(54)【考案の名称】情報端末用ケース

(73)【実用新案権者】株式会社オーラムプラン

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、スマートフォンやタブレット端末等の情報端末を収納することができるデジタルガシェットオーガナイザ等の情報端末用ケースに関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、スマートフォンやタブレット端末は、情報端末として広く用いられている。これら情報端末は、日常的に携帯して使用されるものであることから、携帯時に画面等に傷が付かないように保護し、持ち運びを便利にするために、種々の特徴を備えた情報端末用ケースが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、タブレット端末を収納するポケット部を備え、ノートを差し込む差込部を備え、タブレット端末とノートの両方について利用の利便性を向上させるファスナー付きノートケースが開示されている。
【0004】

【効果】

【0011】
本考案によれば、様々なサイズの情報端末を収納することでき、多種多様な物品を整然と効率よく収納することができる、操作性、視認性、及び携帯性を高めた情報端末用ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本考案の第1実施形態の情報端末用ケースの内部構成を示す図である。
【図2】本考案の第1実施形態の情報端末用ケースの表面構成を示す図である。
【図3】本考案の第1実施形態に係る情報端末用ケースに実際に情報端末を収納した様子を示す図である。
【図4】(a)は本考案の第1実施形態に係る情報端末用ケースの付属ポケット部の収納面側の構成図、(b)は該付属ポケット部の保護面側の構成図である。
【図5】本考案の第2実施形態に係る情報端末用ケースの内部構成を示す図である。
【図6】本考案の第2実施形態に係る情報端末用ケースに実際に情報端末を収納した様子を示す図である。

