(54)【考案の名称】装飾カード類

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、装飾カード類に関する。さらに詳しくは、はがきなどのポストカード、クリスマスカードその他のグリーティングカード、招待状や案内状、或いは祝儀袋その他の各種カード類に装飾体を備えた装飾カード類に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来より、例えば乾燥押し花を使用した装飾体を取付けたカード類が一般に知られている(例えば、特許文献1ないし3参照)。また、特開2016−22080号公報には、プリザーブドフラワーを使用した装飾体を取付けたカード類が開示されている(特許文献4参照)。
【0003】

【効果】

【0012】
本考案によれば、次のような作用効果を奏する。
(1)美的感覚的に優れた芸術的なカード類を提供することができる。
(2)プリザーブドフラワー、アートフラワー、又はアーティシャルフラワーの花びらをアレンジして貴賓と優雅さとを兼ね備えた所望のデザインのドレスや和服その他の装飾被服を表現することができる。
(3)装飾被服は前記フラワーの花びらで構成されているので、美しさを長期間にわたって保つことができる。
(4)プリザーブドフラワー等の用途分野を拡大することができる。
(5)カード類を受け取る側に強い印象を与えるカード類を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案の一実施形態の装飾カード類の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明正面図、同図(b)は説明側面図である。
【図2】前記装飾カード類の一部の主要な構成部材を概略的に示す図であって、同図(a)はシート状の紙材で形成したはがき(ポストカード)の説明表面図、同図(b)は裏面図、同図(c)は下地材(下地布)を示す説明表面図、同図(d)はプリザーブドフラワー等のフラワーの花びら(花弁)の一例の構成を概略的に示す説明正面図である。
【図3】前記はがきの裏面に前記下地材を接着その他の手段で固着した状態の一例の構成を概略的に示す説明図である。
【図4】前記はがきの前記下地材上の裾部に位置させて複数枚の前記花びらをアレンジして一段接着して装着した状態の構成を概略的に示す説明図である。
【図5】前記一段目の花びら群の上方側に位置させて、複数枚の花びらをアレンジして前記下地材上に二段目の花びらを接着して装着した状態の構成を概略的に示す説明図である。
【図6】図5に示す花びら群の上方部に位置させて、前記花びら群と前記下地材の上端部との間に略全域に複数枚の花びらをアレンジして所望段接着した状態の構成を概略的に示す説明図である。
【図7】本考案の他の実施形態の装飾カード類の構成を概略的に示す説明展開表面図である。
【図8】図7に示す装飾カード類のカード類を構成した招待状の構成を概略的に示す説明斜視図である。

