(54)【考案の名称】防水コネクタ

(73)【実用新案権者】ハンジュウ エチピーウィナー オプト コーポレイション

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電気接続分野に関わり、特に防水コネクタに関わるものである。

【従来の技術】

【0002】
コネクタは各種電気回路に広く応用され、電気回路を接続又は切断する作用を果たし、これらソケット又はジョイントを電器装置に取り付けるプロセスを簡易化できるものである。街灯、LEDディスプレイなど既存の電子設備に使用するコネクタは増加の一途をたどり、LED外灯は屋外で使用する必要があるため、そのコネクタには高い防水性が要求されるものの、既存のコネクタの防水性能は低く、ソケット又はプラグ内に浸水した場合、ショートによる信号中断という状況が出現するおそれがあった。
【0003】
既存の防水コネクタの締め付け用ヘッドはナイロン材料を用いて製造され、オスコネクタとメスコネクタ接続時の密封性に劣り、保護等級も低いものであった。
【0004】
既存の防水コネクタのシール層はPVC材料を用いて一回の射出成形されるが、PVC材料は耐候性に劣るため、長期の使用が防水コネクタの保護性能に影響及ぼすおそれがあり、かつPVC材料は電線のゴム製プロテクターとの接着性に劣り、間隙が生じ易いことから、防水コネクタの防水性能に影響を及ぼすものであった。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
本考案は防水コネクタを提供するものであり、該防水コネクタは少なくとも一つのオスコネクタを含み、前記オスコネクタがオス端子、オス端子台、オス端子締め付け用ヘッド及び第一ハウジングを含み、前記オス端子が前記オス端子台に挿し込まれ、前記オス端子が挿し込まれたオス端子台の一端と導線が接続され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記オス端子台上に配置され、かつ前記オス端子台に沿っていくらかの移動ストロークを有し、前記第一ハウジングがオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記オス端子締め付け用ヘッドの外側にネジ山が配置され、前記オス端子締め付け用ヘッドがアルミ製材質である。
【0006】
好ましくは、前記第一ハウジングがPUシール層とナイロンシール層を含み、前記ナイロンシール層が前記PUシール層の表面に配置され、前記PUシール層と前記ナイロンシール層がそれぞれ一回の射出成形によって形成される。
【0007】
好ましくは、前記オス端子台にヘッドストッパー部、中間可動部及び尾部射出成形部が配置され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に沿っていくらかの移動可能ストロークを有する。前記オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に配置され、かつ前記ヘッドストッパー部によって前記オス端子台からその離脱が阻止され、前記尾部射出成形部にネジ山が設計される。
【0008】
好ましくは、前記オスコネクタにパーテーション及びフールプルーフ構造が配置される。
【0009】
本考案はさらに防水機能のメスコネクタを提供するものであり、前記メスコネクタがメス端子、メス端子台、メス端子締め付け用ヘッド及び第二ハウジングを含み、前記メス端子が前記メス端子台に挿し込まれ、前記メス端子が挿し込まれたメス端子台の一端と導線が接続され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記メス端子台上に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッドの底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記メス端子締め付け用ヘッドの内側にネジ山が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドがアルミ製材質である。
【0010】
好ましくは、前記メス端子台にヘッド部、中間バリア部及び尾部射出成形部が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記ヘッド部に固定され、前記尾部射出成形部にネジ山が設計され、前記メス端子締め付け用ヘッドと前記中間バリア部の間にシールリングが配置される。
