(54)【考案の名称】前払式支払手段シート

(73)【実用新案権者】川辺町商工会

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、商品券、ギフト券その他の前払式支払手段をシート状に形成した前払式支払手段シートに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来のギフト券においては、券本体の表裏に、一面の大部分を占める模様と、発行元を示す発行元の記載事項と、引き換えの対象を示す対象の記載事項と、その券を特定するためのナンバーと、販売元を示す販売元の記載事項とが記載されたものがある。
【0003】

【効果】

【0015】
本考案の請求項1記載の前払式支払手段シートによれば、上記のように構成されているため、管理工数の削減を図ることができるという効果を奏する。
【0016】
請求項2記載の前払式支払手段シートによれば、上記のように構成されているので、請求項1記載の前払式支払手段シートの奏する効果に加えて、複数種から構成される前払式支払手段シートを提供できるという効果を奏する。
【0017】
請求項3記載の前払式支払手段シートによれば、上記のように構成されているので、請求項1又は2に記載の前払式支払手段シートの奏する効果に加えて、認知のためのPR効果が強いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】前払式支払手段シートを示す表面図
【図2】前払式支払手段シートを示す裏面図

【0019】
(第1実施形態)
以下、本考案を具体化した第1実施形態を図1乃至2に基づいて説明する。
【0020】
本実施形態では、紙1に前払式支払手段としての商品券を複数有する所定の金額の商品券シート100を構成した。この商品券シート100は、複数の商品券を組合わせてなる商品券セット10と、この商品券セット全体に有する写真20とを備えている。
【0021】
図1に示すように、紙1の印刷可能領域全面に、商品券セット10が印刷形成されている。商品券セット10は、複数の商品券11,12として機能する6行×2列の支払手段領域に区分されている。この区分された支払手段領域に隙間なく縦横に商品券が配列印刷されていることによって一組の商品券セット10が構成されている。
【0022】
この商品券セット10には、表面2に所定間隔を存して複数列の偽造防止ホログラム13が形成されている。また、区分けされた支払手段領域の境界に表裏を通してミシン目16が形成されている。これにより、商品券シート100から商品券11,12を切り離して分離することが容易となる。
【0023】
商品券セット10は、各々同一の金額を示す複数の商品券11,11と、これとは異なる金額を示す単数の商品券12との組合せで構成されている。商品券11,12に、使用期間を示す使用期間表示部14と、発行番号15とが印刷加工によって形成されている。なお、その他対応する商品券の金額や、発行者等が印刷されている。
【0024】
また、紙1にその印刷可能領域全面に全体で固有の視覚対象を示す写真20が印刷形成されている。写真20は、発行者等が適宜指定することができるものであり、本実施形態の場合には、水中花火を撮影した写真がフルカラーで印刷形成されている。
【0025】
図2に示すように、裏面3には引換店欄17、発行者等の氏名、商号又は名称、使用期間、苦情又は相談に応ずる営業所等の所在地及び連絡先、商品券ご利用に際しての注意等その他の情報伝達部18が印刷されている。
【0026】
商品券セット10は、複数の失効確認部19を備えている。失効確認部19は、裏面3において、ミシン目16で区分された各支払手段領域の左上隅部に設けられており、破線からなる斜線を印刷加工することによって形成されている。
【0027】
次に前述のように構成される第1実施形態の商品券シート100の作成方法について説明する。まず、紙1の表面2に使用期間表示部14を含む商品券セット10と写真20とをフルカラーで印刷する。紙1の裏面3には、表面2に対応させて商品券セット10を単色で印刷する。
【0028】
そして、紙1の表面2に偽造防止加工を施すことによって偽造防止ホログラム13を形成する。また、表面2の所定位置に複数の発行番号15を連続番号で印刷する。さらに、紙1の表裏を通してミシン目16を形成することで商品券シート100を作成する。
【0029】
商品券シート100の使用方法は、使用期間表示部14の示す使用期間内に、使用の都度、必要金額分の商品券をミシン目16で切り離して使う。これを受領した引受店では引受店欄17に記入又は押印等し、失効確認部19を切り落とす。
【0030】
以上詳述した第1実施形態の商品券シート100によれば、次のような効果が発揮される。
商品券セット10は、複数の商品券11,12を有し、所定の合計金額を示す構成とされているので、発送の際に、商品券11,12を切り離すことなく、商品券セット10をそのまま発送することができる。
【0031】
また、商品券セット10は、紙1に所望の金額の商品券が平面的に配列して設けられているので、発送の際、商品券シート10を目視することで所望の商品券11,12が揃っているか否かの確認ができる。商品券11,12が分離していたり重ねられていたりすると、集めたり数えなおす作業・確認が発生するところ、上記構成とされているので、それを防止でき、効率的な作業で済む。よって、管理工数の削減を図ることができる。
