(54)【考案の名称】収容装置及び携帯端末システム

(73)【実用新案権者】株式会社タカラトミー

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、収容装置及び携帯端末システムに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
近年、携帯端末として、表示画面を有するとともに当該表示画面上でタッチ操作が可能なスマートフォンが普及してきている。また、傷や破損から護るためスマートフォンを収容装置に収容することが一般的となりつつある。また、収容装置のデザイン性も高まってきており、例えば、収容装置に携帯端末が収容された状態において、当該収容装置の開口部又は透明部から視認されるキャラクタの一部の画像と、収容装置に施されたキャラクタの形状とが一体となって一つのキャラクタが表されるようにした収容装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】

【効果】

【0018】
本考案によれば、収容装置を構成するタッチ操作部によって、当該収容装置に収容された携帯端末の表示画面上でのタッチ操作を行うという従来に無い斬新な操作を可能としたことにより、ユーザの関心を引き、収容装置自体の興趣性を高めることができるとともに、この収容装置と携帯端末とで構成される携帯端末システムの興趣性も高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】実施形態に係る携帯端末システムの全体構成を示す図である。
【図2】実施形態に係るスマートフォンの内部構成を示すブロック図である。
【図3】キャラクタの顔画像の一例を示す図であり、(a)は、「いないいない」の動作時のキャラクタの顔画像を示す図、(b)は、「ばあ」の動作時のキャラクタの顔画像を示す図である。
【図4】実施形態に係る収容装置の正面図である。
【図5】実施形態に係る収容装置の背面図である。
【図6】撮像処理の全体的な流れを示すフローチャートである。
【図7】(a)は、「いないいない」の動作時の携帯端末システムの状態を示す図であり、(b)は、「ばあ」の動作時の携帯端末システムの状態を示す図である。

【0020】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
[携帯端末システムの全体構成]
図1は、本発明の携帯端末システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、携帯端末システム1は、携帯端末としてのスマートフォン10と、スマートフォン10を収容する収容装置100とで構成されている。
【0022】
[スマートフォンの構成]
図2は、スマートフォン10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、スマートフォン10は、CPU(検知手段、制御手段)11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、送受話部15と、表示部16と、操作部17と、カメラ18と、無線通信部19と、サウンドスピーカ20と、CPU11と各部とを接続するバス30等を備えている。
【0023】
CPU11は、各種演算処理を行い、スマートフォン10の全体動作の統括制御を行う。また、本実施形態では、CPU11は、後述する遊戯プログラム141に従って、被写体をフロントカメラ181で撮像する処理を行う。
【0024】
ROM12は、CPU11が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。
RAM13は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。
【0025】
記憶部14は、読み書き可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。この記憶部14には、遊戯プログラム(アプリケーションプログラム)141と、顔画像データ142とが記憶されている。
【0026】
遊戯プログラム141は、後述するキャラクタを模した収容装置100を用いて「いないいないばあ」の動作をした際にスマートフォン10のフロントカメラ181で被写体を撮像する機能をCPU11に実現させるプログラムである。
具体的には、「いないいないばあ」のうち「いないいない」の動作を操作者が収容装置100のタッチ操作部120を介して行い操作部17をタッチ操作したとき(図7(a)参照)、表示部16に表示されているキャラクタの顔の表情を変化させる(図3(a)参照)とともに、サウンドスピーカ20から「いないいない」の音声を出力させるようにする。そして、「いないいないばあ」のうち「ばあ」の動作を操作者が収容装置100のタッチ操作部120を介して行い操作部17からタッチ操作部120を離したとき(図7(b)参照)、表示部16に表示されたキャラクタの顔の表情をさらに変化させる(図3(b)参照)とともに、サウンドスピーカ20から「ばあ」の音声を出力させ、このときフロントカメラ181で被写体を撮像する。この遊戯プログラム141はユーザが適宜ダウンロードしてインストールすることが可能である。また、本実施形態では、記憶部14は、遊戯プログラム141に従って撮像された被写体画像の画像データを記憶可能である。
