(54)【考案の名称】ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器及びその挿入接続ソケット

(73)【実用新案権者】麗羽電子股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器に関し、特に、ケーブルテレビシステムの周波数信号の品質を改善し、高電流通過の要求を満たすこと

ができるケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器に関する。

【従来の技術】

【0002】
ケーブルテレビシステムは、信号伝送線を利用して、基地局が収集した各テレビ局の信号を各視聴者に伝送し、基地局と視聴者の間は、一対多の関係であり、
且つ基地局と視聴者の間に一定の距離があり、従って、長距離の伝送過程中に発生する信号の減衰を如何に防止するか、及び信号分配及びアダプタ等の問題は、
ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器、例えば、ラインパッシブ(Line Passive)部材から信号分岐器に伝送し、その後、各視聴者に分岐接続し、これにより、プログラムチャネル、電話、インターネット及び衛星信号等のサービスを提供する。該ラインパッシブ部材の実施時、それは、電源挿入器(Power Inserter)、信号結合器(Directional Coupler)又は信号分岐器(2/3way Line Splitter)を含む。
【0003】
本考案の出願人が有する中華民国実用新案公告第424992号に示されるように、該挿入接続ソケットとする導電スリーブ及び導電ソケットの導電柱の挿入接続時、両者の接触長さは、6mm〜8mmである。図1に示すように、該導電柱が該導電スリーブに挿入される時、入力端及び出力端の反射損失(Return Loss)は、1218MHzにおいて基準ラインより高くなる現象が出現し、この現象は、周波数信号に対する伝送品質に対して影響を及ぼす。
【0004】
現在のケーブルテレビシステムが提供可能な周波数は、5MHz〜1002MHzであり、既存の帯域幅を向上させたい場合、ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器は、内部の各種アクティブ、パッシブ部材自身の特性の差異の制限を受け、達成することができなくなる。従って、ケーブルテレビシステムが提供できるサービスも帯域幅の問題により、制限を受ける。
【0005】
現有の伝送器の帯域幅を上げることができない欠陥に基づき、現在の周波数(5MHz〜1002MHz)を如何にして5MHz〜1218MHzに推進し、より多くのプログラムチャネル、電話、インターネット及び衛星信号等のサービスを提供するかは、ケーブルテレビシステム業者が克服を期待する難題である。
【0006】

【効果】

【0011】
本考案の実施によって得られる増益の効果は、該挿入接続ソケットは、ケーブルテレビシステムの高周波(900MHz〜1218MHz)における周波数信号品質を拡張及び改善することができ、ケーブルテレビシステムに現在の周波数5MHz〜1002MHzを5MHz〜1218MHzへ推進させることができ、
より多くのプログラムチャネル、電話、インターネット及び衛星信号等のサービスを提供することができる。特に、該挿入接続ソケットは、導電挿入接続ソケッ

トの挿入時に最適な接触長さ及び接触面積を確保することができ、且つ回路板上の電子部材に対して電子特性上の変化を発生させる影響がなく、また、十分な接触面積を提供することができ、伝送器に高い電流(10〜20アンペア)及び雷撃の通過を受けることができ、損壊せず、ケーブルテレビシステムの周波数信号の品質を確保し、同類の物品が未聞の良好な構造ということができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】従来のケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器の入力端及び出力端における反射損失の説明図である。
【図2】本考案のケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器の立体分解図である。
【図3】本考案の挿入接続ソケットの立体図である。
【図4】本考案のケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器及び信号伝送コネクタの組み立て後の立体図である。
【図5】図4は、線A−Aに沿って切り取った断面図である。
【図6】本考案の導電ピンが挿入接続ソケットに挿入された断面図である。
【図7】本考案の有線テレビ同軸ビデオネットワーク伝送器の入力端及び出力端の反射損失の説明図である。

