(54)【考案の名称】オーディオ機器用重し

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、オーディオ機器等の振動抑制に用いる重しの形状、材質、及びその組み合わせに関する。

【従来の技術】

【0002】
個人がオーディオ機器等による音楽再生時の音質向上を可能な限り追求する趣味をピュア・オーディオと呼ぶ。この趣味において、スピーカーの音質は外部振動及び自身が放った音の反射が床や空気中を通して伝わることにより劣化する。
また、レコードプレーヤー、カセットデッキ、CDプレーヤー等の駆動部分を持つ機器は、外部振動及びスピーカーから放たれる音が振動となり床や空気中を通して伝わると、目的とする精緻な駆動を阻害され、音質を劣化させる。
さらに、ピュア・オーディオにおいては、駆動部分の無いアンプ等を含め、すべてのオーディオ機器等の電気回路や電子回路の金属伝導部分は、振動を受けると微量の電気を発生する。これはノイズとなり、電気的音声信号に混入するため、抑制対策が強く求められる。逆に電気回路の部品自体も電気の力により振動する。上記すべての振動を抑制する対策を制振対策という。
制振対策として、オーディオ機器等はその設計段階で、機器の枠組みが堅固にされ、振動を抑制するメカニズムが組み込まれている特殊な足が付いている。
また、多岐にわたる素材および形状で、振動を吸収したり伝えにくくしたりする効果のあるインシュレーターというアクセサリが、多くの場合常識を逸脱した高価格で販売されており、多くはオーディオ機器等の足等の下に配置するものである。また、電源からスピーカーに至るまでの機器間に使用するケーブルについても、導体の材質や太さ等による高い電送性能だけではなく、太く重くすること等による制振対策も求められる。
ピュアオーディオという趣味の世界の個人ができる制振対策としては、制振対策を施されたオーディオ製品を買い、それらの置かれる台や棚を頑強で安定なものにし、制振効果のあるアクセサリやケーブルを積極的に使用することである。
また、個人ができることとして、オーディオ機器等の上に重い物体を重しとして置き、その機器の振動を抑制することが試みられた。この従来のオーディオ機器等の振動抑制に用いる重しは、図5に示すように、オーディオ機器等の上に載せるものである。多くの場合、特に計算されず身近なところにあった重そうなものを選択して、気休め程度に載せるだけである。
【0003】

【効果】

【0006】
第一考案、または第二考案、または第三考案、または第四考案によれば、オーディオ機器等に触れることなくオーディオ機器等の載っている棚の加重を任意に増すことができる。質量の大きいものは動きにくい。振動は動きの一種である。したがって、オーディオ機器等の載っている棚が振動しにくくなるので、結果的にオーディオ機器等の振動を抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】この考案の一実施形態を示す平面図である。
【図2】この考案の一実施形態を示す正面図である
【図3】この考案の一実施形態を示す正面図である
【図4】この考案の一実施形態を示す側面図である
【図5】従来技術を示す正面図である。

【0008】
この考案の一実施形態を、図1に示す。
オーディオ用重しの本体1は比重の大きな金属等であり、この本体1の形状は平面状で、同一の複数のものに分かれ、下部に樹脂等の付いているテープによる滑り止めが施されている。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、重しは平たいのでオーディオ機器等の足の間等の小さな空間に入り、金属等の比重が重く同一の複数のもので構成されるので容易に任意の重さまで増すことができ、樹脂等の付いているテープにより滑りにくいのでオーディオ機器等の載っている棚と一体化する。重しはオーディオ機器等と接触せずそれを傷めることなく、オーディオ機器等の載っている棚の加重を増しその棚の振動を抑制するので、その上にあるオーディオ機器等の振動を抑制する。フルサイズオーディオの足の間の空間は、幅25cm、奥行40cm、高さ1.5cm程度である。この空間の80%を比重7.9の鉄で埋めた場合の重量は9.48kgである。10kg程度の比較的軽いオーディオ機器等であれば、2倍近くまで加重を上げられ、その分効果的に振動を抑制できる。さらに、インシュレータなどがオーディオ機器等の足の下に設置され、オーディオ機器等本体の位置がインシュレータの高さの分上げられている場合は、オーディオ機器用重しに使える足の間の空間がさらにその分増える。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、オーディオ機器用重しはオーディオ機器等の足の間に設置されているが、他の実施形態では、空間があればオーディオ機器等の載っている棚の他の場所に置くものでも良い。
【009】
1 オーディオ用の重し本体 2 樹脂等付き滑り止めテープ
3 足の付いたオーディオ機器等 4 オーディオ機器等が載っている棚
5 従来のオーディオ機器等の振動抑制に個人が用いる重し

(57)【要約】

【課題】オーディオ機器等に触れることなく任意の重量でオーディオ機器等の振動を抑制する重しを提供する。【解決手段】オーディオ用の重し本体1を比重の高い金属等を用いて複数の同じ平たい形状にして下部に樹脂等付き滑り止めテープを設ける。オーディオ機器等3の足の間に設置し、オーディオ機器等3が載っている棚4の加重を増すことによりオーディオ機器等3に損傷を与えずにオーディオ機器等3の振動を抑制しやすい。


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