる。音質を向上させるためのアップビット及びオーバーサンプリングに関しては多数の技術が公知であるが、これについての詳細な説明は省略する。
【0042】
デジタルアナログ変換部(DAC:DigitalAnalog Converter)240は、上述したように、コントローラー部230により変換されたパルス符号変調信号をアナログ信号に変換し、変換されたアナログ信号は、出力端子部250を介して外部に出力される。出力端子部250は、イヤフォン/ヘッドフォンポート254、外部アンプなどとの接続のためのラインポート252などを備えていてもよい。
【0043】
また、音源再生モジュール200は、デジタルアナログ変換部240により変換されたアナログ信号を設定された利得(ゲイン)値に増幅させるための増幅部(図示せず)を更に備えていてもよい。増幅部によりイヤフォン/ヘッドフォンポート254は高出力のアナログ信号を出力し、外部アンプなどと接続されるラインポート252は相対的に低い出力のアナログ信号を出力するように利得値を異ならせて設定してもよい。
【0044】
更に、音源再生モジュール200は、コントローラー部230及びデジタルアナログ変換部240に電源を供給するための電源供給部260を更に備え、前記電源供給部260は、前記モバイル機器に選択的に電源を供給してもよい。
【0045】
電源供給部260は、音源再生モジュール200を駆動するために、コントローラー部230と、デジタルアナログ変換部240及び増幅部など電源を必要とする各構成要素に電源を供給する。また、電源供給部260は、音源再生モジュール200の駆動だけではなく、ケース100に係合するモバイル機器に電源を供給してもよく、モバイル機器への電源の供給は選択的に行われてもよい。ここで、モバイル機器への選択的な電源の供給は、いうまでもなく、コントローラー部230の制御信号により行われてもよく、後述する充電スイッチにより電気的な接続有無を機械的に制御することにより行われてもよい。モバイル機器に供給される電源は、モバイル機器の駆動又は充電に利用可能であり、電源供給部260は、モバイル機器と音源再生モジュール200とが有線方式により接続される場合、接続部材400を介して電源を供給し、モバイル機器と音源再生モジュール200とが無線方式により接続される場合、電磁気誘導などの無線方式で電源を供給してもよい。
【0046】
加えて、電源供給部260は、充電式のリチウムイオンバッテリなどを備えていてもよく、音源再生モジュール200に形成される別途の充電ポート290から電源が供給されて充電されてもよい。
【0047】
以下、本考案の実施形態による音源再生モジュール200の各スイッチの細部機能について詳細に説明する。
【0048】
充電スイッチ212は、上述したように、電源供給部260による音源再生モジュール200への電源の供給を選択する。すなわち、充電スイッチ212の入力に応じて、電源供給部260が音源再生モジュール200のみを駆動するために電源を供給するか、或いは、音源再生モジュール200だけではなく、モバイル機器にも電源を供給するかを選択する。充電スイッチ212によりコントローラー部230は制御信号を送出してモバイル機器に電源を選択的に供給することができる。
【0049】
また、ユーザーが電源供給部260の電力量及び正常動作有無を確認するための発光ダイオード(LED)213(図4に示す)などの別途の表示手段を備えていてもよい。このような電力量及び正常動作有無の確認は、コントローラー部230の機能の拡張のための補助コントローラー部(図示せず)により制御可能である。なお、補助コントローラー部は、音源が再生されていない間に下記の再生スイッチ214に所定の時間の間にいかなる選択操作もない場合に自動的に音源再生モジュール200への電源供給を遮断する機能を行ってもよいということはいうまでもない。
【0050】
再生スイッチ214は、音源再生モジュール200の再生機能、すなわち、音源の再生、一時停止、前の音源の再生及び次の音源の再生などを選択してもよい。また、ボリュームスイッチ215は、再生される音源のボリュームを調節してもよく、音場スイッチ216を更に備えて再生される音源の音場効果(sound effect)を切り換えてもよい。ここで、音場効果とは、ジャズ、クラシック、ポップなど音源の種類により設定された効果のことをいう。
【0051】
電源スイッチ217は、音源再生モジュール200のオン(ON)、オフ(OFF)を選択する。なお、電源スイッチは、オン(ON)、オフ(OFF)だけではなく、他のスイッチの誤作動を防ぐためのロック(LOCK)機能を更に有していてもよい。
【0052】
モード選択スイッチ218(図5に示す)は、出力されるアナログ信号の利得値を異ならせて選択可能にする。すなわち、モード選択スイッチにより出力されるアナログ信号の利得値を異ならせて設定して、例えば、イヤフォン/ヘッドフォンポート254から出力されるアナログ信号が高出力又は低出力のアナログ信号に増幅されるように調節することにより、イヤフォン/ヘッドフォンポート254に接続されるイヤフォン又はヘッドフォンなどの種類を問わずにそれぞれ最適化した音質の音源を聴くことができる。
【0053】
