(54)【考案の名称】触覚による色識別用タグ

(73)【実用新案権者】株式会社フクイ

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、触感で色を識別するための取り付けタグに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来の衣服や日用品などには、視覚によらずに色を識別する機能が備わっていない。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
視覚に障害がある場合や、晴眼者でも色彩感覚を取得できない環境下におかれた場合、他者の支援などの外部情報を受けなければ、衣服や日用品などの色を自ら選ぶことができない。本考案ではこれを解決する。

【効果】

【0005】
視覚を使うことができない状態であっても、触覚を使うことにより、衣服や日用品の色を識別し、自ら色を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】 本考案の色の配置を表すタグの平面図である。
【図2】 本考案のうち穴あきにより基本色を表すタグの平面図である。
【図3】 本考案のうち大きな凸点により基本色を表すタグの平面図である。
【図4】 本考案のうち穴あきにより基本色の低彩色を表すタグの平面図である。

【0007】
本考案のタグは、表面に10個の凸点(1)〜(10)が、等間隔に並んで、円形をえがいている。円形の外側に、凸点がもう1個ついている部分(11)があり、この部分を12時の方向とした場合、円形の12時の位置にある凸点から、時計回りの順に、赤・だいだい・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・紫・赤紫(この10色を基本色という)をそれぞれの凸点の位置が示すと定義する。また、円形の内側には、3個の凸点(12)〜(14)が、縦にならんでいる。これらには、上から順に、白・黒・灰の色を示す位置の凸点であると定義する。
【0008】
これらの凸点のうち、穴あき(15)、もしくは大きな凸点(16)になっている位置に割り振られた色が、そのタグの表す色となり、タグの示す色の位置は、凸点を触ってガイドにしながら、触感により把握する。図2・3はいずれも黄を示すタグであり、他の凸点の位置に穴あきもしくは大きな凸点がある場合は、それぞれの位置が示す色を表しているタグとなる。
【0009】
このほか、円周上の内側、かつ中央の凸点と円周上の凸点の中心を結んだ線上に穴があいている場合(17)は、その基本色の低彩色を表す。この位置の穴が大きな凸点に代わる場合も同様である。
【0010】
1 赤の位置を示す凸点
2 だいだいの位置を示す凸点
3 黄の位置を示す凸点
4 黄緑の位置を示す凸点
5 緑の位置を示す凸点
6 青緑の位置を示す凸点
7 青の位置を示す凸点
8 青紫の位置を示す凸点
9 紫の位置を示す凸点
10 赤紫の位置を示す凸点
11 12時の方向を示す凸点
12 白の位置を示す凸点
13 灰の位置を示す凸点
14 黒の位置を示す凸点
15 穴あき
16 大きな凸点(他の凸点よりも面積の大きな凸点)
17 凸点がならぶ円周の内側に位置する穴あき

(57)【要約】

【課題】衣服や日用品などに容易に取り付けることが可能で、また読み取り装置などの触覚以外の機器を要さずに、自らの触覚により色を識別することを可能にするタグを提供する。【解決手段】色相環上にある色の位置関係を引用し、あらかじめ定義した色の配置に基づきタグ表面に凸点1〜14または穴あきもしくは他の凸点よりも面積の大きな凸点を加工しており、これらの凸点1〜14または穴あきの位置関係を触って確かめることにより色を把握することを特徴とするタグ。


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