【0011】
好ましくは、前記第一ハウジング及び第二ハウジングがPUシール層とナイロンシール層を含み、前記ナイロンシール層が前記PUシール層の表面に配置され、前記PUシール層と前記ナイロンシール層がそれぞれ一回の射出成形によって形成される。
【0012】
好ましくは、スペースと凹部がさらに配置される。
【0013】
本考案はさらに防水コネクタを提供するものであり、該防水コネクタはオスコネクタとメスコネクタを含み、うち一つが入力端子、別の一つが出力端子であり、
前記オスコネクタがオス端子、オス端子台、オス端子締め付け用ヘッド及び第一ハウジングを含み、前記オス端子が前記オス端子台に挿し込まれ、前記オス端子が挿し込まれたオス端子台の一端と導線が接続され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記オス端子台上に配置され、かつ前記オス端子台に沿っていくらかの移動ストロークを有し、前記第一ハウジングがオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記メスコネクタがメス端子、メス端子台、メス端子締め付け用ヘッド及び第二ハウジングを含み、前記メス端子が前記メス端子台に挿し込まれ、前記メス端子が挿し込まれたメス端子台の一端と導線が接続され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記メス端子台上に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッドの底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記オス端子締め付け用ヘッドの外側に外側のネジ山が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドの内側に前記外側のネジ山と互いにねじ込み可能な内側のネジ山が配置される。
【0014】
好ましくは、前記第二ハウジングがPUシール層とナイロンシール層を含み、前記ナイロンシール層が前記PUシール層の表面に配置され、前記PUシール層と前記ナイロンシール層がそれぞれ一回の射出成形によって形成される。
【0015】
好ましくは、前記オス端子締め付け用ヘッドと前記メス端子締め付け用ヘッドがアルミ製材質である。
【0016】
好ましくは、前記オス端子台にヘッドストッパー部、中間可動部及び尾部射出成形部が配置され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に沿っていくらかの移動可能ストロークを有し、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に配置され、かつ前記ヘッドストッパー部によって前記オス端子台からその離脱が阻止され、前記尾部射出成形部にネジ山が設計され、前記メス端子台にヘッド部、中間バリア部及び尾部射出成形部が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記ヘッド部に固定され、前記尾部射出成形部にネジ山が設計される。
【0017】
好ましくは、前記メス端子締め付け用ヘッドと前記中間バリア部の間にシールリングが配置される。
【0018】
好ましくは、複数のメスコネクタを含み、前記複数のメスコネクタが一体射出成形によって成形される。前記一体射出成形によって成形された複数のメスコネクタの電気(接続)方式は、全直列、又は全並列、又は直並列接続とすることができる。
【0019】
防水コネクタユニットであって、防水コネクタユニットは少なくとも一組又は複数組の防水コネクタを含み、各組の防水コネクタは少なくともオスコネクタとメスコネクタを含み、うち一つが入力端子、別の一つが出力端子であり、
前記オスコネクタがオス端子、オス端子台、オス端子締め付け用ヘッド及び第一ハウジングを含み、前記オス端子が前記オス端子台に挿し込まれ、前記オス端子が挿し込まれたオス端子台の一端と導線が接続され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記オス端子台上に配置され、かつ前記オス端子台に沿っていくらかの移動ストロークを有し、前記第一ハウジングがオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記メスコネクタがメス端子、メス端子台、メス端子締め付け用ヘッド及び第二ハウジングを含み、前記メス端子が前記メス端子台に挿し込まれ、前記メス端子が挿し込まれたメス端子台の一端と導線が接続され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記メス端子台上に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッドの底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
