(54)【考案の名称】電源プラグのカバー構造

(73)【実用新案権者】亞源科技股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電源プラグのカバー構造に関し、特に、排水機能を有し、漏電を防止する電源プラグのカバー構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
電源供給器は、耐絶縁性の安全基準を満たすため、耐トラッキング性試験を通過する必要がある。耐トラッキング性試験の試験規定は、IEC60112、UL746A、GB/T4207、GB4706.1,ASTM D3638-92など各国が定めた安全基準がある。耐トラッキング性試験は、固体の絶縁材料表面に置かれた2mm×5mmの白金電極の間に、電圧を印加し、30秒間隔で35mmの高さから規定の液滴体積の塩化アンモニウム0.1%水溶液を滴下し、絶縁材料表面が電場、湿気、ほこりなどの作用下で耐トラッキング性を評価し、CTIおよびPTIを測定するものである。
【0003】
図1および図2を参照する。図1は、従来の電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。図2は、従来の電源プラグのカバー構造を示す断面図である。図1および図2に示すように、従来の電源プラグのカバー構造4は、頂面40、第1の側面400、第2の側面402および溝42を含む。溝42の長さは、第1の側面400と第2の側面402との長さにほぼ等しい。溝42は、斜面420を底部に有する。溝42は、斜面420により排水効果を強めることができる。
【0004】
従来技術には排水効果があるものの、斜面420の設計に問題があるため、カバー構造4上の接続端子5を中心から離して配置しなければならなかった。これは、斜面420の存在によってカバー構造4の内側表面に傾斜のある突起部分を形成しているからである。接続端子5を中心に配置するとすれば、接続端子5を固定するのに用いられる固定デバイス6が突起部分があるため、不具合を起こしてしまう問題があった。そのため、従来技術において、接続端子5および固定デバイス6は、中心から離して配置することにより突起部分を避けていたのである。
【0005】

【効果】

【0008】
本考案の電源プラグのカバー構造は、溝の深さが限定されているものの、斜面の斜度を増加させることにより、迅速に排水を行い、漏電を防止することができる。また、本考案のカバー構造は、第1の溝を有し、カバー構造の内側表面に斜度を有する突起部分を形成しているが、第1の斜面の長さが従来技術の斜面の長さより短く、突起部分の最低位置が第2の側面から離れているため、接続端子を中心に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来の電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。
【図2】従来の電源プラグのカバー構造を示す断面図である。
【図3】本考案の第1の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。
【図4】本考案の第1の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す断面図である。
【図5】本考案の第2の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。

【0010】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図3および図4を参照して説明する。図3は、本考案の第1の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。図4は、本考案の第1の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す断面図である。図3および図4に示すように、本考案の電源プラグのカバー構造1は、頂面10、第1の側面100、第2の側面102および少なくとも一つの第1の溝12(本実施形態においては三つであるが、これに限定されるものではない)を含む。頂面10の相対する両側である第1の側面100および第2の側面102のそれぞれの一方の側辺に接続部が設けられている。また、頂面10のもう一つの相対する両側である第3の側面104および第4の側面106のそれぞれの一方の側辺に接続部が設けられている。第1の溝12は、頂面10上に設けられ、第1の斜面120を底部に設けている。第1の斜面120および頂面10は、平行ではない。
【0012】
第1の溝12の長さは、第1の側面100と第2の側面102との長さより短い。第1の側面100は、第1の溝12の一端に連通する第1の開口部122を有する。第1の斜面120は、第1の溝12および頂面10の深さを第1の溝12のもう一方の端部から第1の側面100に向けて徐々に深くする。第1の溝12の長さは、従来技術より短く、深さの変わらぬ状況において、第1の斜面120の斜度が相対的に増加するため、排水機能をより高くすることができる。
【0013】
カバー構造1には、接続端子2を組み合わせることができる。接続端子2は、普通のプラグの接続端子でもよい。接続端子2の一方の端部は、カバー構造1の頂面10に突設してもよい。接続端子2のもう一方の端部は、カバー構造1の内側表面から突出し、固定デバイス3により固定される。
【0014】
図5を参照して説明する。図5は、本考案の第2の実施形態による電源プラグのカバー構造を示す斜視図である。図5に示すように、本実施形態は、第1の実施形態とほぼ同様であるため、異なる部分のみ説明を加える。本実施形態のカバー構造1は、第2の溝14をさらに含む。第2の溝14は、頂面10上に設けられ、第2の斜面140を底部に設けている。第2の斜面140および頂面10は、平行ではない。第2の溝14の長さは、第1の側面100と第2の側面102との長さより短い。第2の側面102は、第2の溝14の一端に連通する第2の開口部142を有する。第2の斜面140は、第2の溝14および頂面10の深さを第2の溝14のもう一方の端部から第2の側面102に向けて徐々に深くする。第1の溝12のもう一方の端部は、第2の溝14のもう一方の端部と同一位置でもよく、分水嶺のような状態を形成することができる。
【0015】
第1の斜面120および第2の斜面140は、普通の平面形態でも、凸曲面形態(図示せず)でも、凹曲面形態(図示せず)でも、構わない。上記の各形態は、どれも迅速に排水する効果を有し、漏電が発生するのを防ぐことができる。
【0016】
電子製品は、使用において、電力が用いられるため、不測の事態が起きやすい。そのため、安全規格により規制され、使用上の安全を満たすことが求められている。本考案の電源プラグのカバー構造は、安全規格を満たしながら、溝の深さが限定された範囲内で、構造の改良により限定された溝の深さで斜面の斜度を増加させて、迅速に排水を行う効果を有し、漏電が発生するのを防ぐことができる。
【0017】
本考案の接続端子2は、従来技術のように中心から離して配置する必要がない。従来技術と同様のカバーである場合、カバー構造1は、第1の溝12を有するため、カバー構造1の内側表面に斜度を有する突起部分が形成されるが、第1の斜面120の長さが従来技術の斜面の長さより短いため、突起部分の最低位置が第2の側面102から離れているが、従来技術では第2の側面102に近づいている。
【0018】
本考案では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【0019】
1 カバー構造
2 接続端子
3 固定デバイス
4 カバー構造
5 接続端子
6 固定デバイス
10 頂面
12 第1の溝
14 第2の溝
40 頂面
42 溝
100 第1の側面
102 第2の側面
104 第3の側面
106 第4の側面
120 第1の斜面
122 第1の開口部
140 第2の斜面
142 第2の開口部
400 第1の側面
402 第2の側面
420 斜面

(57)【要約】

【課題】排水機能を有し、漏電を防止する電源プラグのカバー構造を提供する。【解決手段】頂面10、第1の側面100、第2の側面102および少なくとも一つの第1の溝12を含む。頂面10の相対する両側である第1の側面100および第2の側面102のそれぞれの一方の側辺に接続部が設けられている。第1の溝12は、頂面10に設けられ、第1の斜面120を底部に有する。第1の斜面120および前記頂面10は、平行ではない。第1の溝12の長さは、第1の側面100と第2の側面102との長さより短い。第1の側面100は、第1の溝12の一端に連通する第1の開口部122を有する。第1の斜面120は、第1の溝12および頂面10の深さを第1の溝12のもう一方の端部から第1の側面100に向けて徐々に深くする。そのため、溝の深さが限定されながら、斜面の斜度を増加させることにより、迅速に排水を行い、漏電を防止することができる。


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