(54)【考案の名称】電話機用シート、電話機用シートユニット及び電話機システム

(73)【実用新案権者】NTTビジネスソリューションズ株式会社

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電話機用シート、電話機用シートユニット及び電話機システムに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来から、会社や店舗等には、ワンタッチや電話帳機能等を有する多機能電話機が設置されている。この多機能電話機の表面には、各種ボタンに対応したボタン孔が設けられた多機能電話機用ボタンシート用紙が載置されている(下記特許文献1参照)。この多機能電話機用ボタンシート用紙には、ボタン孔の周囲に、ボタン孔に挿通された各種ボタンの名称を印字することができる。利用者は、印字された文字を読むことで、ボタンの種類を判別することができる。
【0003】

【効果】

【0014】
本考案に係る電話機用シート、電話機用シートユニット及び電話機システムによれば、シート上に印字できるとともに、電話機のデザインを有効的に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本考案の一実施形態に係る電話機において、電話機用シートが載置された状態の正面図である。
【図2】本考案の一実施形態に係る電話機において、電話機用シートが載置されていない状態の正面図である。
【図3】本考案の一実施形態に係る電話機用シートユニットにおける印字前の平面図である。
【図4】本考案の一実施形態に係る電話機用シートユニットにおける印字後の平面図である。

【0016】
以下、本考案の一実施形態に係る電話機システムについて説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る電話機において、電話機用シートが載置された状態の正面図である。
図1に示すように、電話機システム1は、電話機10と、電話機10の表面10Tに載置される電話機用シート30と、を備えている。
ここで、便宜上、電話機10の幅方向(図1に示す紙面左右方向)を横方向とし、電話機10の幅方向に交差する方向(図1に示す紙面上下方向)であって電話機10の表面10Tに沿う方向を縦方向とする。
【0017】
まず、電話機10について説明する。
図2は、電話機10において、電話機用シート30が載置されていない状態の正面図である。
図2に示すように、電話機10は、操作基部11と、操作基部11の縦方向一方側に設けられディスプレイ12Aを有するディスプレイ部12と、操作基部11に設けられたスピーカ13と、操作基部11とコードCで接続された受話器14と、を備えている。
本実施形態では、電話機10は所謂多機能電話機が採用されている。電話機10の構成は、適宜設定可能である。
【0018】
操作基部11には、複数のダイヤルボタンB1が配列されたダイヤルボタン部21と、外線及び内線等の回線に相当する電話番号が予め登録されたボタンB2や保留等の機能が登録されたボタンB2等からなる機能ボタン部22と、他の各種ボタンB3からなるサイドボタン部23とが、設けられている。
【0019】
本実施形態では、機能ボタン部22は、横方向に6個、縦方向に4個の配列された合計24個のボタンB2により構成されている。なお、当該ボタンB2の数は、横方向に6個、縦方向に3個や、横方向に6個、縦方向に6個等、適宜設定可能である。
【0020】
次に、電話機用シート30について説明する。
電話機用シート30は、印字された電話機用シートユニット3の一部が切り離されたものであり、電話機10の機能ボタン部22に配置されている。
【0021】
図3は、電話機用シートユニット3における印字前の平面である。図4は、電話機用シートユニット3における印字後の平面図である。
図3に示すように、電話機用シートユニット3は、透明な材料により形成されている。本実施形態では、電話機用シートユニット3は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等で成型された無色透明なフィルムであって、一定の強度を有しつつ、切り離しの際に大きな力を要しない構成とされている。
【0022】
電話機用シートユニット3は、平面視略矩形状に形成されている。電話機用シートユニット3において、四隅のうち一箇所隅部には、隣接する辺部H1,H2同士を斜めに結ぶように傾斜辺部Kが設けられている。電話機用シートユニット3には傾斜辺部Kが設けられているため、プリンタで電話機用シートユニット3を印刷する時に電話機用シートユニット3の挿入方向を識別しやすい。また、使用者は、机(不図示)や作業台(不図示)等に載置された電話機用シートユニット3の傾斜辺部Kに指をかけて、電話機用シートユニット3を机等の表面から容易に離して持ち上げることができる。さらに、傾斜辺部Kは電話機用シートユニット3の角(直角)を落とすようにして形成されているため、使用者が電話機用シートユニット3を持ち上げる際に、傾斜辺部Kに指をかけることで指の不用意な怪我を防止することができる。
【0023】
電話機用シートユニット3には、傾斜辺部Kの近傍には、カタカナで「オモテ」の文字が印刷されている。これにより、使用者は「オモテ」の文字の表裏により、電話機用シートユニット3の表裏を判別することができる。
【0024】
電話機用シートユニット3には、縦方向に2個、横方向に2個の電話機用シート30,30…が間隔を有して配置されている。各電話機用シート30は、電話機用シートユニット3の辺部H1,H2,H3,H4よりも内側に配置されている。
【0025】
