(54)【考案の名称】職業選択カード、メッセージカード及び表彰状

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、職業選択カード、メッセージカード及び表彰状に関し、さらに詳しくは、例えば、一歳の誕生日に行われる一升餅の行事において使用され、当該行事をより一層楽しませることができる職業選択カード、メッセージカード及び表彰状に関する。

【従来の技術】

【0002】
日本では子供の成長に伴って各種の祝い行事や地方毎の慣行や風習、例えば、お宮参り、お食事初め、初正月、初節句、一升餅、七五三等が行われている。このような祝い事の中で、一升餅(地方によっては、「生餅」、「誕生餅」、「踏み餅」ともいう。)は、一升分の米で作った餅を布や風呂敷に包み、これを一歳になった赤ちゃんに背負わせ、「一生食べ物に不自由しないように」と願うものである。
【0003】
新生児の誕生祝いは家族や一族にとって重要な祝い事であることから、親戚や知人等から御祝儀、贈り物等が当事者に送られたりするが、そのような目的に対応した商品の開発も行われている。例えば、心音アルバム(特許文献1参照)、メモリアル用熊のぬいぐるみ(特許文献2参照)、キャンディーの疑似宝石(特許文献3参照)、がある。
【0004】
また、近年では西洋式の祝い方も取り入れられており、例えば、お祝いの言葉を書いて贈るグリーティングカード(greeting card)も用いられている。このような目的に利用可能と思われるものに、コミュニケーションカード(特許文献4参照)がある。このカードは複数の項目(住所、氏名、連絡先、所属先、趣味、グリーティング、メモ、年月目、誕生日、メッセージ、署名欄等)が予め印刷されており、名刺に代えて常時携帯し、必要に応じて対応する上記項目に情報を記入することで名刺を常用しない人との問で氏名、住所等の個人情報等をやりとりするものである。
【0005】

【効果】

【0014】
本考案の職業選択カード、メッセージカード及び表彰状によれば、職業選択カードを子供に選択させることで将来の職業を占うという行為を通じて、例えば、一升餅の行事を盛り上げることができる。また、職業選択カードに選択者に対するメッセージを記載するメッセージ欄を設けることによりメッセージカードとしても利用することができる。さらに、これまで頑張ったことを記載するコメント欄を設けることにより表彰状として利用することで当該行事をさらに盛り上げることができる。そして、職業選択カード、メッセージカードや表彰状を長く保存しておくことにより、自分や家族が幼いころを回想することができる。特に、一升餅を祝ってもらった子供は家族から祝福された事実や幸せを知ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】(a)〜(f)は、本考案に係る職業選択カードの一実施形態を示す表面図である。
【図2】(a)〜(c)は、図1に示す職業選択カードの裏面図である。
【図3】本考案に係るメッセージカードを利用した表彰状の表面図である。
【図4】図3に示す表彰状の裏面図である。

