(54)【考案の名称】資源回収袋用保持器

(51)【国際特許分類】

B65F 1/14 ・他の構造的特徴

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、資源回収袋の上端口を開いた状態で当該資源回収袋を保持する資源回収袋用保持器に関する。

【従来の技術】

【0002】
一般に、ペットボトルや空缶等の空容器を回収することは資源のリサイクルを図る観点から重要であり、ペットボトル飲料や缶飲料等を販売する販売店や自動販売機の近くには回収ボックスが設置されている(特許文献1参照)。一方、この種の回収ボックスは、ある程度の設置スペースが必要になるため、地域のゴミ置場のように、スペースが限られた場所には、自治体が回収するための資源回収袋が備えられるとともに、通常、分別回収するための複数の資源回収袋が備えられる。
【0003】
従来、この種の資源回収袋としては、特許文献2で開示される網袋が知られている。この網袋(資源回収袋)は、上端口周縁に沿って設けた口閉紐部を有し、ゴミ置場等に設置する際は、この口閉紐部を所定高さに存在するステー等に括り付けるなどにより設置している。
【0004】

【効果】

【0012】
このような構成を有する本考案に係る資源回収袋用保持器1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
【0013】
(1) 資源回収袋Sは、上端口Smが開いた状態で、水平かつ所定の高さに保持されるため、利用者は、ペットボトル等の大きいサイズをはじめ、様々なサイズの空容器C…をそのまま容易かつ確実に投入することができる。しかも、利用者が上端口Smを手で開くなどの面倒な操作が一切不要になるため、資源回収袋S内の他の空容器C…が崩れることにより内部の残留液が飛び散るなどの虞れもなく、周辺を衛生的に維持できる。
【0014】
(2) 資源回収袋Sは、起立した状態で安定な形状に保持されるため、空容器C…を収容できる本数を増やすことができる。しかも、収容した本数が増えた場合であっても、資源回収袋Sの上端口Smから外部に溢れ出てしまうなどの不具合も生じにくい。
【0015】
(3) 起立し、かつ安定な形状に保持される複数の資源回収袋S…を、例えば、横方向に配列させて設置できるため、乱雑感により景観を損なう不具合を回避できる。したがって、ゴミ置場全体の美観、さらには住宅地の景観向上に寄与できる。
【0016】
(4) 支持体部3と袋保持部2は、折畳み可能に構成したため、運搬性及び保管性を高めることができる。
【0017】
(5) 支持体部3は、最下端位置に配したフレーム構成のベース部3bと、このベース部3bから上方に起立し、かつ上端位置に袋保持部2を支持するポスト部3pとにより構成したため、支持体部3を簡易な構成により容易に製作できるとともに、少ない部品点数により低コストに実施することができる。
【0018】
(6) ポスト部3pは、外筒部3poとこの外筒部3poに挿入した内筒部3piにより伸縮可能に構成したため、ポスト部3pの高さ調整が可能となり、例えば、回収量が少ない地域では高さを低く設定するなど、使用時の使い勝手及び利便性を高めることができる。
【0019】
(7) ベース部3bとポスト部3pは、折畳み可能に構成したため、運搬性及び保管性を高めることができるとともに、折畳み可能に構成した支持体部3と袋保持部2に組合わせることにより、更なる運搬性及び保管性の向上に寄与できる。
【0020】
(8) 好適な態様により、紐固定部4を、差し込んだ口閉紐部Srを係止する一又は二以上の切欠係止部ps,4psを有する係止プレート部pを用いれば、紐固定部4をワンタッチにより容易に固定できるとともに、離脱も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本考案の好適実施形態に係る資源回収袋用保持器の左側面図、
【図2】同資源回収袋用保持器の斜視図、
【図3】同資源回収袋用保持器で使用する資源回収袋の斜視図、
【図4】同資源回収袋用保持器の平面図、
【図5】同資源回収袋用保持器の一部を省略した正面図、
【図6】同資源回収袋用保持器の一部を省略した背面図、
【図7】同資源回収袋用保持器を折畳んだ状態の右側面図、
【図8】参考実施形態に係る資源回収袋用保持器の構成及び使用方法を説明するための機能説明図、

