(54)【考案の名称】傘型支持式ドーム構造物

(51)【国際特許分類】

E04H 15/28 ・傘型式のテント[4]

(73)【実用新案権者】仂升塑膠有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は遊戯器材に関し、特に傘を支えるブラケットに似たドーム構造にすることで、操作が非常に簡便であり、かつ収納後の体積が大幅に縮小されてスペースを取らない傘型支持式ドーム構造物に関する。

【従来の技術】

【0002】
遊戯用屋敷、ドーム屋敷などは子供たちが遊ぶときの秘密空間または秘密基地として使用され、他人に頼らず独立性、冒険心と困難に怖がらない人格の特質を培うことにつながる。
【0003】
現在既存の遊戯用屋敷またはドーム屋敷は組合せ式、折り畳み式、空気充填式の3種類に分けられる。そのうち、組合せ式の遊戯用屋敷またはドーム屋敷は、複数の床板と、複数の壁板と、複数の屋根などの板材を適切に組み合わせて、屋敷外形の構造体を形成した後、壁板に若干数の開放部を設けて、窓または子供の出入口に用いる。それぞれの構成品は形状と厚みが一定であり、組み立てや使用に非常に不便を感じるほか、収納するときも多くのスペースを取ってしまうのである。さらに、硬い材質の構成部品は子供が組合せ、または遊ぶときにぶつかって怪我することがしばしば見受けられる。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
折り畳み式の遊戯用屋敷またはドーム屋敷は高弾性のスチールワイヤーと生地とから構成される生地ラック構造体を使用され、その周りと底部は完全に封止され、側壁に開放部を設けており、子供がその内部で遊ぶことができる。この構造により、前述した組み立てと収納の問題は解消されるものの、スチールワイヤーと生地からなる構造体の構造性が悪く、圧迫を受けると変形し、または転倒したり傾いたりするため、安全性が良くない。
【0005】
一方、空気充填式の遊戯用屋敷またはドーム屋敷は、プラスチック生地からなる空気袋に空気を充填して形成する立体の構造体であり、同じく子供をその内部で遊ばせることができる。さらに、使用するときの操作が簡便で、しかも収納後も同じくスペースを取らない。残念ながら、唯一の欠点として、空気袋は接着または溶着などの方法によって作られているため、子供がその上で躍ると、極めて大きな圧力が発生するほか、摩擦または先端が尖ったものによって刺されると、空気袋は破裂するか、または穴が出来て気体が漏れ、修復が難しい。以上が各種遊戯用屋敷またはドーム屋敷を使用する際の長短所である。

【効果】

【0009】
さらに、実際に測定した結果、本考案の棒状部材の長さは、可動軸受筒体の3倍に等しいかまたはより大きく、かつ第1親骨の展開スパンに対応していることが好ましい。本考案は、だぼと、第2親骨とをさらに有し、だぼの一端を第1親骨の一端に接続し、他端を第2親骨に接続する。第1親骨と第2親骨の合計長さは固定台座の合計長さの10〜15倍に等しいかまたはより長いため、より良い展開スパンが得られると共に、曲げたときのアーチを改変でき、有効な支持力量を提供できる。
【0010】
さらに、組立時の利便性と覆い効果を図るために、フードの開口部の周り及び底部の周りとにファスナーを設け、ファスナーによって開口部及び底部を完全に封止させることができる。さらに、隣接する2つの三角形生地の縫合箇所は、第1親骨をその内部に穿設するために、第1親骨に対応した少なくとも一つの装着部が設けられ、当該装着部は対向して設けられたベルクロ(商品名)を互いに貼着して、リング状構造を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本考案の好ましい実施例の立体分解図である。
【図2】本考案の好ましい実施例における展開機構の局所拡大図である。
【図3】本考案の好ましい実施例における展開後の分解概略図である。
【図4】本考案の好ましい実施例における展開後の状態を示す態様図である。
【図5】本考案の好ましい実施例における収納状態を示す図である。

