(54)【考案の名称】メカニズム式野菜/果物種苗接木装置

(51)【国際特許分類】

A01G 1/06 ・接木

(73)【実用新案権者】正修科技大學

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図4

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はメカニズム式野菜/果物種苗接木装置に関し、特に台木と接ぎ穂の接木箇所を、カッティング装置のカッティング槽中に同時に入れ、種苗カッティングの作業を完成でき、同時にスリーブに導入し、且つ順番にカッティングスリーブ、ジャッキングスリーブに導入後、台木と接ぎ穂との接木箇所を固定でき、動作が簡潔で迅速に接木が可能なメカニズム式野菜/果物種苗接木装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
世界全体での種苗育成市場の規模は非常に莫大である。
しかし、経費に限りがあることとコストに対する考慮から、使用率は高くなく、充分に普及しているとはいえない。
普及しない原因の一つは、接木作業に時間がかかり、必要な技術レベルが高いことである。
このため、専門的で熟練した接木の操作員を雇う必要がある。
しかし、人力による接木は遅く、また専門技術が必要であるため、安全性も高くない。
【0003】
また、既存の接木機器は巨大で、空気圧部材の作業時には騒音を生じ、及び気圧シリンダーがスムーズでなく、作業環境は長時間操作に適していない。
よって、動作が簡潔で、迅速に接木を行えるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置の開発が待たれている。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
前記先行技術による接木作業には非常に時間がかかり、且つ従来の技術による接木機器は巨大であるという欠点がある。

【効果】

【0008】
本考案の効果は、以下のとおりである。
本考案装置は、携帯式で室内外共に操作可能で、また機動性を備え、信頼性が高いクリエイティブな機器である。
また、野菜/果物種苗の接木作業に応用でき、生産機能を向上させることができ、機構がシンプル、軽量且つコンパクトで、省エネ効果を備えるため環境にやさしく、農業育苗産業における国際競争力を高めることができる。
さらに、「カム機構を四節リンク構造に融合する」クリエイティブな構想により、構成部材数を少なくし、軽量で、片手で携帯でき、また高分子材料を使用するため、機構の動作時には潤滑油を使用する必要がなく、メンテナンスが簡便で汚染を減らせ、無菌環境下で機器設備を使用することができる。
加えて、堅固で、耐用性が高く、安全で軽量で、下肢が不自由な人でも楽に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1A】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のカッティング機構のカッターのカッティングスタンバイ状態の模式図である。
【図1B】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のカッティング機構のカッターのカッティング状態の模式図である。
【図1C】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のカッティング機構が側座体を有することを示す模式図である。
【図2】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のスリーブ導入装置の模式図である。
【図3A】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のスリーブカッティング機構のカッターのカッティングスタンバイ状態の模式図である。
【図3B】本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置のスリーブカッティング機構のカッターのカッティング状態の模式図である。
【図4】本考案のメカニズム式野菜/果物種苗接木装置の模式図である。

