(54)【考案の名称】接続ケーブル一体型ストラップ

(73)【実用新案権者】株式会社いづみ企画

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電子機器間に接続して通信や充電をする接続ケーブルと一体形成された接続ケーブル一体型ストラップに関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、コンピュータや携帯電話端末などの電子機器の小型化によって、複数の電子機器を携帯して外出先等で使用する傾向が顕著になっている。それに伴い、電子機器間に接続して通信することや電子機器を充電することができる接続ケーブルを携帯すると便利であるが、この接続ケーブルを鞄等に入れておくと内部で散乱したり、絡まったりしてしまい非常に不便であった。
【0003】
そこで、上記欠点を解決するために、鞄等に仕舞わずに身に付けることができる接続ケーブルと一体的に形成される種々の身の回り品が提案されている。例えば特許文献1には、伝送線30両端の伝送コネクター31はハウジング10の収容設置空間内に入れることができ、収容設置空間内の係合部品20によって、伝送線30両端の伝送コネクター31をハウジング10中に係合し、伝送線30を首に掛けることが可能なリング部とすることが開示されている。
【0004】

【効果】

【0010】
請求項1記載の考案によれば、電気的接続する箇所のみならず接続端子全体を保護することが可能な収納部を有する接続ケーブル一体型ストラップを提供することが可能である。
【0011】
請求項2記載の考案によれば、収納部が扉等に挟まって接続ケーブル一体型ストラップが緊張した状態において、収納部の係止片が弾性変形して接続端子と収納部とが外れることで、使用者の首などが接続ケーブルで締め付けられることを防止することが可能である。
【0012】
請求項3記載の考案によれば、接続ケーブル一体型ストラップを使用者の首に掛けた状態において、使用者にとって快適に身につけることが可能である。そして、接続ケーブルに過大な応力が作用することを回避し、接続ケーブルの断線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案の実施形態に係る接続ケーブル一体型ストラップの一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の接続端子と収納部の拡大斜視図である。
【図3】図1の接続端子を重ね合わせて収納空間に収納した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の収納状態の内部構造を示すA−A線断面図である。
【図5】図3の接続ケーブル一体型ストラップの接続端子を収納した状態において、ケーブル部を首に掛けてネックストラップとして使用した状態であり、(a)収納部に名札入れを係合したもの、及び、(b)環部材をケーブル部に通して、該環部材に名札入れを取付けたもの、を示す概念図である。

【0014】
本考案の接続ケーブル一体型ストラップ100の一例について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
接続ケーブル一体型ストラップ100は、図1に示すように、電子機器間(図示しない)に接続して通信や電子機器の充電を行うことができる接続端子12、12を両端に備える接続ケーブル10と、該接続端子12、12の両端を収納し得る収納部20と、を主要部として構成するものである。
【0016】
この接続端子12、12は、一般的なUSB端子などであって、電気的に接続する配線11bが並列に配設された端子本体12a、12aと、この端子本体12a、12aを覆うプラスチックなどから形成された端子本体カバー12b、12bと、からなるものである(図1及び図4参照)。
【0017】
収納部20は、図2に示すように、合成ゴムなどの弾性を備える素材から形成された筒状の角柱体であり、接続端子12、12の平坦部を重ね合わせた状態で挿入し得る開口部22と、接続端子12、12である端子本体12a、12aと端子本体カバー12b、12bとを密着して包含し得る中空の収納空間21を有する。
【0018】
この収納部20には、接続端子12、12を重ね合わせた状態で開口部22より挿入して収納空間21に収納した状態において、開口部22周囲から開口部22中央方向に突出して形成され、端子本体カバー12b、12bの端子本体12a、12aと反対側の側面と接触して係止する係止片23を有するものである(図3及び図4参照)。
【0019】
また、接続ケーブル10のケーブル部11は、布材11aによって配線11bを被覆するとともに、該布材11aを接続端子12、12に固定されることが好ましい。
【0020】
また、収納部20は、開口部22との反対側に位置し、物品と係合するリング状の係合部24を有することが好ましい。
【0021】
本考案の接続ケーブル一体型ストラップ100を、ネックストラップとして、収納部20の係合部24に名札入れ30を取付け、ケーブル部11を首に掛けて身に付けた使用状態を図5(a)に示し、環部材31をケーブル部11に通し、該環部材31に名札入れ30を取付けて、ケーブル部11を首に掛けて身につけた使用状態を図5(b)に示す。
【0022】
この使用状態において、名札入れ30やケーブル部11が扉などに挟まってしまったとしても、収納部20と一体的に突出して形成された係止片23が弾性変形し、接続端子12、12の端子本体カバー12b、12bとが離れることで、収納空間21から接続端子12、12から自ずと取り出されることで、ケーブル部11が使用者の首を締める恐れがなく安全に使用することが可能であるとともに、ケーブル部11に過大な力が作用することを回避することができる。また、ケーブル部11の配線11bを布材11aで被覆することによって、直接に配線11bが首回りに触れることなく快適に身につけることが可能である。
【0023】
本考案の接続ケーブル一体型ストラップ100の使用状態としてネックストラップを説明したが、ケーブル部11を所望の長さにするとともに、携帯電話などの電子機器と係合させることで、例えば、手首に引っ掛けて身につけるアームストラップして使用することも可能である。
【0024】
100…接続ケーブル一体型ストラップ、10…接続ケーブル、11…ケーブル部、11a…布材、11b…配線、12…接続端子、12a…端子本体、12b…端子本体カバー、20…収納部、21…収納空間、22…開口部、23…係止片、24…係合部、30…名札入れ、31…環部材

(57)【要約】

【課題】接続端子全体を保護するとともに、簡易な構造で接続端子を容易に収納し得る収納部を備えた接続ケーブル一体型ストラップを提供する。【解決手段】接続ケーブル一体型ストラップ100は、電子機器間に接続して通信や電子機器の充電を行うことができる接続端子12を両端に備える接続ケーブル10と、接続端子の両端を収納し得る収納部20と、からなり、収納部は、接続端子を重ね合わせた状態で挿入し得る開口部22と、接続端子を密着して包含し得る中空の収納空間21と、開口部の周囲から中央方向に突出して形成され、接続端子を係止する係止片を有する。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):