【0013】
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
【0014】
<第1実施形態>
【0015】
図1には本考案の第1実施形態の情報端末用ケースの内部構成を示し、図2には情報端末用ケースの表面構成を示し、説明する。
【0016】
図1に示されるように、情報端末用ケース1は、左右見開きに構成されたケース本体2を備えている。そして、ケース本体2の見開きの一方の内側面2aには、情報端末としてのタブレット端末等を差し込むことで収納する収納部3が設けられている。
【0017】
収納部3は、ケース本体2の内側面2aの上部に設けられた第1挿入部4と、内側面2aの下部に設けられた第2挿入部5とからなる。
【0018】
第1挿入部4では、左側領域4aにケース本体2の左右方向に対して所定角度となるように上向きに傾斜した直線状の複数の傾斜切込み部6a,6b,6c(第1傾斜切込み部6)が形成されており、右側領域4bに第1傾斜切込み部6に対して線対称となるように下向きに傾斜した複数の傾斜切込み部7a,7b,7c(第2傾斜切込み部7)が形成されている。傾斜切込み部6a,6b,6cの傾斜角度は同じであり、ケース本体2の左右方向に所定間隔離れて形成されている。同様に、傾斜切込み部7a,7b,7cの傾斜角度は同じであり、ケース本体2の左右方向に所定間隔離れて形成されている。
【0019】
第2挿入部5では、左側領域5aにケース本体2の左右方向に対して所定角度となるように下向きに傾斜した直線状の複数の傾斜切込み部8a,8b,8c(第3傾斜切込み部8)が形成されており、右側領域5bに第3傾斜切込み部8に対して線対称となるように上向きに傾斜した複数の傾斜切込み部9a,9b,9c(第4傾斜切込み部9)が形成されている。傾斜切込み部8a,8b,8cの傾斜角度は同じであり、ケース本体2の左右方向に所定間隔離れて形成されている。同様に、傾斜切込み部9a,9b,9cの傾斜角度は同じであり、ケース本体2の左右方向に所定間隔離れて形成されている。
【0020】
そして、第1傾斜切込み部6、第2傾斜切込み部7、第3傾斜切込み部8、及び第4傾斜切込み部9に、情報端末の四つ角をそれぞれ差し込み収納するようになっている。より詳細には、傾斜切込み部6a,7aが対応しており、傾斜切込み部6b,7bが対応しており、傾斜切込み部6c,7cが対応しており、情報端末の上部の2つの角部の差込みに際してはこれらの組が同時に使用される。傾斜切込み部8a,9aが対応しており、傾斜切込み部8b,9bが対応しており、傾斜切込み部8c,9cが対応しており、情報端末の下部の2つの角部の差込みに際してはこれらの組が同時に使用される。そして、これらの組を任意に組み合わせて使うことで、多様なサイズの情報端末をしっかりと装着できるようになっている。
【0021】
なお、この第1実施形態の情報端末用ケース1では、第1乃至第4傾斜切込み部6乃至9の各傾斜切込み部は、ケース本体2の左右方向に対して約45度の傾斜角で直線状に形成されていたが、傾斜角度は、これには限定されない。また、第1乃至第4傾斜切込み部6乃至9には、各3本の傾斜切込み部が形成されていたが、傾斜切込み部の数は、これには限定されないことは勿論である。
【0022】
一方、ケース本体2の見開きの他方の内側面2bには、右領域の下方に、情報端末としてのスマートフォン等を差し込むことで収納するポケット部10が設けられている。さらに、内側面2bの略中央には、ケース本体2の上下方向に亘り開閉口11が形成されており、ファスナー12により開閉自在となっている。従って、ファスナー12を操作して開閉口11を開いた状態では、ケース本体1の外側より開閉口11を介して内側面2bのポケット部10に収納された情報端末を出し入れすることできる。
【0023】
ケース本体2の内側面2bのポケット部10の上方には、情報端末用の接続ケーブルを収納するための収納部13が設けられている。この例では、2本の切込み13a,13bが形成されており、一方の切込みから接続ケーブルを差し込み、他方の切込みから接続ケーブルを出すことで、保持部13cにより接続ケーブルが保持される。
【0024】
ケース本体2の内側面2bの左領域の上方には名刺やカードを収納するための収納部14が設けられている。この例では、名刺やカードを差し込むための切込み14a乃至14cが形成されている。さらに、収納部14の下方には、ペン等を差し込むための収納部15が設けられている。この例では、収納部15には、複数の切込み15a乃至15fが形成されているので、任意の組み合わせにより多様なサイズのペンを収納できる。
【0025】
尚、ここでは不図示であるが、この収納部15の切込み15a乃至15fに付属のベルトを通すことで、WiFiポケットルーターやモバイルバッテリ等を固定することもできるようになる。このとき、付属のベルトを差し込む切込み15a乃至15fを任意に選ぶことで、固定すべき対象の大きさに適合させることができる。
【0026】
ケース本体2の外周にはファスナー16が形成されており、ケース本体2は、見開き状態から閉じた状態にすることで、当該ファスナー16により閉じることが可能となっている。但し、これに限定されず、見開き状態から閉じた状態として、ベルトにより閉じた状態を保持するような構成としてもよい。
【0027】