【0013】
図2〜図6に示すように、基本的に、該ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器、例えば、ラインパッシブ部材(Line Passive)は、上蓋1、複数の導電接続ソケット2、底蓋3、及び数量が導電接続ソケットに対応する挿入接続ソケット4を含む。
【0014】
該上蓋1は、アルミ合金蓋体であり、その周縁、例えば、向かい合う両側に複数の信号伝送ポート11,12,13,14を設ける。該信号伝送ポート11,12,13,14の配置に便利であるため、該第1、第2信号伝送ポート11,12及び該第3、第4信号伝送ポート13,14は、それぞれ該上蓋1両側に向かい合わせ設けられる。また、該信号伝送ポート11,12,13,14の垂直方向にそれぞれ信号ロックポート15,16,17,18を設ける。事実上、該複数の信号伝送ポート11,12,13,14は、信号ロックポートとすることもでき、該信号ロックポート15,16,17,18が、対応して信号伝送ポートとすることもできる。
【0015】
該信号ロックポートを定義することに便利であるため、該第1信号伝送ポート11に垂直方向に隣接するものを第1信号ロックポート15と命名し、該第2信号伝送ポート12に垂直方向に隣接するものは、該第2信号ロックポート16と命名し、この類推に基づき、それぞれ第3信号ロックポート17及び第4信号ロックポート18を得ることができる。
【0016】
導電接続ソケット2の数量は、信号伝送ポートに対応し、例えば、本実施例の信号伝送ポートは4つあるので、4つの導電接続ソケット2を設け、それぞれ第1導電接続ソケット2、第2導電接続ソケット2a、第3導電接続ソケット2b及び第4導電接続ソケット2cとして命名する。該導電接続ソケット2,2a,2b,2cは、該上蓋1内部のベース上に固定され、ケーブルテレビシステム業者の基地局に伝送される信号を受信することができる。
【0017】
導電接続ソケット2,2a,2b,2cの構造は完全に同一であるので、説明に便利であるため、第1導電接続ソケット2について説明し、該第1導電接続ソケット2は、第1開口21を開設し、該第1開口21は、該第1振動伝送ポート11に隣接する。そのうち、該第1開口21は、垂直方向に更に第2開口22を設け、該第2開口22を該第1信号ロックポート15に隣接させる。そのうち、該第1導電接続ソケット2底面に縦方向に信号を伝送可能な第1導電ピン23を伸出する。
【0018】
従って、該伝送器は、信号伝送プラグと接続したい時、先ず、両側の4つの第1、第2、第3、第4信号伝送プラグ5,6,7,8をそれぞれ該上蓋1の第1

