(54)【考案の名称】スコアボード表示システム

(73)【実用新案権者】株式会社共立電照

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、野球場などの競技場に設置されるスコアボード表示システムに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
野球場や陸上競技場などのスポーツ競技場では、その競技に関する情報を試合中の選手や観客に対して表示する大型のスコアボードが使用される。
【0003】
とくに野球場のスコアボードには、チーム名を表示するチーム名表示部と得点を表示する得点表示部、チーム名と共に選手名、打順、守備位置を表示するチームメンバー表示部、ストライク・ボール・アウトなどの競技の進行状況を表示するカウント表示部等が設けられている。
【0004】
そして、予め選手名、打順、守備位置等の情報を、スコアボードに接続される操作卓として機能するパーソナルコンピュータ(以下、単にPCという)等に入力して登録しておき、スコアボードの所定位置に選手名、打順、守備位置を表示する。また、ランプの点灯及び消灯で表示するカウント表示や得点表示は操作卓から随時入力する。
【0005】
このようなスコアボード表示装置として、例えば、競技場に設けられたスコアボード表示盤のチーム名表示部に、チーム名を漢字や英字で入力するためのチーム名入力手段を備えた操作卓を設けたスコアボード表示装置がある(特許文献1参照)。
【0006】
また、送信側の制御回路側で入力したスコアボードの点数等のデータを送信回路により無線で送信し、受信側の受信回路が送信データを受取り、スコアボード側制御回路を経由してスコアボード表示部の点数表示部分などに入力データ(点数など)が表示できるスポーツ施設用LED表示システムが提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
スコアボードを得点表示部とストライク、ボール、アウト表示のカウント表示部とスコア入力ユニットに分割しそれぞれ独立して動作できる機能を備え、野球用として使用する場合は全ユニットを並べて接続し、サッカー用の場合には、得点表示部にPK表示部を使用し、得点部のスコア識別をサッカー専用のスコア識別シートに張替え、ユニットの組合せで複数の競技に使用できる多機能スコアボード装置が提案されている(特許文献3参照)。
【0008】
携帯情報端末とデータ管理装置とを、インターネット及びデータ連携部を介して接続し、携帯情報端末に、スコア入力部、記憶部、スコア表示制御部を備えたスコア入力装置が提案されている(特許文献4参照)。
【0009】
審判員によって携帯されている審判用インジケータ装置が操作されて、ストライク、ボール、アウトの判定内容が入力される毎に、これを計数して、審判員に対し、カウント数を表示し、さらに無線形式で前記判定内容を発信して、スコア表示装置に受信させるとともに、試合中の選手や観客に対し、現在のカウント数を表示させるスコア等の表示システムが提案されている(特許文献5参照)。
【0010】

【効果】

【0015】
本考案は以下の優れた効果を奏する。
(1)単独のスコアオペレーターの誤解や誤認による錯誤入力や入力遅延に対して、迅速に修正対応できる。
(2)タブレットPCにより、試合状況に応じて競技場内の必要な場所に移動してスコア情報を入力することができる。このように、タブレットPCとスコアラー室に設置されたスコアボード制御用PCとによる複数の入力端末を使用することで、スコア入力作業の分担や入力情報の正誤チェックを行うことができ、試合の進捗状況に応じた適確且つ迅速なスコア情報を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本考案に係るスコアボード表示システムの概略的な装置構成を示す構成図である。
【図2】スコア入力制御アプリケーションの起動画面の一例を示す画面表示図である。
【図3】スコア入力制御アプリケーションの得点入力画面の一例を示す画面表示図である。
【図4】スコア入力制御アプリケーションの進行入力画面の一例を示す画面表示図である。
【図5】試合結果が表示されたスコアボードの一例を示すイメージ図である。

