(54)【考案の名称】思い出カレンダー

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は思い出カレンダーに係り、特に小学校、中学校、高等学校における各学年時の同じ月や同じ日における思い出を記録するのに好適な思い出カレンダーに関する。

【従来の技術】

【0002】
カレンダーは、1年間について1月から12月の順番で月、日、曜日を1枚の用紙に表示したり、月別又は複数月ごとの日付及び曜日を複数枚の用紙に表示したりするものが一般的である。また、カレンダーの中には、絵柄、写真、図等を表示していない余白部分を設けて、カレンダーを備忘録として使用できるようにしたものもある。
【0003】
また、例えば小学校、中学校、高等学校の学生用途に作成されたカレンダーの場合には、新学期の4月から始まって翌年の3月で終了するように各月を並べた学業カレンダーがある(特許文献1)。
【0004】
さらに、学校教育の現場で使用されるのに適したカレンダーとして、カレンダーに表示された日ごとに、小学校、中学校、又は高等学校の教科書に記載された偉人のうち、その日に誕生した少なくとも一人の偉人情報や学校関連の記念日を付記することによって、教員と生徒のコミュニケーションを図るとともに、教材の一部として使用するものが提案されている(特許文献2)。
【0005】

【効果】

【0030】
本考案の思い出カレンダーによれば、例えば小学校の6年間を通じて各学年時の同じ月や同じ日に生じた学校行事や身の回りの出来事を一目で見ることができるので、小学校での思い出を後から振り返ることができる。
【0031】
したがって、本考案の思い出カレンダーは、思い出を振り返る最適な構成になっており、親が子供のための思い出作りに買い与えるアイテムとして、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが小学校、中学校、高等学校に入学する孫への贈り物としても適している。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】思い出カレンダーの全体構成を説明する説明図
【図2】表紙と月別カレンダー紙との綴じ方法の態様を説明する説明図
【図3】月別カレンダー紙に印刷される構成を説明する説明図
【図4】学年カレンダー欄の配置方法の一例を示した説明図
【図5】入学前カレンダー紙を備えた思い出カレンダーの説明図
【図6】月別カレンダー紙を封筒形状に形成した態様の説明図
【図7】月別カレンダー紙をファイリングするバインダー手段の斜視図
【図8】収納ケースの説明図

