(54)【考案の名称】姿勢確認具

(73)【実用新案権者】株式会社P3

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、携帯可能で鏡等に装着することで外出先等でも簡易に姿勢を確認できる姿勢確認具に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、健康ブームの到来により、日常的にヨガ、ピラティス、太極拳などのエクセサイズを行う人が増えてきている。これらのエクセサイズは、スポーツジム等のスタジオで行われることが多いが、当該スタジオでは壁面に設けられた鏡に映る自らの姿勢や動きを確認しながらエクセサイズを進めることが多い。また、外出先においても、立て鏡等を使いながら同様のエクセサイズを行う人も多い。
【0003】
このようなエクセサイズの過程においては、単に鏡に映る自己の姿勢や動きを確認するだけでなく、より厳密に自己の身体の中心線を適宜確認しながらエクセサイズを行うことが嘱望されている。
【0004】
ここで、例えば、特許文献1では、姿勢矯正用鏡が開示されている。即ち、この姿勢矯正用鏡は、鏡本体と、鏡本体の対向する両縁部にそれぞれ係合する一対の係合部材と、一対の係合部材に両端を連結されたゴム紐を備えている。
【0005】

【効果】

【0010】
本考案によれば、簡易な構成で、多種多様な鏡に脱着が可能で、意匠性も備えた姿勢確認具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本考案の一実施形態に係る姿勢確認具の構成図である。
【図2】(a)は本考案の一実施形態に係る姿勢確認具の吸盤部材の構成図、(b)は姿勢確認具の重り部材の構成図、(c)は姿勢確認具の重り部材の他の構成図である。
【図3】本考案の一実施形態に係る姿勢確認具の使用状況を示す図である。

