(54)【考案の名称】断熱建屋

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図11

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、軽量で断熱性が高く通気性のよい建屋の構造に関する。特に緯度の低い地方や海岸から近い地域において、生活を行う場所としての住居、および水産物の生産を行うための建屋に必要な特性を持たせるための技術に関する。
また近年繰り返して発生した津波や洪水時に最小限、生命を維持する為の建屋の構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
離島では地域に根ざした産業を維持したり、新たに起こしたりするのが難しく、それが若者の島離れの原因になり、過疎化を招き、人口の高齢化が進む。
従来多くの島で地域の産業として中心をなしてきた漁業に於いては、海洋汚染や国内外の大型漁船による商業漁業の影響、自然環境保護等の問題により島民が海上において水生生物(海洋生物)を捕獲するのが困難になってきている。その対策として沿岸に生簀を作り養殖をすることも良く行われるが、これ実施できる場所が限定されているのと、海洋汚染による影響は解消されないので、十分な解決策になっていない。
【0003】
本願実用新案の出願人は一貫して、海洋汚染に影響されない水生生物の陸上での養殖を指向し、それを事業化する事により過疎化の問題を解決する一助になることを願って研究開発を行ってきた。
この考案はそのような背景から生まれてきたものであるが、特に沖縄など低緯度地方にある離島に於いて水生生物の養殖を行う中でなされた考案である。
【0004】
離島での水生生物養殖実現のために最も重要な事は、まずその生物にあった生育環境を作ることである。生育環境をつくるもっとも重要な構成要素は、水槽と水浄化装置であるが、これに関しては本実用新案出願人の別の考案として出願されている。
【0005】
本願考案に於いてはその中に水槽や装置及を設置する建屋に関するもので、それに必要な特徴を生かして一般の住居にも転用可能にしたものである。
強い日差しは室温の上昇を招くため、エアコンを使用するにしても屋根や側壁からの熱を遮断する断熱性が求められる。また、低緯度地方は元々太陽からの紫外線が強いだけでなく空気が澄んでいるため、建屋に使用される多くの部材は紫外線の耐久性が高緯度地方より強く要求される。
【0006】
それ以外も毎年訪れる台風の風圧に耐える耐風強度、潮風に耐える耐塩害強度、等が必要であるが、先年東北地方で大きな災害をもたらした津波の対策なども行わなければならない。
【0007】
さらに別の問題もある。 たとえば過疎地、離島で建屋を造るときに熟練した人手の確保が難しい。また現地に建築資材を送るときには部材が散逸しない様にキットとして纏め、輸送用コンテナを用いることも多い。しかしコンテナを返送するときに離島ではそのコンテナにつめて出荷できる貨物が確保しにくく、多くの場合空荷で返送するので輸送効率が悪い。本考案はその解決策も提案する。
【0008】

(57)【要約】

【課題】強い日差しによる温度上昇と、紫外線による屋根や側壁面の劣化、台風による強風と豪雨の影響、および塩害の影響を防止でき、津波の対策も行った建屋を提供する。【解決手段】FRPの棒又はパイプを、格子状に組み合わせて構造体として、それに多層構造の壁面材を取り付け、外側にモルタルを塗布しさらにその外側にフッ素樹脂コーティングを行った建屋を使用する。この建屋は屋根、床部を一体に作り、軽量であるため津波の時には水に浮くことができる。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):