【0033】
以下添付図面に従って、本考案に係る思い出カレンダーの好ましい実施の形態について詳述する。なお、本考案の思い出カレンダーは、壁掛タイプ、卓上タイプのいずれにも適用可能であるが、本実施の形態では壁掛タイプの例で説明する。
【0034】
図1に示すように、本考案の実施の形態の思い出カレンダー10は、表面に学年の始まりの月から学年の終わりの月まで(図1においては、4月から翌年の3月まで)月ごとに表示された12枚の月別カレンダー紙12,12…を備え、12枚の月別カレンダー紙12の上端が表紙14と一緒に綴じられる。
【0035】
綴じる方法としては、図2(A)に示すように、表紙14及び月別カレンダー紙12の上端部に形成した複数の綴じ孔13,13…に、スパイラルリング15を通す方法や、図2(B)に示すように、複数の綴じ孔13,13…に、ワンタッチリング17,17…を通すとともにワンタッチリング17,17…に壁等に吊るための吊り棒19を通す方法を好適に使用できる。これにより、使用し終わった月別カレンダー紙12をめくることができる。
また、図示しなかったが、ホッチキスで綴じる中綴じ方法、表紙14で各月別カレンダー紙12を包み、製本用糊で綴じる無線綴じ方法等も使用することができる。
【0036】
現在の法制においては、学年の始まりが4月で、学年の終わりが翌年の3月であるが、これは将来変わる可能性もあり、その場合は、そのときの法制に合わせて学年の始まり月と終わり月を設定した構成にすることが好ましい。学年単位の方が、思い出として比較しやすいからである。
【0037】
また、思い出カレンダー10の上端部中央には、貫通孔16が形成され、画鋲等で壁等に掛けることができるようになっている。
なお、本実施の形態では、12枚の月別カレンダー紙12を表紙14と一緒に綴じるタイプで示したが、一枚一枚を壁等に画鋲で支持して使用する綴じないタイプのものも本考案に含まれる。また、本実施の形態では、月別カレンダー紙12の表面のみを使用するようにしたが、表裏面を使用して月別カレンダー紙12の枚数を6枚に減らすようにしてもよい。
【0038】
図3は、月別カレンダー紙12に印刷される構成を示したものであり、4月の月別カレンダー紙の例である。
図3に示すように、4月の月別カレンダー紙12の場合には、目立つ位置に「4月」の文字が印刷されるとともに、1年生から6年生までの6学年分の学年カレンダー欄18,18…が並列に配置されて印刷されている。
【0039】
なお、図3では小学校で使用する思い出カレンダー10の例で示したので6学年分であるが、中学校及び高等学校の場合には、3学年分の学年カレンダー欄18が並列に配置されている。また、図3では、複数の学年カレンダー欄18を縦一列で並列配置するようにしたが、横一列で並列配置してもよい。
【0040】
さらには、図4に示すように、複数の学年カレンダー欄18を6個のブロックとして配置してもよい。
【0041】
並列に又はブロックとして配置されたそれぞれの学年カレンダー欄18には、各学年時の年度欄20と、各学年時における学年クラス欄22と、各学年時の主たる学習内容欄24と、各学年時の目標欄26と、各学年時の日付別メモ欄28と、各学年時における身体検査での結果を記入する身体成長欄30と、が設けられている。なお、図4では、年度欄20、学年クラス欄22、学習内容欄24、目標欄26、日付別メモ欄28、身体成長欄30に予め印刷される表記は省略して図示している。
【0042】
そして、年度欄20、学年クラス欄22、学習内容欄24、目標欄26、日付別メモ欄28、身体成長欄30に予め印刷されている文字は、各学年時に学習する文字が使用されている。例えば、小学1年生に相当する学年カレンダー欄には、アラビア数字や簡単なカタカナを除いて全て平仮名で表記されている。そして、簡単な漢字を習う小学5年生に相当する学年カレンダー欄には、漢字で表記されている。また、小学校の高学年で英語を習う場合には、英語で表記してもよい。
ここで、上記説明は、学年の始まり時においてすでに習っている(前の学年で習った内容)漢字が学年カレンダー欄に記載されている例を説明したが、その学年で習う漢字や英語表記等をその学年カレンダー欄の文字等に使用しても良い。その場合、小学1年生の学年カレンダー欄には、小学1年生で習う漢字が使用され、曜日である、月、火、水、木、金、土、日は、全て漢字で記載されることになる。
【0043】
これにより、月別カレンダー紙12には、小学校、中学校、高等学校のいずれかについて学年ごとの学年カレンダー欄18が並列に配置されていても、各学年時の学習レベルに合わせて無理なく使用することができる。
【0044】
学年カレンダー欄18の年度欄20には、各学年時における西暦及び/又は元号が予め印刷されている。なお、図3では、元号を学年クラス欄22に表記したが、年度欄20にまとめて表記してもよい。
【0045】