【0022】
次に、本考案に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0023】
まず、本実施形態に係る資源回収袋用保持器1の構成について、図1〜図7を参照して説明する。
【0024】
資源回収袋用保持器1は、図1に示すように、大別して、袋保持部2,支持体部3及び紐固定部4を備える。袋保持部2は、図4に示すように、例えば、丸棒材を円形に湾曲させたリング状の袋保持本体部2aと、この袋保持本体部2aの一端に固定した直方体状の基部2bを備える。この場合、袋保持本体部2aの大きさは、図1に示すように、内方に挿入した資源回収袋Sの上端口Smを外方に折り返した際に、当該資源回収袋Sの上端部分Suにより覆われる大きさを選定する。
【0025】
なお、資源回収袋用保持器1に使用する資源回収袋Sを図3に示す。この資源回収袋Sは、網材Nを用いることにより全体を縦長長方形状に形成するとともに、上端口Smが開放される袋状に形成する。また、資源回収袋Sの上端口Smには、口閉紐部Srを通すことができるトンネル状の紐通路部Stを周縁全周に沿って設け、この紐通路部Stに一本の口閉紐部Srを通す。そして、口閉紐部Srは、両端側Sra,Srbを紐通路部Stの所定位置に設けた開口を介して所定長さだけ外部に導出させ、両端側を結んでループ状に接続する。符号Sxは分別回収を行う際の回収種別を表示したラベル部を示す。これにより、口閉紐部Srの両端側Sra,Srbを引張ることにより紐通路部Stから引き出し、紐通路部Stを周方向に縮ませれば、上端口Smを閉じることができる。
【0026】
一方、支持体部3は、上述した袋保持部2を水平かつ所定の高さに支持する機能を備える。したがって、支持体部3は、最下端位置に配したフレーム構成のベース部3bと、このベース部3bから上方に起立し、かつ上端位置に袋保持部2を支持するポスト部3pとにより構成する。支持体部3をこのように構成すれば、支持体部3を簡易な構成により容易に製作できるとともに、少ない部品点数により低コストに実施できる利点がある。
【0027】
この場合、ベース部3bは、図4に示すように、四本のフレーム材f…を組合わせて矩形枠状に構成する。さらに、図1及び図5に示すように、ベース部3bにおける底面四隅にはそれぞれ脚部11…を下方へ突出させて設ける。各脚部11…はベース部3bに対して螺着するネジ部を有し、回すことにより突出長を設定(調整)できる。したがって、設置面が凹凸面であっても各脚部11…の突出長を調整することにより資源回収袋用保持器1をグラつかせることなく安定に設置できる。
【0028】
また、ポスト部3pは、外筒部3poとこの外筒部3poに挿入した内筒部3piにより伸縮可能に構成する。この際、図6に示すように、外筒部3poの所定位置に固定ネジ12を螺合するとともに、内筒部3piには、複数のネジ孔13a,13b,13c…を長手方向に沿って所定間隔置きに設ける。これにより、固定ネジ12を緩めれば、ポスト部3pを伸縮させることができるとともに、固定ネジ12を、選択した所定のネジ孔13a…に螺着し、締め付けて固定すれば、ポスト部3pの長さ(高さ)の調整を行うことができる。ポスト部3pをこのように構成すれば、ポスト部3pの高さ調整を可能にできるため、例えば、回収量が少ない地域では高さを低く設定するなど、使用時の使い勝手及び利便性を高めることができる利点がある。
【0029】
他方、ベース部3bにおける後部のフレーム材f(fr)の上面中央には、図1に示すように、外筒部3poの下端を載せ、外筒部3poの前面と後部のフレーム材frの前面間を蝶番により結合したヒンジ機構14を設ける。これにより、外筒部3po(ポスト部3p)を、図1に示すように、上方へ起立させた使用位置Xuと、この位置から図7に示すように、ベース部3b側へ略90゜回動変位させた折畳位置Xcに位置させることができる。また、図6に示すように、外筒部3poの後面と後部のフレーム材frの後面間にはストッパ機構15を設ける。例示のストッパ機構15は、ストッパプレート16の一端を外筒部3poの後面に支軸17を介して回動自在に取付けるとともに、後部のフレーム材frの後面に締付ネジ18を螺着し、ストッパプレート16の他端側に形成したU形の切欠凹部16sを締付ネジ18に係合可能に構成する。これにより、ストッパプレート16の切欠凹部16sを締付ネジ18に係合させ、締付ネジ18を締付ければ、外筒部3poを起立させた使用位置Xuに固定できるとともに、締付ネジ18を緩め、ストッパプレート16の切欠凹部16sを締付ネジ18から離脱させれば、外筒部3poを折畳位置Xcに傾倒させて折畳むことができる。