メスコネクタのメス端子締め付け用ヘッドとオスコネクタのオス端子締め付け用ヘッドがネジ締めされて接続され、かつ前記防水コネクタユニットの間が各自のオスコネクタ又はメスコネクタによって相互に並列又は直列又は直並列接続される。
【0020】
説明されるべきこととして、前記オス端子締め付け用ヘッドの外側に外側のネジ山が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドの内側に前記外側のネジ山と互いにねじ込み可能な内側のネジ山が配置される。さらに前記第一ハウジング/第二ハウジングがPUシール層とナイロンシール層を含み、前記ナイロンシール層が前記PUシール層の表面に配置され、前記PUシール層と前記ナイロンシール層がそれぞれ一回の射出成形によって形成され、又は前記第一ハウジング/第二ハウジングが一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層である。
【0021】
防水コネクタであって、該防水コネクタが少なくとも一つのオスコネクタを含み、前記オスコネクタがオス端子、オス端子台、オス端子締め付け用ヘッド及び第一ハウジングを含み、前記オス端子が前記オス端子台に挿し込まれ、前記オス端子が挿し込まれたオス端子台の一端と導線が接続され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記オス端子台上に配置され、かつ前記オス端子台に沿っていくらかの移動ストロークを有し、前記第一ハウジングがオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、かつ前記オス端子締め付け用ヘッド上にメスコネクタとネジ締めされて接続される構造が配置され、さらには前記オスコネクタの第一ハウジングがプラスチック一体射出成形されたものである。
【0022】
前記オス端子締め付け用ヘッドがプラスチック一体射出成形されたものである。
【0023】
防水機能のメスコネクタであって、前記メスコネクタがメス端子、メス端子台、メス端子締め付け用ヘッド及び第二ハウジングを含み、前記メス端子が前記メス端子台に挿し込まれ、前記メス端子が挿し込まれたメス端子台の一端と導線が接続され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記メス端子台上に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、前記メス端子締め付け用ヘッド上にオスコネクタとネジ締めされて接続される構造が配置され、さらに前記メスコネクタの第二ハウジングがプラスチック一体射出成形されたものである。
【0024】
前記メス締め付け用ヘッドがプラスチック一体射出成形されたものである。
【0025】
前記第一ハウジングが一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層であり、その直径A1が直径Aより1−5mm小さく設定され、Aが前記第一ハウジング、即ちPUシール層とナイロンシール層がそれぞれ別に射出成形されて構成された場合の第一ハウジングの直径であり、及び/又は
第二ハウジングが一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層であり、その直径B1が直径Bより1−5mm小さく設定され、Bが前記第二ハウジング、即ちPUシール層とナイロンシール層がそれぞれ別に射出成形されて構成された場合の第二ハウジングの直径である。

【効果】

【0026】
まず、本考案において提供するオスコネクタとメスコネクタのシール層には二回の射出成形を採用することができ、かつナイロンシール層に使用するナイロン材料とゴム材質を使用する電線カバーの接合粘着性は良好であり、これによりオスコネクタと電線の接続部位の防水性が良好となり、かつPU材料の耐候性も良好となるため、防水コネクタの保護等級が向上する。締め付け用ヘッドはアルミ型材を用いて加工製造され、さらにオス端子締め付け用ヘッドとメス端子締め付け用ヘッドをネジ締めする場合において挿し込み口接続ヘッド部位のシールリングを強く押し付けて配置できるため、密封効果がより向上する。前記オスコネクタにパーテーションを配置することで、沿面距離と空間距離を増加させ、フールプルーフを設計することで、正負極誤接続を防止する。
