(54)【考案の名称】ブルートゥース旋回ホルダー

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図7

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はモバイル電子端末用のホルダーに関し、特に、ブルートゥース機能を備え、様々な角度に旋回可能なブルートゥース旋回ホルダーに関する。

【従来の技術】

【0002】
モバイル電子端末は精密装置に属し、動画を表示できるディスプレイを備え、このディスプレイを通して各種ビデオファイル、テキストファイル、ナビゲーション経路などを見たり、ゲームを行ったりすることができる。
モバイル電子端末の中でも最も常用されている携帯電話を例にあげると、携帯電話は一定サイズのディスプレイと重さを備えているため、携帯電話を利用してビデオファイルを見たり、ファイルのブラウジングを行ったりする際に、人が直接手で長時間持っていると、腕に疲れを感じるだけでなく、人の手では安定した姿勢を保持することが難しく、ディスプレイに揺動を生じ、視力に影響を与え、眩暈を感じさせることがある。
【0003】
卓上で使用するときは、携帯電話を卓上に置いて使用できるが、使用者は頭部を低く垂れないと見ることができず、頭部を低く垂れていると頚椎に疲れを感じ、使用上不便である。
吸盤座体を使用すれば携帯電話を支える問題を解決することができるが、吸盤を使用して携帯電話を固定した場合、1つの支持点と携帯電話の端部のみで共同で携帯電話を支えるため、しっかりと安定させて携帯電話を支持することができず、倒れやすい。
さらに、現在、各種構造の携帯電話を支えるために用いるホルダーが市販されているが、これらのホルダーはいずれも携帯電話をある1つの固定された角度で固定するしかなく、使用者の位置調整に合わせて調整を行うことができないため、見たり使用したりするときに不便である。
【0004】
また、市販されているこれらホルダーはいずれも携帯電話を固定する機能しかない。一方、使用者が動画を見たり、音楽を聴いたり、経路ナビゲーションを実行したり、運転時に電話に応答したりするときには音声が必要となるが、携帯電話に付随するスピーカーは出力と音質の制限を受け、一定環境下ではその音量と音質が使用者のニーズを満たすことができない。また、携帯電話のスピーカーの音量を上げると、携帯電話の電力消費量が大きくなり、携帯電話の待機時間が短縮されてしまう。
ところが、固定機能だけのホルダーでは、携帯電話の音声再生を補助することができなかった。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
本考案が解決しようとする課題は、モバイル電子端末を安定して支持でき、様々な方向に旋回可能であり、音声再生機能を備えた、ブルートゥース旋回ホルダーを提供することにある。

【効果】

【0009】
モバイル電子端末は自在継手によりブルートゥース旋回ホルダーに連結され、かつ自在継手はボール継手を介して旋回可能に支持体に枢設されるため、自在継手の支持体に対する位置及び角度の変化を調整することにより、モバイル電子端末の位置及び角度の変化を実現し、使用者が任意の位置及び角度で見たり操作したりすることができ、より快適かつ使用者の都合に配慮した支持効果が得られ、使用者に極めて大きな利便性をもたらす。
また、ブルートゥース機構を備えているため、使用者は直接ブルートゥース機構のスピーカーからモバイル電子端末の音声情報を再生することができ、モバイル電子端末に付随するスピーカーが出力と音質の制限を受ける問題を効果的に解決し、異なる環境下における使用者の音量と音質に対する多様なニーズを満たすとともに、モバイル電子端末が音声情報再生のために消費する電力量を節約し、モバイル電子端末の待機時間を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの別角度の斜視図である。
【図3】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの弾性レバーを上げた状態の斜視図である。
【図4】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの自在継手を回動させた状態の斜視図である。
【図5】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの自在継手を別角度に回動させた状態の斜視図である。
【図6】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの保護ケースを連結した状態の斜視図である。
【図7】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの保護ケースを回動させた状態の斜視図である。
【図8】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの他の保護ケースを連結した状態の斜視図である。
【図9】本考案の実施例を示すブルートゥース旋回ホルダーの他の保護ケースを回動させた状態の斜視図である。

