(54)【考案の名称】転写シール用キット

(73)【実用新案権者】ミラクル工業株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図24

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は誰でも希望するオリジナルな標章(画像)を目的の被写体へ簡単に便利良く貼り付け使用できる転写シール用キットに関する。

【従来の技術】

【0002】
本考案者は既に特許文献1、2を提案している。その前者の特許文献1には希望の標章(画像)をインクジェットプリンターや水性筆記具などの水溶性インクによってプリントできる転写シールが記載されている一方、後者の特許文献2には同じく希望の標章(画像)をレーザープリンターや静電複写機などのトナーによってプリントできる転写シールが開示されている。
【0003】

【効果】

【0020】
請求項1、2の上記構成によれば、そのプリント基材シートには転写シール用抜き取り輪郭線がミシン目として、予じめ加工されているため、ユーザーとしてはその抜き取り輪郭線の内部へ、インクジェットプリンターやレーザープリンターなどを使って、そのインク受容性コーティング層の表側から希望の標章をプリントした後、その標章がプリントされた転写シールを上記抜き取り輪郭線から指先により抜き取れば良く、冒頭に述べた従来技術のように刃物を使って切り抜き作業する必要がない。
【0021】
その場合、請求項1、2の何れにあっても、特に請求項3の構成を採用するならば、そのプリント基材シートに加工されている複数の転写シール用抜き取り輪郭線を取捨選択して、希望する平面輪郭形状の転写シールを作成することができ、利便性がますます向上する。
【0022】
更に、請求項4の構成を採用するならば、上記プリント基材シートにおける転写シール用抜き取り輪郭線の内部にプリントされた標章を、その転写シールが被写体へ貼り付け転写された使用状態において、上記抜き取り輪郭線と相似な平面輪郭形状の着色額縁線により、優美に囲むことができ、標章と一緒にその着色額縁線も表側から目視されるため、興趣変化に富む転写シールを得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本考案の第1実施形態に係るプリント基材シートを示す平面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】同じく第1実施形態の両面粘着シートを示す断面図である。
【図4】プリント基材シートに対する標章のプリント状態を示す平面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】プリント基材シートに対する両面粘着シートの貼り合わせ過程を示す断面図である。
【図7】同じく貼り合わせ状態を示す断面図である。
【図8】図7から転写シールを剥離した状態の断面図である。
【図9】図8の剥離した転写シールを表側から見た平面図である。
【図10】転写シールを被写体へ貼り付け転写した状態の断面図である。
【図11】図10から吸水紙と第1コーティング層が剥離された使用状態を示す断面図である。
【図12】図11の表側から見た平面図である。
【図13】本考案に係る第1実施形態の変形実施形態を示しており、図1に対応する平面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図13のプリント基材シートに対する標章のプリント状態を示す平面図である。
【図16】図15の16−16線断面図である。
【図17】転写シールの剥離状態を示す図8に対応する断面図である。
【図18】転写シールを被写体へ貼り付け転写した使用状態の断面図である。
【図19】図18の平面図である。
【図20】本考案の第2実施形態を示す図2に対応する断面図である。
【図21】図20のプリント基材シートに対する標章のプリント状態を示す断面図である。
【図22】プリント基材シートに対する両面粘着シートと貼り合わせ過程を示す断面図である。
【図23】同じく貼り合わせ状態を示す断面図である。
【図24】図23から転写シールを剥離した状態の断面図である。
【図25】転写シールを被写体へ貼り付け転写した状態の断面図である。
【図26】図26から吸水紙と第1コーティング層が剥離された使用状態を示す断面図である。