【0027】
次に、本考案において提供する第二の手段ではオスコネクタの第一ハウジングとメスコネクタの第二ハウジングにプラスチック一回の成形を採用することができるため、低コストであるのみならず、極めて加工し易い。中でも、試験の結果、プラスチック一回の成形を採用することで、オスコネクタと電線の接続部位の防水性がさらに良好となり、防水コネクタの保護等級もより向上することができ、また、締め付け用ヘッドにプラスチック一回の成形を同時に採用し、かつオス端子締め付け用ヘッドとメス端子締め付け用ヘッドのネジ締め時において挿し込み口接続ヘッド部位のシールリングを強く押し付けて配置できることで、密封効果がより向上することが明らかになっている。
【0028】
また、オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に沿っていくらかの移動可能ストロークを有し、オス端子締め付け用ヘッドが前記中間可動部に配置され、かつ前記ヘッドストッパー部によって前記オス端子台からその離脱が阻止される。オス端子締め付け用ヘッドの長さをオス端子台の中間可動部の長さより短くすることによって、オス端子締め付け用ヘッドはネジ締め操作を行うための充分な活動スペースを確保し、同様に密封効果も向上させる。
【0029】
本考案はさらに防水コネクタユニットを提供するものであり、防水コネクタユニットは若干の接続ヘッドユニット及び前記各接続ヘッドユニットと接続するオスコネクタ又はメスコネクタを含み、前記各接続ヘッドユニットは相互に接続し合うオスコネクタとメスコネクタを含み、防水コネクタユニット間において各自のオスコネクタ又はメスコネクタを相互に並列又は直接又は直並列接続することによって、電気接続を実現し、全ての防水コネクタの応用場所を大幅に拡大させる。
【0030】
なお本考案の実施に関わる任意の製品が上述の優位性全てを必ずしも同時に達成する必要がないことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1は本考案の一つの実施例の構造を示す図である。
図2A、図2Bはそれぞれ本考案の第一の実施例、第二の実施例において提供するオスコネクタの分解図である。
図3A、図3Bは本考案の第一の実施例、第二の実施例において提供するメスコネクタの分解図である。
図4は本考案において提供する2口防水コネクタの構造を示す図である。
図5は本考案において提供する3口防水コネクタの構造を示す図である。
図6は本考案において提供する4口防水コネクタの構造を示す図である。
図7は本考案の実施例において提供するオスコネクタの断面図である。
図8は本考案実施例において提供するオスコネクタの立面図である。
図9は本考案実施例において提供するメスコネクタの立面図である。
【0032】
本考案は防水コネクタを提供するものであり、図1に示す通り、オスコネクタ21とメスコネクタ22を含み、オスコネクタ21は入力端子であって、前記オスコネクタ21と電源のメスコネクタ22とを接続し、オスコネクタ21と電気製品とを接続することで、電気製品に電気を供給する。
【0033】
図2Aに示す通り、前記オスコネクタ21はオス端子1、オス端子台2、オス端子締め付け用ヘッド3及び第一ハウジングを含み、オス端子はピン状であって、オス端子1はオス端子台2に挿し込まれ、オス端子1が挿し込まれたオス端子台2の一端と導線が接続され、オス端子締め付け用ヘッド3はオス端子台2上に配置され、かつオス端子台2に沿って移動が可能であり、第一ハウジングはオス端子締め付け用ヘッド3の底部において導線絶縁層部分までを被覆し、オスコネクタ21にパーテーション31を配置することで、沿面距離と空間距離を増加させる。またフールプルーフ構造32を設計することで、正負極誤接続を防止する。具体的には、パーテーション31を壁状構造とすることができ、フールプルーフ構造32をアーチ形とすることができる。
【0034】