【0027】
顔画像データ142は、遊戯プログラム141の実行中、キャラクタの顔画像を表示部16に表示するために用いられるデータである。顔画像データ142は、表示部16に表示される顔のパーツ(目、鼻、口等)の一覧表画像からタッチ操作により指定された所望のパーツ画像を基に生成したものである。顔画像データとしては、通常時に表示される顔画像データの他、喜怒哀楽を表した顔画像データや後述する「いないいないばあ」の動作時に表示される顔画像データ等が生成される。
一覧表画像は、例えば、収容装置100の商品パッケージや取扱説明書に印刷された顔のパーツの一覧表を予めスマートフォン10で撮像したものである。この一覧表画像には、目の欄、鼻の欄、口の欄等が設けられており、例えば、目の欄には、目a,目b,目c、鼻の欄には、鼻a,鼻b,鼻c、口の欄には、口a,口b,口c、と複数のタイプの目、鼻、口が表示されている。そして、ユーザがタッチ操作により所望のパーツを指定することによって、その指定位置からパーツを特定し、特定されたパーツに基づき顔画像データを生成することができるようになっている。また、遊戯プログラム141によって一覧表画像からランダムでパーツを選択し、自動で顔画像データを生成したり、所定のテーマや規則に基づいて自動で顔画像データを生成するようにしてもよい。
【0028】
送受話部15は、送話音声を集音し、受話音声を音出力するためのものであり、通話用マイク151や通話用スピーカ152等で構成される。
【0029】
表示部16は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)を有する。CPU11から送られた制御信号により動作するドライバによって、LCDを駆動してスマートフォン10の各種機能に係る表示を行わせる。この表示部16は、他の表示方式を用いたもの、例えば、有機ELD(Electro-Luminescent Display)であっても良い。
【0030】
操作部17は、タッチセンサを備え、表示部16のLCD画面上におけるユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた電気信号を発生させて、入力信号としてCPU11に出力する。操作部17は、更に、複数の操作キーやスイッチを備え、ユーザが当該操作キーやスイッチに対して行った操作に基づく入力信号をCPU11に出力する構成であっても良い。
【0031】
カメラ18は、スマートフォン10の表面側に配設されたフロントカメラ181と、裏面側に配設されたリアカメラ182とで構成される。フロントカメラ181及びリアカメラ182は、それぞれ撮像レンズやこの撮像レンズを通して入射した光をデジタル信号に変換する撮像素子等を含み、撮像指示のタイミングで被写体を撮像し、被写体画像の画像データをCPU11に出力する。
本実施形態では、フロントカメラ(撮像手段)181は、上述した遊戯プログラム141に従って、被写体を撮像する際に用いられるようになっている。また、リアカメラ182は、後述する収容装置100にスマートフォン10が収容されたことを検知する検知手段をなすものであり、例えば、リアカメラ182により測定される照度が所定値未満であるとCPU(検知手段)11によって判定された場合、収容装置100にスマートフォン10が収容されたと判断されるようになっている。
【0032】
無線通信部19は、所定の無線通信回線を介して外部装置との間でデータを送受するためのものであり、例えば、通信サービス事業者が設置した無線基地局を介して無線信号の送受信を行うアンテナやRF変換器等によって実現される。
【0033】
サウンドスピーカ20は、スマートフォン10の操作音や着信音を出力するためのものである。本実施形態では、遊戯プログラム141を実行した際、遊戯中における効果音やBGM、また、後述する「いないいないばあ」の音声等を出力するようになっている。
【0034】
[収容装置の構成]
収容装置100は、スマートフォン10を収容するためのぬいぐるみ型をした布製のケースであり、動物(例えば、トラ)を模したキャラクタを表している。収容装置100は、図4に示すように、主に、収容本体部110と、タッチ操作部120と、支持脚部130と、を備えて構成される。
【0035】
収容本体部110は、スマートフォン10を収容するために形成されている部分である。収容本体部110は、正面側の第1布部材111と背面側の第2布部材112の左端、右端、及び下端をそれぞれ縫い合わせることにより、上端が開口した袋状に形成されている。
【0036】
