(54)【考案の名称】竹繊維製リラクゼーション用袋体

(73)【実用新案権者】株式会社ナファ生活研究所

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は竹繊維製リラクゼーション用袋体に関する。より詳しくは、本考案は、電子レンジや蒸し器等で加熱し、または、冷蔵庫等で冷却して、人の肌や、首筋、瞼に触れさせ、また、肩枕として使用する竹繊維製リラクゼーション用袋体に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来から、通気性を有するコットン布製の袋体内に、ラベンダー、ローズ、カモミール等の乾燥させた天然のハーブ、若しくはスパイス、またはハーブおよびスパイス(以下、ハーブ類という)を収容し、袋体の入り口を紐等で縛るようにしたものがハーブボール(薬草玉)として知られている。
【0003】
全身を揉みほぐしながら、あるいはほぐした後に、電子レンジや蒸し器等で加熱した、温かいハーブボールを人体(肌や関節)に直接押し当てて、温熱効果と天然ハーブの効能で、肌等の血行や発汗を促進し、優しい香りでリラックスさせて全身の血行を促しケアすることが行われている。
【0004】
これらのハーブボールは、そこに収容したハーブ類の香りを楽しむことを主目的としている。しかしながら、これらのハーブ類の香りは室内には十分に発散せず、香り袋に鼻を近づけて始めてそれと分かる微弱なものであった。
【0005】
また、ハーブ類にはその香りを嗅ぐだけでなく、その成分を人体に直接接触させたり、吸収させることにより薬効が得られることも知られているが、従来のハーブボールではこのような作用が充分には得られなかった。
【0006】
従来のハーブボールに付随していた問題点(すなわち、ハーブボールに収納されたハーブ類の香りが微弱であり、ハーブボールに鼻を近づけて始めてそれと分かるとか、従来のハーブボールを人体に接触させても、収納されたハーブ類の薬効が充分に得られないという問題点)に鑑み、特許文献1(特開平8−301744号公報)には、適度の強さのハーブ類の香りが得られ、収納されたハーブ類の薬効を得ることを目的とした香り袋として、ハーブ、又はスパイス、又はハーブ及びスパイスを、穀物と共に通気性を有する袋体内に収容したことを特徴とする香り袋が提案されている。
【0007】
さらに、特許文献2(特開2000−202042号公報)には、内蔵されている穀物が主に温熱媒体となり一定時間の蓄熱作用が期待でき、より長い蓄熱作用が実現できる袋体として、通気性を有すると共に絶縁性を有する袋内に、穀物とハーブ類とトルマリンからなる内容物を充填した袋体が提案されている。
【0008】

【効果】

【0021】
本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体により、以下に記載するような格別な効果が奏される。
【0022】
本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体は、竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋、並びに該収納袋に収納された、竹粉および米からなっている。
【0023】
本考案においては、竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋を用いることにより、竹布の有する抗菌・消臭効果が奏され、また、本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体を人の肌や、首筋、瞼に触れさせ、また、肩枕として使用したときに、心地好い肌触りが得られる。
【0024】
本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体は、竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋が用いられているので、人の肌や、首筋に触れて使用する場合には、電子レンジや蒸し器等で加熱して使用してもよい。
このように加熱して使用すると、収納袋に収納した竹粉と米に蓄熱され、暖かさが持続し、収納袋から肌や瞼を経て身体の深部まで熱が伝達される。
【0025】
一方、本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体は、夏季や炎症がある首筋、瞼に触れさせ、また、肩枕として使用する場合には、冷蔵庫等で冷却して使用してもよい。
この場合も、竹粉と米に冷温が蓄熱され、冷たさが持続し、収納袋から肌や瞼への冷熱の伝達がよい。
【0026】
本考案においては、生竹を粉状とした竹粉を、収納袋に収納しており、収納袋が人の肌に触れたときに、収納袋に収納された竹粉が全体として肌に沿う形状に変形するので、気持ちよく感じられる。
さらに本考案の竹粉を焙煎することにより、生竹中の水分が飛ばされて熱伝導性に優れ、収納袋が人の肌に触れたときに一層気持ちよく感じられる。
【0027】
本考案においては、収納袋に米が収納されているので、収納袋が人の肌に触れたときに、収納された米の粒々により適度の刺激(シャリ感)が与えられ、気持ちよく感じられる。米粒の大きさは、大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度良い大きさであり、石のように硬くなく、丁度良い硬さである。
【0028】
本考案の米としては、白米でもよいが、特に、玄米を用いることにより、玄米に付着した糠等による効果が得られる。
また、煎った玄米を用いることにより、収納袋が人の肌に触れたときに、収納された玄米の粒々により一層刺激(シャリ感)が与えられ好ましい。
さらに、本考案に使用する白米や玄米等の米は無農薬栽培されたものが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第1実施例を示す図である。
【図2】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第2実施例を示す図である。
【図3】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第3実施例を示す図である。
【図4】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第4実施例を示す図である。
【図5】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第5実施例を示す図である。
【図6】本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第6実施例を示す図である。

