(54)【考案の名称】風呂用椅子

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、入浴時に使用する風呂用椅子に関する。

【従来の技術】

【0002】
浴室で人の体を洗う際には、風呂用椅子に座って行うことが多い。風呂用椅子は、一時的に腰を下ろすためのものなので、木製やプラスチック製の板材に所定の高さの脚部の付いた椅子がよく用いられる。特許文献1に記載されているように、略台形状の筐体の上面に蓋体を有する風呂用椅子も公開されている。
【0003】

【効果】

【0007】
本考案によれば、椅子自体のクッション性が良いので、腰痛を持つ人や高齢の人でも、安心して座ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本考案である風呂用椅子の斜視図である。
【図2】本考案である風呂用椅子の正面図である。
【図3】本考案である風呂用椅子の平面図である。
【図4】本考案である風呂用椅子を分解した斜視図である。
【図5】本考案である風呂用椅子を組み替えた斜視図である。

【0009】
以下に、本考案の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
まず、本考案である風呂用椅子100の構造について説明する。図1は、風呂用椅子100の斜視図であり、図2は、風呂用椅子100の正面図であり、図3は、風呂用椅子100の平面図である。図1〜3に示すように、風呂用椅子100は、少なくとも、本体200、台座300、及び土台400等を有する。
【0011】
風呂用椅子100は、入浴時に体を洗う場合などに一時的に座る腰掛けである。風呂用椅子100は、温泉、入浴施設、又は住宅等の浴室など、風呂のある場所において共通して使用可能である。風呂用椅子100は、基本的に個人用であるが、複数人を対象としても良い。
【0012】
本体200は、略球状であり、縦又は横に長い楕円状でも良い。本体200は、上面に台座300を有し、下面に土台400を有する。本体200の材質は、弾力があって柔らかいゴム製又は樹脂製であり、人が座ったときの衝撃を吸収するので、クッション性に優れる。また、本体200は、内部を中空部210として空けることにより、軽量化する。
【0013】
本体200は、型枠などを利用して成形すれば良い。なお、本体200は、複数の部材から構成されても良い。本体200の高さは、座る人に応じた高さで成形すれば良い。本体200の高さは、座り易さや座り心地に影響する重要な要素である。また、本体200の弾力性も同様に重要な要素であり、座る人に応じて変形度合を変える必要がある。
【0014】
本体200の内部の中空部210は、台座300に空けられた上孔310から、土台400に空けられた下孔410まで貫通する。水や湯が掛かっても上孔310から中空部210を介して下孔410に抜けていくので、排水性も良い。本体200の内部に水が溜まって重くなることもないので、持ち運びに便利である。
【0015】
台座300は、略円盤状の板材であり、人が座る側の板材である。台座300の素材は、樹脂製又はゴム製であり、座る人の尻の形状に合わせて成形しても良い。台座300は、本体200の上側に取り付けるが、着脱可能としても良い。台座300の中央には上孔310を貫通させ、本体200の中空部210に水が流れるようにする。
【0016】
土台400は、略円盤状の板材であり、床に置かれる側の板材である。土台400の素材は、床に対して滑らないように、樹脂製又はゴム製であり、さらに、床の凹凸などで傾いたりしないように、凹凸を受け止められる柔らかい材質にしても良い。土台400は、本体200の下側に取り付けるが、着脱可能としても良い。土台400の中央には下孔410を貫通させ、本体200の中空部210に入った水を排水する。
【0017】
台座300及び土台400は、人の尻や床の凹凸に対して、圧力により一時的に変形し、圧力から解放されたら元の形状に戻るものを使用しても良い。なお、台座300については、尻に粘着するなど、人にストレスを与えないものである。土台400については、異物や出っ張りが存在する場合に、底がへこんで風呂用椅子100自体が平らな状態を保てるようにする。
【0018】
風呂用椅子100を浴室などに備え付け、入浴する人が体を洗う際に、風呂用椅子100に座れば良い。土台400によって床を滑ることはないので、座ったときに前後左右に移動してしまうことはない。本体200を座る人に適した高さにしておけば、座り易さを確保することができる。また、台座300を座る人に合わせた形状にしておくことで、座り心地を確保することができる。さらに、本体200の弾力性を座る人の状態に合わせておけば、楽に立ったり座ったりすることができる。
