(54)【考案の名称】瞑想用テント

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は瞑想用テントに係わり、特に、使用者をその体型に沿うようにして覆うようにした瞑想用テントに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、一人用テントとして、たとえば、特許文献1に示される構造のものが提案されている。
【0003】
この技術は、シートを、切り妻屋根状に組み上げるとともに、その一方の妻側を閉塞するとともに、他方の妻側を開放して出入り口として用いるようにしたものである。
【0004】

【効果】

【0029】
本考案の瞑想用テントによれば、使用時において、使用者とシートの距離を使用者の体全体に対して適切に保ち、これによって、圧迫感を感じることの少ない瞑想用テントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本考案の一実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態を示す外観斜視図である。
【図3】本考案の一実施形態を示すもので、骨組みの概略を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施形態を示すもので、骨組みを示す正面図である。
【図5】本考案の一実施形態を示すもので、骨組みを示す縦断面図である。
【図6】本考案の一実施形態を示すもので、側部枠を示す分解斜視図である。
【図7】本考案の一使用例を示すもので、図6のVII−VII線に沿った拡大断面図である。
【図8】本考案の一使用例を示すもので、図6のVIII−VIII線に沿った拡大断面図である。
【図9】本考案の変形例を示す外観斜視図である。
【図10】図9の変形例の他の使用例を示す正面図である。
【図11】本考案の他の変形例を示す外観斜視図である。

