(54)【考案の名称】コミュニケーションをサポートするグッズ

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、コミュニケーションをサポートするグッズに関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、日本に訪れてくる外国人観光客が激増している。そのため、電車・バスなど公共交通機関、寺社・世界遺産・温泉などの観光地、その他公共施設での看板や案内は、外国人観光客にも理解できるよう、各種の言語が併記されている(特許文献1参照)。
【0003】
案内や看板に、他の言語を併記することで、最低限の問題は解決されるが、外国人観光客のすべての問題や要望が解決されるとはいえず、日本国内の一般人の手助けも必要な状況になっている。
【0004】

【効果】

【0012】
本考案によれば、外国人観光客とのコミュニケーションをサポートするグッズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案の実施形態に係るグッズ1を示す平面図である。
【図2】本考案の実施形態に係るグッズ1を示す裏面図である。
【図3】グッズ1の表示例を示す平面図である。
【図4】グッズ1の変形例1を示す平面図である。
【図5a】グッズ1の変形例2を示す平面図である。
【図5b】グッズ1の変形例3を示す平面図である。
【図5c】グッズ1の変形例4を示す平面図である。
【図5d】グッズ1の変形例5を示す平面図である。

【0014】
以下、本考案を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付して説明する。
【0015】
図1は、本考案の実施形態に係るグッズ1の平面図であり、図2は、本考案の実施形態に係るグッズ1の裏面図である。
図1に示されるグッズ1は、個人が携帯することにより、外国人観光客とのコミュニケーションをサポートするものであり、更には、「おもてなし」運動を支援するためのものである。
【0016】
このグッズ1は、携帯可能なサイズで形成されており、第1の表示面11を備える。また、グッズ1は、必要に応じて、裏面などに第2の表示面12を備えてもよい。本実施形態では、グッズ1は、略円形であるが、四角形など多角形であってもよい。なお、図中の外形以外の円や四角の枠は、仮想的なものであるが、実際に枠又は欄として存在してもよい。
【0017】
第1の表示面11は、所定の言語によるメッセージ2、又は、メッセージ2を所定の言語とは異なる言語に翻訳した翻訳メッセージ20の少なくとも一方を表示する。翻訳は、単語を逐次正確に直訳したものであっても、意訳したものであってもよい。また、翻訳言語は、少なくとも1つ以上であり、好ましくは、2つ以上である。複数の言語を表示する場合、第1の表示面11は、メッセージ2又は翻訳メッセージ20を並べて表示する。
【0018】
グッズ1を日本国内で使用する場合、所定の言語としては、日本語が挙げられ、異なる言語としては、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など世界中で使用されている言語が挙げられる。グッズ1を日本国外で使用する場合、所定の言語及び異なる言語は、その国・地域に応じたものがそれぞれ適宜選択される。
【0019】
メッセージ2又は翻訳メッセージ20は、会話の契機となるものが好ましく、より好ましくは、外国人観光客が困った状態に陥ったときに、グッズ1を携帯している人に声を掛けたくなるようなものがよい。例えば、「困ったら私に声を掛けてください。」、「何かお手伝いしましょうか。」、「私にお手伝いさせてください。」、「私は来訪者のサポーターです。」、「おもてなしします。」、「ようこそ日本に。」、「私は英語ができます。」などである。
【0020】
なお、肯定的又は積極的なメッセージ2又は翻訳メッセージ20だけでなく、「ただし、私は中国語ができません。」など、否定的又は消極的なメッセージ2又は翻訳メッセージ20が表示されてもよい。
【0021】
さらに、第1の表示面11は、異なる言語についての言語レベル3を表示する。言語レベル3を表現する方法としては、習熟度の違いにより、「S,A,B,C,Dなどの5段階表記」、「10,9・・・の10段階表記」、「☆の数」、「色を異ならせる」、「図形の大きさを異ならせる」、「世界共通の言語テストの得点」などが挙げられる。言語レベル3は、この外、上記したように翻訳メッセージ20で直接表示してもよい。
【0022】
加えて、第1の表示面11は、メッセージ2と関連する又は関連しない図柄4を、更に表示する。このような図柄4としては、「差し出された手」、「国旗」、「世界地図」、「各種ロゴ・マーク」などが挙げられる。
【0023】
一方、グッズ1が第2の表示面12を備える場合は、第2の表示面12は、「おもてなし」運動に賛同・協賛する個人・企業・団体などの名前・名称、あるいは、商品の宣伝や広告、その他の各種情報5を表示する。なお、各種情報5は、第1の表示面11に表示されてもよい(図1参照)。
【0024】
さらに、第2の表示面12は、第1の表示面11と全く同じものを表示してもよいし、第1の表示面11に表示された翻訳メッセージ20の翻訳言語とは異なる翻訳言語を選択し、その翻訳言語による翻訳メッセージ20を表示してもよい。例えば、第1の表示面11は、英語による翻訳メッセージ20を表示し、第2の表示面12は、中国語による翻訳メッセージ20を表示してもよい。
【0025】
図3は、グッズ1の表示例を示す平面図である。
図3に示されるグッズ1は、メッセージ2及び翻訳メッセージ20、言語レベル3、図柄4を第1の表示面11に表示している。このグッズ1は、外形が円形で、白地のものであり、図柄4付近がピンク地になっており、メッセージ2などが黒色とされている。