【0024】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜12はその転写シール用キットの第1実施形態を示しており、(A)はプリンター記録シートとしての搬送特性を有する一定厚みのプリント基材シート、(B)はそのプリント基材シート(A)との対をなす一定厚みの両面粘着シートであって、このような別個独立の2部品から、ユーザーの誰でも希望のオリジナル(個性的)な標章(T)をプリントした転写シール(S)の複数を作成の上、その転写シール(S)の1個づつを刃物の必要なく抜き取って、目的とする各種被写体(M)の表面へ貼り付け転写使用できるようになっている。
【0025】
ここに、標章(T)とは文字、図形、記号若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合を意味するが、これは1個の転写シール(S)に1個だけプリントされる場合のほか、複数個の並列状態にプリントされることもあり、ユーザーの希望どおり決められることになる。
【0026】
先ず、上記プリント基材シート(A)について言えば、これは例えばはがきサイズやA5サイズなどの大きさ・形状として、図1、2のような合計4層の積層状態に作成準備されている。
【0027】
即ち、(10)は所謂吸い取り紙やその他の水を吸収する吸水紙であり、約5μm〜約0.5mmの厚みを有する。(11)はその吸水紙(10)の表面全体へ約3μmの厚みとして塗工された第1コーティング層であり、ポリビニルアルコール(商品名:ポバール)やポリビニルピロリドン、その他の水溶性を有する合成高分子から成る。
【0028】
(12)は上記第1コーティング層(11)の表面全体へ約5μmの厚みとして塗工された第2コーティング層であり、アクリル樹脂やその他の撥水性を有する合成高分子から成る。しかも、透明又は半透明として転写シール(S)を被写体(M)へ転写使用した時、その標章(T)を支障なく透視することができるようになっている。
【0029】
上記第2コーティング層(12)に第1コーティング層(11)との言わば逆な撥水性を要求する理由は、転写シール(S)を被写体(M)へ転写使用する時に、上記吸水紙(10)の存在する方向(表側)から投与される水分を撥ねることにより、第1、2コーティング層(11)(12)の境界面を安定・確実な剥離界面として機能させ、その第2コーティング層(12)から上記第1コーティング層(11)と吸水紙(10)との2層を容易・円滑に剥離できるようにするためである。
【0030】
また、(13)は上記第2コーティング層(12)の表面全体へ更なる積層状態として、約7μmの厚みに塗工された第3コーティング層であり、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、その他のインクを吸収・定着できるインク受容性に富む合成高分子から成る。しかも、その第3コーティング層(13)は上記第2コーティング層(12)と同じく透視可能なものである。
【0031】
その場合、インク受容性の第3コーティング層(13)として、特に上記第1コーティング層(11)と同じ水溶性も併有するポリビニルアルコール(商品名:ポバール)やポリビニルピロリドンなどを採用するならば、インクジェットプリンターや水性の筆記具(例えばフェルトペン、サインペン、マーカーなど)を使って、その第3コーティング層(13)の表面へ希望の標章(T)を効果的にプリントすることができる。
【0032】
蓋し、インクジェットプリンターや水性筆記具の水溶性インクを上記第3コーティング層(13)へ浸透・受容させて、その標章(T)をいたずらに盛り上がらない薄肉状態に、しかも安定良く定着させることができ、あたかも写真のような精細画像として得られるからである。
【0033】
上記第2、3コーティング層(12)(13)の2層はその例示の数値から明白なように、吸水紙(10)と第1コーティング層(11)との2層よりもかなり薄く、しかも透明又は半透明であるため、転写シール(S)を被写体(M)へ転写使用した時には、その第2、3コーティング層(12)(13)の2層が標章(T)を表側から保護するマスキングシートとして機能し、その標章(T)を表側から透視できる状態に維持することとなる。
【0034】
上記プリント基材シート(A)は図1、2のような合計4層として積層一体化されており、これには転写シール(S)を抜き取るための輪郭線(14)が、その合計4層を貫通する状態のミシン目として予じめ加工されている。その転写シール用抜き取り輪郭線(14)の内部へ図4、5のように、ユーザーが追って希望の標章(T)をプリント(カラープリントを含む)することにより、その標章(T)を各種被写体(M)へ貼り付け転写できる転写シール(S)として使うようになっているのである。