【0017】
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
【0018】
図1に示すように、本考案に係るスコアボード表示システムは、スコアラー室ラック10に設置されたスコアボード制御用PC7と、競技場に設置されたスコアボード1に光通信ケーブル15を介して接続されると共に、スコアボード制御用PC7に接続された映像変換器5を光通信ケーブル16及びシリアル信号変換器3を介して接続されたスコアボード監視制御装置8と、スコアボード1を無線で制御する二台のタブレットPC9,9とから概略構成されている。
【0019】
システムの装置構成を詳述すると、スコアラー室ラック10には、スコアボード制御用PC7が設置され、このスコアボード制御用PC7には光通信中継器4と映像変換器5が接続されている。さらに、映像変換器5はシリアル信号変換器(RS485)3と光通信中継器4に接続され、各々の装置はHUB6を介して商用電源用コンセントプラグ(AC100V)12に接続されて給電される。
【0020】
一方、スコアボード室ラック11には、スコアラー室ラック10側のシリアル信号変換器(RS485)3と光通信中継器4に、光通信ケーブル16とシリアル信号通信ケーブル17を介して接続されたシリアル信号変換器(RS485)3と光通信中継器4が設置され、この光通信中継器4は光通信ケーブル18を介して直接スコアボード1に接続され、シリアル信号変換器(RS485)3は監視制御装置8に接続されている。
【0021】
監視制御装置8は、スコアボード室分電盤15に接続されている。スコアボード室分電盤15は、分電盤(電源切替内蔵)14を介してキュービクル商用電源(AC200−100V)12並びに発電機(AC200−100V)13に接続され、スコアボード1本体用並びにサイレン用の電源を供給するようにされている。
【0022】
また、スコアラー室側には、スコアボード1を無線制御可能にされた二台のタブレットPC9が配置されており、スコアボード制御用PC7と同様のスコア入力作業を行うことができるようにされている。これにより、単独のスコアオペレーターの誤解や誤認による錯誤入力や入力遅延に対して、迅速に修正対応できる。
【0023】
さらに、タブレットPC9を使用することで、試合状況に応じて競技場内の必要な場所に移動してスコア情報を入力することができる。このように、タブレットPC9とスコアラー室に設置されたスコアボード制御用PC7とによる複数の入力端末を使用することで、スコア入力作業の分担や入力情報の正誤チェックを行うことができ、試合の進捗状況に応じた適確且つ迅速なスコア情報を表示することができる。
【0024】
尚、スコアボード制御用PC7及びタブレットPC9には、スコアボード操作プログラム(アプリケーションソフト)が搭載されている。そして、スコアボード操作プログラムは、図2乃至図4に示すように、各々の操作端末のディスプレイにスコア入力制御アプリケーションの起動画面、得点入力画面、進行入力画面を画面表示し、スコアオペレーターは、これらの表示画面に対応して、初期設定入力、試合実施条件に関する諸情報及び試合経過に関する情報を逐次入力することにより、試合結果がスコアボード1に表示される(図5参照)。
【0025】
1 スコアボード
2 商用電源用コンセントプラグ(AC100V)
3 シリアル信号変換器(RS485)
4 光通信中継器
5 映像変換器
6 HUB
7 スコアボード制御用PC
8 監視制御装置
9 タブレットPC
10 スコアラー室ラック
11 スコアボード室ラック
12 キュービクル商用電源(AC200−100V)
13 発電機(AC200−100V)
14 分電盤(電源切替内蔵)
15 スコアボード室分電盤
16 光通信ケーブル
17 シリアル信号通信ケーブル
18 光通信ケーブル

(57)【要約】

【課題】スコア入力作業の分担や入力情報の正誤チェックを行うことができ、試合の進捗状況に応じた適確且つ迅速なスコア情報を表示することができるスコアボード表示システムを提供する。【解決手段】スコアボード表示システムを、スコアボード制御用PC7と、スコアボード1に光通信ケーブル18を介して接続されると共に、映像変換器5及びシリアル信号変換器3を介して接続されたスコアボード監視制御装置8と、スコアボード1を無線で制御するタブレットPC9とから構成する。


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