第1布部材111の中央には、略矩形状の第1開口部(窓部)111aが形成されている。これにより、収容装置100にスマートフォン10が収容された状態において、第1開口部111aを介して表示部16を視認することができるとともに、操作部17をタッチ操作することができるようになっている。また、第2布部材112の表面にはキャラクタの顔を模した絵柄が施されており、収容装置100にスマートフォン10が収容されていない状態では、第1開口部111aを介してこの絵柄を視認することができるようになっている。
図7(a),(b)に示すように、第1布部材111の上部にも、略矩形状の第2開口部111bが形成されている。第2開口部111bは、フロントカメラ181の配置に対応して形成されており、収容装置100にスマートフォン10が収容された状態においても第2開口部111bを介して、フロントカメラ181によって被写体を撮像可能となっている。
【0037】
また、収容本体部110は、常態において第2開口部111bを覆うための第3布部材113を有している。第3布部材113は、第1布部材111の上端部と第3布部材113の上端部とが縫い合わされることにより、第1布部材111の上端部から第1布部材111の前面側に垂れ下がるように配設されている。そして、第3布部材113を捲りあげることにより、第2開口部111bを露出することができるようになっている。
【0038】
また、収容本体部110は、図5に示すように、第2布部材112の背面側に配設される第4布部材114を有している。収容本体部110は、綿を充填した状態で第2布部材112と第4布部材114の周端を縫い合わせることにより立体感を出している。
【0039】
また、収容本体部110は、図5に示すように、第5布部材115を有している。第5布部材115は、第1布部材111の上端部から第4布部材114の背面側に垂れ下がるように、第1布部材111の上端部と縫い合わされて配設されている。
【0040】
また、収容本体部110は、図4に示すように、キャラクタの耳を模した第6布部材116,116を有している。第6布部材116、116は、第1布部材111と第5布部材115との縫い目上の左側及び右側にそれぞれ縫い合わされて配設されている。
【0041】
また、収容本体部110は、帯状の第7布部材117を有している。第7布部材117は、第1布部材111と第5布部材115との縫い目上の中央に、第7布部材117の両端が縫い合わされて配設されている。これにより、フック等に第7布部材117を掛けることによって、収容装置100を当該フックにぶら下げて保持することができるようになっている。
【0042】
また、収容本体部110は、起毛状の第8布部材118を有している。第8布部材118は、収容本体部110の下部及び底部に縫い合わされて配設されている。
また、収容本体部110は、キャラクタの尻尾を模した装飾部材119を有している。装飾部材119は、紐119aと、球体を成す起毛部材119bとで構成され、収容本体部110の背面側の下部に縫い合わされて配設されている。
【0043】
タッチ操作部120は、このタッチ操作部120を介してスマートフォン10の操作部17をタッチ操作するためのものであり、第1開口部111a内の一部を覆う第1状態と、第1開口部111a内の一部から退避した第2状態とを取り得るように構成されている。また、タッチ操作部120は、上述したキャラクタの腕を模したものであり、湾曲形状を成す第1タッチ操作部121と第2タッチ操作部125とで構成される。
【0044】
第1タッチ操作部121は、図4,5に示すように、正面側の第9布部材122と背面側の第10布部材123の周端を縫い合わせることにより形成されている。第1タッチ操作部121は、その一端が収容本体部110の左側中央に縫い合わされて配設されている。また、第1タッチ操作部121の背面側(第10布部材123)の付け根部分には、操作者が指を挿入可能な第1挿入孔(開口部)123aが設けられている。つまり、第1タッチ操作部121は、操作者が指を挿入して操作部17をタッチ操作することが可能な第1挿入孔(開口部)123aを有する袋状に形成されている。また、第1タッチ操作部121の先端部には、握ると音(例えば、パリパリ音、シャカシャカ音)がする物(例えば、ビニルシート)が内設されている。これにより、収容装置100に対するユーザ(例えば、乳幼児)の反応を良くすることができる。なお、第1タッチ操作部121は、人手により、第1開口部111a内の一部又は全部を覆う第1状態と、第1開口部111a内の一部又は全部から退避した第2状態とを取り得るものであればよく、袋状に限らず、例えば、先端側(自由端側)が開口している管状に形成されていてもよい。
【0045】