各電話機用シート30の縁部には、ミシン目31が設けられている。ミシン目31は、矩形に形成されている。
【0026】
さらに、電話機用シートユニット3には、各辺部H1,H2,H3,H4と各電話機用シート30の縁部とを結ぶようにミシン目32A,32B,32C,32Dが設けられている。ミシン目32Aは、電話機用シート30のミシン目31の横方向略中央と辺部H1とを縦方向に結んでいる。ミシン目32Bは、電話機用シート30のミシン目31の縦方向略中央と辺部H2とを横方向に結んでいる。ミシン目32Cは、電話機用シート30のミシン目31の横方向略中央と辺部H3とを縦方向に結んでいる。ミシン目32Dは、電話機用シート30のミシン目31の縦方向略中央と辺部H4とを横方向に結んでいる。
【0027】
さらに、電話機用シートユニット3には、隣接する電話機用シート30,30同士を結ぶようにミシン目33A,33Bが設けられている。ミシン目33Aは、縦方向に配置された電話機用シート30のミシン目31の横方向略中央同士を縦方向に結んでいる。ミシン目33Bは、横方向に配置された電話機用シート30のミシン目31の縦方向略中央同士を横方向に結んでいる。
これらミシン目31,32A〜32D,33A,33Bは、電話機用シートユニット3を厚み方向の途中部分まで切込みが入れられた構成とされている。なお、ミシン目31,32A〜32D,33A,33Bは、電話機用シートユニット3を貫通する小孔が線状に配置されることにより構成されていてもよい。
【0028】
各電話機用シート30は、透明な材料で矩形に形成されたシート本体35を有している。上記のとおり、本実施形態では、シート本体35は、無色透明なフィルムにより形成されている。
【0029】
シート本体35には、電話機10の機能ボタン部22の各ボタンB2に対応する貫通孔であるボタン孔(孔)36が形成されている。本実施形態では、電話機用シート30には、横方向に6個、縦方向に4個のボタン孔36が間隔を有して設けられている。
【0030】
電話機用シート30において、各ボタン孔B2の縦方向一方側(平面視上側)には、印字部40が設けられている。印字部40は、左端のボタンB2よりも左方から、右端のボタンB2よりも右方にわたって、帯状に設けられている。印字部40は、縦方向4個のボタンB2に対応して、縦方向に4個設けられている。
【0031】
印字部40は、シート本体35とは異なる色をなし、印字可能とされている。本実施形態では、印字部40は、表面が白色、裏側がシルバー色をなしている。これにより、印字部40では、シート本体35の透明感を確実に抑えることができる。
【0032】
このように構成された電話機システムで1では、シート本体35と異なる色で構成された印字部40に印字をすることができる。また、シート本体35は透明な材料で形成されているため、電話機10の表面10Tのデザインをシート本体35を通して視認することができる。よって、電話機10の表面10Tのデザインや色調を有効活用することができる。
【0033】
また、印字部40が左端のボタンB2よりも左方から右端のボタンB2よりも右方にわたって帯状に設けられているため、各ボタンB2に対応する横方向の幅寸法以上の範囲にわたって印字することができる。よって、図1に示すようにボタンB2の幅寸法よりも広い範囲にわたって印刷することができるため、印字する文字数が多い場合等にも対応することができる。
【0034】
また、電話機用シートユニット3の各辺部H1,H2,H3,H4と各電話機用シート30の縁部とを結ぶように、ミシン目32A,32B,32C,32Dが設けられている。よって、電話機用シート30が、電話機用シートユニット3の辺部H1,H2,H3,H4よりも内側に配置されていても、ミシン目32A,32B,32C,32Dに沿って切り離し、その後電話機用シート30の縁部に設けられたミシン目31やミシン目33A,33Bに沿って切り離すことで、各電話機用シート30の切り離し作業を容易に且つ確実に行うことができる。
【0035】
また、ミシン目32A〜32D,33A,33Bは、ミシン目31の横方向略中央や縦方向略中央に設けられており、ミシン目31の各辺の線方向の延長線上や延長線近辺には設けられていない。よって、電話機用シートユニット3の経年劣化により、ミシン目31に沿って不用意に切り離されることを抑制することができる。
【0036】
また、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本考案の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0037】
例えば、上記に示す実施形態では、シート部は、無色透明に構成されているが、本考案はこれに限られず、透明に構成されていれば有色透明であってもよい。
【0038】
1…電話機システム
3…電話機用シートユニット
10…電話機
30…電話機用シート
31,32,33…ミシン目
35…シート本体
36…ボタン孔(孔)
40…印字部
B2…ボタン

(57)【要約】

【課題】シート上に印字できるとともに、電話機の表面のデザインを有効的に活用することができる電話機用シート、電話機用シートユニット及び電話機システムを提供する。【解決手段】複数のボタンを有する電話機10の表面に設けられる電話機用シートであって、複数のボタンの形状に対応する形状の複数の孔36が設けられ、透明な材料で形成されたシート本体35と、シート本体35の孔36の周囲に設けられ、シート本体35とは異なる色であるとともに印字可能とされた印字部40と、を有することを特徴とする。


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