【0031】
以下、本考案の一実施形態を、図面を参照して説明する。
これらの図において、符号1は、本実施形態に係わる瞑想用テントを示し、この瞑想用テント1は、使用者Pの頭部Hを取り囲む頭部被覆部1aと、前記使用者の肩から下方(以下、胴部Bと称す)を取り囲む胴部被覆部1bとからなり、前記頭部被覆部1aが、環状の支持リング2、および、この支持リング2の上方に、略球殻面に沿って配設される可撓性を有する複数の頭部枠3を備え、前記胴部被覆部1bが、前記支持リング2から下方へ向けて垂設され、かつ、前記支持リング2に沿って間隔をおいて設けられた可撓性を有する複数の胴部枠4と、これらの胴部枠4を、その長さ方向に間隔をおいた位置において相互に連結する複数の側部枠5を備え、前記頭部枠3、前記胴部枠4、および、前記側部枠5を覆うシート6を設けてなり、このシート6の、前記胴部枠4間に位置させられる部位に、出入り用の開口部6aを形成した構成となっている。
【0032】
前記支持リング2の上方には、この支持リング2よりも小径な円盤状の支持プレート7が、前記支持リング2と間隔をおいて配置され、この支持プレート7の周縁部には外方へ向かう第1の係止孔7aが、周方向に間隔をおいて複数形成され、前記支持リング2の上部には、その内側斜め上方へ向かう第2の係止孔2aが、周方向に間隔をおいて複数形成され、これらの第1の係止孔7aと第2の係止孔2aに前記頭部枠3の端部が挿入されている。
【0033】
これによって、前記支持リング2に前記支持プレート7が連結されるとともに、これらを連結する前記各頭部枠3が、その中間部を上方へ向けて突出するように円弧状に湾曲させられている。
【0034】
この結果、前記複数の頭部枠3の外表面を結んで得られる仮想面が略球殻状となる。
【0035】
前記支持リング2の下部には、その外側斜め下方へ向かう第3の係止孔2bが、周方向に間隔をおいて複数設けられ、これらの第3の係止孔2bに、前記胴部枠4の上端が挿入されて係止されるようになされている。
【0036】
前記側部枠5は、図6に示すように、同一平面内で相互に屈曲可能に連結された多数の側部枠構成体8と、これらの側部枠構成体8を貫通して設けられた可撓性を有する補強枠9とによって構成され、前記側部枠構成体8には、前記胴部枠4が挿通されるガイド管10が、上下方向に沿って設けられている。
【0037】
一方、前記各側部枠構成体8には、これらの側部枠構成体8が同一平面内において環状に屈曲させられた状態において、その内側に開口する係止溝8aが周方向全長にわたって形成され、この係止溝8aに前記補強枠9が挿入されるようになっている。
【0038】
また、前記ガイド管10は、前記側部枠構成体8に、一つおきに装着されており、このガイド管10が装着されていない他の側部枠構成体8には、前記係止溝8aに交差するようにして貫通孔11が形成されている。
【0039】
前記各貫通孔11には、これらの貫通孔11に挿通されて前記係止溝8aを塞ぐように配置される係止ピン12が装着されるようになっている。
【0040】
これらの係止ピン12は、前記貫通孔11に挿通されて、前記側部枠構成体8を貫通するピン部12aと、このピン部12aの一端部に一体に連設された可撓性を有する連結片12bと、この連結片12bの自由端部に一体に設けられ、前記ピン部12aの他端部に嵌着される係合リング12cとによって構成されている。
【0041】
前記係止ピン12は、前記ピン部12aを、前記側部枠構成体8の貫通孔11に、前記側部枠構成体8の一端側から貫通させて他端側へ突出させた後に、前記側部枠構成体8の係止溝8aの開口部を跨ぐようにして前記連結片12bを取り回し、さらに、この連結片12bに取り付けられている前記係合リング12cを前記突出させられているピン部12aに嵌合させることにより、前記側部枠構成体8に取り付けられる。
【0042】
このように取り付けられた前記係止ピン12は、前記ピン部12aが前記係止溝8aを横切ることにより、この係止溝8aに位置させられている前記補強枠9が、前記係止溝8aの内側開口から離脱するのを防止するようになっている。
【0043】
また、前記係止ピン12自体も、前記ピン部12aと連結片12b、および、前記係合リング12cによって前記側部枠構成体8を取り囲むことにより、この側部枠構成体8からの離脱が防止されている。
【0044】
一方、前記補強枠9は、任意の一対の前記胴部枠4間を開放するようにその長さが形成されており、それぞれの端部が、前記胴部枠4の側部に対峙させられて、図4に示すように、T字型コネクタ13によって前記各胴部枠4へ連結されている。
【0045】
前記T字型コネクタ13は二つの菅を用い、一方の菅の外壁に、他方の菅を交差するようにして連結した構成である。
【0046】
さらに、前記各胴部枠4の下端は、可撓性を有する底部枠14が対峙させられており、この底部枠14も、前記補強枠9と同様に、前記一対の胴部枠4間を開放するようにその長さが設定されており、それぞれの端部において、前記一対の胴部枠4の端部に対峙させられている。
【0047】
そして、前記底部枠14の端部と前記胴部枠4の端部は、一対の菅を直交するようにして連結して構成されたL字型コネクタ15によって連結されている。
また、他の胴部枠4は、その下端において、前述したT字型コネクタ13によって前記底部枠14に連結されている。