【0014】
以下、図面を参照して本考案の装飾カード類の実施形態の一例について説明する。
【0015】
図1ないし図6は、本考案の一実施形態の装飾カード類を示す。
【0016】
本実施形態(実施形態1)の装飾カード類100は、カード類として、はがき(ポストカード)を採用し、また、花びらとして、プリザーブドフラワーの花びらを採用し、前記はがきの所望の面に前記花びらを使用して作成した装飾体を備えて構成されている。
【0017】
図1ないし図6に示すように、本実施形態(実施形態1)の装飾カード類100は、はがき1(ポストカード)と、下地材(布)2を介してはがき1の所望の面(本実施形態では裏面)に接着して設ける所望のデザインのドレスや和服その他の装飾被服(装飾衣服)で構成した装飾体3とを備える。
【0018】
装飾体3を構成するドレスや和服その他の装飾被服は、プリザーブドフラワー、アートフラワー、及びアーティシャルフラワーの群から選択した所望ないし必要枚数のフラワーの花びら(花弁)4…4をアレンジして構成(制作)されている。この場合、前記フラワーは一種又は複数種を選択して使用してもよい。本実施形態ではプリザーブドフラワーの花びら(花弁)4…4を採用している。
【0019】
また、本実施形態の装飾カード類100は、リボンやビーズその他の装飾品を備える。前記装飾品については追って説明する。
【0020】
前記はがき1(ポストカード)は、一般に市販されている所望の肉厚及び大きさのシート状の紙材で構成した「はがき」を適宜選択して採用できる。
【0021】
下地材2(下地布)は、はがき1と各花びら4との間に介装し、糊等の接着剤がはがき1に滲み込み過ぎるのを防止するために使用される。下地材2の素材は特に限定するものではなく、所望の素材を採用できる。本実施形態では織布や不織布などの布材で構成した下地材(下地布)を採用している。
【0022】
前記装飾体3は、はがき1の所望の面における所望の部位に、所望枚数の前記花びら4…4を所望の形態でアレンジして配置すると共に各花びら4の所望の部位を糊や接着剤で接着して制作した所望のデザインのドレスや和服その他の装飾被服で構成されている。
【0023】
本実施形態の装飾体3は、はがき1の裏面10aに下地材を介して所望枚数の花びら(花弁)を使用して制作した所望のデザインのドレスで構成されている。
【0024】
本実施形態の下地材2(下地布)は、前記ドレスの外形の大きさ及び形状と略対応する大きさ及び形状に形成されている。下地材2は、はがき1の裏面における前記ドレスを装着する部位に接着剤で接着して設ける。装飾体3を構成するドレスは、下地材2を介してはがき1の裏面に接着した所望枚数の花びら4で制作される。なお、この場合において、下地材2を省略して、各花びら(花弁)をはがき1に直接接着してドレスや和服その他の装飾被服を制作するように構成することもできる。この点については後述する実施形態においても同様である。
【0025】
本実施形態では、はがき1の裏面側における前記ドレスを装着する部位の上部側の所望の部位に位置させて、所望のデザインの帽子の図形5が印刷等で表示されている。前記図形は、はがき1にあらかじめ印刷等で表示されている。はがき1の裏面における上部側には、所望の言葉や文字等を記載する余白部11aが設けてある。また、はがき1の表面10bは通常のはがきと同様に、住所や氏名を記載する記載部11bになっている。
【0026】
前記プリザーブドフラワーの種類は特に限定されるものではなく、例えば、バラ、カーネーション、アジサイ、チューリップ、ユリ、スイートピー、ダリアその他所望の花を任意に選択して採用できる。また、花びら(花弁)の色も所望の色のものを採用できる。これらの点については、アートフラワー及びアーティシャルフラワーについても同様である。
【0027】
本実施形態では、所望色のバラのプリザーブドフラワーの花びら(花弁)を採用している。本実施形態では、図2(d)に示すように、花びら4(花弁)を略中央部でカット40し、同図において花びら4の上半部4aを使用している。なお、本実施形態では、前記図において、花びら4の下半部4bは使用していない。
【0028】
本実施形態の装飾カード類100は、図1に示すように、はがき1の裏面に、下地材2(下地材2については図1(c)及び図3〜図5等参照)を介して所望枚数のプリザーブドフラワーの花びら(花弁)を所望の形態でアレンジして配送すると共に前記各花びらの所望の部位を接着して制作した装飾体3としてのドレスを備える。また、前記ドレスの上端部側に位置して接着して設けたリボン30及び装飾ビーズ31等の装飾品等を備えて構成されている。
【0029】
本実施形態の装飾カード類100は、上記のように構成されている。次に前記装飾カード類100の製作方法の一例について説明する。
【0030】
図3に示すように、はがき1の裏面10a(このはがき1の裏面10aには帽子の図形5が印刷されている)に、下地材2(下地布)の所望部を接着剤で接着して固着して設ける。この場合、下地材2は、その上端部が帽子の図形5より幾分下方部に位置するように接着して設ける。
【0031】
次に図4に示すように、下地材上の裾部(下端部)に位置させて所望枚数(図示では5枚)の花びら4をアレンジして配置し、一段接着する。
【0032】
