(54)【考案の名称】折り目対応帯状部を設けた新聞

(51)【国際特許分類】

B42D 7/00 新聞 その類似物

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、新聞に関し、詳しくは2つ折りに折り畳んだ状態や、4つ折りに折り畳んだ状態でも記事を円滑に読むことができる折り目対応帯状部を設けた新聞に関する。

【従来の技術】

【0002】
混雑している電車やバスの車内等では新聞を折り畳まない状態で読むと新聞が周囲の乗客に当たり迷惑になる場合がある。
そこで、混雑している電車やバスの車内等で新聞を読む場合は新聞が周囲の乗客に当たって迷惑にならないように新聞を2つ折りに折り畳んだり、4つ折りに折り畳んだりして新聞を読む場合がある。
しかし、従来の新聞は新聞紙の上部から下部に向かって記事欄が連続して形成されているため、新聞を2つ折りに折り畳んだり、4つ折りに折り畳んだりすると新聞紙の折り目部が記事部分に形成される。
このため、新聞を2つ折りに折り畳んだり、4つ折りに折り畳んだりした場合は新聞紙の折り目部に記載されている記事を連続して円滑に読むことができない。
そこで、読みかけている記事を続けて読む場合は折り畳んだ新聞を折り畳み直すことにより折り目部をずらしてから記事を読まなければならず、煩雑で面倒であると共に混雑している車内等ではストレスになる。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
本考案は、上記事実に鑑みなされたものであり、新聞を2つ折りに折り畳んだり4つ折りに折り畳んでも記事を連続して円滑に読むことができる折り目対応帯状部を設けた新聞を提供するものである。

【効果】

【0005】
本考案の折り目対応帯状部を設けた新聞は、新聞を2つ折りに折り畳んだり4つ折りに折り畳んだ場合、折り目部は横折り目対応帯状部、縦折り目対応帯状部に形成されるので記事を円滑に読むことができるという優れた効果を有する。
請求項2の折り目対応帯状部を設けた新聞は、上記優れた効果の他にメモ欄が設けられているのでメモ欄にメモを取ることができるという優れた効果を有する。
請求項3の折り目対応帯状部を設けた新聞は、上記優れた効果の他にメモ欄をのみを切り取ることによりメモ欄のみを携帯することができるという優れた効果を有する。
また、請求項4の折り目対応帯状部を設けた新聞は、上記優れた効果の他に広告欄を形成したので広告収入を得ることが可能になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞の正面図である。
【図2】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞の新聞紙を展開した展開平面図である。
【図3】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞の新聞紙を展開した展開背面図である。
【図4】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞を横方向に2つ折りに折り畳んだ状態の正面図である。
【図5】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞を縦方向に2つ折りに折り畳んだ状態の表面側図である。
【図6】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞を4つ折り折りに折り畳んだ状態の正面図である。
【図7】実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞を縦方向に2つ折りに折り畳んで新聞紙を捲った状態の裏側面図である。