【0030】
さらに、内筒部3pi(ポスト部3p)の上端により袋保持部2を支持する。この場合、図1に示すように、基部2bの後面と内筒部3piの上端面間を蝶番により結合したヒンジ機構21を設ける。これにより、袋保持部2を図1に示すように水平に位置させる使用位置Yuと、この位置から図7に示すようにポスト部3p側へ略90゜回動変位させた折畳位置Ycに位置させることができる。また、図6及び図7に示すように、内筒部3piの一方の側面(例示は右面)の上端付近と基部2bの一方の側面(右面)間にはストッパ機構22を設ける。例示のストッパ機構22は、ストッパプレート23の一端を内筒部3piの右面に支軸24を介して回動自在に取付けるとともに、基部2bの右面に締付ネジ25を螺着し、ストッパプレート23の他端側に形成したU形の切欠凹部23sを締付ネジ25に係合可能に構成する。これにより、ストッパプレート23の切欠凹部23sを締付ネジ25に係合させ、締付ネジ25を締付ければ、袋保持部2を水平に位置させた使用位置Yuに固定できるとともに、締付ネジ25を緩め、ストッパプレート23の切欠凹部23sを締付ネジ25から離脱させれば、袋保持部2を折畳位置Ycに位置させて折畳むことができる。
【0031】
一方、紐固定部4は、係止プレート部4pを内筒部3piの他方の側面(例示は左面)の上端付近に固定して構成する。この場合、紐固定部4は、図6に示すように、差し込んだ口閉紐部Srを係止する二つの切欠係止部4ps,4psを有し、この切欠係止部4ps…に口閉紐部Srを差し込むことにより係止プレート部4pに固定できる。したがって、切欠係止部4psの幅寸法,深さ寸法、更に全体形状は、口閉紐部Srを容易に差込むことができるとともに、差込んだ際には、係止して容易に離脱しないように選定する。このように、紐固定部4を、差し込んだ口閉紐部Srを係止する一又は二以上の切欠係止部ps,4psを有する係止プレート部pを用いれば、紐固定部4をワンタッチにより容易に固定できるとともに、離脱も容易に行うことができる。
【0032】
次に、本実施形態に係る資源回収袋用保持器1の使用方法及び機能について、図1〜図7を参照して説明する。
【0033】
本実施形態に係る資源回収袋用保持器1は、使用しない場合、折畳んで保管することができる。図7は、最もコンパクトに折畳んだ状態を示す。以下、使用状態にある図1に示す状態から折畳む場合について説明する。
【0034】
折畳む際には、まず、固定ネジ12を緩め、外筒部3poと内筒部3pi間の固定を解除することにより内筒部3piを外筒部3poに押込み、支持体部3を最短長さに短縮する。次いで、締付ネジ25を緩め、ストッパプレート23の切欠凹部23sを締付ネジ25から離脱させ、袋保持部2を支持体部3側へ略90゜回動変位させる。これにより、袋保持部2を折畳み、折畳位置Ycに位置させることができる。さらに、締付ネジ18を緩め、ストッパプレート16の切欠凹部16sを締付ネジ18から離脱させ、ベース部3bをポスト部3p側へ略90゜回動変位させる。これにより、ポスト部3pを折畳むことができ、折畳位置Xcに位置させることができる。以上の操作により、資源回収袋用保持器1を、図7に示す最もコンパクトな状態に折畳むことができる。
【0035】
このように、資源回収袋用保持器1は、支持体部3と袋保持部2を折畳み可能に構成したため、運搬性及び保管性を高めることができる。また、ベース部3bとポスト部3pも折畳み可能に構成したため、運搬性及び保管性を高めることができるとともに、特に、折畳み可能な支持体部3と袋保持部2に対して組合わせれば、更なる運搬性及び保管性の向上に寄与できる。
【0036】
他方、資源回収袋用保持器1を使用する際には、折畳むときの手順とは反対の手順で操作を行い、次のようにセッティングすることができる。
【0037】
まず、ベース部3bに対してポスト部3pを起立させる。即ち、ポスト部3pを略90゜回動変位させ、図1に示す使用位置Xuに位置させる。そして、ストッパプレート16の切欠凹部16sを締付ネジ18に係合させ、係合させた状態で締付ネジ18を締付け、ストッパプレート16の切欠凹部16sをベース部3bに固定する。これにより、ポスト部3pをベース部3bから直角方向上方に起立した使用位置Xuに固定することができる。次いで、袋保持部2を略90゜回動変位させ、図1に示す水平状態となる使用位置Yuに位置させる。そして、ストッパプレート23の切欠凹部23sを締付ネジ25に係合させ、係合させた状態で締付ネジ25を締付け、ストッパプレート23の切欠凹部23sを基部2bに固定する。これにより、袋保持部2を支持体部3pから直角方向水平に突出した使用位置Yuに固定することができる。