オペレーティングシステム選択スイッチ219(図4に示す)は、ケース100に取り付けられるモバイル機器の種類に応じてモバイル機器のオペレーティングシステム(OS:Operating System)を選択可能にする。例えば、オペレーティングシステム選択スイッチ219は、IOS及びAndroidを選択可能なように構成してケース100に取り付けられるモバイル機器のオペレーティングシステムに対して音源再生モジュール200が互換性を有するように設定してもよい。ここで、オペレーティングシステム選択スイッチ219は、一応モバイル機器の種類に応じてオペレーティングシステムが選択されると、音源再生モジュール200の駆動中にオペレーティングシステムが誤って変更されることを防ぐために係合面140と向かい合う音源再生モジュール200の一面に設けられてもよい。
【0054】
上述したような機能を有する音源再生モジュール200は、ケース100の係合面140に着脱自在に係合する。
【0055】
以下、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースのケース100と音源再生モジュール200とが着脱自在に係合する様子を図4及び図5に基づいて詳細に説明する。
【0056】
図4は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの分解された様子を示す分解斜視図であり、図5は、図4のモバイル機器用ケースを他の方向から示す分解斜視図である。すなわち、図4は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの分解された様子を上部から眺めた分解斜視図であり、図5は、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースの分解された様子を下部から眺めた分解斜視図である。
【0057】
音源再生モジュール200は、ケース100の背面の少なくとも一部に形成される係合面140に一方の端面が接触されて係合する。なお、ケース100に形成される係合面140は、前記ケース100の外面から所定の深さだけ凹んで形成されて、音源再生モジュール200の一方の端部が嵌着されてもよい。
【0058】
また、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースは、音源再生モジュール200を前記ケース100に強固に固定するための固定体300を更に備えていてもよい。ここで、固定体300は、ケース100又は音源再生モジュール200にそれぞれ設けられる磁性体又は金属体であってもよいが、音源再生モジュール200をケース100に更に強固に固定するために、固定体300はスクリューを備えていてもよい。このようにスクリューを用いて音源再生モジュール200をケース100に係合させる場合、固定体300の螺合のためにケース100に設けられる係合面140には少なくとも一つの係合孔160が貫通形成されてもよく、固定体300は、ケース100の内面から係合孔160を介して音源再生モジュール200に螺合されてもよい。
【0059】
音源再生モジュール200を固定体300により螺合する場合、ケース100の内部に収容されて内面に接するモバイル機器が固定体300と接触されることを防ぐために、係合孔160は、ケース100の内部から減少する直径を有するように段付き状に形成されてもよい。このように係合孔160をケース100の内部から減少する直径を有するように段付き状に形成する場合、固定体300の端部は係合孔160の内部に位置するように音源再生モジュール200に係合してモバイル機器との接触による傷付きなどの発生リスクを最小化することができる。
【0060】
音源再生モジュール200及びケース100間の更に強固な係合のためにケース100の係合面140には少なくとも一つの係止溝180が形成され、音源再生モジュール200には前記係止溝180に嵌合する少なくとも一つの係止突起280が形成されてもよい。ここで、係止溝180は、ケース100の係合面140から外方に向かって延設されてもよく、前記係止突起280は、係止溝180との嵌合のために折り曲げられて形成されてもよい。ケース100の係合面140に係止溝180が形成される場合、前記係止溝180に嵌合する係止突起280がケース100の内面から突出されてモバイル機器との干渉が起こることを防ぐために、係止溝180は、ケース100の外面と内面との間に凹んで形成されてもよいということはいうまでもない。
【0061】
本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースは、モバイル機器の充電端子部と入力端子部220とを電気的に接続する接続部材400を更に備えていてもよい。接続部材400は、汎用直列バス(USB)端子又はライトニング端子が両端に形成される軟質のケーブルであってもよいが、モバイル機器が収容されるケース100及び音源再生モジュール200に更なる係合力を与えるために両端部がモバイル機器の充電端子部及び音源再生モジュール200の入力端子部220にそれぞれ嵌着されるように折り曲げられて形成されてもよく、この場合、接続部材400は、硬質の材質により形成されてもよい。更に詳しくは、接続部材400のハウジングがプラスチック材質などにより形成されてもよく、接続部材400の両端には汎用直列バス(USB)端子又はライトニング端子が形成され、前記ハウジングの内部には各端子を互いに電気的に接続するケーブルが配備されてもよいということはいうまでもない。