【0010】
(一実施形態)
図1A〜図4に示すとおり、本考案の一実施形態によるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置1は、カッティング機構10、スリーブ導入装置11、スリーブカッティング機構12、スリーブジャッキング機構13を有する。
【0011】
図1A〜図1Bに示すとおり、カッティング機構10は、ベース100、スライドブロック機構101、2個のカッティングカッター102及び第一交流モーター103を有する。
【0012】
ベース100上方には、2個の裁断カッティング槽1000を設置する。
【0013】
スライドブロック機構101は、ベース100下方に移動可能なように設置され、スライドブロック機構101は左右平行に移動する。
【0014】
各カッティングカッター102は、スライドブロック機構101上方にそれぞれ設置され、各裁断カッティング槽1000の一つにそれぞれ対応する。
【0015】
第一交流モーター103は、ベース100下方に設置され、スライドブロック機構101と連結し、スライドブロック機構101を連動し、左右に平行移動させる。
これにより、各カッティングカッター102は、各裁断カッティング槽1000側辺の開口位置において、それぞれ往復移動し、こうして各カッティングカッター102は、カッティングスタンバイ状態及びカッティング状態を形成する。
【0016】
本考案による一実施形態中においては、台木と接穗とを、各裁断カッティング槽1000中にセットし、台木と接穗とに、同時に斜面カッティング処理を施す。
こうして、台木と接ぎ穂とにプレ接木の動作を行い、同期に接穗と台木とをカッティングする。
カッティング機構10には、角度調整可能槽道(図示なし)を設置し、これにより接木種苗株径の大きさに合わせることができる。
【0017】
図2に示すとおり、スリーブ導入装置11は、スリーブフィーディングし導入定位装置で、主動ホイール系がフィーディングし、受動ホイール系が案内定位を行い、且つフィーディング角度とフィーディング長を調整することができる。
スリーブ導入装置11は、固定フレーム110、2個の凸型案内ホイールスリーブフィーディングローラー111、2個の凹型案内ホイールスリーブフィーディングローラー112及び第二交流モーター(図示なし)を有する。
【0018】
固定フレーム110は、中空構造で、前後両端にフィーディング口1100及びディスチャージ口1101をそれぞれ設置する。
各凸型案内ホイールスリーブフィーディングローラー111は、固定フレーム110上方にそれぞれ設置し、フィーディング口1100及びディスチャージ口1101位置に対応し、凸型構造1110をそれぞれ設置する。
各凹型案内ホイールスリーブフィーディングローラー112は、固定フレーム110下方にそれぞれ設置し、フィーディング口1100、ディスチャージ口1101位置に対応し、及び各凸型構造1110は、凹型構造1120をそれぞれ設置する。
第二交流モーターは、各凸型案内ホイールスリーブフィーディングローラー111及び各凹型案内ホイールスリーブフィーディングローラー112と連結し、各凸型案内ホイールスリーブフィーディングローラー111及び各凹型案内ホイールスリーブフィーディングローラー112を連動し、同時に回転させる。
【0019】
図2、図3A及び図3Bに示すとおり、スリーブカッティング機構12は、スリーブ導入装置11と連結する。
スリーブカッティング機構12は、カッティングスリップシート120、スライドブロック121、カッター122、連棒123及び第三交流モーター124を有する。
カッティングスリップシート120には、カッティング口1200を設置し、カッティング口1200は、スリーブ導入装置11のディスチャージ口1101と連結する。
【0020】
スライドブロック121は、中空構造で、スライドブロック121カッティングスリップシート120上方に左右移動するように設置され、その中空部分はカッティング口1200に対応する。
スライドブロック121下方には、凸型部材1210を設置する。
カッター122は、スライドブロック121上の、カッティング口1200に対応する位置に設置され、スライドブロック121に従い左右に移動し、カッティングスタンバイ状態及びカッティング状態を形成する。
連棒123の一端は、スライドブロック121と連結する。
第三交流モーター124は、連棒123の反対端と連結し、連棒123により、スライドブロック121の左右移動を連動する。
【0021】
上述の構成部材により、斜体を備えるスリーブを構成し、接ぎ穂及び台木を挿入して固定する。
スリーブカッティング機構12は斜めのカッティング角度を調整でき、こうしてカッティングスリーブは斜めの断面を呈し、接木が容易となる。
【0022】
スリーブジャッキング機構13は、スライドブロック121横に設置される。
スリーブジャッキング機構13は、スライド板130及びジャッキングスリップシートセット131を有する。
スライド板130上方には、管キャッチ槽1300を設置する。
