(54)【考案の名称】水中拡大鏡

(51)【国際特許分類】

G02B 25/00 接眼レンズ 拡大鏡

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、水中拡大鏡に関するものであり、特に水中の小さな生物等の被観察物を明瞭かつ容易に観察することができるようにした水中拡大鏡に係るものである。

【従来の技術】

【0002】
水中拡大鏡としては、支持フレームの支持孔内に凸レンズを嵌着し、該支持フレームに把持部を備えさせてなるものが従来より知られている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来の水中拡大鏡においては、これを水中で使用したときには、被観察物を明瞭かつ容易に観察することができないという問題がある。
【0004】
本考案は、従来の水中拡大鏡におけるこのような問題を解決し、水中において被観察物を明瞭かつ容易に観察することができると共に、陸上においても拡大鏡として支障なく使用することができるようにした水中拡大鏡を提供しようとしてなされたものである。

【効果】

【0008】
[請求項1の発明]
請求項1の考案によれば、第二支持フレームを第一支持フレームに螺着したときには、第一凸レンズと第二凸レンズとが当該両凸レンズ間に空気室を介在させた状態で並列されるため、水中において被観察物を明瞭かつ容易に観察することができる。また、この水中拡大鏡は構造が簡単であり、安価に提供することができる。
更に、第二支持フレームを第一支持フレームから取り外したときには、支持孔内に第一凸レンズを嵌着している第一支持フレームを単独で陸上における拡大鏡として支障なく使用することができる。
【0009】
[請求項2の発明]
請求項2の発明においては、前記把持部には係止手段を備えさせたため、水中における水中拡大鏡の非使用時には、該係止手段を水中拡大鏡の使用者の衣類等における保持体等に係止することにより、使用者は水中拡大鏡を手で持つ必要がなくなり、両手を自由に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本考案による水中拡大鏡の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は、同上水中拡大鏡を示す断面図である。
【図3】図3は、係止手段を示す側面図である。

【0011】
略円環状をなす第一支持フレーム1の支持孔3内に第一凸レンズ5を嵌着し、略円環状をなす第二支持フレーム7の支持孔9内に第二凸レンズ11を嵌着する。第二支持フレーム7を第一支持フレーム1に取り外し自在に螺着する。すなわち、図2に示す事例においては、第一支持フレーム1の外周面に雄ねじ13を形成し、第二支持フレーム7の内周面に雌ねじ15を形成し、第一支持フレーム1の雄ねじ13と第二支持フレーム7の雌ねじ15とを螺合させる。第二支持フレーム7を第一支持フレーム1に螺着したときに第一凸レンズ5と第二凸レンズ11との間に密閉された空気室17が形成されるようになす。なお、第一支持フレーム1と第二支持フレーム7とは、例えば、それぞれポリアセタールコポリマー樹脂、塩化ビニル等の合成樹脂により形成され、一例として直径80mmの円環状体とする。第一凸レンズ5と第二凸レンズ11とは、一例として、それぞれ直径63mmのガラス製レンズとする。また、第一凸レンズ5と第二凸レンズ11とにおける対向面には、それぞれ曇り止め剤を塗布することが望ましい。本考案の水中拡大鏡は、例えば3〜4倍の倍率を有し、両眼で使用するものとする。
【0012】
更に、第一支持フレーム1には把持部19を備えさせる。把持部19は、一例として棒状体とするが、手で把持するに適したものであれば、把持部19の材質、形状、大きさ等はいかなるものであってもよい。図2に示す把持部19は、一端19aを第一支持フレーム1に取り外し自在に螺着している。把持部19は、例えばステンレス鋼製とする。
【0013】
把持部19には係止手段21を備えさせる。係止手段21は、一例として、把持部19の他端19bにフック23を取り付け、該フック23における開口部25にはばね体27を取り付ける。該ばね体27は該開口部25を塞ぐ方向(図2における矢印A方向)に常時付勢されている。すなわち、一例として図3に示すように、ばね体27はリング状ばねとし、ばね体27の各端27a、27bをフック23にける開口部25の基部25aに相互の位置をずらした状態で固定し、該ばね体27の略中央部27cがフック23にける開口部25の先端部25bに常時当接するようになす。この係止手段21を水中拡大鏡の使用者の衣類等における保持体(図示せず。)等に係止する際には、例えば、該保持体によりばね体27の力に抗して該ばね体27をフック23における開口部25の先端部25bから離れる方向に押しながら、該保持体を開口部25における該ばね体27の内側に押し込む。また、係止手段21を該保持体から外す際には、ばね体27をフック23における開口部25の先端部25bから離れる方向に押した状態で、該係止手段21を該保持体から離脱させればよい。
【0014】
1 第一支持フレーム
3 支持孔
5 第一凸レンズ
7 第二支持フレーム
9 支持孔
11 第二凸レンズ
13 雄ねじ
15 雌ねじ
17 空気室
19 把持部
19a 一端
19b 他端
21 係止手段
23 フック
25a 基部
25b 先端部
25 開口部
27 ばね体
27a 端
27b 端
27c 略中央部

(57)【要約】

【課題】水中において被観察物を明瞭かつ容易に観察することができると共に、陸上においても拡大鏡として支障なく使用することができるようにした水中拡大鏡を提供する。【解決手段】第一支持フレーム1の支持孔3内に第一凸レンズ5を嵌着し、第二支持フレーム7の支持孔9内に第二凸レンズ11を嵌着し、該第二支持フレームを該第一支持フレームに取り外し自在に螺着し、該第二支持フレームを該第一支持フレームに螺着したときに該第一凸レンズと該第二凸レンズとの間に密閉された空気室17が形成され、該第一支持フレームには把持部19を備えさせた水中拡大鏡。前記把持部には係止手段21を備えさせる。


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