【0007】
考案を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
【0008】
図1〜図7には本考案に係る折り目対応帯状部を設けた新聞10の一実施例が示されている。
実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞10は、複数枚の新聞紙12を綴じるように重
ね合わせて構成されている。
【0009】
図2には前記折り目対応帯状部を設けた新聞10の一番外側に配設される新聞紙12を
展開した表側面12Aが示され、図3には前記折り目対応帯状部を設けた新聞10の一番
外側に配設される新聞紙12を展開した裏側面12Bが示されている。
【0010】
図2及び図3に示されるように、この新聞紙12の横方向(図2、図3矢印A方向)の中央部には縦方向(図2、図3矢印B方向)に向かって折り曲げ線14が形成されている。この折り曲げ線14を形成することにより前記新聞紙12は第1新聞紙部16と第2新聞紙部18とに区画されている。
【0011】
前記第1新聞紙部16及び第2新聞紙部18の縦方向中央部には横方向に向かって横折り目対応帯状部20が形成されている。
また、前記第1新聞紙部16及び第2新聞紙部18の横方向中央部には縦方向に向かって縦折り目対応帯状部22が形成されている。なお、この実施例では前記横折り目対応帯状部20と前記縦折り目対応帯状部22の幅寸法は20mmに設定されている。
【0012】
前記第1新聞紙部16及び第2新聞紙部18に前記横折り目対応帯状部20と前記縦折り目対応帯状部22を形成することにより、前記第1新聞紙部16と第2新聞紙部18にはそれぞれ第1記事欄としての第1上部記事欄24、第2記事欄としての第2上部記事欄26、第3記事欄としての第1下部記事欄30、第4記事欄としての第2下部記事欄32の4つの記事欄が区画形成される。
【0013】
この実施例においては前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32には縦方向に3段の記載部34が形成されている。この記載部34には記事等が記載されるようになっている。
この実施例では1つの記事の量は第1上部記事欄24又は第2上部記事欄26又は第1下部記事欄30又は第2下部記事欄32のスペース内で収まる量とされている。
【0014】
なお、この実施例では折り目対応帯状部を設けた新聞10の一番外側に配設される新聞紙12の内側に綴じられる全ての新聞紙12の第2上部記事欄26と第2下部記事欄32は読者に早く読んで欲しい記事や重要記事をできるだけ記載する重要記事記載領域欄とされている。その理由は一番外側に配設される新聞紙12にはトップニュース等の重要記事が記載されることは勿論であるが折り目対応帯状部を設けた新聞10を縦に2つ折りに折り畳んで新聞紙12を捲って記事を読む場合、通常、図7に示されるように第2上部記事欄26と第2下部記事欄32が読者の手前側になるように捲られるので第2上部記事欄26と第1下部記事欄32に記載された前記重要記事記載領域欄の記事が読者の目に留まり易いからである。
【0015】
また、前記第2下部記事欄32の下部にはメモ欄36が形成されている。このメモ欄36は折り目対応帯状部を設けた新聞10を読んで気が付いた事や今日のスケジュール等をメモできるようになっている。
【0016】
また、前記メモ欄36の外縁にはミシン目38が形成されている。このため、メモ欄36にメモを書いた場合にミシン目38を切ることにより、メモ欄38だけを簡単に切り取ることができるようになっている。
【0017】
また、前記メモ欄36の隣には書籍等をはじめとして色々な商品の広告を記載する広告欄39が形成されている。
【0018】
また、前記新聞紙12の第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32の縦方向中央部と対応する位置には穴あけパンチ用目印40が印刷されている(なお、穴あけパンチ用目印40が作図上図面の側端部に位置する場合は穴あけパンチ用目印40を明確にするため僅かに突出させて記載した)。
【0019】
次に、実施例の折り目対応帯状部を設けた新聞10の作用を説明する。
図4に示されるように、折り目対応帯状部を設けた新聞10を横方向に2つ折りに折り畳むと折り目対応帯状部を設けた新聞10は横折り目対応帯状部20で折り曲げられる。
このため、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10を横方向に2つ折りに折り畳むと折り目部は横折り目対応帯状部20に形成されるので、折り目部が前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に折り目部は形成されないため前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に記載されている記事を円滑に読むことができる。
【0020】
また、図5に示されるように、折り目対応帯状部を設けた新聞10を縦方向に2つ折りに折り畳むと折り目対応帯状部を設けた新聞10は縦折り目対応帯状部22で折り曲げられる。
このため、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10を縦方向に2つ折りに折り畳むと折り目部は縦折り目対応帯状部22に形成されるので、折り目部が前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に折り目部は形成されないため前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に記載されている記事を円滑に読むことができる。
【0021】
図6に示されるように、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10を4つ折りに折り畳むと折り目対応帯状部を設けた新聞10は横折り目対応帯状部20、縦折り目対応帯状部22で折り曲げられる。
このため、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10を4つ折りに折り畳むと折り目部は横折り目対応帯状部20、縦折り目対応帯状部22に形成されるので、前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に折り目部は形成されないため前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32に記載されている記事を円滑に読むことができる。
従って、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10は2つ折に折り畳んだり、あるいは4つ折に折り畳んでも折り畳み直すことなく記事を円滑に読むことができる。
【0022】
この結果、従来の新聞のように読みかけている記事を続けて読む場合に新聞を折り畳み直すことがないので、煩雑で面倒でなく、また混雑している車内で新聞を折り畳み直す必要がないのでストレスなく新聞を読むことができる。
【0023】
また、前記第2下部記事欄32にはメモ欄36が形成されているので折り目対応帯状部を設けた新聞10を読んで気が付いた事や今日のスケジュール等をメモしたい場合は忘れないうちにメモ欄36にメモすることができる。
【0024】
なお、前記メモ欄36の外縁にはミシン目38が形成されているため、折り目対応帯状部を設けた新聞10を読み終わった場合はミシン目38を切ることにより、メモ欄38だけを簡単に切り取ってメモ欄38だけを携帯することができる。
【0025】
また、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10には書籍等をはじめとして色々な商品の広告を記載する広告欄39が形成されているので、広告収入を得ることができる。
【0026】
また、前記折り目対応帯状部を設けた新聞10を読んで記事をスクラップしたい場合は前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32は同じ大きさであるので、従来のようなスクラップ帖の台紙に貼付することを不要にできる。
【0027】
さらに、前記穴あけパンチ用目印40が設けられているため、記事をスクラップする場合はスクラップする記事が記載されている第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32を切り取り、切り取った記事欄の穴あけパンチ用目印40を目印にして穴あけパンチ(図示せず)でパンチ穴をあけることができるので記事のスクラップ作業を迅速に行うことができる。
【0028】
なお、実施例では記載される記事の量は第1上部記事欄24又は第2上部記事欄26又は第1下部記事欄30又は第2下部記事欄32の1つのスペース内で収まる量にしたが、記事の量はこれよりも多くてもよい。
また、実施例ではメモ欄36を第2下部記事欄32の下部に形成したが、メモ欄36を
形成する場所は第2下部記事欄32の下部に限定されないことは勿論であり、メモ欄36
の数も実施例に限定されないことは勿論である。
さらに、実施例ではメモ欄36を新聞紙12の表側面12Aと裏側面12Bの両面に形
成したが、表側面12A又は裏側面12Bの一方にのみ形成してもよいことは勿論である