【0012】
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
【0013】
図1には本考案の一実施形態に係る姿勢確認具の構成図を示し説明する。
【0014】
同図に示されるように、姿勢確認具1は、吸盤部材2と、紐部材3と、重り部材4とを有している。即ち、鏡に装着する吸盤部材2と、吸盤部材2に一端が接続された紐部材3と、紐部材3の他端に接続された重り部材4とを備えている。
【0015】
そして、鏡に吸盤部材2を装着すると、重り部材4により紐部材3が張ることで、当該紐部材3が鏡の前面に姿勢確認のための直線を示すことになる。
【0016】
吸盤部材2は、例えばゴムや合成樹脂などの可撓性素材からなり、鏡の平滑面に吸着して内部を真空に近い状態にし、圧力差を利用して吸着する。詳細な構成は図2(a)に示される通りであり、吸着部2aと突出部2bとからなる。
【0017】
鏡の平滑面に皿形状の吸着部2aを伏せるような向きで押し付け、突出部2bを押圧することで吸着部2aをくぼませると、鏡の平滑面との間の空気が抜け、弾性力により戻ろうとする力が作用し、気圧差により張り付いた状態が維持される。
【0018】
一般に、吸着力は吸着部2aの面積に比例するので、使用する重り部材4の重量に応じて吸盤部材2を多様なサイズのものに交換自在としてもよい。吸盤部材2の突出部2bには貫通した孔が開けられており、紐部材3の一端を接続できるようになっている。
【0019】
紐部材3は、一端が吸盤部材2の突出部2bに接続されており、他端が重り部材4に接続されている。従って、姿勢確認具1を鏡に装着すると、紐部材3の上端は吸盤部材2により位置固定され、下端は重り部材4により鉛直下方に引っ張られるので、ピンと張りを持った状態となる。このとき、吸盤部材2の突出部2bへの接続端を基点として鉛直下方に引っ張られるので、紐部材3は鉛直下方向に向いた直線を示すことになる。
【0020】
紐部材3は、化学繊維、絹、毛、麻、木綿、紙、革などを、単独であるいは組み合わせて、編成あるいは縫合して構成されている。化学繊維としては、ナイロン、ポリエチレン等、種々のものを採用することができる。
【0021】
紐部材3の長さについては、エクセサイズ時に鏡に映る自分の姿の上部から下部までの範囲に亘る長さが好ましい。例えば、男性、女性、それぞれの平均身長程度の長さとしてもよし、各ユーザが自己の使用状況の併せて調整可能としてよい。
【0022】
紐の色については、中心線としてユーザに明確に識別される色が好ましい。予め複数の色の紐部材3を用意して、ユーザがエクセサイズ時に着用している被服の色と明確に区別される色に適宜交換可能としてもよい。
【0023】
なお、紐部材3を、ワイヤー又はチェーン等により代替してもよい。
【0024】
重り部材4は、紐部材3の他端(下端)が接続されるもので、吸盤部材2の吸着力が耐えられる程度の重さを有している。詳細な構成は図2(b)に示され、複数の石(例えば天然石)4aが数珠状に連結され構成されている。複数の石4aを数珠状の連結するために各石4aには貫通孔が設けられており、各貫通孔を1本の糸が順に挿通して最上部の石4aと再下部の石4bにて上端及び下端を固定するようにしてもよい。
【0025】
また、重り部材4を紐部材3に接続するにあたり、連結部材5を介して接続するようにしている。連結部材5を介して重り部材4を紐部材3に接続するようにした場合、簡易に重り部材4を交換することが可能となる。但し、連結部材5は必ずしも必要ではなく、紐部材3にそのまま石(例えば天然石)を挿通して固定してもよい。
【0026】
この他、重り部材4をプレートとしてもよい。詳細は、図2(c)に示される。このプレート6は、金属製のプレートであり、所定の造形が施されている。このようなプレートを用いれば、姿勢確認具1の意匠性は高まり、自宅等で使用する場合でも景観を損ねることなく、装飾品の一種としての存在価値も生まれる。これは、重り部材4に、前述したような石(例えば天然石)を用いる場合でも同様である。
【0027】
また、重り部材4をフック形状の部材として、当該フックにユーザが所望とするものを吊るすことで、上記同様の効果を生むようにしてもよい。
【0028】
次に図3には、本考案の一実施形態に係る姿勢確認具の使用状況を示し説明する。
【0029】
同図に示されるように、姿勢確認具1を使用するときには、鏡100に姿勢確認具1の吸盤部材2を吸着させる。前述したように、吸盤部材2は吸着部2aと突出部2bからなるが、吸着部2aを鏡100の平滑面100aに押し当てて吸着させれば簡易に位置固定される。吸盤部材2が鏡100の平滑面100aに吸着されると、吸盤部材2の突出部2bに接続されている紐部材3の下端が重り部材4により鉛直下方向に引っ張られるので紐部材3はピンと張られた状態となる。このとき、紐部材3は、鉛直下方向に引っ張られるので、鉛直下方向に向いた直線を示すことになる。このとき、鏡100にはユーザ200の姿200aが写っているので、この直線を自身の姿勢の中心位置を図る中心線として活用することが可能となる。
【0030】
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、錘部材としては、前述したものに加えて、所定のキャラクターを造形した部材や写真を収容したプレートなど、種々のものを採用することができる。
【0031】
1 姿勢確認具
2 吸盤部材
2a 吸着部
2b 突出部
3 紐部材
4 重り部材
4a,4b 石
5 連結部材
6 プレート

(57)【要約】

【課題】簡易な構成で、ジム等の外出先でも多種多様な鏡に脱着が可能で、意匠性も備えたデザイン性の高い姿勢確認具を提供する。【解決手段】鏡に装着して使用する姿勢確認具であり、鏡に装着する吸盤部材2と、吸盤部材に一端が接続された紐部材3と、紐部材の他端に接続された複数の石が連結された重り部材4と、を備え、鏡に吸盤部材を装着すると、重り部材により紐部材が張ることで、紐部材が鏡の前面に姿勢確認のための直線を示す。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):