(73)【実用新案権者】
(72)【考案者】
(72)【考案者】
![[fig000002]](JPU_0003186637_2.gif "[代表図面]")
【概要説明】
【分野】
【０００１】
本考案は、磁性お絵描き板に関するもので、特に落書きの一部分を書き改める磁性お絵描き玩具に係わる。
【従来の技術】
【０００２】
磁性お絵描きボードは繰り返し落書き使用できる児童玩具であり、磁性お絵描きボードは一般的に中空の扁平状箱体であり、その内部は一般に砂鉄が入っている。磁性お絵描きボードの正面は絵を描くのに用い、それは磁性物件が正面に接触して正面内壁に砂鉄が吸い付けられ図形が表示される。
【０００３】
公知の磁性お絵描きボードは、一般にプラスチック外筐内に設置し、プラスチック外筐にはレールを備え、レール上には筋状磁石を設置する。筋状磁石はレールに沿って滑動し、磁性お絵描きボードの背面全体を走らせる。それによって磁性お絵描きボード正面内壁に吸い付いた砂鉄を吸い取ることで繰り返し落書きできる。
【効果】
【０００８】
本考案の磁性お絵描き玩具は、落書きの一部分を書き改めるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】本考案の第一実施例の磁性お絵描き玩具の立体分解指示図である。
【図２】本考案の第一実施例の磁性お絵描き玩具の立体指示図である。
【図３】図２の本考案実施例の磁性お絵描き玩具の断面図である。
【図４】本考案の第一実施例の磁性お絵描き玩具の一使用状態指示図である。
【図５】本考案の第一実施例の磁性お絵描き玩具の別の一使用状態指示図である。
【図６】本考案の第一実施例の磁性お絵描き玩具の更に別の一使用状態指示図である。
【図７】本考案の第二実施例の磁性お絵描き玩具の立体指示図である。
本考案の磁性お絵描き玩具は、一部分を書き改められる磁性お絵描き玩具であることを目的とするが、上述の目的を達成するため、本考案は磁性お絵描き玩具を提供するが、それは前紙板、後紙板及び磁性お絵描きボードを含む。前紙板上には窓口を成形し、後紙板と前紙板は縁部分を接着して重ねる。磁性お絵描きボードは前紙板と後紙板の間に挟んで設置し、且つ窓口内から露出する。
【００１１】
本考案の良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具は、その前紙板は磁性収納部品を設置する。良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具の磁性収納部品上には磁性ペンを吸着する。
また、良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具の磁性ペンの端設は磁性ペン先を成形する。
【００１２】
良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具の磁性ペンの側面には拭取り磁石条を成形する。
良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具の前紙板の一側辺の裝訂には少なくとも一書籍ページを成形する。
良好なものとして、前述の磁性お絵描き玩具の書籍ページ上には開孔を成形し、開孔は磁性お絵描きボードの位置に対応して配置し、書籍ページが該前紙板に被せた時、磁性お絵描きボードは開孔内から露出する。
【００１３】
本考案は前紙板を後紙板に貼り合わせる構造によって公知技術のプラスチック外筐に取って代わる。そのため、磁性ペンによって後紙板が磁性お絵描きボード上の落書きの一部分を消すだけでなく、更に広範な応用方式で装丁する。
本考案の磁性お絵描き玩具の実施例を図面に沿って説明する。
図１から図３に示すとおり、本考案の第一実施例は、磁性お絵描き玩具を提供し、それは前紙板１００、後紙板２００、磁性お絵描きボード３００及び磁性ペン４００を含む。
【００１５】
前紙板１００は、矩形紙板で、そこに矩形窓口１１０を開ける。後紙板２００は矩形紙板で、後紙板２００と前紙板１００は縁部分を重ねて接着する。
磁性お絵描きボード３００は矩形板状で、それは相互に間隔を開けて重ねた上壁３１０及び下壁３２０を備える。
上壁３１０は半透光で上壁３１０と下壁３２０の間には扁平状の納置空間３３０を形成する。納置空間３３０内には磁性粉末３０１(例として砂鉄)を納置する。磁性お絵描きボード３００は前紙板１００と後紙板２００の間に挟持して設置し、更に磁性お絵描きボード３００の上壁３１０が窓口１１０内から露出する。
【００１６】
前紙板１００上には、磁性収納部品１０１を設置する。磁性収納部品１０１は磁性体であり、本実施例の磁性収納部品１０１は細長状の磁石片である。
