(54)【考案の名称】リモコンホルダ

(73)【実用新案権者】株式会社フェリシモ

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、テレビ等の電化製品を遠隔操作するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と記載)を保持するリモコンホルダに関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、テレビ、DVDプレーヤ、エアコン等の電化製品が備えられている家庭が多い。これらの電化製品のリモコンのうち、例えばエアコンのリモコンのように、壁掛けタイプ等の専用のリモコンホルダが付属しているものもある。このような専用のホルダがあっても使用されずに、例えば決められた場所に置くようにしていることもある。また、テレビ、DVDプレーヤ等のリモコンのように、専用のホルダがないものも、該当する電化製品やテーブルの上など、決められた場所に置くようにしていることが多い。
【0003】
上記のようにリモコンを決められた場所に置いたり、また、専用のホルダに戻すのは、面倒であり、放置することがある。放置して置き場所を忘れたときには、捜しても容易に見つからないことがよく起こる。このような問題を解消するため、種々の提案がなされている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0004】
特許文献1には、リモコンの両側の側面を挟みつけてリモコンを保持する円弧状のホルダ本体と、このホルダ本体に付設したアンテナ状の目印とを備えたリモコンホルダが開示されている。この場合、アンテナ状の目印を見つけることでリモコンを見つけることができる。
【0005】
また、特許文献2には、伸縮性のあるコードの両端に柔軟性のあるベルトを設け、このベルトにマジックテープ(登録商標)が設けられたリモコンホルダが記載されている。この場合、コードの一端側のベルトをリモコンに巻きつけてマジックテープ(登録商標)で固定し、他端側のベルトを例えばテーブルの脚に巻きつけてマジックテープ(登録商標)で固定するようにしているので、リモコンが放置されるのを防止できる。
【0006】

【効果】

【0018】
本考案は、以上に説明した構成を有し、リモコンの置き場所を忘れても容易に見つけることができるとともに、リモコンの載置スペースを小さくでき、かつリモコンの置き場所の変更等のリモコンの移動を容易に行うことができるリモコンホルダを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本考案の実施形態のリモコンホルダの一例を示す斜視図である。
【図2】(a)と(b)は、図1に示すリモコンホルダの使用例を角度を変えて見た斜視図である。
【図3】本考案の実施形態のリモコンホルダの他の例を示す斜視図である。