【0032】
また、プレミアム付き商品券の場合に、同金額からなる複数の商品券11,11と、異なる金額の商品券12とを組合わせて構成することができる。この場合において、異なる金額の商品券の組合せの場合の員数管理を大幅に削減することができる。
【0033】
さらに、商品券シート100によれば、印刷可能領域全面に商品券セット10を設けたので、その領域全面を商品券セット10として使用できる。商品券シート100内に商品券以外の領域が存在すると、使用の際に、商品券ではない領域を使用できるのはないかと勘違いされるおそれが生じる。本実施形態の商品券シート100によれば、これを防止できる。
【0034】
さらにまた、商品券セット10に商品券11,12が隙間なく縦横に配列印刷されているので、他との領域の境界に余分な領域が存在せず、捨てる部分がないので、地球資源を有効活用できる。
【0035】
紙1に写真20が印刷形成されており、本実施形態の写真20は、シート全体で所定の視覚対象を備えているので、個々の商品券に設けられている場合より認知対象の面積は広く、インパクトがある。
【0036】
また、写真20を適宜選択して設けることができる。上記実施形態では水中花火の写真20が印刷されている。このように、希少価値のあるものであって、その地方又は発行者等に固有のものを設けた場合には、商品券としての独自性を発揮する。全面に形成されていることと相まって相乗効果が高い。使用期間毎に異なる写真を設けるようにしてもよい。
【0037】
さらに、写真20が商品券セット10全面に形成され、全体で所定の視覚対象を構成しているので、個々の商品券は、それぞれ背景が異なり、異なったイメージを与えることができる。このような構成であるため、偽造防止にもなる。
【0038】
さらにまた、商品券シート100は、失効確認部19を備えているので、商品券11,12を使用した際に、たとえば、失効確認部19を鋏等によって切り離すことができる。これにより、失効確認部19の有無によって未使用のものと使用済みのものとの混入防止の管理が容易となる。
【0039】
(他の実施形態)
なお、第1実施形態を次のように変更して構成することもできる。
例えば、ギフト券シート、おもちゃ券シート、お米券シート、遊戯カードシート、テレホンカードシート、ギフトカードシート、ネット上で使用できるプリカシート、ビール券シート、清酒券シート、清涼飲料ボトル券シート、カタログギフト券シート、乗車券シート、乗船券シート、航空券シート、美術館等の入場券シート、社員食堂等の食券シートその他の券シートであってもよい。また、これらをプラスチックに設けてもよい。発行の日から所定の使用期限を設けたものであってもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、商品券セット10は紙1の表裏に6行×2列に配列された商品券11,12の組合せで構成されているが、なんらこれに限定されるものではなく、他のX行×Y列に配列されていてもよい。たとえば、10行×1列であってもよいし、3行×4列に配列されていてもよい。
【0041】
さらに、上記実施形態では、同金額の商品券11,11と、これとは異なる金額を示す異種の商品券12との組合せの商品券セット10を構成したが、なんらこの組合せのものに限定されるものではない。例えば、異種類の組合せからなるものであってもよいし、同数量のビール券と異数量のビール券の組合せであってもよい。また、所定の金額を示す商品券と、所定の数量を示すギフト券とを組合せた前払式支払手段セットであってもよい。
【0042】
さらにまた、本実施形態では認知手段として写真20を用いたが、何らこれに限定されるものではない。認知手段は、全体で固有の視覚対象を示すものであればよく、例えば、図柄、絵柄、絵画、デザイン画、CG、イラスト、図形、記号、立体的形状であってもよく、これらの結合であってもよい。
【0043】
1...紙(シート媒体),2...表面,3...裏面,10...商品券セット(前払式支払手段セット),11...同種の商品券(前払式支払手段),12...異種の商品券(前払式支払手段),13...偽造防止ホログラム,14...使用期間表示部,15...発行番号,16...ミシン目,17...引換店欄,18...情報伝達部,19...失効確認部,20...写真(認知手段),100...商品券シート(前払式支払手段シート)

(57)【要約】

【課題】管理工数の削減を図ることができる前払式支払手段シートを提供する。【解決手段】前払式支払手段シート100は、シート媒体1に、複数の前払式支払手段11,12を組合わせてなる所定の金額又は数量の前払式支払手段セット10を設けて構成されている。発送の際、前払式支払手段11,12を切り離すことなく、前払式支払手段セット10をそのまま発送することができる。このため、対価に応じた金額又は数量分の確認作業に係る管理工数の削減を図ることができる。


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