図3Aに示す通り、前記メスコネクタ22はメス端子11、メス端子台12、メス端子締め付け用ヘッド13及び第二ハウジング(PUシール層7とナイロンシール層8を含む)を含み、メス端子はピンホール状であって、メス端子11はメス端子台12に挿し込まれ、メス端子11が挿し込まれたメス端子台12の一端と導線が接続され、メス端子締め付け用ヘッド13がメス端子台12に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッド13底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
オス端子締め付け用ヘッド3の外側に外側のネジ山が配置され、メス端子締め付け用ヘッド13の内側に前記外側のネジ山と互いにねじ込み可能な内側のネジ山が配置される。
【0035】
図9に示す通り、メスコネクタ22にオスコネクタ21のパーテーション31と整合するスペース42が配置され、オスコネクタのフールプルーフ構造32に対応する位置に凹部43が配置され、オスコネクタのフールプルーフ構造32とメスコネクタに対応する凹部43を係合して使用し、位置を限定することで、正負極誤接続を防止し、パーテーション31とスペース42を係合して使用することで、沿面距離と空間距離を増加させ、安全性能を向上させる。
【0036】
本実施例において、前記第一ハウジング及び第二ハウジングにPUシール層5(7)とナイロンシール層6(8)の組み合わせが同時に採用され、ナイロンシール層6(8)がPUシール層5(7)表面に配置され、PUシール層5(7)とナイロンシール層6(8)がそれぞれ一回の射出成形によって形成される。
【0037】
出願人の製造過程において、PUシール層5とナイロンシール層6にそれぞれ一回の射出成形の実施を採用すると、製造工程が複雑になり、PUシール層5とナイロンシール層6の間の間隙から水の流出が認められ、顕著な密封効果が得られないことが明らかになった。以上より、出願人は複数回の研究開発を経て、オス端子締め付け用ヘッド32とメス端子締め付け用ヘッド13はプラスチックシール層61(図2Bを参照のこと)又はその他のプラスチック材料とすることもでき、一回の射出成形によって形成できることを確認した。さらに複数回の試験の結果、PUシール層5とナイロンシール層6の二回の射出成形で製造した第一ハウジングの直径がAとなることが明らかになった。プラスチックシール層61に一回の射出成形を採用し、その直径A1が直径Aより1−5mm小さく設定される場合に、プラスチックシール層61の密封性は極めて良好であり、かつボールプレッシャー試験の要求を完全に満たすことが明らかになった。さらに、直径A1がAより2−3mm小さいときに、より良好な密封性が得られた。
【0038】
同様に、第二ハウジングは一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層81(図3B)であり、その直径B1は直径Bより1−5mm小さく設定され、直径Bは前記第二ハウジング、即ちPUシール層7とナイロンシール層8によってそれぞれ別に射出成形されて構成された場合の第二ハウジングの直径である。
【0039】
以上をまとめると、これら一回の射出成形は二回の射出成形に比べ、製造し易く、かつ生産工程もより簡便である。即ち、第一ハウジング75及び第二ハウジング95はナイロンシール層とすることもでき、一回の射出成形によって形成される。オス端子締め付け用ヘッド32とメス端子締め付け用ヘッド13はプラスチックシール層又はその他のプラスチック材料とすることもでき、一回の射出成形によって形成される。これら一回の射出成形は二回の射出成形工程に比べより簡便である。
【0040】
前記オス端子と前記メス端子は相互に係合接続することができる。本実施例において採用するオス端子締め付け用ヘッドとメス端子締め付け用ヘッドはそれぞれアルミ製材質又はナイロンであるが、本考案においてはその他の緊密な結合性能を有する材質作もオス端子締め付け用ヘッドとメス端子締め付け用ヘッドの原材料に採用することができる。
【0041】
前記オス端子と前記メス端子は相互に係合接続することができる。
【0042】
また、本考案において採用するオス端子締め付け用ヘッド32とメス端子締め付け用ヘッド13はそれぞれアルミ製材質であるが、本考案においてはその他の緊密な結合性能を有する材質もオス端子締め付け用ヘッド3とメス端子締め付け用ヘッド13の原材料に採用することができる。
【0043】
オス端子台2は、ヘッドストッパー部、中間可動部及び尾部射出成形部を含み、オス端子締め付け用ヘッド3は前記中間可動部に沿っていくらかの移動可能ストロークを有し、オス端子締め付け用ヘッド3は前記中間可動部に配置され、かつ前記ヘッドストッパー部によってオス端子台2からその離脱が阻止される。オス端子締め付け用ヘッド3の長さはオス端子台2の中間可動部の長さより短く、これによりオス端子締め付け用ヘッド3はネジ締め操作を行うに足る活動スペースを確保する。