【0012】
審査官の方々が本考案の内容のさらなる理解を図るため、以下にて図面と合わせて説明する。ご参照ください。
【0013】
図1、2と図3〜5の本考案の好ましい実施例における構造態様図、立体外観図、使用態様図を参照する。図に示すように、本考案の傘型支持式ドーム構造物1は主に、フード11と、展開機構12とを含む。
【0014】
そのうち、フード11は複数枚の三角形生地111を、先端部を円心として、隣接した2つの縁部を縫合して円筒を形成する。その上部は子供が遊ぶとき危険を避けるために半円球状に形成し、フードの外側面にはドームの出入口と窓と共に、換気経路を兼ね合わせた複数の開口部112が設けられている。さらに、フード11の底部は開放状に形成し、底部封止部材113によって封止されている。特に注意したいところは、フード11の底部の周りと底部封止部材113の周りにファスナー(素子符号を示さない)を設けており、ファスナーによって底部封止部材113をフード11へ完全に装着させ、容積が有効に軽減されると共に、操作の利便性を提供できる。
【0015】
展開機構12はフード11の内面に覆われている。展開機構12はフード11の円心部に設けられ、中心部に棒状部材122を垂直に設け、かつ棒状部材122の末端部に固定具1221を設け、周りに複数の第1枢接部1211が設けられた固定台座121と、往復運動が出来るように棒状部材122に可動自在に装着され、その周りに複数の第2枢接部1231を設け、かつ固定具1221に対応して固定部1232を設け、固定具1221に向かって移動させたときに固定具1221と固定部1232とが互いに締結して位置が固定される可動軸受筒体123と、その一端が第1枢接部2111に接続していて、かつ枢接箇所には可動する受骨1241が設けられ、受骨1241の一端を第2枢接部1231に接続し、可動軸受筒体123を固定具1221に向かって移動させたとき、すべての第1親骨124が外部に展開して、フード11を内側から外部へ展開させる複数本の第1親骨124を含む。このほかに、本考案は展開されたときの高さとスパンを増やすために、だぼ125と、第2親骨126とを追接しており、だぼ125の一端を第1親骨124の一端に接続し、他端を第2親骨126に接続させている。第1親骨124と第2親骨125の合計長さは固定台座121の合計長さの10〜15倍に等しいかまたはより長く、収納時は二段に折り畳むことが出来、折り畳んだ後の容積を大幅に軽減できる。
【0016】
さらに、本考案の傘型支持式ドーム構造物1は、フード11の内部に設けられ、展開機構12をフード11内部で遮蔽すると共に封止する遮蔽部13をさらに有する。遮蔽部13は、一般には、展開機構12の寸法に対応した一枚の生地からなり、縫合、押しボタンまたはベルクロ(商品名)による貼着などの方式を用いて、フード11の内部に留めるが、この限りでない。
【0017】
考案人が実際に操作することによって、棒状部材122の長さは可動軸受筒体123の3倍の長さに等しく、かつ第1親骨124の展開スパンに対応していることが検証されている。
【0018】
さらに、第1親骨124をその内部に穿設するため、隣接する2つの三角形生地11の縫合箇所には第1親骨124に対応した少なくとも一つの装着部114が設けられており、しかもそれぞれの装着部114は対向したベルクロ(商品名)を互いに貼着してリング状構造を形成した上、それぞれの第1親骨124をそれぞれ装着部114の内部に装着させる。このような設計は防護効果を有すると共に、フード11の汚れを、フード11と展開機構12を分離させることによって洗浄することができるほか、保守や交換に便利である。
【0019】
1 傘型支持式ドーム構造物
11 フード
111 三角形生地
112 開口部
113 底部封止部材
114 装着部
12 展開機構
121 固定台座
1211 第1枢接部
122 棒状部材
1221 固定具
123 可動軸受部材
1231 第2枢接部
1232 固定部
124 第1親骨
1241 受骨
125 だぼ
126 第2親骨
13 遮蔽部

(57)【要約】

【課題】フードと展開機構とを含む、傘型支持式ドーム構造物を提供する。【解決手段】複数枚の三角形生地111を、先端部を円心として、上部が半円球形状を有する円筒を形成し、その外側面に少なくとも一つの開口部112を設け、底部を開放状に形成し、該底部が封止可能であるフード11と、フード11を覆い被せる展開機構12と、を備える。展開機構12は、フード11の円心部において、その中心に棒状部材122を垂直に設け、棒状部材122の末端部に固定具1221を設け、周りに複数の第1枢接部1211を設けた固定台座121と、棒状部材122に装着され、周りに複数の第2枢接部1231を設け、かつ固定具1221に対応して固定部1232を設け、固定具1221に向けて移動させたときに固定具1221と固定部1232とが互いに締結してその位置が固定される可動軸受筒体123と、フード11を内側から外部へ展開させる複数本の第1親骨124と、を含む。


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