(54)【考案の名称】滑り止め部材の積層構造

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】有限会社司建設工業

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、滑り止め部材の積層構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、滑り止め部材の対象となる基材は、屋内の施設としては、例えば、老人ホーム・障害者施設・学校・一般家庭・会社、ホテル等のフロアや廊下、浴室・トイレ等の床部分当があり、また、屋外の施設としては、その一例としては、車道・歩道等の路面、歩道橋、工場内の歩道・車道・玄関まわり等である。
【0003】
これらの基材には、従来、滑り止め機能を有する接着剤を用いて、骨材と攪拌して基材に積層することが主流であったが、その接着剤としては、エポキシ樹脂系接着剤を使ったものが多く、その機能として接着性や硬度には優れている。
【0004】
しかし、その硬度を有するため、伸縮性に乏しくガラスのように割れてしまい、撓む箇所では折れて剥がれてしまい、また、重量物などが通過する場所での施工が困難であり、従って施工場所も限られていた。
【0005】
さらに、水や湿気に弱く、そのような場所では直ぐに白化現象が起き、白く変色し、剥がれてしまったり、また、紫外線にも弱く、日が経つにつれて黄色に変色してしまい古さを感じるものであり、見た目にも体裁のよいものではなかった。例えば、特許文献1のように。
【0006】

【効果】

【0012】
この考案によると、滑り止めとコーティングを目的として、変成シリコン樹脂系塗料を使用するため、水回りの施工が可能となり、紫外線に強いため、屋外での施工範囲も拡がり、屋内では長尺シートやクッションフロアー等の施工も可能となったため、ワックス掛けが省け、コスト削減にも繋がり、滑り止め効果も十分あり、社会貢献事業としても役立つ等の極めて有益なる効果を奏する。
【0013】
さらに、水や湿気・赤外線に強いため、屋外での様々な場所で施工が可能であり、柔軟性に優れた硬度も有し、バイク、乗用車等の車両の交通量の多い場所での施工も可能となる等優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この考案の一実施例を示し、(A)は一部欠截側面図であり、(B)は要部拡大側面図である。
【図2】この考案の他の実施例を示す一部欠截側面図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す要部拡大側面図である。
【図4】この考案の他の実施例を示し、(A)は一部欠截側面図であり、(B)は要部拡大側面図である。

【0015】
この考案は、水や紫外線耐候性に対して従来の弱点のあるエポキシ樹脂に代えて、柔軟性に優れた変成シリコン樹脂系塗料に、セラミック骨材(アルミナ骨材)と混合させた構造、該塗料にカラーサンド(着色硅砂)と混合させた構造、自然石、カラーサンド自然石と混合させた塗料を混合させた構造を開発するものである。
【0016】
以下、この考案について詳細に説明する。尚、この考案においては、以下の記述に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
【0017】
先ず、この考案の一実施例を図1に基づいて詳述すると、木材、石材、金属材、あるいはコンクリート材の単体、あるいは複合体からなる基材(1)上に、シリコン原液層(X)を形成し、該シリコン原液層(X)の上に、変成シリコン樹脂系塗料である主剤(A)と硬化剤(B)からなるオーバーコート層(Y)を積層し、該オーバーコート層(Y)の上に、セラミック骨材、あるいは、アルミナ骨材からなる散布層(2)を形成し、該散布層(2)の上に、オーバーコート層(Y′)を積層したことを特徴とする滑り止め部材の積層構造から構成される。
【0018】
尚、前記セラミック骨材、アルミナ骨材は、ケースバイケースにより、床に撒いたり、変成シリコン樹脂系塗料と混ぜ込みにして構成するものである。
【0019】
次に、この考案の他の実施例を図2に基づいて詳述すると、木材、石材、金属材、あるいはコンクリート材の単体、あるいは複合体からなる基材(1)上に、シリコン原液塗布層(X′)を形成し、該シリコン原液塗布層(X′)の上に、変成シリコン樹脂系塗料に自然砂、カラーサンド(着色硅砂)あるいは自然砂を混合してなる砂混合層(2′)を積層したことを特徴とする滑り止め部材の積層構造から構成される。
【0020】
次に、この考案の他の実施例を図3に基づいて詳述すると、木材、石材、金属材、あるいはコンクリート材の単体、あるいは複合体からなる基材(1)上に、シリコン原液塗布層(X′)を形成し、該シリコン原液塗布層(X′)の上に、変成シリコン樹脂系塗料に自然砂、カラーサンド(着色硅砂)あるいは自然砂を混合してなる砂混合層(2′)を積層し、さらに該砂混合層(2′)の上にフッ素樹脂層(Z)を積層したことを特徴とする滑り止め部材の積層構造から構成される。
【0021】
そして、この考案のさらに他の実施例を図4に基づいて詳述すると、木材、石材、金属材、あるいはコンクリート材の単体、あるいは複合体からなる基材(1″)上に、変成シリコン樹脂系塗料に自然石を骨材とした混合してなる石混合層(2″)を積層したことを特徴とする滑り止め部材の積層構造から構成される。
【0022】
また、上記変成シリコン樹脂系塗料とは、変成シリコン樹脂系塗料とは、アクリルウレタン樹脂、アクリル変成シリコン樹脂、シリコン樹脂、変成シリコン樹脂、変成フッ素樹脂をいう。
【0023】
尚、前記変性フッ素樹脂は、透明性を有し、散布層、砂混合層、石混合層がそれぞれ見栄えよく構成できるものである。
【0024】
そして、変成シリコン樹脂系塗料は、主剤(A)と硬化剤(B)との割合は、約、7:3程度である。
【0025】
そして、前記散布層(2)は、セラミック骨材そして/あるいはアルミナ骨材に、着色した硅砂と混合したもの、そして、自然石と混合したものをいう。
【産業上の利用可能性】
【0026】
この考案の滑り止め部材の積層構造の技術を確立し、実施することにより、産業上利用できるものである。
【0027】
1 基材
1′基材
2 散布層
2′砂混合層
2″石混合層
A 主剤
B 硬化剤
X シリコン原液塗布層
X′シリコン原液塗布層
Y オーバーコート層
Y′オーバーコート
Z フッ素樹脂層

(57)【要約】

【課題】滑り止めとコーティングを目的として、柔軟性を有する素材を用いることにより、前記基材に散布層や自然石骨材からなる層を積層することにより滑り止め部材の積層構造を提供する。【解決手段】木材、石材、金属材、あるいはコンクリート材の単体、あるいは複合体からなる基材1上に、シリコン原液塗布層Xを形成し、該シリコン原液塗布層Xの上に、変成シリコン樹脂系塗料である主剤と硬化剤からなるオーバーコート層Yを積層し、該オーバーコート層Yの上に、セラミックの骨材、あるいはアルミナ骨材からなる散布層2を形成し、該散布層2の上に、オーバーコート層Y′を積層したことを特徴とする滑り止め部材の積層構造。


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