但し、本考案は磁性収納部品１０１の形式を限定しない。本実施例において、前紙板１００上にはスリット１２０を成形し、磁性収納部品１０１は前紙板１００と後紙板２００の間に挟み、且つスリット１２０内で露出する。但し、本考案はその設置方式を限定せず、例として磁性収納部品１０１は前紙板１００上に直接貼り付けても良い。
【００１７】
図４、図５に示すとおり、磁性ペン４００の両端はそれぞれ磁性ペン先４１１/４１２を設置する。磁性ペン先４１１/４１２は磁石またはその他の磁性材料から製造する。良好なものとして、そのうち、一端の磁性ペン先４１１が錐状で、別の一端の磁性ペン先４１２は鈍頭状もしくは平面を形成する。任意の一磁性ペン先４１１/４１２は、前紙板１００の窓口１１０を通して磁性お絵描きボード３００の上壁３１０に接触し、磁性粉末３０１は磁性ペン先４１１/４１２によって吸引され、且つ磁性お絵描きボード３００の上壁３１０に付着する。これらに拠って、使用者は磁性ペン４００を用いて磁性お絵描きボード３００上でお絵描きし、更に異なる外形の磁性ペン先４１１/４１２は、磁性お絵描きボード３００上で異なる形態の線をひく。
【００１８】
図５に示すとおり、磁性ペン４００の側面には、拭取り磁石条４２０がある。本実施例の拭取り磁石条４２０は細長状の磁石片であり、拭取り磁石条４２０は後紙板２００を走らせることで、磁性お絵描きボード３００上壁３１０に付着した磁性粉末３０１を吸着する。
図６に示すとおり、任意の一磁性ペン先４１１/４１２は後紙板２００に接触させると、磁性お絵描きボード３００上壁３１０に付着した一部分の磁性粉末３０１を吸収する。更に図３に示すとおり、磁性ペン４００は拭取り磁石条４２０によって磁性収納部品１０１上に吸着する。
図７に示すとおり、本考案の第二実施例は、磁性お絵描き玩具を提供し、それは前紙板１００、後紙板２００、磁性お絵描きボード３００、磁性ペン４００及び複数枚の書籍ページ５００を含む。その構造は、およそ、前述第一実施例と同じであるため、共通する箇所については重複説明しない。本実施例と第一実施例の異なる箇所は以下のとおりである。
【００２０】
該複数の書籍ページ５００は前紙板１００の一側辺上に装丁する。各書籍ページ５００上にはそれぞれ開孔５１０を成形する。開孔５１０は該磁性お絵描きボード３００の位置に対応して配置し、且つ該複数の書籍ページ５００を閉じた時、該複数の開孔５１０は相互合わさる。該複数の書籍ページ５００を前紙板１００上に重ねて閉じた時、磁性お絵描きボード３００は該開孔５１０内から露出する。各書籍ページ５００上には、それぞれ開孔５１０に対応して異なる印刷図形５２０を印刷し、これらに拠って、使用者は磁性ペン４００によって磁性お絵描きボード３００上に印刷図形５２０に合わせた絵を描く。
【００２１】
本考案の磁性お絵描き玩具は、前紙板１００に後紙板２００を貼り合わせる構造によって公知技術のプラスチック外筐に取って代わり、それによって磁性ペン４００で後紙板２００から磁性お絵描きボード３００上の落書きの一部分を消す。更に紙材の特性は本にすることができ、裝訂のその他書籍ページ５００に合わせ広範な応用方式がある。
【００２２】
その他、本考案の磁性お絵描き玩具は他に、トレース板(図中未提示、トレース板は任意の形状輪廓の板体である)を磁性お絵描きボード３００上に設置し、更に磁性ペン４００の磁性ペン先４１１/４１２でトレース板の輪廓に沿って磁性お絵描きボード３００上でトレース板の外形を描く。
【００２３】
以上上述の本考案実施例は、本考案の請求範囲を制限するものではなく、その他の本考案の特許精神と同等の効果を備えるものは、すべて本考案の請求範囲に含まれるものとする。
１００・・・前紙板
１０１・・・磁性収納部品
１１０・・・窓口
１２０・・・スリット
２００・・・後紙板
３００・・・磁性お絵描きボード
３０１・・・磁性粉末
３１０・・・上壁
３２０・・・下壁
３３０・・・納置空間
４００・・・磁性ペン
４１１・・・磁性ペン先
４１２・・・磁性ペン先
４２０・・・拭取り磁石条
５００・・・書籍ページ
５１０・・・開孔
５２０・・・印刷図形
(57)【要約】
【課題】落書きの一部分を書き改める磁性お絵描き玩具を提供する。【解決手段】磁性お絵描き玩具は、前紙板１００、後紙板２００及び磁性お絵描きボード３００を含み、前紙板１００上には窓口１１０を成形し、後紙板２００と前紙板１００は縁部分を重ねて接着する。磁性お絵描きボード３００は前紙板１００と後紙板２００の間に挟み、且つ窓口１１０内から露出する。前紙板１００を後紙板２００に貼り付ける構造で後紙板２００を磁石吸着方式によって磁性お絵描きボード３００上の落書きの一部分を消す。また、前紙板１００は、磁性収納部品１０１を設置し、磁性収納部品１０１に磁性ペン４００を吸着させることできる。
【パテントレビュー】
【インターネット特許番号リンク】
インターネット上にあるこの特許番号にリンクします（発見しだい自動作成）: