(54)【考案の名称】耐落下携帯電話

(73)【実用新案権者】維優科技有限会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電子装置分野に関し、特に落下によって損壊することを防止できる携帯電話に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
携帯電話は、日常生活で常に使用している電子装置である。携帯電話を常に携帯し、常に使用しているため、携帯電話を落とすことを完全に避けることができない。これによって携帯電話が損壊するおそれがある。
【0003】
現在、常用する携帯電話の保護方法は、携帯電話上に携帯電話保護カバーを取り付けることである。しかし、携帯電話保護カバーは、携帯電話の表示部を覆うことができず、携帯電話の背面または側面しか覆うことができないので、携帯電話に対する保護効果がよくない。携帯電話保護カバーは、携帯電話を保護する一定の効果を奏することができるが、これによって携帯電話の外観が悪くなり、携帯電話の重量及び厚さを増加させるおそれがある。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
そのため、本考案は、携帯電話の落下によって携帯電話が損壊することを避けることができる耐落下携帯電話を提供する。

【効果】

【0011】
前記耐落下携帯電話が耐衝撃可能な耐衝撃保護部を具備することにより、携帯電話が衝撃を受けるとき、携帯電話の内部の部品を保護することができる。携帯電話内には落下検出ユニットが設けられており、携帯電話内の処理装置は、落下検出ユニットからの情報を受信して処理することにより、携帯電話が落下状態に入っているかどうかを判断することができる。角度調節ユニットは、処理装置からの信号で携帯電話の落下方向(又は落下角度)を制御することにより、携帯電話が落下するときに耐衝撃可能な耐衝撃保護部と地面とが先に接触・衝突するようにすることができる。これによって、携帯電話の重要な部位を保護し、携帯電話が落ちて壊れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本考案の実施例に係る耐落下携帯電話を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例に係る耐落下携帯電話を示す背面図である。
【図3】本考案の実施例に係る耐落下携帯電話の処理装置、落下検出ユニット及び角度調節ユニットを示す図である。
【図4】本考案の実施例に係る耐落下携帯電話の落下状態、落下方向(又は落下角度)を変化させることを示す図である。
【図5】本考案の実施例に係る耐落下携帯電話の他の落下状態、落下方向(又は落下角度)を変化させることを示す図である。
【図6】本考案の他の実施例に係る耐落下携帯電話の処理装置、落下検出ユニット及び角度調節ユニットを示す図である。

【0013】
以下、本考案の図面及び実施例により本考案の実施例に係る耐落下携帯電話を詳細に説明する。
【0014】
図1〜図3を参照すると、本考案の実施例に係る耐落下携帯電話100が示されており、これは本体10を含む。本体10は、表示面11と、表示面11に相対する背面12と、表示面11と背面12との間に接続された四つの側面(図示せず)とを含む。本体10上には耐衝撃保護部13が設けられ、該本体10内には、処理装置(図示せず)、落下検出ユニット15及び角度調節ユニット14が設けられている。前記落下検出ユニット15及び角度調節ユニット14はそれぞれ処理装置に接続される。処理装置は、落下検出ユニット15からの信号を受信するとき、携帯電話が落下状態に入っているかどうかを判断するとともに角度調節ユニット14をオープンさせるかどうかを判断する。角度調節ユニット14をオープンさせる場合、当該角度調節ユニット14が処理装置からの制御信号で携帯電話100の落下方向(又は落下角度)を制御することにより、本体10の耐衝撃保護部13が地面(下方向)に向かい、かつ耐衝撃保護部13と地面とが接触・衝突するようにする。これによって、携帯電話が落ちて壊れることを防止することができる。
【0015】
処理装置は携帯電話の中央処理装置であるか、或いは他の処理型チップを採用することができる。
【0016】
耐衝撃保護部13は強度が強い材料で形成することができる。具体的な実施例において、耐衝撃保護部13を携帯電話の下部の側面及び背面12上に設けることができるが、本考案はこれに限定されるものではない。他の実施例において、耐衝撃保護部13を背面12全面に設けるか、或いは側面上に設けることができる。また、耐衝撃保護部13を交換可能な部品に設けることにより、携帯電話の使用の多様化及び外観の多様化を奏することができる。
【0017】
落下検出ユニット15は携帯電話100の落下過程を検出する。例えば、携帯電話100が、自由に落下するか或いは自由に落下するとともにこの速度が所定の速度を超えたことと、耐衝撃保護部13が地面に向かっていないこととを検出した場合、落下検出ユニット15は角度調節ユニット14をオープンさせることができる。角度調節ユニット14は、落下中の携帯電話の落下方向(又は落下角度)を制御することにより、耐衝撃保護部13が地面(下方向)に向かい、かつ耐衝撃保護部13と地面とが接触・衝突するようにする。すなわち、耐衝撃保護部13が衝撃を受けることによって、携帯電話100内の部品と壊れやすい表示面とを保護し、携帯電話100が落ちて壊れることを防止することができる。
【0018】
落下検出ユニット15は加速度計151を含むことができる。加速度計151は、携帯電話の加速度、加速度の方向及び現在携帯電話の落下方向(又は落下角度)を検出し、かつ検出して得た情報を処理装置に受信する。これにより、携帯電話100が自由落下体になっているかどうか判断するとともに携帯電話100を回転させる角度を判断する。また、落下検出ユニット15は時間計量計152を更に含むことができる。時間計量計152は、携帯電話100が落下する時間の長さを検出するとともにこれを処理装置に受信する。携帯電話100が所定の時間落下したら角度調節ユニット14がオープンするように時間計量計152を設定することにより、携帯電話100の耐落下の効率及び効果を更に向上させることができる。
【0019】
前記角度調節ユニット14は、気体進入口141、気体圧縮装置142、高圧気体貯蔵室143、気体噴射管144及びバルブ145を含む。気体進入口141、気体圧縮装置142と高圧気体貯蔵室143とは管路140によって順に連結される。気体噴射管144と高圧気体貯蔵室143とは連通し、バルブ145は気体噴射管144上に設けられる。具体的な実施例において、気体噴射管144はそれぞれ噴気孔121、122に連結され、かつバルブ145で気体の噴射を制御する。角度調節ユニット14を使用するとき、気体進入口141から進入した空気は、気体圧縮装置142の作用によって高圧気体に圧縮されるとともに高圧気体貯蔵室143に貯蔵される。携帯電話の処理装置が携帯電話の落下状態を検出した場合、処理装置は、バルブ145をオープンさせることにより高圧気体が所定の噴気孔121、122から噴出するようにする。すなわち、(高圧気体の噴出で)携帯電話100に作用力を与えることにより、携帯電話100が落下するとき携帯電話100の落下方向(又は落下角度)を変化させることができる。通常の実施例において、高圧気体貯蔵室143が所定の高圧気体を貯蔵することができるので、想像外の状況が発生する場合、これをすぐ使用することができ、またこれで設備の処理能力を低減することで、コストを更に低減することができる。
【0020】
前記噴気孔は二個であり、これらはそれぞれ携帯電話の背面12の上部の第一噴気孔121と携帯電話の背面12の下部の第二噴気孔122とである。第一噴気孔121と第二噴気孔122は異なる状況で処理装置の制御に従って自己の作用を奏する。しかし、本考案は、上述した事項に限定されるものではない。他の実施例において、噴気孔は一個、三個又は複数個であることができ、かつ制御構造の設計及び外観の設計によりそれらを表示面11上に設けるか、或いは表示面11と背面12上に同時設けることができる。
【0021】
処理装置は落下検出ユニット15で携帯電話100の落下状態を判断する。耐衝撃保護部13が上に位置しかつ背面12が下に向かっているとき、図4に示されたとおり、処理装置は、所定の一つのバルブ145を制御することにより、高圧気体が第一噴気孔121から噴出し、携帯電話の落下方向を変化させる。処理装置が落下検出ユニット15で携帯電話100の落下状態を検出し、かつ耐衝撃保護部13が下に位置しかつ表示面11が下に向かっているとき、図5に示されたとおり、処理装置は、所定の一つのバルブ145を制御することにより、高圧気体が第二噴気孔122から噴出し、携帯電話の落下方向を変化させる。
【0022】
前記角度調節ユニット14は上述した事項に限定されるものではない。図6に示される他の実施例において、気体進入口141、気体圧縮装置142及び高圧気体貯蔵室143の代わりに気体生成装置241を使用することができる。気体生成装置241には気体発生剤が収納されている。気体生成装置241を使用するとき、処理装置で気体発生剤を制御することにより、これが化学反応をしかつ瞬間に大量の気体を発生させるようにする。かつ、バルブ245でその気体の気体噴射管244からの噴出量を制御することにより、携帯電話の落下方向(又は落下角度)を変化させることができる。
【0023】
100 耐落下携帯電話
10 本体
11 表示面
12 背面
121 第一噴気孔
122 第二噴気孔
13 耐衝撃保護部
15 落下検出ユニット
14 角度調節ユニット
141 気体進入口
142 気体圧縮装置
143 高圧気体貯蔵室
144 気体噴射管
145 バルブ
140 管路
15 落下検出ユニット
151 加速度計
152 時間計量計
241 気体生成装置
244 気体噴射管
245 バルブ

(57)【要約】

【課題】落下方向又は落下角度を制御して落下による損壊を防止できる耐落下携帯電話を提供する。【解決手段】耐落下携帯電話は本体と処理装置とを含む。処理装置は本体内に設けられ、本体は表示面と表示面に相対する背面とを含む。携帯電話は、耐衝撃保護部、落下検出ユニット15及び角度調節ユニット14を更に含む。耐衝撃保護部は、本体上に設けられ、落下検出ユニットと角度調節ユニットは、本体内に位置するとともにそれぞれ処理装置に接続される。処理装置は、落下検出ユニットからの信号を受信して処理する。角度調節ユニットは、処理装置からの制御信号でバルブ145を制御し、高圧気体貯蔵室143内の高圧気体を噴気孔121、122から噴出して、携帯電話の落下方向又は落下角度を制御する。


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