【0020】
以下、本考案の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本考案は、以下の実施形態に限定されない。
【0021】
(実施形態)
図1は、本考案の実施形態のリモコンホルダの一例を示す斜視図である。また、図2(a)と図2(b)とは、図1に示すリモコンホルダの使用例を角度を変えて見た斜視図である。
【0022】
このリモコンホルダは、テレビ等の電化製品を遠隔操作するリモコン3(図2)に装着されるものであり、ホルダ本体1と、環状のゴムバンド2とで構成されている。
【0023】
ホルダ本体1は、基部11と、この基部11上に対向して設けられ、リモコン3を挟持するための一対の挟持部12とが一体化されてなる。基部11の底面(下面)は例えば平面状であり、基部11(ホルダ本体1)を平坦面上に載置することができる。
【0024】
一対の挟持部12は、その間にリモコン3の長手方向の一端部(下端部)を挿入できるように基部11上に間隔を空けて設けられている。一対の挟持部12は、ホルダ本体1の中心軸(=基部11の中心軸)Pを含む一平面に対して対称(面対称)な構造である。また、各々の挟持部12は、左右対称構造である。
【0025】
各挟持部12の外側側面には、ゴムバンド2を装着するための溝12Aが形成されている。装着されたゴムバンド2によって、一対の挟持部12がその上部同士が近づくように締め付けられるように、ゴムバンド装着用の溝12Aは、各挟持部12においてその高さ方向の略真ん中当たりからそれより上部にかけて設けられている。
【0026】
一対の挟持部12の互いに対向する面(対向面)である内側側面は、上部突出部12Cを除く内側側面部12Bと、この上部に内側側面部12Bよりも内側に突き出た上部突出部12Cとによって形成されている。
【0027】
本例の場合、内側側面部12Bは、外側側面に近接する両側の内側側面部12Bの間に、凹部12Bが形成されている。また、上部突出部12Cは、両側の突出部12Cの間に、凹部12Cが形成されている。
【0028】
また、一方の挟持部12の内側側面部12Bと、他方の挟持部12の内側側面部12Bとの間隔が、上方に向かうにつれて狭くなるように(下方に向かうにつれて広くなるように)、各々の内側側面部12Bの表面が上方になるほど内側へ傾斜している。
【0029】
ホルダ本体1は、例えば、シリコンゴムからなる弾性体で形成されている。また、ゴムバンド2は、例えば、ホルダ本体1より硬いシリコンゴムからなる弾性体で形成され、各挟持部12の溝12Aに沿うようにして、ホルダ本体1に装着される。
【0030】
このリモコンホルダを使用する際、すなわち、リモコンホルダをリモコン3に装着する際には、例えば、図1に示すように、ホルダ本体1にゴムバンド2を装着した状態で、図2に示すように、リモコン3の最下端が基部11に接するように、リモコン3の下端部を一対の挟持部12の間に差し込むだけでよい。
【0031】
すなわち、このリモコンホルダは、リモコン3の厚さ方向が一対の挟持部12の対向方向と一致または略一致し、かつリモコン3の長手方向が挟持部12の高さ方向(=基部11の厚さ方向)と一致または略一致するようにして、リモコン3の長手方向の下端部が一対の挟持部12の間に挿入されて、リモコン3が基部11上に立てられた状態となることにより、リモコン3に装着される。
【0032】
このとき、ゴムバンド2によって一対の挟持部12の上部が近づく方向に締め付けられていることにより、一対の挟持部12によってリモコン3がその厚さ方向の両側から挟持されて、リモコンホルダがリモコン3に装着される。また、各挟持部12の対向面の上端部分に上部突出部12C(特に突出部12C)が設けられていることにより、リモコン3を確実に挟持することができる。
【0033】
また、一対の挟持部12の間隔が、下方に向かうにつれて広くなっていることにより、リモコン3の厚みが厚い場合でも、リモコン3を挟持することができ、厚みの異なる様々なリモコンに使用することができる。
【0034】
さらに、各挟持部12に凹部12B及び凹部12Cが設けられていることにより、挟持部12が弾性変形しやすくなり、リモコン3の厚みが厚い場合や、図2(b)に示すようにリモコン3の後面(操作面3Aと反対側の面)が平面状でなく膨らんでいる場合でも、リモコン3を容易に挟持することができ、厚みの異なる様々なリモコンに使用することができる。
【0035】
なお、図2では、図示していないが、リモコン3の操作面(前面)3Aには、操作ボタン等が設けられている。通常、リモコン3の主な操作ボタンは、装着されたリモコンホルダより上部に設けられており、リモコンホルダを装着した状態で、電化製品の操作を行うこと(すなわちリモコン3を使用すること)ができる。そのため、リモコン3をリモコンホルダから取り出す(あるいは取り外す)等の手間がかからない。
【0036】
また、このリモコンホルダは、リモコン3を基部11上に立てられた状態で挟持し、基部11の底面が下になるようにしてホルダ本体1を平坦面上に載置することができるので、例えば、リモコンホルダをテーブルの上などの水平あるいは略水平な面上に置いて、図2に示すようにリモコン3を起立した姿勢で保持することができる。
【0037】
上述のように本実施形態では、リモコンホルダをリモコン3に装着した状態で、リモコン3を使用することができるとともに、テーブルの上などの平面上にリモコン3を起立した姿勢で保持することができる。このように、リモコン3を起立した姿勢で保持できるので、リモコン3の置き場所を忘れても容易に見つけることができるとともに、リモコン3の載置スペースを小さくすることができる。また、リモコンホルダが置き場所等に固定されていないので、リモコンホルダを装着した状態で、リモコン3の置き場所の変更等のリモコン3の移動を容易に行うことができる。
【0038】
なお、上記例のように、内側側面部12B及び上部突出部12Cに、それぞれ凹部12B、凹部12Cを形成するほうがより好ましいが、それぞれ凹部12B、凹部12Cが形成されずに、両側の内側側面部12Bが平面状に繋がった形状で内側側面部12Bが構成され、かつ、両側の突出部12Cの側面が平面状に繋がった形状で上部突出部12Cが構成されていてもよい。この場合の一例を図3に示している。
【0039】
また、図1及び図3に示す各例では、基部11の平面形状を円形にしたが、これに限られない。例えば、楕円形、方形(正方形、長方形)等の形状にしてもよい。そして、基部11の平面形状に合わせて一対の挟持部12の外側側面が形成されていてもよい。
【0040】
また、図1及び図3に示す各例のように、基部11及び一対の挟持部12からなるホルダ本体1全体を同一の弾性体(例えばシリコンゴム)で形成することにより、ホルダ本体1を容易に作製できるが、これに限られない。例えば、基部11及び一対の挟持部12のうちのいずれか一方のみを弾性体で形成し、一対の挟持部12の対向面の上部同士が近づくようにしなうことができ、かつ、遠ざかるようにしなうことができるようにホルダ本体1が構成されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本考案は、リモコンの置き場所を忘れても容易に見つけることができるとともに、リモコンの載置スペースを小さくでき、かつリモコンの置き場所の変更等のリモコンの移動を容易に行うことができるリモコンホルダ等として有用である。
【0042】
1 ホルダ本体
2 ゴムバンド
3 リモコン
11 基部
12 挟持部
12A 溝
12B 内側側面部
12B 内側側面部
12B 凹部
12C 上部突出部
12C 突出部
12C 凹部

(57)【要約】

【課題】リモコンの置き場所を忘れても容易に見つけることができ載置スペースが小さく、かつリモコンの移動を容易に行うことができるリモコンホルダを提供する。【解決手段】平坦面上に載置可能な基部11と、基部上に立てられるリモコンをその厚さ方向の両側から挟持するために基部上に対向して設けられた一対の挟持部12とを有し、基部及び挟持部のうち少なくとも一方が弾性体で形成されたホルダ本体1と、一対の挟持部の互いに対向する対向面を除く側面からなる外側側面に沿って一対の挟持部を囲むように装着され、対向面の上部同士が近づくように一対の挟持部を締め付ける、環状の弾性体で形成されたゴムバンド2とを備える。リモコンの長手方向の一端部が一対の挟持部の間に挿入されることにより、ホルダが装着された状態でリモコンを使用することができる。


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