【0026】
図4は、グッズ1の変形例1を示す平面図である。
図4に示されるグッズ1は、翻訳メッセージ20、言語レベル3、図柄4を第1の表示面11に表示している。このグッズ1は、図3のものとは異なり、外形が略正方形である。図4は、全体が赤地のものであり、中央付近が白地になっており、翻訳メッセージ20が、中央付近のものが黒色で、その他は白色で、言語レベル3が黄色とされている。図柄4は、中央付近の表情が黒色で、手が白色である。
【0027】
図5a−図5dは、グッズ1の変形例2−5を示す平面図である。
図5a−図5dに示されるグッズ1も、翻訳メッセージ20、言語レベル3、図柄4を第1の表示面11に表示している。このグッズ1は、図3のものとは異なり、外形が略正方形である。図5aは、全体が赤地のものであり、中央付近が白地になっており、翻訳メッセージ20が、中央付近のものが黒色で、その他は白色で、言語レベル3が黄色とされている。図柄4は、中央付近の表情が黒色で、手が白色である。図5b及び図5cは、図5aとは図柄4の表情が異なっているものであり、さらに、図5cは、図柄4が黄色とされている。図5dは、全体が白地のものであり、図柄4の表情が赤地に黄色とされ、手が黒色とされている。また、翻訳メッセージ20及び言語レベル3が黒色とされている。ただし、これらのメッセージ2又は翻訳メッセージ20などの位置、大きさ、色などは、表示例及び変形例1−5に限られるものではなく、任意である。
【0028】
このようなグッズ1としては、バッジ、ワッペン、カード、シール(ステッカー)などが挙げられるが、これに限られない。例えば、Tシャツ、帽子、ネクタイ、腕章、タスキなど身に付けるようなものや、スマートフォン(あるいはそのケース)、うちわ、傘、かばん、キーホルダなど持ち歩くようなものであってもよい。これらにメッセージ2又は翻訳メッセージ20などを表示する場合は、印刷や捺染などにより直接行われるか、シール状に作成され、貼付により行われてもよい。さらに、メッセージ2又は翻訳メッセージ20を表示したキーホルダなどを、かばんなどの携帯品に取付けてもよいし、ワッペンやカードなどを、首から吊り下げるようにしてもよい。
【0029】
以上のとおり、本考案の実施形態に係るグッズ1は、コミュニケーションをサポートするものであって、所定の言語によるメッセージ2を表示する第1の表示面11を備え、第1の表示面11は、メッセージ2を、所定の言語とは異なる少なくとも1つの言語に翻訳した翻訳メッセージ20を、更に表示し、メッセージ2又は翻訳メッセージ20は、会話の契機となるものであること。
【0030】
これにより、内向的な人や、自ら手助けを申し出ることが苦手な人であっても、グッズ1を身に付けて携帯し、市街地や、公共交通機関、観光地、公共施設に出掛けることで、外国人観光客などの目に止まり、外国人観光客から声を掛けられ易くなる。外国人観光客との会話が成立すると、会話内容から道案内などの手助けが必要な場合は、そのまま手助けの行動に移ることができる。
【0031】
また、国内の人々の目に止まることで、同じ仲間を増やし、国内に普及させることもできる。結果的に、国・地域としては、外国人観光客に対するホスピタリティを向上させることができ、「おもてなし」を実現することができる。一方、個人としては、達成感や社会への貢献感を高めることができる。
【0032】
本実施形態では、異なる言語についての言語レベル3を、更に表示する。これにより、外国人観光客などが、声を掛ける人の言語レベル3を判別することができ、声を掛け易くなる。また、グッズ1に自己の言語レベル3が表示されるから、言語レベル3を維持又は向上させようと、自己研鑚に励む意欲を向上させることができる。
【0033】
本実施形態では、メッセージ2又は翻訳メッセージ20と関連する又は関連しない図柄4を、更に表示する。これにより、グッズ1は、第1の表示面11に文字のみを表示する無機質的なものから、カラフルなもの、おしゃれなもの、趣向を凝らしたものなどとすることで、老若男女を問わずグッズ1を携帯してもらうことができる。
【0034】
本実施形態では、グッズ1は、第2の表示面12を、更に備える。これにより、第2の表示面12に、各種情報5として、例えば、広告を表示することができるから、広告収入を得ることで、グッズ1の製作費などを賄うことができる。また、第2の表示面12に、第1の表示面11の翻訳メッセージ20とは異なる翻訳言語による翻訳メッセージ20を表示することもできる。
【0035】
本実施形態では、グッズ1は、バッジ又はカードである。グッズ1がバッジであれば、ピンやクリップなどで衣服に取付けることができるし、カードであれば、ストラップなどで首から吊り下げることができるから、携帯性に優れる。
【0036】
以上、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
【0037】
1 グッズ
11 第1の表示面
12 第2の表示面
2 メッセージ
20 翻訳メッセージ
3 言語レベル
4 図柄
5 各種情報

(57)【要約】

【課題】外国人観光客とのコミュニケーションをサポートするグッズを提供すること。【解決手段】コミュニケーションをサポートするグッズ1であって、所定の言語によるメッセージ2又はメッセージ2を所定の言語とは異なる少なくとも1つの言語に翻訳した翻訳メッセージ20の少なくとも一方を表示する第1の表示面11を備え、メッセージ2又は翻訳メッセージ20は、会話の契機となるものであること。


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