上記接着方法は、例えば次のように行なう。即ち、花びら4…4をアレンジして配置し、各花びら4の図4において上縁部を下地材に接着すると共に隣接する花びら同士の重合部等を接着して一段目の花びら群を下地材に接着する。
【0033】
次いで、図5に示すように、一段目の前記花びら群の上方部側に位置させて、前記と同様に所望枚数(図示では5枚)の花びら4…4をアレンジして配置し、前記と同様に接着して下地材上に二段目の花びら群を装着する。
【0034】
次いで、図6に示すように、二段目の花びら群の上方部側に位置させて、前記二段目の花びら群と下地材の上端部との間の略全域に所望枚数の花びらをアレンジして配置し、前記と同様に各花びらを接着して複数段(図示で略三段)接着する。
【0035】
上記により、はがき1の裏面側に所望枚数のプリザーブドフラワーの花びら(花弁)を所望の形態でアレンジし、はがき1の裏面に接着して装着した所望のデザインのドレスを制作する。
【0036】
そして、前記ドレスの首部にリボン30の上端部側を接着すると共に装飾ビーズ31等を接着等により装着し、図1に示す装飾カード類100を制作する。
【0037】
本実施形態によれば、前記ドレスと帽子の図形により、ドレスを装着した人形を表現した装飾体を備えた装飾カード類を制作することができる。
【0038】
本実施形態(実施形態1)の装飾カード類は上記のように構成したものである。この実施形態1の装飾カード類は、例えば、クリスマスカードや年賀状その他の各種のグリーティングカード等として使用できる。
【0039】
実施形態1の装飾カード類は、例えば、はがき1の表面に宛先人の住所氏名及び差出人の住所氏名を記載し、例えば透明の袋に封入して定形外の郵便物の所定料金の切手を貼って投函して送り、或いは非透明の通常の封筒に住所氏名等を記載して封入し、所定料金の切手を貼って送り先へ送ることができる。
【0040】
図7及び図8は本考案の他の実施形態(実施形態2)の装飾カード類を示す。この実施形態2において、実施形態1で既に説明した構成と共通する構成部等には同一符号を付して説明を省略する。
【0041】
実施形態2の装飾カード類200は、カード類として、結婚式その他の招待状6を採用した構成に特徴がある。実施形態2も実施形態1と同様に花びらとして、プリザーブドフラワーの花びら4…4を採用している。
【0042】
前記招待状6は、一般に使用されている招待状と同様に、シート状の紙材を中央部の折り曲げ部60(折り線)を介して二つ折りにし、表台紙61と裏台紙62を備えて構成されている。
【0043】
招待状6の両台紙61及び62の裏面(内側面)61a,61bには、招待状の目的の案内事項等が印刷等により表示されている。
【0044】
実施形態2の装飾体3は、実施形態1と同様にプリザーブドフラワーの花びら(花弁)を使用して、実施形態1と同様に制作した所望のデザインのドレスで構成されている。
【0045】
実施形態2の前記装飾体3は、図7に示すように、招待状6の表台紙61の表面62bに、実施形態1と同様の手法(手段)により接着して設けてある。他の構成は実施形態1と同様である。
【0046】
実施形態2の装飾カード類200は上記のように構成したものである。この実施形態2の装飾カード類は、結婚式その他の招待状として使用するものである。
【0047】
前記装飾カード類200は従来の招待状と同様に、例えば招待状6を二つ折りすると共に返信用のハガキ(図示せず)と一緒に封筒に封入し、招待を希望する人に送るものである。
【0048】
なお、上記した実施形態では、装飾体3として、ドレスで構成した例を開示したが、装飾体3は和服その他の装飾被服で構成することができる。
【0049】
また、上記実施形態では、花びら(花弁)として、プリザーブドフラワーの花びらを使用した例を開示したが、アートフラワー及びアーティシャルフラワーの花びら(花弁)を採用できること勿論である。
【0050】
さらにまた、上記実施形態では、カード類として、はがき(ポストカード)及び招待状で構成した例を開示したが、本考案は、上述したように、案内状、祝儀袋、ポスター、ちらし等に適用可能である。
【0051】
なお、上記した各実施形態は一例として開示したもので、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲において任意に変更可能なものである。
【0052】
1 はがき
2 下地材(下地布)
3 装飾体
4…4 花びら
5 帽子の図形
6 招待状
30 リボン
31 装飾ビーズ
100 装飾カード類
200 装飾カード類

(57)【要約】

【課題】花びらを使用して制作した装飾体を備えた、美的感覚的に優れた芸術的な装飾カード類を提供する。【解決手段】装飾体3を備えたカード類100であって、シート状の紙材で構成した所望のカード類と、プリザーブドフラワー、アートフラワー、及びアーティフィシャルフラワーの群から選択したフラワーの花びら4とを備える。装飾体は、カード類の所望の面に、所望枚数のフラワーの花びらを所望の形態でアレンジして配置し、各花びらの所望の部位をカード類に接着して制作した所望のデザインのドレスや和服その他の装飾被服で構成する。


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