図2に示されるように、情報端末用ケース1の外表面の見開き状態としたときの略中央部には、ケース本体2の上下方向に亘り把持部17が形成されている。情報端末用ケース1を折りたたんだ状態でファスナー16を閉めたときに、この把持部17を持って携帯することが可能となっている。
【0028】
このような構成の情報端末用ケース1に、実際に情報端末としてのタブレット端末とスマートフォンを収納した様子は図3に示される通りである。
【0029】
同図に示されるように、ケース本体2の内側面2aの第1挿入部4では、第1傾斜切込み部6のうちの傾斜切込み部6aが用いられ、第2傾斜切込み部7のうちの傾斜切込み部7aが用いられ、情報端末としてのタブレット端末100の上部の2つの角が挿入され保持されている。ケース本体2aの第2挿入部5では、第3傾斜切込み部8のうちの傾斜切込み部8aが用いられ、第4傾斜切込み部9のうちの傾斜切込み部9aが用いられ、情報端末としてのタブレット端末100の下部の2つの角が挿入され保持されている。これにより、タブレット端末100の四隅が第1乃至第4傾斜切込み部6乃至9により保持されるので、ケース本体2を見開きにした状態で、立てるように持ちながら操作しても、タブレット端末100が外れてしまうこともない。また、四隅を固定しているだけなので、タッチパネル上で直接操作(タップ等)することができる。
【0030】
一方、ケース本体2の内側面2bの右領域の下方に、情報端末としてのスマートフォン等101が差し込まれて収納されている。ファスナー12を操作して開閉口11を開いた状態では、ケース本体1の外側より開閉口11を介して内側面2bのポケット部10に収納されたスマートフォン101を出し入れできる。
【0031】
次に、図4(a)には本考案の第1実施形態に係る情報端末用ケースで採用される付属ポケット部の収納面側の構成を示し、図4(b)には該付属ポケット部の情報端末画面の保護面側の構成を示し、説明する。
【0032】
図4(a)に示されるように、情報端末用ケース1のケース本体2に対して着脱自在な付属ポケット部20の一方の面20aには、左領域に手帳やカードを挿入することで収納できる収納部22,23が設けられている。さらに、右領域にはペン等を収納できる収納部24が設けられている。この例では、収納部24には、複数の切込み24a乃至24fが形成されているので、任意の組み合わせにより多様なサイズのペンを収納できる。ここでは不図示であるが、この収納部24の切込み24a乃至24fに付属のベルトを通すことで、WiFiポケットルーターやモバイルバッテリ等を固定することもできるようになる。このとき、付属のベルトを差し込む切込み24a乃至24fを任意に選ぶことで、固定すべき対象の大きさに適合させることができる。収納部24の下方には、名刺等を挿入することで収納できる収納部25が設けられている。
【0033】
そして、ケース本体2の略中央には磁石からなる第1着脱部18a,18bが設けられており、付属ポケット部20の一端には、磁石からなる第2着脱部21a,21bが設けられており、第1着脱部18a,18bに第2着脱部21a,21bを装着することで、ポケット収納部20がケース本体2と一体となる。また、ポケット収納部20の第2着脱部21a,21b同士を磁力により装着することで、複数のポケット収納部20…を積層してケース本体2に装着することも可能である。
【0034】
図4(b)に示されるように、付属ポケット部20の他方の面20bは、情報端末としてのタブレット端末等の画面を保護するための保護面が形成されている。この保護面は画面を傷つけないように起毛素材により構成されている。
【0035】
このような携帯端末用ケース1は、皮又は合成皮革を所定のサイズ、形状に成型した各部を縫合、あるいは接着するなどして作られる。但し、少なくとも一部の部材に他の素材を用いてもよいことは勿論である。
【0036】
以上説明したように、本考案の第1実施形態によれば、収納部3の第1挿入部4に形成された第1、第2傾斜切込み部6,7と、第2挿入部5に形成された第3、第4傾斜切込み部8,9を構成する傾斜切込み部の組み合わせにより、多様なサイズの情報端末の四隅をしっかりと保持し、収納することが可能となる。このとき、四隅を保持しただけで、情報端末の画面は露出しているので、ダイレクトにタッチパネル上でタップ等の操作をすることができるので、操作性も維持することができる。
【0037】
さらに、ケース本体1の内側面2bに形成されたポケット部10によりスマートフォン等の情報端末を収納することができる。このポケット部10の開放側に近接するようにケース本体1の上下方向に開閉口11が形成されているので、ファスナー12を操作して開閉口11を開いた状態にすれば、ケース本体1の外側より開閉口11を介して内側面2bのポケット部10に収納された情報端末を出し入れすることできる。これは、ケース本体1を見開き状態にしたくても迅速に情報端末の出し入れができることを意味し、ユーザの利便性を高めている。
【0038】
さらに、ケース本体2には、磁石からなる着脱部により、付属ポケット部20を装着することができるので、ユーザは自己の携帯品の種類に応じて、付属ポケット20の着脱することで情報端末用ケースを簡易にカスタマイズすることができる。しかも、この付属ポケット20は、各着脱部同士を磁力によりつなげることで、簡易に複数枚の積層構造とするこができる。
