(54)【考案の名称】ヘッドホン

(73)【実用新案権者】富智康(香港)有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、ヘッドホンに関し、特にスピーカーを備えるヘッドホンに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
現在、多くのユーザが携帯式電子装置で音楽を聴いているが、あるユーザは、さらに音質を高めるために、音漏れ防止効果に優れたヘッドホンを使用している。従来のヘッドホンは、音楽を外へ流すことはできない。即ち、ユーザは、ヘッドホンを耳に被せてしか、音楽を聴くことができない。従って、音楽を外へ流したい場合は、携帯式電子装置を他の音響装置に接続しなければならないため、非常に不便である。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、本考案は上記の問題点を考慮してなされたものであり、スピーカーを備えるヘッドホンを提供することを目的とする。

【効果】

【0005】
従来の技術と異なり、本考案のヘッドホンは、ハウジング及びスピーカーから構成された音出力モジュールが、ヘッドバンドの両端にそれぞれ回転可能に装着されている。これにより、ユーザは、ハウジングを介して音楽を聴くことができるだけでなく、スピーカーを介して音楽を外へ流すこともできる。従って、本考案のヘッドホンは、従来のイヤホンの機能及び音を外へ流す機能の両方を兼ね備える。しかも、本考案のヘッドホンの2つの音出力モジュールは、連接部品によって所定の角度まで回転することができるため、使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本考案の実施形態に係るヘッドホンの斜視図である。
【図2】図1に示したヘッドホンの分解斜視図である。
【図3】図1に示したヘッドホンのスピーカーの使用状態を示す図である。
【図4】図1に示したヘッドホンがユーザにより携帯されている際の状態を示す図である。
【図5】図1に示したヘッドホンの回路の機能モジュールを示す図である。