【0048】
このように、各枠が相互に連結されることにより、図4に示すように、本実施形態に係わる瞑想用テント1の骨組みが形成される。
【0049】
そして、このように組み上げられた骨組みを覆ってシート6を被せることにより、図1に示すような本実施形態に係わる瞑想用テント1が組み上げられる。
【0050】
ここで、前記シート6は、前記各頭部枠3の外側に沿うように被せられる部位と、前記各胴部枠4の外側に沿うように被せられる部位とが連続して形成された形状となされている。
【0051】
したがって、前記シート6を、組み上げられた骨組みに被せることにより、図1に示すように、頭部被覆部1aとその下方に繋がる胴部被覆部1bを備えた瞑想用テント1ができあがる。
【0052】
このように組み上げられた本実施形態の瞑想用テント1は、その開口部6aから中に入り、たとえば、この開口部6aへ向けて座ることによって使用される。
【0053】
このような使用状態において、図1に示すように、使用者の頭部Hが前記頭部被覆部1aに位置し、また、胴部Bが前記胴部被覆部1bに位置する。
【0054】
ここで、前記頭部被覆部1aと前記胴部被覆部1bとが独立した形状設定が行なわれることにより、それぞれを、使用者の体型に沿った輪郭とすることができる。
【0055】
この結果、前記瞑想用テント1の内面と使用者との間に形成される空間部を、この使用者の身体回りにほぼ均一に確保することができる。
この空間部の大きさを適宜設定しておくことにより、使用者への圧迫感を軽減することができる。
【0056】
したがって、たとえば、この瞑想用テント1を瞑想のために使用する場合、外部の音に対する遮蔽効果とともに、前述した圧迫感が軽減されることにより、瞑想のための有効な空間が容易に得られる。
【0057】
一方、前記瞑想用テント1の外形が人の外形に近くなり、前述した瞑想を行なうために前記瞑想用テント1を設置した場合、設置場所の雰囲気を壊すことを極力避けることができる。
【0058】
そして、使用後にあっては、前記シート6を取り外した後に、前記頭部枠3、胴部枠4、側部枠5、および、補強枠9や底部枠14を取り外すことにより、コンパクトに収納することができる。
【0059】
ここで、前記各枠を単一の菅に収めることもでき、また、この菅を杖として用いることもできる。
したがって、お遍路参りのような行脚において、前記杖を用いることにより、移動を容易にしつつ瞑想用テント1の持ち運びを容易にする。
【0060】
なお、本実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0061】
たとえば、図9に示すように。瞑想用テント1を長めに形成することにより、立った姿勢での瞑想を行なうようにすることもできる。
【0062】
そして、前述したように、前記瞑想用テント1を長めに形成した場合にあっては、この瞑想用テント1を倒して使用することにより、図10に示すように、就寝用テントとして用いることも可能である。
【0063】
このように、就寝用テントとして使用する場合のために、前記瞑想用テント1の底部にカバー16を開閉可能に設けておくこともできる。
【0064】
また、図11に示すように、前記頭部被覆部1aの、前記胴部被覆部1bとの連続部にくびれ17を設けておくこともできる。
このくびれ17を設けておくと、このくびれ17にロープを掛け、さらにこのロープを地面に固定することにより、前記瞑想用テント1の倒れを防止することができる。
【0065】
さらに、図9に示すように、前記頭部被覆部1aの内部に、使用者の頭部を覆うようなピラミッド型の覆い18を設けておくことにより、ピラミッドパワーを得るようにすることもできる。
【0066】
1 瞑想用テント
1a 頭部被覆部
1b 胴部被覆部
2 支持リング
2a 第2の係止孔
2b 第3の係止孔
3 頭部枠
4 胴部枠
5 側部枠
6 シート
6a 開口部
7 支持プレート
7a 第1の係止孔
8 側部枠構成体
8a 係止溝
9 補強枠
10 ガイド管
11 貫通孔
12 係止ピン
12a ピン部
12b 連結片
12c 係合リング
13 T字型コネクタ
14 底部枠
15 L字型コネクタ
16 カバー
17 くびれ
18 覆い
B 胴部
H 頭部
P 使用者



(57)【要約】

【課題】使用時において、使用者とシートの距離を使用者の体全体に対して適切に保ち、これによって、圧迫感を感じることの少ない瞑想用テントを提供する。【解決手段】使用者の頭部を取り囲む頭部被覆部1aと、前記使用者の肩から下方を取り囲む胴部被覆部1bとからなり、前記頭部被覆部が、環状の支持リング2、および、この支持リングの上方に、略球殻面に沿って配設される可撓性を有する複数の頭部枠3を備え、前記胴部被覆部が、前記支持リングから下方へ向けて垂設され、かつ、前記支持リングに沿って間隔をおいて設けられた可撓性を有する複数の胴部枠4と、これらの胴部枠を、その長さ方向に間隔をおいた位置において相互に連結する複数の側部枠5を備え、前記頭部枠、前記胴部枠、および、前記側部枠を覆うシート6を設けてなり、このシートの、前記胴部枠間に位置させられる部位に、出入り用の開口部6aを形成した。


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