【0062】
接続部材400は、入力端子部220及び充電端子部に向かってそれぞれ延びる延長部410,420及び前記延長部410,420を互いに連結する連結部430を有する「U」字状に形成されてもよい。このように「U」字状に接続部材400を形成する場合、音源再生モジュール200の入力端子部220は、モバイル機器の充電端子部に対応する方向、すなわち、「U」字状の接続部材400の両側の延長部410,420が入力端子部220及び充電端子部にそれぞれ嵌入する方向に配列されてもよい。図中、ケース100の下端の中央部の開口された領域が、モバイル機器が係合する場合に充電ポートなどの充電端子部が位置する領域であり、音源再生モジュール200の下端の中央部(イヤフォン/ヘッドフォンポート254及びラインポートの間)252が、入力ポートなどの入力端子部220が位置する領域である。
【0063】
また、接続部材400の連結部430は、伸縮自在に形成されてもよい。係合面140から音源再生モジュール200の入力端子部220までの距離は固定されているのに対し、係合面140からモバイル機器の充電端子部までの距離はモバイル機器の厚さ又はケース100の厚さに応じて可変となる。このため、多種多様なモバイル機器又はケース100に互換して適用可能なように、接続部材400の連結部430は、伸縮自在に形成されてもよい。
【0064】
接続部材400の連結部430を伸縮自在に形成するためには、硬質の材質により形成される延長部410,420に対して連結部430が軟質の材質により形成されてもよいが、図6に示すように、連結部430が互いに摺動して係合する第1の連結バー432及び第2の連結バー434を有するように形成されてもよい。すなわち、連結部430を構成する第1の連結バー432及び第2の連結バー434を摺動させて係合させ、各連結バーの摺動により連結部430の全体的な長さを増加又は短縮させて延長部410,420間の間隔を調節してもよい。なお、接続部材400は、第1の連結バー432と第2の連結バー434との間に引っ張り力を与えて延長部410,420間の間隔を保持するためにばねなどの弾性部材を更に備えていてもよい。
【0065】
上述したように、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースによれば、モバイル機器に保存された音源のデジタル信号を高品質のアナログ信号に変換して出力することにより、再生される音源の音質を向上させることができる。なお、モバイル機器を収容するケース100にこのような音源再生モジュール200を係合させることにより、 モバイル機器用ケースを構成して携帯性を向上させることができる。
【0066】
この場合、ケース100及び音源再生モジュール200間の強固な係合のために係合面140をケース100の外面から凹ませて形成して、音源再生モジュール200の一方の端部を嵌着すること、固定体300を用いて螺合すること、係止溝180に係止突起280を嵌合することなど上述した一つ以上の係合方式が適用可能である。
【0067】
また、折り曲げられて形成される接続部材400の両端部をモバイル機器の充電端子部及び音源再生モジュール200の入力端子部220にそれぞれ嵌着してケース100及び音源再生モジュール200に更なる係合力を与えてもよいということはいうまでもない。
【0068】
したがって、本考案の実施形態によるモバイル機器用ケースによれば、ケース100及び音源再生モジュール200間の係合力を保持しながらも、音源再生モジュール200をモバイル機器に対して様々に製造されるケース100に着脱自在に係合させることができて、モバイル機器を収容するケース100を取り替えるだけでも多種多様なモバイル機器と互換可能になる。
【0069】
以上、本考案の好適な実施形態について特定の用語を用いて説明及び図示したが、このような用語は単に本考案を明確に説明するためのものに過ぎず、本考案の実施形態及び記述された用語や次の実用新案登録請求の範囲の技術的思想及び範囲から逸脱することなく種々の変更及び変形を加え得るということは自明である。このように変形された実施形態は、本考案の思想及び範囲から個別的に理解されてはならず、本考案の実用新案登録請求の範囲内に属するものであると理解されるべきである。
【0070】
100:ケース
120:空間部
140:係合面
160:係合孔
180:係止溝
200:音源再生モジュール
280:係止突起
300:固定体
400:接続部材
410,420:延長部
432:第1の連結バー
434:第2の連結バー

(57)【要約】

【課題】モバイル機器に保存された音源を再生するための音源再生モジュールを備えるモバイル機器用ケースを提供する。【解決手段】モバイル機器用ケースに、内部にモバイル機器を収容するための空間部120を有し、少なくとも一部に係合面が形成されるケース100と、モバイル機器と通信可能に接続されて、モバイル機器に保存された音源を再生するための音源再生モジュール200とを設ける。この音源再生モジュール200を係合面に着脱自在に係合する。


【パテントレビュー】

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【インターネット特許番号リンク】

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