【0019】
本考案である風呂用椅子100は、本体200に弾力性があり、クッション性が良いので、腰などを痛める可能性が低い。本体200の高さについても、座る人に合わせて適した高さで作ることができるので、腰痛を持つ人や高齢の人でも、安心して座ることができる。
【0020】
次に、本考案である風呂用椅子100の組み替えについて説明する。図4は、風呂用椅子100を分解した斜視図であり、図5は、風呂用椅子101を組み替えた斜視図である。風呂用椅子100は一体成形で製造しても良いが、部材ごとに成形してそれらを組み立てても良い。
【0021】
図4に示すように、風呂用椅子100は、本体200と、台座300と、土台400との3つの構成を有しており、これらを別々に成形して、本体200の上面に台座300を着脱可能に取り付け、本体200の下面に土台400を着脱可能に取り付けるようにしても良い。
【0022】
本体200をサイズごとに複数用意しておけば、座る人に適した高さの風呂用椅子100を容易に組み立てることができる。同様に、台座300の形状も複数用意しておけば、座る人に適した形状の風呂用椅子100を組み立てることができる。さらに、土台400の大きさを変えることも可能である。
【0023】
また、図5に示す風呂用椅子101のように、複数の本体201、202、203を重ねるようにしても良い。本体201は、上下に貫通する環状の部材である。本体201の材質は、弾力があって柔らかいゴム製又は樹脂製であり、人が座ったときの衝撃を吸収するので、クッション性に優れる。
【0024】
本体202、203についても、本体201と同様であるが、サイズは本体201と異ならせても良い。座る人に合わせて、本体201、202、203、・・・の個数を変更すれば、簡単に適した高さにすることができる。なお、本体201が崩れると危ないので、容易に分離しないように、接着剤等を利用して固着しても良い。
【0025】
台座301についても、予め複数の形状等を容易しておき、任意のものを選択する。また、土台401についても、予め複数の形状等を容易しておき、任意のものを選択する。風呂用椅子101は、本体201、本体202、及び本体203を重ね、本体201の上面に台座301を取り付け、本体203の下面に土台401を取り付けることで組み立てられる。
【0026】
風呂用椅子101の場合でも、本体201、202、203、・・・に弾力性があり、クッション性が良いので、腰などを痛める可能性が低い。本体201、202、203、・・・の高さについても、座る人に合わせて個数を調整することで適した高さにすることができるので、腰痛を持つ人や高齢の人でも、安心して座ることができる。
【0027】
以上、本考案の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。風呂用椅子100は、風呂桶とセットで使用されることも多いので、風呂用椅子100に風呂桶を載せることができるようにしても良い。また、温泉や入浴施設など風呂用椅子100を多く備え付ける場所では、複数の風呂用椅子100を重ねて収納できるようにしても良いし、風呂用椅子100の一部を分解して収納できるようにしても良い。
【0028】
100:風呂用椅子
101:風呂用椅子
200:本体
201:本体
202:本体
203:本体
210:中空部
300:台座
301:台座
310:上孔
400:土台
401:土台
410:下孔

(57)【要約】

【課題】腰痛を持つ人や高齢の人でも、安心して座ることができる風呂用椅子を提供する。【解決手段】風呂用椅子100は、弾力のあるゴムを内部が中空の球状に成形することにより、人が座ったときの衝撃を吸収する本体200と、人が座る形状に合わせて樹脂を円盤状に成形した板材であり、前記本体200の上面に取り付けられる台座300と、床に対して滑らず、かつ、床の凹凸で傾かないように当該凹凸を受け止められるように樹脂を円盤状に成形した板材であり、前記本体200の下面に取り付けられる土台400と、を有し、前記台座300に空けた上孔310から前記土台400に空けた下孔410まで貫通し、前記本体200は、一又は複数の環状の部材を重ねた、ことを特徴とする。


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