【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案のブルートゥース旋回ホルダー100は、支持体10、自在継手20、及び、支持体10内に収容されたブルートゥース機構を含む。
支持体10の上端11と自在継手20とが旋回可能に枢設され、自在継手20と支持されるモバイル電子端末が着脱自在に係合される。
前記ブルートゥース機構は、ブルートゥースモジュール15、スピーカー16、電源を供給する電源部材17を含む。
電源部材17及びスピーカー16はブルートゥースモジュール15にそれぞれ電気的に接続され、ブルートゥースモジュール15が前記モバイル電子端末(図示しない)の音声情報を接受し、スピーカー16から再生する。
【0012】
好ましくは、前記ブルートゥース機構がさらに受話部18を含む。受話部18はブルートゥースモジュール15に電気的に接続され、受話部18が外部の音声を接受してブルートゥースモジュール15によりモバイル電子端末に伝送することができる。
特に携帯電話に組み合わせて使用するとき、受話部18を通じて直接人と通話を行うことができ、携帯電話を手に持つ必要がなく、両手が空くため運転やその他の操作に集中することができ、便利に使用することができる。
【0013】
好ましくは、前記ブルートゥース機構がさらに音量調節ボタン(図示しない)を含む。前記音量調節ボタンはスピーカー16に電気的に接続され、前記音量調節ボタンを通じてスピーカー16の音量の大きさを調節し、音量に対する異なるニーズに対応させることができる。
【0014】
好ましくは、支持体10のスピーカー16に正対する位置に導音孔13が開設され、スピーカー16が発する音が導音孔13から直接伝達され、スピーカー16の出力する音声の音質と音量を確保する効果が達せられる。当然、外部の音も導音孔13から直接支持体10内の受話部18に伝達されるため、受話部18の音質と音量がより明晰になり、相手方に自分の声をはっきりと聞かせることができる。
【0015】
図3から図5に示すように、好ましくは、ブルートゥース旋回ホルダー100がさらに吸盤機構30を含む。吸盤機構30は吸盤31を備え、吸盤31が支持体10の下端12に設置される。具体的に、吸盤31は支持体10の底面に設置される。吸盤31を通してブルートゥース旋回ホルダー100をよりしっかりと固定することができ、ブルートゥース旋回ホルダー100に連結されたモバイル電子端末をしっかりと支持することができる。
【0016】
好ましくは、吸盤機構30が弾性レバー32を含む。
弾性レバー32は支持体10に上下方向へ回動可能に設置され、弾性レバー32の一端が支持体10内に伸入されて吸盤31と弾性的に連結され、弾性レバー32の他端が支持体10の外に露出される。
図2に示すように、弾性レバー32は手の指を掛けて回動させるために使用する開口33を備え、使用者が手の指を開口33に掛けて外側に向かって力を入れ弾性レバー32を引くと、弾性レバー32が手の指によって外側に引っ張られる作用力により旋回する。即ち、弾性レバー32の下端が外側に向かって回動され、弾性レバー32の上端が支持体10内に向かって回動される。同時に、弾性レバー32の上端がそれと弾性的に連結された吸盤31を押して下に向かって移動させ、図3に示すように、吸盤31と支持体10底部の間に間隙34が形成される。
【0017】
このとき、ブルートゥース旋回ホルダー100を固定先の物品上に置き、弾性レバー32の下端を下に押すと、弾性レバー32が再び図2に示す状態となり、このとき吸盤31が支持体10底部に密着し、即ち、吸盤31と支持体10底部間には間隙がない、または非常に小さくなる。すると、吸盤31が固定先の物品上にしっかりと固定され、ブルートゥース旋回ホルダー100が固定先の物品上にしっかりと固定される。
ブルートゥース旋回ホルダー100を固定先の物品から離脱させる必要があるときは、手の指を開口33内に入れ、力を入れて弾性レバー32を外側に引くと図3に示す状態となり、支持体10を握って上に持ち上げると、吸盤31を固定先の物品から楽に離脱させることができ、固定先の物品上から楽にブルートゥース旋回ホルダー100を取り外すことができる。
【0018】