第2タッチ操作部125は、図4,5に示すように、正面側の第11布部材126と背面側の第12布部材127の周端を縫い合わせることにより形成されている。第2タッチ操作部125は、その一端が収容本体部110の右側中央に縫い合わされて配設されている。また、第2タッチ操作部125の背面側(第12布部材127)の付け根部分には、第1タッチ操作部121と同様に、操作者が指を挿入可能な第2挿入孔(開口部)127aが設けられている。つまり、第2タッチ操作部125は、操作者が指を挿入して操作部17をタッチ操作することが可能な第2挿入孔(開口部)127aを有する袋状に形成されている。また、第2タッチ操作部125の先端部には、第1タッチ操作部121と同様に、握ると音(例えば、パリパリ音、シャカシャカ音)がする物(例えば、ビニルシート)が内設されている。なお、第2タッチ操作部125は、人手により、第1開口部111a内の一部又は全部を覆う第1状態と、第1開口部111a内の一部又は全部から退避した第2状態とを取り得るものであればよく、袋状に限らず、例えば、先端側(自由端側)が開口している管状に形成されていてもよい。
【0046】
なお、スマートフォン10の操作部17として静電容量式のタッチパネルが用いられている場合には、操作性を向上させるため、第1タッチ操作部121及び第2タッチ操作部125によるタッチ操作が可能な領域を導電性繊維で形成してもよいし、当該領域に操作者の指を露出可能な開口部を設け、この開口部を介して操作者が指で直接タッチ操作を行えるようにしてもよい。
【0047】
支持脚部130は、図4に示すように、上述したキャラクタの脚を模したものであり、左側支持脚部132と、右側支持脚部134とで構成される。
左側支持脚部132及び右側支持脚部134は、それぞれ中に綿を包み込んで外側の布を縫ったお手玉形態を成している。左側支持脚部132は、収容本体部110の正面左側の下端部に縫い合わされ、右側支持脚部134は、収容本体部110の正面右側の下端部に縫い合わされて配設されている。これにより、左側支持脚部132及び右側支持脚部134が、収容本体部110を直立させる際の支持部の役目を果たすこととなり、収容装置100を自立させることが可能となっている。
【0048】
次に、本実施形態の携帯端末システム1における撮像処理について説明する。
図6は、撮像処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここで説明する処理は、CPU11が記憶部14から遊戯プログラム141を読み出して実行することにより実現される。
【0049】
図6に示すように、先ず、CPU11は、収容装置100に表されたキャラクタ(動物(例えば、トラ)を模したもの)の全体画像(タッチ操作待機画面I)を表示部16に表示する(ステップS1)。
【0050】
次いで、CPU11は、収容装置100にスマートフォン10が収容されたか否かを判定する。具体的には、CPU11は、リアカメラ182により測定される照度が所定値未満であれば収容装置100に収容されていると判定し(ステップS2;Yes)、リアカメラ182により測定される照度が所定値以上であれば収容装置100に収容されていないと判定する(ステップS2;No)。
【0051】
ステップS2において、収容装置100にスマートフォン10が収容されていると判定した場合(ステップS2;Yes)は、CPU11は、記憶部14から顔画像データ142を読み出し、キャラクタの全体画像を顔画像(例えば、通常時に表示されるもの)(タッチ操作待機画面II)に変更して表示する(ステップS3)。つまり、このときキャラクタの顔画像を表示部16に表示させることにより、図1に示すように、キャラクタを一体的に表すことができる。
【0052】
次いで、CPU11は、操作部17のタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、操作部17のタッチ操作が行われていないと判定した場合(ステップS4;No)は、ステップS4の処理を繰り返し行う。なお、操作部17のタッチ操作が行われるまでの間、例えば、喜怒哀楽を表したキャラクタの顔画像を順次表示するようにしても良い。
一方、ステップS4において、例えば、図7(a)に示すように、操作部17のタッチ操作が行われたと判定した場合(ステップS4;Yes)は、CPU11は、キャラクタの通常時の顔画像を「いないいないばあ」の動作のうち「いないいない」をしている時の顔画像(図3(a)参照)に変更して表示する(ステップS5)。また、このとき、CPU11は、サウンドスピーカ20から「いないいない」の音声、その他効果音を出力させる。
【0053】
次いで、CPU11は、操作部17のタッチ操作が終了したか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6において、操作部17のタッチ操作が終了していないと判定した場合(ステップS6;No)は、ステップS6の処理を繰り返し行う。つまり、操作部17のタッチ操作が終了するまでの間は「いないいない」をしている時のキャラクタの顔画像が表示され続けることとなる。
