(54)【考案の名称】トング

(73)【実用新案権者】アサヒ軽金属工業株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、分解することによりスプーンやフォーク等の食事具として単体使用ができるトングの改良に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来より、スプーンやフォーク等を接続してトングとして使えるようにしたものが知られている。例えば、スプーンやフォーク等の柄の末端に切り込みを施してそれを係止してトングとして使おうとするもの(特許文献1参照)があるが、これでは接続部分に弾性がないので、箸のように手で力を入れて使わなければならず、不便である上に、単独での使用時は係合のための切欠が不自然であって、見栄えが悪く、手の感触も悪く、使い勝手も良くない欠点があった。
【0003】
これを改良したものとして、V字状のばね板にスプーンやフォーク等の柄の末端を保持するようにしたもの(特許文献2参照)もあるが、柄の末端に係合のための特別な加工を施す必要があり、単独での使用時はその係合のための加工部分のため、見栄えが悪く、使い勝手も良くない欠点は解消されないままであった。
【0004】

【効果】

【0008】
本考案にあっては、弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に弾入するようにしたものであるから、まず、一対の食事具6、6の柄4、4間は弾性を有する受け部3で連結されるため、通常のトングと同様、食材等を盛り付けたりする場合に掴み、離す時は、受け部3の弾性で復元して開くので、専用のトングと同様の使い勝手を維持できる。
【0009】
しかも単独でスプーンやフォーク等を使用する時も、スプーンやフォーク等の柄には接続のための特別な加工は不要であり、単独のスプーンやフォーク等と変わることがないので、違和感なくそれらを単独使用ができる利点がある。
【0010】
即ち、本考案の差し込み穴2に食事具6の柄4を差し込むだけであるから、スプーンやフォーク等食事具6の柄4には特別な加工を施す必要がないので、通常の一般的な扁平な柄であれば良く、スプーンやフォークの他、ナイフ等でも適用できる。また、一対の食事具6、6の組み合わせは、例えば同一種のスプーン同士の組み合わせ、フォーク同士の組み合わせ、ナイフ同士の組み合わせでも良いし、スプーンとフォークのように異なる機能の食事具6の組み合わせでも構わない。
【0011】
また、差し込み穴2の周壁部に食事具6の柄4の長手方向と略平行なスリット7を施しておくと、食事具6の柄4の弾入がスムーズに行えるものであり、これを2又はそれ以上にすると、更にそれがスムーズとなる。
【0012】
更に受け部3を形成する弾性素材を透明乃至半透明樹脂にしておくと、食事具6が木やカラフルな樹脂製であっても、柄の先端まで透けて見えるから、受け部3での接続による違和感も低減される。勿論、食事具6が金属製の場合は連結具本体1はばね弾性のある金属でも良いし、ポリプロピレンのような透明乃至半透明な樹脂でも良い。

(57)【要約】

【課題】スプーンやフォークを接続してトングとした場合に使いやすいことは勿論、スプーンやフォーク等の単独時でも見栄えや使い勝手を劣化させることのないトングを提供する。【解決手段】弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に装着する。


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