【0044】
メス端子台12はヘッド部、中間バリア部及び後端射出成形部を含み、メス端子締め付け用ヘッド13は前記ヘッド部に配置され、メス端子締め付け用ヘッド13はメス端子台12の軸に沿って回転することができず、オス端子締め付け用ヘッド3を挿し込み口に挿し込み、ヘッド13をネジ締めした後、オス端子締め付け用ヘッド3を移動させることで、オス端子締め付け用ヘッド3をメス端子締め付け用ヘッド13にネジ入れるとともに、かつメス端子締め付け用ヘッド13に押し込むことができ、メス端子締め付け用ヘッド13と前記中間バリア部の間の間隙内にシールリング8を配置し、メス端子締め付け用ヘッド・オス端子締め付け用ヘッド3にシールリングを押し込むことによれば、より良好な密封性が得られる。
【0045】
本考案において提供する防水コネクタは、さらに複数のメスコネクタ22を配置でき、これにより、一個の防水コネクタを複数の電気製品のための電気供給に使用でき、さらに前記複数のメスコネクタ22が一体射出成形によって成形されるため、加工し易い。図3、4、5に2口、3口、4口の防水コネクタを示す。前記一体射出成形によって成形された複数のメスコネクタの電気(接続)方式は全直列、又は全並列、又は直並列接続とすることができる。
【0046】
具体的には、防水コネクタユニットであって、該防水コネクタユニットは少なくとも一組又は複数組の防水コネクタを含み、各組の防水コネクタは少なくともオスコネクタとメスコネクタを含み、うち一つが入力端子、別の一つが出力端子であり、
前記オスコネクタがオス端子、オス端子台、オス端子締め付け用ヘッド及び第一ハウジングを含み、前記オス端子が前記オス端子台に挿し込まれ、前記オス端子が挿し込まれたオス端子台の一端と導線が接続され、前記オス端子締め付け用ヘッドが前記オス端子台上に配置され、かつ前記オス端子台に沿っていくらかの移動ストロークを有し、前記第一ハウジングがオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
前記メスコネクタがメス端子、メス端子台、メス端子締め付け用ヘッド及び第二ハウジングを含み、前記メス端子が前記メス端子台に挿し込まれ、前記メス端子が挿し込まれたメス端子台の一端と導線が接続され、前記メス端子締め付け用ヘッドが前記メス端子台上に配置かつ固定され、前記第二ハウジングが前記メス端子締め付け用ヘッドの底部において導線絶縁層部分までを被覆し、
メスコネクタのメス端子締め付け用ヘッドとオスコネクタのオス端子締め付け用ヘッドがネジ締めされて接続され、さらに、前記防水コネクタユニットの間が各自のオスコネクタ又はメスコネクタによって相互に並列又は直列又は直並列接続される。
【0047】
メスコネクタのメス端子締め付け用ヘッドとオスコネクタのオス端子締め付け用ヘッドがネジ締めされて接続され、具体的には、オス端子締め付け用ヘッドの外側に外側のネジ山が配置され、前記メス端子締め付け用ヘッドの内側に前記外側のネジ山と互いにねじ込み可能な内側のネジ山が配置される。
【0048】
前記第一ハウジング/第二ハウジングがともにPUシール層とナイロンシール層を含み、前記ナイロンシール層が前記PUシール層の表面に配置され、前記PUシール層と前記ナイロンシール層がそれぞれ一回の射出成形によって形成される、或いは前記第一ハウジング/第二ハウジングが一回の射出成形によって形成されたナイロンシール層で構成される。
【0049】
前記第一ハウジングが一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層であり、その直径A1が直径Aより1−5mm小さく設定され、直径Aが前記第一ハウジング、即ちPUシール層とナイロンシール層がそれぞれ別に射出成形されて構成された場合の第一ハウジングの直径であり、及び/又は、
第二ハウジングが一回の射出成形によって形成されたプラスチックのシール層であり、その直径B1が直径Bより1−5mm小さく設定され、直径Bが前記第二ハウジング、即ちPUシール層とナイロンシール層がそれぞれ別に射出成形されて構成された場合の第二ハウジングの直径である。
【0050】
さらに、オス端子締め付け用ヘッド32とメス端子締め付け用ヘッド13はナイロンシール層又はその他のプラスチック材料とすることもでき、一回の射出成形によって形成される。
【0051】
本実施例において提供する前記オスコネクタ21の製造工程は以下の通りである。