【0016】
[職業選択カードの構成]
以下、本考案に係る職業選択カード、メッセージカード及び表彰状について、好ましい一実施形態に基づいて詳細に説明する。初めに、職業選択カード1について説明する。図1(a)〜(f)は本考案に係る職業選択カードの一実施形態を示す表面図、図2(a)〜(c)は図1に示す職業選択カードの裏面図である。
【0017】
図示された職業選択カード1は、概略として、厚紙等によりカード本体11が四角形等に裁断されて形成され、その表面1aには、図1(a)〜(e)に示すように、各種の職種名14、例えば、スポーツ選手、先生・科学者、芸術家・音楽家等が記載されている。そして、各種の職種名14に対応した衣裳を着用し、さらに当該職業において用いられる器材13(例えば、スポーツ選手であればテニスラケット等)を持ったかわいい動物(本実施形態では、うさぎ)のイラスト12が描かれている。イラスト12が描かれた領域の周囲の外枠と職種名14が記載された領域を青色や赤色等でベタ塗りした色帯部15とされている。色は適宜の色を用いることができる。また、イラスト12の動物の額の部分には朱色で押し印のようにした「寿」の祝い文字16が印刷されている。尚、祝い文字16は別の祝福を意味する文字としてもよいし、職業選択カード1への印刷に含めないことも可能である。また、職業選択カード1には、図1(f)に示すように、職種名14の欄及びイラスト12の欄をそれぞれ空欄とし、1歳の誕生日を迎えた子供が将来就いてほしい職業を両親等が記載可能に形成し、これを加えることもできる。そして、図1(a)〜(f)に示す複数枚(ここでは6枚だがこれよりも多くてもよい。)がセットになっている。さらに、職業選択カード1は1枚毎に別々としたが、図1に示した各カードを1枚の紙にまとめて印刷して提供することもできる。この場合、カードの周囲に切り取り線を入れて分離しやすくすることが好ましい。
【0018】
職業選択カード1の裏面1bには、図2(a),(b)に示すように、誕生日を迎える子供の氏名を両親等が記入するための名前記入欄17が黄色等で縁取り印刷された色帯部18によって形成されている。さらに色帯部18には、図1(a)〜(f)の職種名に対応する文言、例えば、「未来の医者?」、「未来のエンジニア? サラリーマン?」等の適宜の文言20が印刷されている。尚、職種名14の欄を空欄とした職業選択カード1の場合は、図2(c)に示すように、職業欄19を空白として適宜の職業を記載できるようになっている。そして、記入後の職業選択カード1は誕生日を迎えた子供が初めて持った「名刺」として利用することができ、図2に示すように「初めての名刺」の文字が印刷されている。
【0019】
次に、メッセージカード及び表彰状について説明する。メッセージカードは、後述するように、表彰状としても利用することができるので本考案に係る表彰状の一実施形態について説明する。図3は本考案に係るメッセージカードを利用した表彰状の表面図、図4は図3に示す表彰状の裏面図である。
【0020】
表彰状2は、一升餅の行事を無事終えた子供に対して両親が付与するという設定となっている。まず、表面2aの構成について説明する。表彰状2の表面2aには、図3に示すように、表彰状の名宛人となる子供の氏名を記入する空白欄21と、「一才記念のおもち担ぎをぶじ乗りこえました。」の印刷文22が配置されている。空白欄21は宛名欄として機能する。その次には空白欄28と、「本当にがんばりました。」の印刷文23が配置されている。空白欄28はこれまで頑張ったことを記載するコメント欄として機能する。
【0021】
その次には、「選び取りで・・・は・・・のカードを選びました。」の印刷文24が配置されており、「・・・」の部分はそれぞれ空白欄29,30となっている。空白欄29には空白欄21に記載した子供の名前を記載し、空白欄30には、子供が選択した職業選択カード1に記載された職業を記載する。空白欄30は職業記載欄として機能する。この場合、空白欄30は職業選択カード1をそのまま貼付できる大きさに形成すれば職業選択カード1と組み合わせて使用することができる。
【0022】
その次には、「・・・は」の印刷文25と、「・・・と思っています。」の印刷文26が配置されており、「・・・」の部分はそれぞれ空白欄31,32となっている。その次には、「・・・年・・月・・日 天気・・・」の印刷文27が配置され、「・・・」の部分はそれぞれ空白欄となっており、その日の日付及び天候を記入できるようになっている。空白欄31は子供に対して思いを伝えたい主体、例えば両親等「お父さん、お母さん」等を記載し、空白欄32には伝えたい思いを記載する。この空白欄31,32はメッセージ欄として機能する。尚、コメント欄として機能する空白欄28を設けなければメッセージカードとして利用することができる。
【0023】
次に、上述した表彰状2の裏面2bの構成について説明する。表彰状2の裏面2b、は図4に示すように、一升餅を祝ってもらった子供が5才、10才、20才などの任意の年齢における夢を各年齢に達したときに記入する夢記入欄41〜44となっており、かわいい動物のイラストとともにそれぞれ印刷されている。夢記入欄41〜44は誕生日から成人までの間を数回に分けて記入できるようになっており、該当の年齢に達する度に本人が将来の夢(または希望)を記入するものである。そのために、一升餅をしてもらった本人は表彰状2を成人に達するまで部屋の壁等に貼っておく様にする。この場合も、職業選択カード1と同様に表彰状とは別の用紙に印刷する様にしてもよい。
[職業選択カード1及び表彰状2の使い方]
【0024】
次に、職業選択カード1及び表彰状2の使い方について図1〜図4を参照して説明する。職業選択カード1及び表彰状2は一升餅のお祝いで使用される構成となっており、以下の手順によって使用される。
(1)子供に職業選択カード1の1枚を選択させる
(2)職業選択カード1の裏面への書き込みを行う。
(3)表彰状2の表面への両親等による書き込みを行う。
(4)表彰状2の裏面への両親等または本人による書き込みを行う。
【0025】
まず、一升餅の行事の終了後、一升餅の行事を行った子供に図1に示す6枚の職業選択カード1を見せ、その中の1枚を選択させる。次に、両親等は選ばれた職業選択カード1の裏面1bの名前記入欄17に子供の名前を記入する。このように職業選択カード1の両面に順次必要事項を記載していくことで職業選択カードを名刺として利用すると共に、一升餅の参会者は子供の成長を祝うことができる。
【0026】
次に、両親等は表彰状2を用意し、この表面2aに適宜記載を行う。まず、両親等は子供の氏名を宛名欄21に記入する。さらに、印刷文22と印刷文23との間の空白欄28に「今日の〇〇ちゃん」は等の文章を記入し、空白欄29には「〇〇ちゃん」等と記入し、空白欄30には「芸術家・音楽家」等と記入し、空白欄31には「〇〇ちゃん」等と記入し、空白欄32には、例えば「わたしたちもおうえんしたい」等のコメントを記入する。この場合も、参会者は子供の成長を祝うことができる。その後、表彰状2は一升餅を祝ってもらった子供部屋等の壁に裏面2bが表になるようにして貼り、記載の各年齢に達したとき、その該当年齢に対応する夢記入欄41〜44に将来の夢等を記入して自分の努力目標にする。
本実施形態に係る職業選択カード、メッセージカード及び表彰状によれば、一升餅の行事を盛り上げることができる。
【0027】
以上のように、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。印刷文の文章を適宜に変えることで一升餅の行事以外にも、例えば、誕生日や七五三といった行事において使用することができる。
【0028】
1 職業選択カード
1a,2a 表面
1b,2b 裏面
2 表彰状
7 祝い文字
10 職業選択カード
11 カード本体
12 イラスト
13 器材
14 職種名
15,18 色帯部
16 「寿」の祝い文字
17 名前記入欄
19 職業欄
21 宛名欄
20 文言
22〜27 印刷文
28〜32 空白欄
41〜44 夢記入欄

(57)【要約】

【課題】子供のお祝いを手軽に楽しませたり盛り上げたりすることが可能な職業選択カード、メッセージカード及び表彰状を提供する。【解決手段】職業選択カード1は、その表面に代表的な職種名14とイラストが印刷され、その裏面には代表的な職業や未来に就くかもしれない職種名と子供の名前を記入する名前記入欄が印刷され、初めて持つ名刺として利用する。メッセージカードは選択した者の名前を記入する宛名欄と、選択された職業選択カード1に記載された職業を記載する職業記載欄と、カード選択者に対するメッセージを記載するメッセージ欄が印刷され、表彰状は、さらにこれまで頑張ったことを記載するコメント欄が印刷されている。


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