【0038】
この状態で、資源回収袋用保持器1を必要な設置場所、例えば、地域のゴミ置場等に設置することができる。設置したなら各脚部11…を回し、ベース部3bに対する突出長を調整して、四つの脚部11…を設置面に当接させる。図6において、仮想線で示す脚部11…が、実線で示す脚部11…の位置から突出させた状態を示している。これにより、
設置面が凹凸面であっても各脚部11…の突出長を調整することにより、資源回収袋用保持器1を、グラつかせることなく安定に設置できる。
【0039】
また、図1に示すように、資源回収袋Sを装着する。この場合、資源回収袋Sを袋保持部2の内方に挿入し、上端口Smを開いた状態で、当該上端口Smを外方に折り返すことにより、当該資源回収袋Sの上端部分Suにより袋保持部2を覆う。この後、口閉紐部Srの両端側Sra,Srbを引張ることにより紐通路部Stからやや引き出すことにより、紐通路部Stを周方向にやや縮ませる。これにより、口閉紐部Srを含む紐通路部Stの径が袋保持本体部2aの径よりもやや小さくなるため、上端口Smが袋保持本体部2aから離脱するのを阻止することができる。
【0040】
この後、図4に示すように、口閉紐部Srの両端側Sra,Srbを、係止プレート部4pに形成した切欠係止部4ps,4psに差し込んで係止する。これにより、口閉紐部Srは緩むことなく保持され、上端口Smが袋保持本体部2aから離脱するのが阻止される。このように、紐固定部4はワンタッチで容易に固定できるとともに、離脱も容易に行うことができる。なお、引き出した両端側Sra,Srbが長すぎる場合には、図4に示すように、必要により基部2b等に巻き付けた後、切欠係止部4ps,4psに係止させればよい。
【0041】
資源回収袋Sの装着が終了したなら、固定ネジ12を緩め、内筒部3piを外筒部3poから引出すことにより上端口Smの高さを最適な高さに設定する。そして、設定したなら固定ネジ12を回して内筒部3piと外筒部3poを固定する。これにより、使用状態にセッティングすることができる。
【0042】
よって、このような資源回収袋用保持器1によれば、資源回収袋Sは、上端口Smが開いた状態で、水平かつ所定の高さに保持されるため、利用者は、ペットボトル等の大きいサイズをはじめ、様々なサイズの空容器C…をそのまま容易かつ確実に投入することができる。しかも、利用者が上端口Smを手で開くなどの面倒な操作が一切不要になるため、資源回収袋S内の他の空容器C…が崩れることにより内部の残留液が飛び散るなどの虞れもなく、周辺を衛生的に維持できる。また、資源回収袋Sは、起立した状態で安定な形状に保持されるため、空容器C…を収容できる本数を増やすことができる。しかも、収容した本数が増えた場合であっても、資源回収袋Sの上端口Smから外部に溢れ出てしまうなどの不具合も生じにくい。しかも、起立し、かつ安定な形状に保持される複数の資源回収袋S…を、例えば、横方向に配列させて設置できるため、乱雑感により景観を損なう不具合を回避できる。したがって、ゴミ置場全体の美観、さらには住宅地の景観向上に寄与できる。
【0043】
次に、参考のための参考実施形態に係る資源回収袋用保持器1について、図8を参照して説明する。
【0044】
図8に示す資源回収袋用保持器1は、この資源回収袋用保持器1を分解可能に構成したものである。即ち、図1〜図7に示した資源回収袋用保持器1は、袋保持部2と支持体部3(ポスト部3p),及びポスト部3pとベース部3bを、それぞれ折畳み可能に構成したものであるが、図8に示す資源回収袋用保持器1は、袋保持部2と支持体部3(ポスト部3p)、及びポスト部3pとベース部3bを、それぞれ着脱可能に構成したものである。このため、ポスト部3pは、例えば、角パイプにより形成するとともに、袋保持部2における基部2bの底面には下方へ突出した断面角形の挿入棒31を設け、この挿入棒31をポスト部3pに対して上端から挿入できるようにした。また、ベース部3bの後部のフレームf(fr)には、例えば、角パイプにより形成した支持筒32を上方に起立させて固定し、ポスト部3pを支持筒32に対して上端から挿入できるようにした。