、第2、第3、第4信号伝送ポート11,12,13,14にロックし、該信号伝送プラグ5,6,7,8の第1、第2、第3、第4信号伝送導体51,61,71,81を該第1、第2、第3、第4導電接続ソケット2,2a,2b,2cの第1開口21に通過させ、該第1、第2、第3、第4導電ピン23,23a,23b,23cの本体内に挿入し、4つの線固定螺子24を該第1、第2、第3、第4信号ロックポート15,16,17,18、及び該第1、第2、第3、第4導電接続ソケット2,2a,2b,2cの第2開口22に通過させた後、それぞれ該第1、第2、第3、第4伝送導体51,61,71,81及び該第1、第2、第3、第4導電接続ソケット2,2a,2b,2cの各導電ピン23,23a,23b,23cを一つに固定する。
【0019】
該底蓋3は、アルミ合金蓋体であり、それは、例えば、該上蓋1底部に螺合され、密封式殻体を形成する。該底蓋3内部にプリント回路板31を設け、該プリント回路板31は、各導電接続ソケット2,2a,2b,2cの導電ピン23,23a,23b,23cの位置に対応して第1、第2、第3、第4挿入接続ソケット4,4a,4b,4cを相対設置し、且つ該挿入接続ソケット4,4a,4b,4cが各導電ピン23,23a、23b、23cを挿入接続後、信号接続を形成する。
【0020】
図2、図3、図5及び図6を参照し、第1、第2、第3、第4挿入接続ソケット4,4a,4b,4cの構造は全く同じであるので、説明に便利であるため、
第1挿入接続ソケット4について説明し、該挿入接続ソケット4は、細長状三角形に類似し、その一側の密閉端41は、少なくとも1つのピン42を有し、該ピン42は、該プリント回路板31が設ける接続孔311を挿入し、溶接固定される。他側に弾性挟持端43を有し、該挟持端43内側に対称であり且つ各導電ピン23,23a,23b,23cを挿入接続させる一対の弧形挟持部44を設け、且つ該プリント回路板31は、該一対の挟持部44の位置に隣接して各導電ピン23,23a,23b,23cを挿入させる板孔312を開設する。そのうち、該一対の挟持部44上部に一対の内向きに傾斜するガイド斜面441を有する。従って、該一対の挟持部44の寸法設計によってそれと各導電ピン23,23a,23b,23cの接触長さ及び接触面積を定義でき、該伝送器の帯域幅及び周波数信号の品質を調整することができる。
【0021】
事実上、該挿入接続ソケット4は、金属片がスタンピング及び湾折工程を経て細長状三角形の挟持体に成型され、そのうち、該金属片の厚さは、0.5mm〜0.7mmの間であり、且つピン42の総高さは6mm〜8mmの間であり、特に、該一対の挟持部44と導電ピン23の接触長さは、2mm〜4mmの間に介し、以下の特性を確保する:
(1)該挿入接続ソケット4,4a,4b,4cは、該導電ピン23,23a,23b,23cの引っ張り力を受けることができ、緩み、脱落を生じることがない。
(2)ケーブルテレビシステムの周波数信号、伝送器の挿入接続ソケット4,4a,4b,4cと該導電ピン23,23a,23b,23cの結合時、該挿入接続ソケット4,4a,4b,4cは単一の金属部材であり、プラスチック部材がプリント回路板31に対して発生する感応及び高い電流が通過する時にプラスチック部材が高温で溶解する危険性を回避し、且つ該挿入接続ソケット4,4a,4b,4c及び該導電ピン23,23a,23b,23cは、360度の全面接触ではなく、伝送器上の電子部材に対する干渉を低減することができる以外、更に、該挿入接続ソケット4,4a,4b,4cは、適当な金属材料の厚さを有し、比較的大きな電流を通過させることができ、該伝送器が雷撃により生じる破壊に耐えることができる。
(3)ケーブルテレビシステムの周波数信号は、帯域幅5MHz〜1218MHzで良好な信号品質を確保することができる。
【0022】
図4及び図5に示すように、本願の伝送器の組み立て後、ケーブルテレビシステムの基地局が提供する周波数信号が該第1信号伝送プラグ5及びその第1信号伝送導体51を介して該第1信号伝送ポート11から該伝送器、例えば、ラインパッシブ部材に入り、その後、該第1導電接続ソケット2の導電ピン23及び該第1挿入接続ソケット4によって該プリント回路板31に伝送される。該周波数信号は、該プリント回路板31の変換を経た後、該ラインパッシブ部材の異なる製品に応じて異なる信号伝送経路を有する。
【0023】
