(54)【考案の名称】360度全方向へ送風するファン構造

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電動ファン構造に関し、特に、360度全方向へ同時に送風を行う電動ファン構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来の360度全方向へ送風する機能を有する電動ファン構造は、上方向を向いて設置された電動ファン上に配設された逆テーパ型の導流カバーを含む。導流カバーは、全周に形成された円弧壁を有する。ファンカバーは、中央部が上方向及び外方向へ弧状に突出された構造を有し、電動ファンの気流が円弧壁により案内され、導流カバーの周囲に向かって放射状に吹き付けられ、360度全方向へ風を吹き付ける。しかし、この構造は360度全方向へ送風することができても、電動ファンの風向きが変化すると、風力が減衰して風の強さが弱くなるため、360度全方向へ送風するファン構造には改善の余地があった。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
本考案の主な目的は、ファンにより起こされた風力を直接、放射状に360度全方向へ送風する、360度全方向へ送風するファン構造を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】本考案の一実施形態に係る360度全方向へ送風するファン構造を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態に係る360度全方向へ送風するファン構造を示す断面斜視図である。
【図3】本考案の一実施形態に係る360度全方向へ送風するファン構造を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施形態に係る360度全方向へ送風するファン構造の風向きが内から外方向へ向かう状態を示す説明図である。

【0005】
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
【0006】
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係る360度全方向へ送風するファン構造は、少なくとも遠心式ファン10及び上蓋40から構成されてなる。遠心式ファン10は、ファンベース20上に取り付けられる。ファンベース20の下方には、支持する脚部21が設けられ、ファンベース20の周囲には排風格子30が形成されている。排風格子30は、複数の排風槽31を含む。排風槽31の受風口32は、風量を受ける開口面積を増大するためにテーパ状に形成されている。上蓋40は、排風格子30上を覆う。上蓋40には、吸気口41及び吸気格子401が形成されている。吸気口41には、安全性を高めてファン内部を清潔に保つためにフィルタ網42が設けられている。
【0007】
上述した360度全方向へ送風するファン構造では、遠心式ファンが採用されているため、ファンが作動しているとき、軸方向式ファンが特定方向にしか送風することができないのと異なり、ファンの径方向全てで風力を受けることができる。また、本考案が応用する遠心式ファンが発生させる風力は、遠心方向で直接、360度排出されるため、本考案の風強度が減衰しない状況下では、その他の構造を組み合わせて風向きを変えるファン構造よりも強い。また上述のフィルタ網42の構造は分解が可能なため、清掃が容易である。
【0008】
図3を参照する。図3に示すように、上述の構造に組立てられた本考案の全体の外観は、排風格子30を有するファンヘッドが脚部21上に設置されているが、内部のファンなどの部材が見えないため、シンプルで見た目が良くて安全性が高く、実際に使用する際、使用空間内に所望の箇所へ載置することができるため、ファンの吹き付け方向を考慮する必要がない。そのため、利用者が電動ファンを何れの方向へ向けたとしても、風が吹き付けられることを自然に感じることができる。このように、本考案の360度全方向へ送風するファン構造は、電動ファンにより360度全方向へ送風を行うことができる。
【0009】
上述したことから分かるように、本考案の360度全方向へ送風するファン構造は、製造することが容易であり、複雑な揺動ヘッド機構を備えずとも全方向へ送風することができる。図4に示すように、本考案は、ファンにより起こされる風力と送風方向とが同じであるため、風力が直接送られずに強度が減衰してしまう欠点が無く、従来の電動ファン構造と比べて経済性が高い。
【0010】
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【0011】
10 遠心式ファン
20 ファンベース
21 脚部
30 排風格子
31 排風槽
32 受風口
40 上蓋
41 吸気口
42 フィルタ網
401 吸気格子

(57)【要約】

【課題】ファンにより起こされた風力を直接、放射状に360度全方向へ送風する、360度全方向へ送風するファン構造を提供する。【解決手段】360度全方向へ送風するファン構造は、遠心式ファン10及び上蓋40を備える。遠心式ファン10は、ファンベース20上に取り付けられる。ファンベース20は、支持に用いる脚部21が下方に設けられ、ファンベース20の周囲に排風格子30が形成される。排風格子30は、複数の排風槽31を含む。排風槽31は、テーパ状に形成された受風口32を有する。上蓋40は、排風格子30上を覆うとともに、吸気口41及び吸気格子401を有する。吸気口41には、フィルタ網42が設けられている。


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