学年クラス欄22は、各学年時におけるクラス名及び担任名を少なくとも記入する欄であり、小学1年時の学年カレンダー欄18には、例えば「1ねん○くみ △△せんせい」と○及び△以外の部分が予め印刷されていてもよい。そして、使用者や親等が○と△の部分に記入するようになっていることができる。
【0046】
学習内容欄24は、各学年時に習う主たる学習内容を記載する欄であり、小学1年時の学習内容欄には、例えば「ひらがな カタカナ かず すうじ」と予め印刷されていても良いし、本カレンダーの購入者が記載できるように空欄が設けられていても良い。
目標欄26は、各学年時の例えば4月の目標を記入する欄であり、それぞれの学年におけるクラスの目標や個人の目標等を記入する。
【0047】
日付別メモ欄28は、各学年時における1カ月分の日付及び曜日が予め印刷されているとともに、日付ごとに自由な内容をメモする余白を有して区画された欄である。小学1年時の日付別メモ欄28には、例えば4月7日の日付に「にゅうがくしき」、4月15日の日付に「おばあちゃんたんじょうび」等を使用者が記入することができる。
【0048】
思い出カレンダー10には、この日付別メモ欄28の余白に貼る定例行事用のシールが設けられていることが好ましい。ここで、定例行事とは、運動会、学芸会等の学校行事に限らず、例えば、家族の誕生日や家族旅行等の家族行事等の予め決まっている事も含む。したがって、シールとしては、「運動会」、「学芸会」、「おばあちゃんの誕生日」等が予め印刷され、剥離紙から剥がすことで裏面の接着層を介して余白に貼れるものを使用できる。
【0049】
このように、定例行事用のシールを設けることにより、行事の前に予め思い出カレンダー10にシールを貼っておけば、大事な行事を忘れないようにできる。
日付別メモ欄28を構成する日付及び曜日のうち、土曜日、日曜日、祝日の休日は背景の色をメモの記入に支障がない濃さで赤色、青色、緑色等に色づけにすることが好ましい。
【0050】
身体成長欄30は、各学年時における身体検査の結果、例えば身長や体重等を記入する欄である。例えば、小学1年時の身体成長欄30には、「○がつ×にち△センチメートル」と印刷されており、○と×に日付を記入し、△に検査した身長を記入する。なお、身体検査は学校での身体検査に限らない。また、図3では、身長のみを記入するようになっているが、体重等の他の項目を記入できるようにしてもよい。
【0051】
また、図3に示すように、各月別カレンダー紙12の上端部にはミシン目32が形成されるとともに、各月別カレンダー紙12の左辺部には複数の綴じ孔34,34…が形成されている。これにより、使用し終わった月別カレンダー紙12をミシン目32により切り取り、後述するバインダー手段36(図7参照)に綴じ込むことができる。
【0052】
思い出カレンダー10の材質としては、紙、アクリル樹脂等の印刷が可能な材質であればよい。また、思い出カレンダー10のサイズは、特に限定されず、壁掛、卓上等の使用形態についても各種の態様が可能である。なお、卓上として使用する場合には、月別カレンダー紙12を綴じる必要はない。壁掛として使用する場合には、A4サイズ又はB4サイズが好ましい。
【0053】
なお、上述の思い出カレンダー10では、学年の始まりの月である4月から学年の終わりの月である翌年の3月までの月別カレンダー紙12を備える例で説明した。
しかし、図5に示すように、学年の始まりの月から学年の終わりの月までの月別カレンダー紙12とは別に、小学校の入学年月の少なくとも1ヶ月前の入学前カレンダー紙21を備えていることが更に好ましい。学年の始まりの月から何か月遡って入学前カレンダー紙21を備えるかは特に限定はないが、例えば3か月又は6か月が適当であり、最大でも1年がよい。
【0054】
図5は小学校の入学年月が2014年4月で、1か月遡って2014年3月の入学前カレンダー紙21を備えた場合である。
これにより、学校入学までの準備期間における、例えば入学試験の試験日や合格日、ランドセルや通学カバンの購入日、勉強机の購入日、制服の購入日等の特記事項を入学前カレンダー紙21に記録しておくことができるので、思い出を一層大きなものとすることができる。また、入学前カレンダー紙21の遡る月数が6か月や1年の場合には、七五三のお祝いを行ったこと等も記録として残しておくことができる。
【0055】
図6は、思い出カレンダー10の月別カレンダー紙12を封筒形状に形成した態様である。月別カレンダー紙12を封筒形状に形成する方法としては、2枚の紙の4辺を密封した袋状の月別カレンダー紙12を作成し、図3で説明したミシン目32で月別カレンダー紙12を切り取ると上端が解放されて封筒形状になるようにすることができる。これにより、例えば運動会の賞状、撮影した写真や映像、音声等が記録された記録メディア38等を月別カレンダー紙12に一緒に保管できる。したがって、写真や記録メディア38を紛失することがないとともに、運動会の思い出を一層大きなものとすることができる。
【0056】
図7は、思い出カレンダー10が、月別カレンダー紙12を複数枚束ねて綴じるバインダー手段36を有している態様である。なお、図7は、月別カレンダー紙12を封筒形状にした例で図示している。