【0035】
この点、図示の実施形態では上記はがきサイズの大きさ・形状を備えた1個のプリント基材シート(A)へ、一例としてハート形と円形並びに正方形という平面輪郭形状が異なる3種類・合計6個の転写シール用抜き取り輪郭線(14)を並列分布状態に加工しており、これらをユーザーが選択して使うようになっているが、上記プリント基材シート(A)に加工する転写シール用抜き取り輪郭線(14)の平面輪郭形状や大きさ、個数、配置などは自由に選定することができ、図示実施形態の構成だけに限らない。
【0036】
何れにしても、刃先部が凹凸形状をなす抜き刃型(図示省略)の使用により、上記転写シール用抜き取り輪郭線(14)をミシン目として加工することができる。
【0037】
また、上記プリント基材シート(A)は自動的な搬送特性を備えており、インク受容性の第3コーティング層(13)を有するため、その転写シール用抜き取り輪郭線(14)の内部へ第3コーティング層(13)の表側から、インクジェットプリンターを使って上記のような希望の標章(T)をプリントしたり、水性の筆記具を用いて手書きしたりすることができる。
【0038】
その場合、標章(T)は左右の反転する逆画像(15a)としてプリント又は手書きされ、これを具備する転写シール(S)が追って被写体(M)へ貼り付け転写使用された時、その逆画像(15a)の標章(T)を正画像(15b)のそれとして、表側から透視することができるようになっている。但し、上記標章(T)がその逆画像(15a)と正画像(15b)との区別な必要としない図形や模様などとして、プリント又は手書きされることもある。
【0039】
次に、上記プリント基材シート(A)との対をなす両面粘着シート(B)は、そのプリント基材シート(A)とほぼ同じ大きさ・形状を備え、図3から明白なように、その粘着剤層(16)の表面には透明又は半透明の合成樹脂から成る離型フィルム(17)が、同じく粘着剤層(16)の裏面には離型紙(18)が各々貼り合わされている。
【0040】
一例として、上記粘着剤層(16)の厚みは約10μm、離型フィルム(17)の厚みは約38μm、離型紙(18)の厚みは約0.5mmである。その離型紙(18)には着色を施しておくことにより、離型フィルム(17)との識別(両面粘着シートの表裏識別)を容易に行えるように設定することが望ましい。
【0041】
本考案の転写シール用キットは上記したプリント基材シート(A)と両面粘着シート(B)との別個な2部品を包装した状態として、販売に供されるため、これを購入したユーザーが、次の作業を行うことにより、転写シール(S)を作成する。
【0042】
即ち、プリント基材シート(A)に予じめ加工されている転写シール用抜き取り輪郭線(14)の内部へ、そのインク受容性第3コーティング層(13)の表側から先ず図4、5のような希望する標章(T)を、好ましくはインクジェットプリンターによって自動機械的にカラープリントする。
【0043】
その際、その標章(T)が文字を含むなどの理由により、逆画像(15a)と正画像(15b)とを区別する必要があるならば、これを左右の反転する逆画像(15a)としてプリントする。
【0044】
そこで、上記プリント基材シート(A)を数分程度の一定時間だけ乾燥させた後、図6のように両面粘着シート(B)の離型紙(18)を剥離し、これにより裏面が露出した粘着剤層(16)を介して、その両面粘着シート(B)に未だ残っている離型フィルム(17)を、図7のように上記プリント基材シート(A)の第3コーティング層(13)へ表側から貼り合わせる。
【0045】
そうすれば、そのプリント基材シート(A)上にある標章(T)は両面粘着シート(B)の離型フィルム(17)によって表側から被覆されることになるが、その表側から標章(T)を支障なく透視することができる。
【0046】
図示実施形態のように、1個のプリント基材シート(A)へ複数個の転写シール用抜き取り輪郭線(14)を加工し、その抜き取り輪郭線(14)の内部へ悉く上記標章(T)をプリントした場合には、その並列分布状態にある標章(T)のすべてが、共通する両面粘着シート(B)の離型フィルム(17)によって被覆される結果となる。
【0047】
そのため、更に上記転写シール(S)を目的の被写体(M)へ貼り付け転写使用するに当っては、図7の状態にある転写シール(S)を1個づつ図8、9のように、そのプリント基材シート(A)におけるミシン目の転写シール用抜き取り輪郭線(14)から裏側へ抜き取るのである。
【0048】