一方、ステップS6において、例えば、図7(b)に示すように、操作部17のタッチ操作が終了したと判定した場合(ステップS6;Yes)は、「いないいない」をしている時の顔画像を「ばあ」をしている時の顔画像(図3(b)参照)に変更して表示する(ステップS7)。また、このとき、CPU11は、サウンドスピーカ20から「ばあ」の音声、その他効果音を出力させる。
【0054】
次いで、CPU11は、フロントカメラ181で被写体を撮像する(ステップS8)。そして、撮像された被写体画像の画像データを記憶部14に記憶して、ステップS3のタッチ操作待機画面IIに戻る。
【0055】
また、ステップS2において、収容装置100にスマートフォン10が収容されていないと判定した場合(ステップS2;No)は、CPU11は、操作部17のタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9において、操作部17のタッチ操作が行われていないと判定した場合(ステップS9;No)は、ステップS2へ戻る。なお、操作部17のタッチ操作が行われるまでの間、例えば、喜怒哀楽を表したキャラクタの全体画像を順次表示するようにしても良い。
一方、ステップS9において、操作部17のタッチ操作が行われたと判定した場合(ステップS9;Yes)は、CPU11は、キャラクタの通常時の全体画像を「いないいないばあ」の動作のうち「いないいない」をしている時の全体画像に変更して表示する(ステップS10)。また、このとき、CPU11は、サウンドスピーカ20から「いないいない」の音声、その他効果音を出力させる。
【0056】
次いで、CPU11は、操作部17のタッチ操作が終了したか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11において、操作部17のタッチ操作が終了していないと判定した場合(ステップS11;No)は、ステップS11の処理を繰り返し行う。つまり、操作部17のタッチ操作が終了するまでの間は「いないいない」をしている時のキャラクタの全体画像が表示され続けることとなる。
一方、ステップS11において、操作部17のタッチ操作が終了したと判定した場合(ステップS11;Yes)は、「いないいない」をしている時の全体画像を「ばあ」をしている時の全体画像に変更して表示する(ステップS12)。また、このとき、CPU11は、サウンドスピーカ20から「ばあ」の音声、その他効果音を出力させる。
【0057】
次いで、CPU11は、フロントカメラ181で被写体を撮像する(ステップS13)。そして、撮像された被写体画像の画像データを記憶部14に記憶して、ステップS1のタッチ操作待機画面Iに戻る。
【0058】
以上のように構成された収容装置100によれば、タッチ操作部120によって、収容装置100に収容されたスマートフォン(携帯端末)10の表示部16上でのタッチ操作を行うという従来に無い斬新な操作を可能としたことにより、ユーザの関心を引き、収容装置100自体の興趣性を高めることができる。
【0059】
また、タッチ操作部120は、収容本体部110と連設され、可撓性を有する材質で形成されているので、操作者による様々なタッチ操作に柔軟に対応することができる。
【0060】
また、タッチ操作部120は、第1タッチ操作部121と第2タッチ操作部125とで構成され、それぞれ操作者が指を挿入して操作することが可能な第1挿入孔(開口部)123a、第2挿入孔(開口部)127aを有する袋状に形成されているので、当該挿入孔に指を入れて容易にタッチ操作を行うことができる。なお、第1タッチ操作部121、第2タッチ操作部125は、袋状に限らず、例えば、先端側(自由端側)が開口している管状に形成されていてもよい。
【0061】
また、収容装置100にスマートフォン10が収容された状態において、キャラクタの顔画像を表示部16に表示させることにより、キャラクタを一体的に表すことができるので、ユーザの関心を強く引くことができる。
【0062】
また、収容装置100には、第1開口部111aを介して視認可能な領域にキャラクタの顔の絵柄が施されているので、収容装置100にスマートフォン10が収容されていない状態においても、ユーザの関心を強く引くことができ、収容装置100自体の興趣性を高めることができる。
【0063】
また、以上のように構成され携帯端末システム1によれば、遊戯プログラム141が実行された際に収容装置100へのスマートフォン10の収容が検知された場合、タッチ操作部120によるタッチ操作を行うことで所定の遊戯(いないいないばあ)を行えるようにしたので、収容装置100の動きとスマートフォン10の表示とを連動させた遊戯が可能となり、携帯端末システムの興趣性を高めることができる。
【0064】
また、スマートフォン10が収容装置100に収容されたことを検知した場合、キャラクタの顔画像を表示部16に表示させることにより、スマートフォン10と収容装置100とでキャラクタを一体的に表すことが可能となり、ユーザの関心を強く引くことができ、携帯端末システムの興趣性を高めることができる。
【0065】