当然、ブルートゥース旋回ホルダー100は、たんに吸盤31を設置するだけでも物品上にしっかりと固定することができる。吸盤による物体の固定は周知の技術である。
なお、ブルートゥース旋回ホルダー100の固定は、吸盤31の吸着力を利用した方法のみに限られず、着脱自在の粘着、係合、嵌合、結合等により固定先の物品上に固定することもできる。
【0019】
好ましくは、支持体10が湾曲構造を呈する。支持体10を湾曲させたことにより、モバイル電子端末が旋回時に支持体10にぶつからないようにすることができ、この結果、ブルートゥース旋回ホルダー100に対するモバイル電子端末の旋回角度と位置をより一層拡大することができる。
【0020】
図6から図9に示すように、好ましくは、支持体10の上端11が球形構造となっている。前記球形構造は旋回ボール14によって形成され、自在継手20が旋回ボール14を収容する球形チャンバ21を備える。旋回ボール14が球形チャンバ21内に旋回可能に嵌合されて前記自在継手20が構成される。
旋回ボール14を球形チャンバ21内で自在に旋回させることでモバイル電子端末をブルートゥース旋回ホルダー100に対して自在に旋回させることができる。この構造は、簡単かつ実用的で調節と製造がしやすい。
【0021】
好ましくは、自在継手20には複数の係合ツメ22が突出して設けられる。モバイル電子端末はその背面に係合ツメ22と対応する係合孔を備え、係合ツメ22が前記係合孔に着脱自在に係合される。
好ましくは、図6に示すように、ブルートゥース旋回ホルダー100がさらに前記モバイル電子端末を収納する保護ケース40を含む。係合ツメ22と係合する係合孔41が保護ケース40に設けられ、前記モバイル電子端末が保護ケース40上に設置される。
【0022】
図4は、ブルートゥース旋回ホルダー100の自在継手20を図2に示す状態から上に持ち上げるように一定角度旋回させた状態を示す。また、図5は、自在継手20を図2に示す状態から横に一定角度旋回させた状態を示す。
図2から図4及び図5への変化から分かるように、ブルートゥース旋回ホルダー100は、それに連結されたモバイル電子端末を方向自在に旋回させることができ、使用者が任意の位置及び角度で見たり操作したりすることを可能にし、より快適かつ使用者の都合に配慮した支持効果を得ることができる。
【0023】
図6と図7に携帯電話を取り付けるために用いる保護ケース40を示す。図8と図9にタブレットコンピュータを取り付けるために用いる保護ケース40を示す。
図6と図7及び図8と図9に示す保護ケース40の位置の変化から分かるように、ブルートゥース旋回ホルダー100は保護ケース40を自在に旋回させることができる。従って、携帯電話、PDA、携帯型ゲーム機、タブレットコンピュータ、ナビゲーション装置を対応する保護ケース40に取り付ければ、ブルートゥース旋回ホルダー100は連結されたモバイル電子端末を任意の方向に旋回させることができ、使用者が任意の位置及び角度で見たり操作したりすることを可能にする。
【0024】
10 支持体
11 上端
12 下端
13 導音孔
14 旋回ボール
15 ブルートゥースモジュール
16 スピーカー
17 電源部材
18 受話部
20 自在継手
21 球形チャンバ
22 係合ツメ
30 吸盤機構
31 吸盤
32 弾性レバー
33 開口
34 間隙
40 保護ケース
41 係合孔
100 ブルートゥース旋回ホルダー

(57)【要約】

【課題】モバイル電子端末を安定して支持でき、様々な方向に旋回可能であり、音声再生機能を備えた、ブルートゥース旋回ホルダーを提供する。【解決手段】支持体10、自在継手20、支持体内に収容されたブルートゥース機構を含み、支持体の上端11に自在継手が旋回可能に枢設され、自在継手とモバイル電子端末が着脱自在に係合され、ブルートゥース機構がブルートゥースモジュール15、スピーカー16、電源を供給する電源部材17を含み、電源部材とスピーカーがブルートゥースモジュールにそれぞれ電気的に接続され、ブルートゥースモジュールがモバイル電子端末の音声情報を接受し、スピーカーから再生する。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):