(54)【考案の名称】ぬいぐるみ・人形構造

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、収蔵したり展示したり遊びで使用したりするぬいぐるみ・人形構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
ぬいぐるみ・人形構造には、フィギュア、模型、ぬいぐるみ、人形などが含まれ、乳幼児が手で持って遊ぶことができる上、収蔵したり展示用の展示品として使用したりすることができる。
【0003】
一般に、ぬいぐるみ・人形構造は、軟質性のぬいぐるみ・人形構造と硬質性のぬいぐるみ・人形構造とに分けられる。前記軟質性のぬいぐるみ・人形構造は、布材料、ダウン及び詰め物用綿花により製作される一方、前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造は、本体がプラスチックにより製作される。しかし、前記軟質性のぬいぐるみ・人形構造であっても前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造であってもそれぞれ欠点があった。
【0004】
前記軟質性のぬいぐるみ・人形構造は、触り心地が良く、押したり引っ張ったり捻ったり揉んだりして遊び、ストレスを解消することができる上、乳幼児が放り投げたりしても他人又は自分を怪我させることがなく、安全性が高かった。しかし、前記軟質性のぬいぐるみ・人形構造は支持力が弱くてヘタリ易い上、外層の布材料又はダウンが汚れやすくて清掃は容易でなかった。
【0005】
前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造は、本体がプラスチックからなるものがほとんどであり、外形が細かくて複雑である。前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造は、支持力が十分であるため、展示に適している。しかし、前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造は、堅牢なことから、尖ったり突出した形状を有するため、(例えば、乳幼児により放り投げられるなど)不適切に使用されると、人に怪我させる虞があり安全性に問題があった。また、前記硬質性のぬいぐるみ・人形構造の場合、本体が堅牢であるため、人物、動物、植物、又はアニメーションのキャラクターに製作した場合、リアリティ及び外形の柔軟性は十分でなかった。
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
本考案の目的は、安全性及び外形の柔軟性を高めるとともに、清掃が容易な長所を有するぬいぐるみ・人形構造を提供することにある。

【効果】

【0009】
本考案のぬいぐるみ・人形構造のコロイド外層及び綿詰め物は、弾力性を帯び、かつ柔軟であるため、放り投げられて人の体に当たっても怪我をさせる虞がなく、安全性が高いため、乳幼児の玩具として使用するのに適している。また、ダウンからなるぬいぐるみ・人形構造と比べ、コロイド外層の外表面は汚れにくく、水で洗浄して拭き取るだけで清潔にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本考案の一実施形態に係るぬいぐるみ・人形構造を示す断面図である。

【0011】
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
【0012】
図1を参照する。図1に示すように、本考案の一実施形態に係るぬいぐるみ・人形構造1は、少なくともコロイド外層10及び綿詰め物20から構成されてなる。コロイド外層10は、弾力性を帯びている。コロイド外層10内には、充填空間が形成されている。綿詰め物20は、コロイド外層10の充填空間内に充填される。
【0013】
本実施形態のコロイド外層10は、環境を汚染させないポリ塩化ビニル(PVC)などの弾力性を帯びるとともに軟質性のプラスチックからなる。コロイド外層10の外形は、例えば、人物、動物、植物、アニメーションのキャラクターなどに形成され、コロイド外層10の内部は中空状に形成され、綿詰め物20を充填して収容する充填空間が形成されている。
【0014】
本実施形態の綿詰め物20は、充填空間に充填させる高弾力性綿花でもよく、高弾力性綿花によりぬいぐるみ・人形構造1の外形がパンパンに膨らんだ立体状に形成され、ぬいぐるみ・人形構造1が備える柔軟性によりダウン製ぬいぐるみ・人形構造、又は布製ぬいぐるみ・人形構造に非常に近くなる。
【0015】
本実施形態のぬいぐるみ・人形構造1は、コロイド外層10及び綿詰め物20が弾力性を帯び、かつ柔軟になり、押したり引っ張ったり捩じったり揉んだりしてぬいぐるみ・人形構造1に外力が加えられると、ぬいぐるみ・人形構造1は一時的に変形し、外力が消失すると、ぬいぐるみ・人形構造1がコロイド外層10及び綿詰め物20の弾性力により元の形状に回復されるため、本実施形態のぬいぐるみ・人形構造1がまるで生きているように感じられる。
【0016】
また、本実施形態のぬいぐるみ・人形構造1中のコロイド外層10及び綿詰め物20は、弾力性を帯び、かつ柔軟になり、ぬいぐるみ・人形構造1が放り投げられて当たった人が怪我をすることを防ぐことができるため、その安全性は高く、子ども用玩具に用いることに適している。また、ダウン製のぬいぐるみ・人形構造と比べ、ぬいぐるみ・人形構造1のコロイド外層10の外表面は汚れにくく、水で洗浄して拭き取るだけで清潔にすることができる長所を有する。
【0017】
本実施形態のぬいぐるみ・人形構造1の製造方法は、主に原型工程、ロウ型工程、電鋳工程、型生産工程、注入工程、加熱固化工程、離型工程、綿詰め工程、及び彩色工程を含む。
【0018】
上述の製造方法において、前記原型工程では、外形設計に基づいて粘土又は石膏により模型を製作する。模型製作は、予め外形を確認するために用いる。前記ロウ型工程では、シリコン型からロウ型を形成する。前記電鋳工程では、ロウ型に電鋳を施して鉄製金型を作る。前記型生産工程では、鉄製金型を利用して電鋳によりソフトビニールフィルムを形成する。前記注入工程では、液体状に溶解されたソフトビニール原料を型へ注入する。前記ソフトビニール原料は、環境を汚染させないポリ塩化ビニル(PVC)である上、選択的に香料を添加してもよい。前記ソフトビニール原料が注入された型を高速回転させ、型中でソフトビニール原料を均一に分布させながらソフトビニール原料を固化させる。前記離型工程では、型を水中で冷却させた後に固化形成されたソフトビニールを取り出し、コロイド外層10を形成する。前記綿詰め物工程において、綿詰め物20(例えば、高弾力性綿花)を綿詰め物装置によりコロイド外層10内に詰めてからコロイド外層10全体を封止し、コロイド外層10中に綿詰め物20を密封する。前記彩色工程では、塗料(無公害塗料であることが好ましい)をコロイド外層10の外表面へ塗布し、本実施形態のぬいぐるみ・人形構造1を形成する。
【0019】
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【0020】
1 ぬいぐるみ・人形構造
10 コロイド外層
20 綿詰め物

(57)【要約】

【課題】安全性及び外形の柔軟性を高めるとともに、清掃が容易な長所を有するぬいぐるみ・人形構造を提供する。【解決手段】ぬいぐるみ・人形構造1は、コロイド外層10及び綿詰め物20を備える。コロイド外層10は、弾力性を帯びるとともに、充填空間を有する。前記綿詰め物20は、前記コロイド外層10の充填空間中に充填される。前記コロイド外層10の外形は、人物、動物、植物、又はアニメーションのキャラクターであることが好ましい。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):