また、携帯端末システム1を構成するスマートフォン10によってキャラクタの顔画像が表示部16に表示されている状態において、タッチ操作部120を表示部16に接触させると、表示部16に表示されているキャラクタの顔画像を、表情を変化させて表示し、タッチ操作部120を表示部16から離すと、当該変化させた表情とは異なる表情に変化させて表示することとなるので、ユーザの関心をより強く引き、携帯端末システムの興趣性をより高めることができる。さらに、タッチ操作部120を表示部16から離したとき、フロントカメラ(撮像手段)181によって被写体を撮像するので、当該システムに関心を示している被写体(例えば、乳幼児等)を効果的に撮像することができるようになる。
【0066】
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
【0067】
例えば、上記実施形態では、スマートフォン10が収容装置100に収容されていると判定され、キャラクタの全体画像が顔画像に変更表示された場合にのみ「いないいないばあ」の動作に伴う撮像処理を行うようにしたが、スマートフォン10が収容装置100に収容されていない状態においても当該撮像処理を行うようにしてもよい。
具体的には、かかる場合、スマートフォン10の表示部16にはキャラクタの全体画像が表示されており、このとき操作者によって操作部17がタッチ操作されると、「いないいない」の動作をしているキャラクタの全体画像を表示する。そして、操作部17のタッチ操作が終了、すなわちタッチ操作が検出されなくなると、「ばあ」の動作をしているキャラクタの全体画像を表示する。そして、このときフロントカメラ181によって被写体を撮像するようにする。
また、上述した撮像処理は、被写体を撮像することができればよく、単写撮影に限らず、連写撮影や動画撮影を行うことができるようにしてもよい。例えば、単写撮影モード、連写撮影モード、動画撮影モードを予め用意しておき、何れかのモードをユーザが選択して撮影することができるようにしてもよい。
また、撮影を開始するタイミングは、キャラクタの全体画像又は顔画像のタッチ操作終了時に限らず、例えば、遊戯プログラム141の起動時や、当該キャラクタの全体画像又は顔画像のタッチ操作開始時としてもよい。
【0068】
また、上記実施形態では、撮像処理において、操作部17のタッチ操作が行われとき、及び、操作部17のタッチ操作が終了したときに、それぞれキャラクタの表示態様を変化させるようにしたが、これに限らず、例えば、操作部17のタッチ操作が終了したときにのみキャラクタの表示態様を変化させるようにしてもよい。
【0069】
また、上記実施形態では、遊戯プログラム141は、「いないいないばあ」の動作に伴い被写体を撮像する機能のみを実現するためのものであったが、当該機能のみならず、撮像した画像を加工(変形)する機能や、当該画像を閲覧したり、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿する機能をも実現することができるようにしてもよい。
【0070】
また、上記実施形態では、顔画像データ142を生成する際、ユーザ所望の顔のパーツを一覧表画像(一覧表を撮像したもの)から指定するようにしたが、一覧表は一つに限らず複数あってもよい。例えば、被写体となる乳幼児がキャラクタの顔画像に反応を示しやすくするために、月齢に応じた一覧表を備えるようにする。具体的には、生後0〜3カ月対象の一覧表は、白黒・赤・緑を中心にシンプルで大きい形のパーツで構成されるようにする。また、生後4〜7カ月対象の一覧表は、更に青・紫を加え、造形をより詳細にしたパーツで構成されるようにする。また、8カ月以上対象の一覧表示は、金色エフェクトを加え、陰影による立体感を持たせたパーツで構成されるようにする。
【0071】
1 携帯端末システム
10 スマートフォン
11 CPU
14 記憶部
141 遊戯プログラム
142 顔画像データ
16 表示部
17 操作部
18 カメラ
181 フロントカメラ
182 リアカメラ
20 サウンドスピーカ
100 収容装置
110 収容本体部
111a 第1開口部
120 タッチ操作部
130 支持脚部

(57)【要約】

【課題】変形が可能で興趣性の高い収容装置及び携帯端末システムを提供する。【解決手段】携帯端末システム1において、収容装置100は、スマートフォン10が収容された状態において、表示部16の少なくとも一部を視認及びタッチ操作可能とする第1開口部と、人手により、第1開口部内の一部又は全部を覆う第1状態と、第1開口部内の一部又は全部から退避した第2状態とを取り得るタッチ操作部120と、を備え、このタッチ操作部によって、表示部上でのタッチ操作を行えるようにする。またスマートフォンは、所定の遊戯が可能な遊戯プログラムを実行するCPUと、遊戯プログラムが実行された際、収容装置にスマートフォンが収容されたことを検知する検知手段(CPU、リアカメラ)とを備える。


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