オス端子1のヘッド部をオス端子台2に挿し込み、尾部をオス端子台2の外側に配置する。
オス端子締め付け用ヘッド3をオス端子台2の外側に配置し、オス端子台2の尾部に配置したオス端子と電線ジョイントを接続する。
PUシール層5をオス端子1と電線ジョイントの接続部位に射出成形し、かつオス端子台2尾部の一部と電線絶縁層の一部を被覆する。
ナイロンシール層6をPUシール層5の部位に射出成形し、その尾部をPUシール層より若干長くし、かつ電線絶縁層の一部を被覆する。
【0052】
PUシール層5とナイロンシール層6を一層のみのプラスチック製シール層61にて構成する場合の製造工程は以下の通りである。オス端子1のヘッド部をオス端子台2に挿し込み、尾部をオス端子台2の外側に配置する。オス端子締め付け用ヘッド3をオス端子台2の外側に配置し、オス端子台2の尾部に配置したオス端子と電線ジョイントを接続する。ナイロンシール層61をオス端子1と電線ジョイントの接続部位に射出成形し、かつオス端子台2尾部の一部と電線絶縁層の全てを被覆する。
【0053】
本実施例において提供するメスコネクタ22の製造工程は以下の通りである。
メス端子11のヘッド部をメス端子台12に挿し込み、尾部をメス端子台12の外側に配置する。
メス端子締め付け用ヘッド13をメス端子台12上に配置する。
メス端子11のヘッド部と電線ジョイントを接続する。
PUシール層7をメス端子11と電線の接続部位に射出成形し、メス端子締め付け用ヘッド13の底部、メス端子台12尾部と電線絶縁層の一部を被覆する。
ナイロンシール層8をPUシール層7の外側に射出成形し、その尾部をPUシール層7より若干長くし、かつ電線絶縁層の一部を被覆する。
【0054】
PUシール層7とナイロンシール層8を一層のみのプラスチックシール層81にて構成する場合の、製造工程は以下の通りである。メス端子11のヘッド部をメス端子台12に挿し込み、尾部をメス端子台12の外側に配置する。メス端子締め付け用ヘッド13をメス端子台12上に配置する。メス端子11のヘッド部と電線ジョイントを接続する。プラスチックシール層81をメス端子11と電線の接続部位に射出成形し、メス端子締め付け用ヘッド13の底部、メス端子台12尾部と電線絶縁層全てを被覆する。
【0055】
防水コネクタの締め付け用ヘッドはアルミ型材を用いて加工製造することで、ピン挿し込み接続ヘッドと挿し込み口接続ヘッドの接続が緊密になり、保護等級も向上する。
【0056】
防水コネクタのシール層はPU材料とナイロン材料を用いて二回の射出成形すれば、ナイロン材料は良好な屋外保護性能を有し、かつPU材料の耐候性も良好であることから、防水コネクタの保護等級が向上する。防水コネクタのPVC材料シール層と電線のゴム製プロテクター間の接着が堅牢であることから、接続ヘッド尾部と電線間の間隙からの水分の浸入を防止する。
【0057】
以上に公開した本考案の好適な実施例は本考案の説明を補足するためのものに過ぎない。好適な実施例が全ての細部を網羅的に説明し尽しているわけではなく、また本考案が前記考案を実施するための形態のみに制限されるものでもない。本明細書の内容に基づき、極めて多くの修正と変更を加えることができるのは当然である。本明細書が選択し具体的に説明したこれらの実施例は、本考案の原理と実際の応用をより分かり易く説明し、ひいては本技術分野に属する技術者が本考案をより深く理解し利用できるようにするためのものである。本考案は実用新案登録請求の範囲及びその全ての範囲と等価物によってのみ制限を受ける。


(57)【要約】

【課題】優れた熱風効果を有する防水コネクタを提供する。【解決手段】防水コネクタは、オスコネクタ21とメスコネクタ22を含む。オスコネクタのオス端子がオス端子台に挿し込まれ、オス端子締め付け用ヘッドがオス端子台上に配置され、シール部材がオス端子締め付け用ヘッド底部において導線絶縁層部分までを被覆し、メスコネクタのメス端子がメス端子台に挿し込まれ、メス端子締め付け用ヘッドがメス端子台上に配置かつ固定され、第二シール部材がメス端子締め付け用ヘッドの底部において導線絶縁層部分までを被覆し、オス端子締め付け用ヘッドの外側とメス端子締め付け用ヘッドの内側に互いにねじ込み可能なネジ山構造が配置されている。シール部材はナイロン材料とPU材料の二回の射出成形、又は一回の射出成形によるものであり、締め付け用ヘッドにはアルミ型材又はプラスチックが使用され、コネクタが緊密に接続される。


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