そうすれば、その標章(T)のプリントされている転写シール(S)が、上記両面粘着シート(B)の離型フィルム(17)から剥離されることになり、その両面粘着シート(B)の粘着剤層(16)は依然として転写シール(S)に付属している。
【0049】
その転写シール(S)に付属している粘着剤層(16)は、図8のように露出することとなるため、その露出した粘着剤層(16)によって上記転写シール(S)を、図10のように目的とする被写体(M)の表面へ貼り付け転写する。
【0050】
その被写体(M)へ貼り付け転写すると、上記転写シール(S)を形作っているプリント基材シート(A)としては、図10から明白なように、その標章(T)のプリントされている第3コーティング層(13)が裏側となり、吸水紙(10)が表側となる表裏反転状態になるため、最後にティシュペーパーやスポンジなどを使って、その表側から吸水紙(10)に所要量の水分を投与する。
【0051】
そうすれば、図10と図11との比較から明白なように、上記転写シール(S)におけるプリント基材シート(A)の吸水紙(10)と第1コーティング層(11)との2層が、水分を吸収して柔軟化する一方、同じくプリント基材シート(A)の第2コーティング層(12)は撥水性を有するため、これによって水分が撥ねられ、その第2コーティング層(12)と第1コーティング層(11)との境界面が剥離界面になって、ここから第1コーティング層(11)と吸水紙(10)との2層が滑る如く、確実に剥離するのである。
【0052】
上記のように被写体(M)への貼り付け転写状態では、その転写シール(S)のプリント基材シート(A)が表裏反転するため、逆画像(15a)であった標章(T)は図12のように表側からの正画像(15b)となり、しかも上記プリント基材シート(A)の第2、3コーティング層(12)(13)は透明又は半透明であるため、上記正画像(15b)を表側から支障なく透視することができる。
【0053】
その場合、上記プリント基材シート(A)の転写シール用抜き取り輪郭線(14)から抜き取られた転写シール(S)における平面輪郭形状の縁取り線(輪郭線)を、図12に実線として表示しているが、そのプリント基材シート(A)の第2、3コーティング層(12)(13)は透明又は半透明であるため、上記転写シール(S)自身の輪郭線を表側から目視することはできず、目視できるものは上記標章(T)だけとなる。
【0054】
次に、図13〜19は上記第1実施形態の部分的な変形実施形態と、その被写体(M)への貼り付け転写使用状態を示しており、これでは上記合計4層のプリント基材シート(A)へ転写シール用抜き取り輪郭線(14)を、ミシン目として予じめ加工すると共に、その抜き取り輪郭線(14)の内部へこれと相似な平面輪郭形状の着色額縁線(19)を、上記プリント基材シート(A)におけるインク受容性第3コーティング層(13)の表側からプリントして、その着色額縁線(19)により上記標章(T)を囲む状態に装飾している。
【0055】
つまり、上記第1実施形態の図1、2並びに図4、5と対応する図13〜16から明白なように、ハート形や円形、正方形などのミシン目として加工された転写シール用抜き取り輪郭線(14)の内部へ、これよりも小さい相似な平面輪郭形状の着色額縁線(19)を予じめカラープリントしておき、その着色額縁線(19)の内部へユーザーが希望の標章(T)をプリントするようになっているのである。
【0056】
その際の着色カラーとしては適当なものを自由に選定することができるが、特に金色や銀色を採用することが好ましい。また、その額縁線(19)としても単純な1本の実線のみならず、複数の平行線、数珠状やジグザグ状などの各種模様線を採用することができる。
【0057】
そうすれば、その転写シール(S)を被写体(M)へ貼り付け転写使用した状態において、上記第1実施形態の図11、12と対応する図18、19から明白なように、転写シール(S)の希望する標章(T)だけでなく、これを囲む着色額縁線(19)も表側から目視することができることになり、その興趣変化に富む装飾効果を得られる。
【0058】
尚、図13〜19の変形実施形態におけるその他の構成は図1〜12の上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図13〜19に図1〜12との同一符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0059】
更に、図20〜26は本考案の第2実施形態を示しており、この転写シール用キットではプリント基材シート(A)を吸水紙(110)の表面へ、水溶性の第1コーティング層(111)と透明又は半透明のインク受容性第2コーティング層(112)とが順次積層一体化された合計3層に作成している。