【0057】
バインダー手段36としては、例えば、表紙本体40と、表紙本体40の内面に装着された綴じ具42とにより構成されたものを使用することができる。
表紙本体40は、表表紙40Aと裏表紙40Bとが背表紙40Cを介して連設される。綴じ具42は、背表紙40Cに固定されたベース44と、ベース44に支持され2分割可能な複数のリング46A,46A…からなる綴じリング46と、綴じリング46を開閉する操作片47とで構成されるものを使用できる。複数のリング46A,46A…の数及び位置は、図3で示した綴じ孔34に対応させる。
【0058】
これにより、使用し終わった月別カレンダー紙12をミシン目32で切り取った後、バインダー手段36に月ごとにファイリングすることができる。また、12か月分の月別カレンダー紙12を全てバインダー手段36に綴じたら、アルバムのように本棚等に立てて保管できるので、見栄えも良くなる。
【0059】
図8は、思い出カレンダー10が、月別カレンダー紙12を収納する収納ケース50を有する態様である。図8(A)は、横寸法が縦寸法よりも大きく、図3の月別カレンダー紙12を横向きに収納する横収納方式の収納ケース50である。また、図8(B)は、縦寸法が横寸法よりも大きく、月別カレンダー紙12を縦向きに収納する縦収納方式の収納ケース50である。また、図8(C)は収納ケース50を上から見た図である。
【0060】
収納ケース50は、12ヶ月分の月別カレンダー紙12(例えば12枚分)を収納できるサイズ及び厚みに形成されるとともに、リング状の手提げ部分52が設けられる。
また、横向き収納方式と縦向き収納方式のいずれの収納ケース50も可能であるが、横向き収納方式がより好ましい。横向き収納方式の方が、収納ケース50内で月別カレンダー紙12が折れ曲がりにくい。
【0061】
また、収納ケース50の材質は、プラスチック製、木製、布製、紙製等のどのようなものでもよいが、収納物である月別カレンダー紙12が外部から見えるように収納ケース46の片面又は両面に透明部分50Aを形成し易いプラスチックで構成されることが好ましい。
【0062】
また、収納ケース50は、内部が収納ケース50の厚み方向に3区分されており、小学校の6年間、中学校の3年間、高等学校の3年間のそれぞれの思い出カレンダー10を区分けして収納できるようになっている。
【0063】
このように、思い出カレンダー10に月別カレンダー紙12を収納する収納ケース50を設けることにより、運動会のプログラム、遠足や修学旅行の栞、さらには卒業証書等を月別カレンダー紙12と一緒に収納することができる。これにより、月別カレンダー紙の日付別メモ欄28にメモされた思い出と一緒に、その思い出に関連する資料を纏めて収納ケース50に保管することができる。したがって、思い出カレンダー10を汚したり、皺にさせたりすることがなくなるとともに、後から見返しときに一層思い出が深くなる。
【0064】
なお、本実施の形態では、月別カレンダー紙12に予め印刷される項目欄として、年度欄20、学年クラス欄22、学習内容欄24、目標欄26、日付別メモ欄28、身体成長欄30の例で示したが、この項目欄に限定されるものではない。
【0065】
10…思い出カレンダー、12…月別カレンダー紙、13…綴じ孔、14…表紙、15…スパイラルリング、16…貫通孔、17…ワンタッチリング、18…学年カレンダー欄、19…吊り棒、20…年度欄、21…入学前カレンダー紙、22…学年クラス欄、24…学習内容欄、26…目標欄、28…日付別メモ欄、30…身体成長欄、32…ミシン目、34…綴じ孔、36…バインダー手段、38…記録メディア、40…表紙本体、40A…表表紙、40B…裏表紙、40C…背表紙、42…綴じ具、44…ベース、46…綴じリング、47…操作片、50…収納ケース、50A…透明部分、52…手提げ部分

(57)【要約】

【課題】各学年時の同じ月や同じ日に生じた学校行事や身の回りの出来事を一目で見ることができ、後から学校での思い出を振り返ることができる思い出カレンダーを提供する。【解決手段】表面又は表裏面に4月から翌年の3月まで月ごとに形成された12枚又は6枚の月別カレンダー紙12を備えた思い出カレンダー10であって、月別カレンダー紙12には、小学校、中学校、高等学校のいずれかについて学年ごとの学年カレンダー欄18が並列に配置され、学年カレンダー欄18には、各学年時における西暦及び/又は元号の年度欄20と、各学年時における1カ月分の日付及び曜日が表記されるとともに日付別に自由な内容をメモする余白を有して区画された日付別メモ欄28と、が少なくとも設けられている。


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【インターネット特許番号リンク】

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