なお、前記メモ欄36の大きさのサイズは限定されないが、例えばシステム手帳に保存できる大きさのサイズにして切り取ったメモ欄35をシステム手帳に保存するようにしてもよい。
また、実施例では前記第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32には縦方向に3段の記事記載部34を形成したが、記事記載欄34は2段以下あるいは4段以上でもよいことは勿論である。
なお、実施例では前記横折り目対応帯状部20と前記縦折り目対応帯状部22の幅寸法を20mmに設定したが、前記横折り目対応帯状部20と前記縦折り目対応帯状部22の幅寸法は20mmよりも大きくても小さくてもよく、20mmに限定されるものでないことは勿論である。
【0029】
10 折り目対応帯状部を設けた新聞
12 新聞紙
12A 表側面
12B 裏側面
14 折り曲げ線
16 第1新聞紙部
18 第2新聞紙部
20 横折り目対応帯状部
22 縦折り目対応帯状部
24 第1上部記事欄
26 第2上部記事欄
30 第1下部記事欄
32 第2下部記事欄
34 記載部
36 メモ欄
38 ミシン目
39 広告欄
40 穴あけパンチ用目印

(57)【要約】

【課題】新聞を2つ折りに折り畳んだり4つ折りに折り畳んでも、同一記事を連続して円滑に読むことができる折り目対応帯状部を設けた新聞を提供する。【解決手段】折り目対応帯状部を設けた新聞10の新聞紙12に折り曲げ線14を形成することにより新聞紙12は第1新聞紙部16と第2新聞紙部とに区画されている。第1新聞紙部16及び第2新聞紙部には横方向に向かって横折り目対応帯状部20が形成されている。また、第1新聞紙部16及び第2新聞紙部には縦方向に向かって縦折り目対応帯状部22が形成されている。第1新聞紙部16及び第2新聞紙部に横折り目対応帯状部20と縦折り目対応帯状部22を形成することにより、第1新聞紙部16と第2新聞紙部にはそれぞれ第1上部記事欄24、第2上部記事欄26、第1下部記事欄30、第2下部記事欄32が区画形成される。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):