【0060】
その場合、第1コーティング層(111)は上記第1実施形態の第1コーティング層(11)と同じく、ポリビニルアルコール(商品名:ポバール)やポリビニルピロリドンなどから成り、約3μmの厚みとして上記吸水紙(110)の表面全体に塗工されている。
【0061】
また、第2コーティング層(112)はポリエチレンやポリプロピレン、その他の熱可塑性樹脂から成り、特にポリエチレンテレフタレート(PET)を採用することが好ましい。ポリエチレンテレフタレートは吸水率や熱膨張係数が低く、屈曲強度や耐熱性、絶縁性、耐候性、印刷特性、その他の機械的・電気的性質に優れ、後述するトナー(帯電粉インク)の定着上最も有効な記録体となるからである。
【0062】
そして、上記のようなプリント基材シート(A)へ転写シール用抜き取り輪郭線(14)をやはりミシン目として、その合計3層の貫通状態に加工しており、その抜き取り輪郭線(14)の内部へインク受容性第2コーティング層(112)の表側から、上記第1実施形態とは異なる電子写真方式のカラーレーザープリンターやカラー静電複写機などにより、トナー(帯電粉インキ)を加熱溶着させて、そのトナーから成る希望の標章(T)をプリント(焼付け)し得るようになっている。
【0063】
上記第2実施形態の構成によれば、その転写シール(S)を被写体(M)へ貼り付け転写した後、表側から水分を投与すれば、プリント基材シート(A)の吸水紙(110)と第1コーティング層(111)との2層が、第2コーティング層(112)との境界面から確実に剥離されるのであり、その第2コーティング層(112)の1層だけが図26のように透視可能なマスキングシートとして、上記プリント基材シート(A)の標章(T)を被覆状態に保つこととなる。
【0064】
その第2コーティング層(112)の薄肉な1層だけで被覆するようになっているため、被写体(M)の表面が曲面であったり、凹凸粗面であったり、角張ったコーナー面であったりしても、これらの表面へ馴染み良く密着した状態に貼り付け使用でき、更に標章(T)がトナー(帯電粉インク)から成るため、その転写使用中に例えば人体の発汗や外界からの雨水、洗濯水などを受けるも、滲み・形崩れしたり、太陽光に晒されて褪色したりするおそれもない。
【0065】
尚、上記プリント基材シート(A)と対をなす両面粘着シート(B)やその他の構成と、転写シール(S)の作成法並びに被写体(M)への貼り付け転写使用法は、図1〜12の上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図20〜26に図1〜12との同一符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略するが、先の図13〜19に示した部分的な変形実施形態の構成は上記第1実施形態のみならず、図20〜26の第2実施形態にも適用することができる。
【0066】
(10)(110)・吸水紙
(11)(111)・第1コーティング層
(12)(112)・第2コーティング層
(13)・第3コーティング層
(14)・転写シール用抜き取り輪郭線
(15a)・逆画像
(15b)・正画像
(16)・粘着剤層
(17)・離型フィルム
(18)・離型紙
(19)・着色額縁線
(A)・プリント基材シート
(B)・両面粘着シート
(M)・被写体
(S)・転写シール
(T)・標章

(57)【要約】

【課題】希望の標章がプリントされた転写シールを、プリント基材シートの転写シール用抜き取り輪郭線から抜き取って、目的の被写体へ即座に便利良く貼り付け転写使用できる転写シール用キットを提供する。【解決手段】吸水紙110の表面へ水溶性の第1コーティング層111と透視可能なインク受容性の第2コーティング層112とが順次積層一体化された合計3層のプリント基材シートAと、粘着剤層16の表面に透視可能な離型フィルム17と同じく裏面に離型紙とが貼り合わされた両面粘着シートBとの2部品から成り、転写シール用抜き取り輪郭線14をミシン目として、プリント基材シートへの貫通状態に予じめ加工しておき、プリント基材シートにおける抜き取り輪郭線の内部へユーザーが第2コーティング層の表側から希望の標章Tをプリントできるようにした。


【パテントレビュー】

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【インターネット特許番号リンク】

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