管キャッチ槽1300位置は、ディスチャージ口1101に対応し、スライドブロック121の側面に面して、構槽1301を設置する。
構槽1301は、凸型部材1210に対応し、包んで覆う。
ジャッキングスリップシートセット131は、スライド板130両側に設置される。
【0023】
図1Cに示すとおり、カッティング機構10は、側座体104をさらに有する。
側座体104の長さ及び高度は、ベース100に対応し、ベース100側面と結合し、ベース100と共に、スライドブロック機構101を包んで覆う。
側座体104は、各裁断カッティング槽1000位置に対応し、カッティング槽1040をそれぞれ設置する。
【0024】
図4に示すとおり、本考案による実施形態中では、嵌入式接木台座装置14をさらに有する。
嵌入式接木台座装置14は、台座プラットホーム140、接穗排屑口141、台木排屑口142及びジャッキング出口143を有する。
【0025】
台座プラットホーム140は、カッティング機構10に嵌めて設置する。
接穗排屑口141は、台座プラットホーム140上に設置し、カッティング機構10の各裁断カッティング槽1000の一つに対応する。
台木排屑口142は、台座プラットホーム140上に設置し、カッティング機構10の各裁断カッティング槽1000の一つに対応し、接穗排屑口141と対応する裁断カッティング槽1000とは異なる。
ジャッキング出口143は、台座プラットホーム140上に設置し、その位置は、スリーブジャッキング機構13に対応する。
【0026】
図2、図3A、図3B及び図4に示すとおり、管キャッチ槽1300中において、スリーブジャッキング機構13により、斜体を備えるスリーブをジャッキングし、スリーブを、台座プラットホーム140上までジャッキングし、接ぎ穂及び台木を挿入して固定し、接木の動作を完成する。
【0027】
上述の構造により、本考案は空間連棒機構の設計製作過程を進化させることができる。
本考案による種苗接木装置は農業育苗接木工具で、携帯式で室内外共に操作可能で、また機動性を備える装置で、最適で且つ信頼性が高いクリエイティブな機器である。
それは、野菜/果物種苗の接木作業に応用でき、生産機能を向上させることができ、機構がシンプル、軽量且つコンパクトで、省エネ効果を備えるため環境にやさしく、農業育苗産業における国際競争力を高めることができる。
【0028】
「カム機構を四節リンク構造に融合する」クリエイティブな構想により、構成部材数を少なくし、軽量で、片手で携帯でき、また高分子材料を使用するため、機構の動作時には潤滑油を使用する必要がなく、メンテナンスが簡便で汚染を減らせ、無菌環境下で機器設備を使用することができる。
さらに、堅固で、耐用性が高く、安全で軽量であるという長所を備える。
加えて、本接木装置は、下肢が不自由な人でも楽に操作できる。
【0029】
前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は後述される実用新案登録請求の範囲を基準とする。
【0030】
1 メカニズム式野菜/果物種苗接木装置
10 カッティング機構
100 ベース
1000 裁断カッティング槽
101 スライドブロック機構
102 カッティングカッター
103 第一交流モーター
104 側座体
1040 カッティング槽
11 スリーブ導入装置
110 固定フレーム
1100 フィーディング口
1101 ディスチャージ口
111 凸型案内ホイールスリーブフィーディングローラー
1110 凸型構造
112 凹型案内ホイールスリーブフィーディングローラー
1120 凹型構造
12 スリーブカッティング機構
120 カッティングスリップシート
1200 カッティング口
121 スライドブロック
1210 凸型部材
122 カッター
123 連棒
124 第三交流モーター
13 スリーブジャッキング機構
130 スライド板
1300 管キャッチ槽
1301 構槽
131 ジャッキングスリップシートセット
14 嵌入式接木台座装置
140 台座プラットホーム
141 接穗排屑口
142 台木排屑口
143 ジャッキング出口

(57)【要約】

【課題】簡潔で迅速な接木を行えるメカニズム式野菜/果物種苗接木装置を提供する。【解決手段】カッティング機構10、スリーブ導入装置、スリーブカッティング機構及びスリーブジャッキング機構13を有する。カッティング機構10はベース、スライドブロック機構、2個のカッティングカッター及び第一交流モーターを有する。ベース上方には2個の裁断カッティング槽1000を設置する。スライドブロック機構はベース下方に移動するように設置され、スライドブロック機構は左右平行に移動する。各カッティングカッターはスライドブロック機構上方に設置され、各裁断カッティング槽1000に対応する。第一交流モーターはベース下方に設置され、スライドブロック機構と連結され、スライドブロック機構を連動し左右に移動させる。こうして各カッティングカッターは各裁断カッティング槽1000側辺の開口位置で往復移動する。


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