【0007】
図1及び図5に示すように、本考案の実施形態に係るヘッドホン100は、ヘッドバンド10と、2つの連接部品20と、2つの音出力モジュール30と、回路機能モジュール40と、を備える。2つの連接部品20は、ヘッドバンド10の両端にそれぞれ設置されており、該2つの音出力モジュール30は、2つの連接部品20にそれぞれ装着されている。回路機能モジュール40は、ヘッドバンド10に設置され、且つ音出力モジュール30に電気的に接続されている。
【0008】
図2に示すように、ヘッドバンド10は、ユーザの頭に掛けて、ヘッドホン100をユーザの頭に装着することに用いられる。ヘッドバンド10は、本体部11及びパッド13を含む。本体部11は、ほぼ「U」字状を呈し、且つ樹脂、皮又は弾性を有する金属シート等のフレキシブル材料によって製造される。これによって、ヘッドホン100は、異なるユーザの頭に適用することができる。パッド13は、本体部11の内面に固定され、且つスポンジ等の弾性材料により製造される。これにより、パッド13は、ヘッドホン100を掛けた際の心地良さを高めることができる。また、本体部11の両端には、2つの連接部品20を装着するための取付孔111がそれぞれ設けられている。
【0009】
本実施形態において、各連接部品20は、第一連接部21及び第一連接部21に連接されている第二連接部23を含む。第一連接部21は、連接アーム211及び連接端213を含む。連接アーム211は、本体部11の取付孔111内に伸縮可能に、且つ回転可能に装着される。これによって、第一連接部21は、本体部11に対して伸縮及び回転することができる。連接端213は、連接アーム211の一端に固定されて、第二連接部23を装着するために用いられる。第二連接部23は、固定部231及び装着部233を含む。固定部231は、第一連接部21の連接端213に固定され、装着部233は、固定部231の一方側に固定される。より詳細には、装着部233は、中空の環状構造であり、音出力モジュール30を装着するために用いられる。連接部品20がヘッドバンド10に装着された後、連接部品20は本体部11に対して伸縮又は回転して、音出力モジュール30を所定の角度に位置決めすることができる。
【0010】
各音出力モジュール30は、1つの連接部品20に装着され、且つハウジング31及びスピーカー33を備える。ハウジング31及びスピーカー33は、プラスチック、金属又は合金材料により製造される。本実施形態において、ハウジング31及びスピーカー33は、全て円形の構造であり、且つ装着部233の両側にそれぞれ装着されて、協働して音出力モジュール30を構成する。ハウジング31は、ユーザの耳に密着して、ユーザの耳に音楽等の音を出力する。スピーカー33は、外部へ音を出力する。ハウジング31及びスピーカー33は、ヘッドホン100を用いた電子装置にインストールされたソフトウェア又は電子装置に設けられた切換スイッチを介して切り換えられて使用される。
【0011】
スピーカー33が動作する際、音出力モジュール30は小型の音響装置として、電子装置からの音を外部へ伝える。
【0012】
変形例として、ハウジング31及びスピーカー33は、正方形等の他の形状であっても良い。また、連接部品20の数は、1つであっても良いが、これに対応して、音出力モジュール30の数も1つである。また、第二連接部23を省略して、音出力モジュール30を第一連接部21に直接装着しても良い。
【0013】
図5に示すように、回路機能モジュール40は、音出力モジュール30に信号を入力して、音出力モジュール30を介して音を出力する。具体的には、回路機能モジュール40は、プロセッサ41と、プロセッサ41にそれぞれ電気的に接続されるデータ端子42、メモリカードスロット43、切換スイッチ44、音声入力端子45及び通信モジュール46と、を含む。プロセッサ41は、ヘッドバンド10の本体部11の内部に設けられている。データ端子42は、外部の電子装置に電気的に接続されて、データ/音響信号を伝送するか又は外部の電源に挿入されて充電される。メモリカードスロット43には、データを格納するためのメモリーカードが装着される。切換スイッチ44は、ハウジング31とスピーカー33とを切り換えて、ハウジング31又はスピーカー33を選択する。音声入力端子45は、ユーザからの音声情報を受信する。本実施形態において、音声入力端子45は、マイクであり、且つ音出力モジュール30に隣接して設けられている。通信モジュール46は、ブルートゥース(登録商標)であり、且つ外部の電子装置と無線接続されている。
【0014】
ヘッドホン100を組み立てる場合、先ず、ハウジング31及びスピーカー33を第二連接部23の装着部233の両側にそれぞれ装着する。次に、第二連接部23を介して音出力モジュール30の全体を対応する第一連接部21にそれぞれ装着する。最後に、各第一連接部21をヘッドバンド10に回転可能に装着する。
【0015】
図1及び図4に示すように、ヘッドホン100が、データ端子42を介して電子装置と接続関係を確立し、又は通信モジュール46を介して電子装置とワイヤレス接続関係が確立されると、ユーザは、ヘッドホン100のハウジング31を介して音楽を聴くことができる。また、ユーザは音楽を外へ流したい場合、ヘッドホン100を頭から取り外して、ヘッドホン100を適当な位置に置き、連接部品20によって音出力モジュール30をヘッドバンド10に対して適当な角度に回転させて、2つの音出力モジュール30のスピーカー33を互いに向き合うように設置する。その後、切換スイッチ44又は電子装置の内部のソフトウェアを介してスピーカー33を選択して起動させて、音楽を外へ流す。
【0016】
電子装置に電話が入った場合は、ユーザは直接電話に出て、スピーカー33によって通話中の音量を上げることもできる。また、ユーザは、音出力モジュール30に隣接する音声入力端子45を介して通話することができるため非常に便利である。
【0017】
また、ユーザは、ヘッドホン100を携帯する場合、連接部品20によって2つの音出力モジュール30をヘッドバンド10の内側に向かって回転させて、2つの音出力モジュール30をヘッドバンド10の内部空間に収容させる。これにより、ヘッドホン100の体積は縮小され、容易にヘッドホン100を携帯することができる。
【0018】
10 ヘッドバンド
100 ヘッドホン
11 本体部
111 取付孔
13 パッド
20 連接部品
21 第一連接部
211 連接アーム
213 連接端
23 第二連接部
231 固定部
233 装着部
30 音出力モジュール
31 ハウジング
33 スピーカー
40 回路機能モジュール
41 プロセッサ
42 データ端子
43 メモリカードスロット
44 切換スイッチ
45 音声入力端子
46 通信モジュール

(57)【要約】

【課題】スピーカーを備えるヘッドホンを提供する。【解決手段】ヘッドホン100は、ヘッドバンド10及び音出力モジュール30を備える。音出力モジュール30は、ヘッドバンド10の端部に装着され且つハウジング及びスピーカーを含み、ハウジング及びスピーカーは対向するように一体に固定され、且つ切り換えられて使用される。


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