【0039】
<第2実施形態>
【0040】
図5には本考案の第2実施形態に係る情報端末用ケースの内部構成を示し説明する。ここでは、第1実施形態と異なる特徴部分のみを説明する。
【0041】
同図に示されるように、情報端末用ケース30のケース本体31の見開き状態にしたときの右側の内側面31aには、スマートフォン等の情報端末を収納するための収納部32が設けられている。そして、この収納部32は、内側面31aの上部に設けられた第1挿入部33と、内側面31aの下部に設けられた第2挿入部34からなる。
【0042】
第1挿入部33には、ケース本体31の左右方向に直線状に延びた複数の切込み部35a,35b,35c(第1切込み部35)が所定間隔をもって形成されている。この例では、3つの切込み部が形成されているが、数はこれに限定されない。一方、第2挿入部34には、ケース本体31の左右方向に直線状に延びた第2切込み部36が設けられている。そして、情報端末の操作ボタンに対応した開口部37が設けられている。
【0043】
したがって、情報端末は、第1切込み部35のうちの1つと第2切込み部36に、その上部と下部をそれぞれ差し込むことで収納される。
【0044】
一方、ケース本体31の見開き状態にしたときの左側の内側面31bには、名刺やカードを収納するための収納部38が設けられている。この収納部38には、カードや名刺等を差し込むための複数の切込み38a乃至38dが形成されている。さらに、切込み39からは収納部38内部に手帳を収納することが可能となっている。
【0045】
以上のほか、この携帯端末用ケース30においても、略中央部に磁石からなる着脱部40a,40bが設けられているので、図4で前述したような付属ポケット部20を着脱することが可能となっている。
【0046】
このような情報端末用ケース30に実際に情報端末を収納した様子は図6に示される通りである。同図に示されるように、第1挿入部33の第1切込み部35のうち切込み部35bより情報端末としてのスマートフォン101の上部が差し込まれ、切込み部35cよりその差し込まれた上部が露出している。第2挿入部34の切込み部36からはスマートフォン101の下部が差し込まれて保持されている。そして、スマートフォン101の操作ボタンに対応した開口部37から操作ボタンが露出している。このように、第1挿入部33にスマートフォン101の上部を差し込み、第2挿入部34に下部を差し込むことで保持される。このとき、スマートフォン101の画面のほとんどの領域は露出しているので、タッチパネルをダイレクトに操作することが可能である。
【0047】
以上説明したように、本考案の第2実施形態によれば、収納部32の第1挿入部33には、ケース本体31の左右方向に直線状に延びた複数の切込み部35a,35b,35c(第1切込み部35)が所定間隔をもって形成され、第2挿入部34には、ケース本体31の左右方向に直線状に延びた切込み部36が設けられているので、情報端末は、第1切込み部35のうちの1つと第2切込み部36に、その上部と下部をそれぞれ差し込むことで簡易に収納される。
【0048】
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
【0049】
例えば、上記実施形態では、ケース本体の内側面の一方に情報端末を収納するための収納部を形成する例を示したが、これには限定されず、第1実施形態で採用した収納部3と第2実施形態で採用した収納部32とを左右に共に有する構成としてもよい。この場合には一方の収納部にタブレット端末を収納し、他方の収納部にスマートフォンを収納するとよいであろう。
【0050】
1…情報端末用ケース、2…ケース本体、3…収納部、4…第1挿入部、5…第2挿入部、6…第1傾斜切込み部、7…第2傾斜切込み部、8…第3傾斜切込み部、9…第4傾斜切込み部、10…ポケット部、11…開閉口、12…ファスナー、18a,18b…第1着脱部、20…付属ポケット部、21a,21b…第2着脱部、30…情報端末用ケース、31…ケース本体、32…収納部、33…第1挿入部、34…第2挿入部、35…切込み部、36…切込み部。

(57)【要約】

【課題】様々なサイズの情報端末を収納でき、多種多様な物品を整然と効率よく収納できる、操作性、視認性、及び携帯性を高めた情報端末用ケースを提供する。【解決手段】情報端末用ケース1は、ケース本体2と、ケース本体2の見開きの一方の内側面2aに設けられ情報端末を差し込み収納可能な収納部3とを備え、収納部3は、第1挿入部4と第2挿入部5とからなり、第1挿入部4には、上向きに傾斜した直線状の複数の第1傾斜切込み部6と下向きに傾斜した複数の第2傾斜切込み部7とが形成され、第2挿入部5には、下向きに傾斜した直線状の複数の第3傾斜切込み部8と上向きに傾斜した複数の第4傾斜切込み部9とが形成され、情報端末の四つ角を第1乃至第4傾斜切込み部6乃至9にそれぞれ差し込み、収納するものである。


【パテントレビュー】

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【インターネット特許番号リンク】

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