該ラインパッシブ部材が電源挿入器(Power Inserter)である時、前記周波数信号は、該第1信号伝送ポート11、該第1導電接続ソケット2の導電ピン23及び該第1挿入接続ソケット4から該プリント回路板31へ伝送される以外に、更に、該第3信号伝送プラグ7及びその第3信号伝送導体71から電源供給を、該第3信号伝送ポート13を介して該ラインパッシブ部材に進入させ、その後、第3導電接続ソケット2bの導電ピン23b及び該第3挿入接続ソケット4bを経て該プリント回路板31に伝送される。該プリント回路板31が受信した周波数信号及び電源が変換を経た後、該第1、第2挿入接続ソケット4,4aからそれぞれ該第1、第2導電接続ソケット2,2aの2つの導電ピン23,23bに伝送され、その後、第1、第2信号伝送導体51,61及び第1、第2信号伝送プラグ5,6により信号をケーブルテレビシステムのネットワークに伝送する。
【0024】
ラインパッシブ部材が信号結合器 (Directional Coupler)又は信号分岐器(2/3way Line Splitter)である時、周波数信号は、該第1信号伝送プラグ5及びその第1信号伝送導体51を介して該第1信号伝送ポート11から該ラインパッシブ部材に入り、その魏、該第1導電接続ソケット2の導電ピン23及び該第1挿入接続ソケット4を経て該プリント回路板31に伝送され、該プリント回路板31の変換を経て、必要に応じてそれぞれ周波数信号を該挿入接続ソケット4a,4b,4cを介して該導電接続ソケット2a、2b、2cの各導電ピン23a,23b,23cへ伝送され、その後、該第2、第3、第4信号伝送導体61,71,81及び該第2、第3、第4信号伝送プラグ6,7,8を介して周波数信号をケーブルテレビシステムのネットワークに伝送する。
【0025】
図7に示すように、該伝送器の実施時、その入力端及び出力端の反射損失(Return Loss)は、周波数5MHz〜1218MHzの間で基準ライン以下に制御することができる。従って、図1及び図7中の入力端及び出力端の反射損失の線形の差異から、各挿入接続ソケット4と各導電ピン23の接触長さ及び接触面積の差異の帯域幅及び周波数信号品質に対する影響を明確に見出すことができる。
【0026】
従って、本考案の実施によって得られる増益の効果は、該挿入接続ソケットは、ケーブルテレビシステムの高周波(900MHz〜1218MHz)における周波数信号品質を拡張及び改善することができ、ケーブルテレビシステムに現在の周波数5MHz〜1002MHzを5MHz〜1218MHzへ推進させることができ、より多くのプログラムチャネル、電話、インターネット及び衛星信号等のサービスを提供することができる。特に、該挿入接続ソケットは、導電挿入接続ソケットの挿入時に最適な接触長さ及び接触面積を確保することができ、且つ回路板上の電子部材に対して電子特性上の変化を発生させる影響がなく、また、十分な接触面積を提供することができ、伝送器に高い電流(10〜20アンペア)及び雷撃の通過を受けることができ、損壊せず、ケーブルテレビシステムの周波数信号の品質を確保し、同類の物品が未聞の良好な構造ということができる。
【0027】
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
【0028】
1 上蓋
11,12,13,14 信号伝送ポート
15,16,17,18 信号ロックポート
2,2a,2b,2c 導電接続ソケット
21 第1開口
22 第2開口
23,23a,23b,23c 導電ピン
24 線固定螺子
3 底蓋
31 プリント回路板
311 接続孔
312 板孔
4,4a,4b,4c 挿入接続ソケット
41 密閉端
42 接続ピン
43 挟持端
44 挟持部
441 ガイド斜面
5,6,7,8 信号伝送プラグ
51,61,71,81 信号伝送導体

(57)【要約】

【課題】ケーブルテレビ同軸ビデオネットワーク伝送器を提供する。【解決手段】周縁に複数の信号伝送ポート11〜14を設ける上蓋1と、数量が該信号伝送ポートに対応し、底面に縦方向に導電ピン23、23a〜23cを伸出する複数の導電接続ソケット2、2a〜2cと、該上蓋底部に取り付けられ、内部にプリント回路板31を設ける底蓋3と、数量が該導電接続ソケットに対応し、且つ該導電ピンの位置に対応して該プリント回路板に固定設置される複数の挿入接続ソケット4、4a〜4cと、を含み、そのうち、各挿入接続ソケット一側に該プリント回路基板に挿入接続する少なくとも1つの接続ピンを有し、他側に弾性挟持端を有し、該挟持端の内側に対称であり且つ各導電ピンを挿入接続させる一対の弧形挟持部を設け、該一対の挟持部の寸法がそれと各導電ピンの接触長さ及び接触面積を定義し、該伝送器の帯域幅を調整する。


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