【0045】
したがって、図8に示す資源回収袋用保持器1によれば、この資源回収袋用保持器1は、袋保持部2,ポスト部3p,ベース部3bの三つの部品に分解することができる。即ち、袋保持部2とポスト部3p(支持体部3)を着脱させることができるとともに、ベース部3bとポスト部3pも着脱させることができる。これにより、図1〜図7に示した実施形態と同様に運搬性及び保管性を高めることができる。なお、図8中、矢印Fr,Fpは袋保持部2及びポスト部3pの装着時(組付時)の挿入方向を示している。
【0046】
一方、図8に示す資源回収袋用保持器1によれば、袋保持部2をポスト部3pに対して着脱可能なため、他のアタッチメント41を用意し、このアタッチメント41に袋保持部2を装着することも可能となる。例示のアタッチメント41は、例えば、角パイプにより形成した所定長さの支持筒3psを用いている。この際、支持筒3psの長さは、挿入棒31の長さと同程度に選定できる。また、この支持筒3psには、例えば、ゴミ置場等に設けられた柱Mに、取付可能(着脱可能)なクリップ部42を一体に備える。クリップ部42は、支持筒3psの外面に固定した一方の挟片部43pと、この挟片部43pの付根部に対して回動支持部44を介して取付けた他方の挟片部43qを有するとともに、挟片部43pの先端部と挟片部43qの先端部間に架設したボルトナット45を有する。これにより、挟片部43pと43q間で柱Mを挟み、ボルトナット45で締付けることにより支持筒3psを柱Mに取付けることができる。そして、支持筒3psに袋保持部2の挿入棒31を挿入すれば、袋保持部2はアタッチメント41により支持されることになる。この際、アタッチメント41の取付位置を、図1に示した実施形態と同じ高さに選定すれば、図1に示した実施形態と同様に、資源回収袋Sを保持し、かつ利用することができる。なお、図8中、矢印Feはアタッチメント41に対する装着時(組付時)の挿入方向を示している。
【0047】
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本考案は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、紐固定部4は、差し込んだ口閉紐部Srを係止する一又は二以上の切欠係止部4ps,4psを有する係止プレート部4pを用いた場合を例示したが、口閉紐部Srを固定できるものであれば、他の手段により置換可能である。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本考案に係る資源回収袋用保持器は、ゴミ置場等に設置することにより各種資源回収袋を保持する際に利用できる。なお、資源回収袋は網袋や樹脂シートを用いた袋など各種袋を適用できる。また、資源としては、例示した空容器をはじめ、新聞紙等の紙,金属,プラスチック等の各種資源を適用できる。
【0049】
1:資源回収袋用保持器,2:袋保持部,3:支持体部,3b:ベース部,3p:ポスト部,3po:外筒部,3pi:内筒部,4:紐固定部,4ps:切欠係止部,4p:係止プレート部,14:ヒンジ機構,21:ヒンジ機構,S:資源回収袋,Sm:資源回収袋の上端口,Su:資源回収袋の上端部分,Sr:口閉紐部

(57)【要約】

【課題】様々なサイズの空容器をそのまま容易かつ確実に投入できるようにし、かつ収容できる空容器の本数を増やすとともに、ゴミ置場の全体の美観、更には住宅地の景観を高める資源回収袋用保持器を提供する。【解決手段】内方に挿入した資源回収袋Sの上端口Smを外方に折り返した際に、当該資源回収袋Sの上端部分Suにより覆われるように形成したリング状の袋保持部2と、最下端位置に配したベース部3b及びこのベース部3bから上方に起立し、かつ上端位置に袋保持部2を支持するポスト部3pを有する支持体部3と、資源回収袋Sの上端口Sm周縁に沿って設けた口閉紐部Srを固定する紐固定部4とを備え、支持体部3と袋保持部2をヒンジ機構14により折畳み可能に構成し、かつベース部3bとポスト部3pをヒンジ機構21により折畳み可能に構成するとともに、ポスト部3pを伸縮可能に構成する。


【パテントレビュー】

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【インターネット特許番号リンク】

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