【0030】
以下、添付図面に基いて本考案の具体的実施例を説明する。
(第1実施例)
図1は本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第1実施例を示す図である。この実施例の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、ボール形状をした収納袋10からなり、収納袋10には、竹粉および米(ともに図示せず)が収納されており、収納袋10の竹粉および米の収納口は所謂凧糸11のような強い紐状体で縛って、収納物が零(こぼ)れないようにしている。
【0031】
さらに、本考案の収納袋には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。
【0032】
本考案の収納袋10は、竹繊維を主成分とする布帛からなっている。竹繊維を主成分とする布帛として、例えば、特許第4336562号の方法により製造したセルロース繊維を用いた布帛を用いることができる。
【0033】
これらの竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋10を用いることにより、竹繊維を主成分とする布帛の有する抗菌・消臭効果が奏され、また、本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体1を人の肌や、首筋、瞼に触れさせ、また、肩枕として、さらにまた、膝、腰、腹部当てに使用したときに、心地好い肌触りが得られる。
【0034】
本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋10が用いられているので、人の肌や、首筋に触れて使用する場合には、電子レンジや蒸し器等で加熱して使用してもよい。
このように加熱して使用すると、収納袋に収納した竹粉と米に蓄熱され、暖かさが持続し、収納袋から肌や瞼を経て身体の深部まで熱が伝達される。
【0035】
本考案の、竹繊維を主成分とする布帛からなる収納袋10は、布帛を二重にしてもよい。布帛を二重にすることにより、静電気がより発生し難くなり、また、抗菌・消臭効果が一層高められる。
【0036】
本考案においては、生の竹を粉状とした竹粉が収納袋10に収納されている。本考案に用いる竹粉は、生竹を竹粉としており、収納袋が人の肌に触れたときに、収納袋に収納された竹粉が全体として肌に沿う形状に変形するので、気持ちよく感じられる。
好ましくは、竹粉を焙煎している。竹粉を焙煎することにより、生竹中の水分が飛ばされて熱伝導性が向上するとともに黴びたりすることがなく、また、熱伝導性の向上により、収納袋が人の肌に触れたときに、一層気持ちよく感じられる。
【0037】
また、本考案においては、収納袋に米が収納されているので、収納袋10が人の肌に触れたときに、収納された米の粒々により適度の刺激(シャリ感)が与えられ、気持ちよく感じられる。米粒の大きさは、大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度良い大きさであり、石のように硬くなく、丁度良い硬さである。
【0038】
本考案の米としては、白米でもよいが、特に、玄米を用いることにより、玄米に付着した糠等による効果が得られる。
また、煎った玄米を用いることにより、収納袋が人の肌に触れたときに、収納された玄米の粒々により一層刺激(シャリ感)が与えられ好ましい。
さらに、本考案に使用する白米や玄米等の米は無農薬栽培されたものが好ましい。
【0039】
本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、使用目的に応じて、適宜な形状とすることができる。
例えば、人の肌に接触させて使用する際には、本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、第1実施例に示したように、ボール形状としてもよい。
また、第2実施例〜第5実施例に示すように、首筋に接触させたり、肩枕として使用する際には、U字状形状としてもよい。
さらに、本考案の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、瞼に触れて使用する際には、所謂アイ・ピロー形状としてもよい。
(第2実施例)
図2は本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第2実施例を示す図である。この実施例の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、U字状形状とした収納袋10からなり、首筋に接触させたり、肩枕として使用するのに適している。
【0040】
収納袋10には、第1実施例と同様に、竹粉および米(図示せず)が収納されており、第1実施例と同様に収納袋10の竹粉および米の収納口は所謂凧糸11のような強い紐状体で縛って、収納物が零(こぼ)れないようにしていてもよいし、または収納袋10の周囲を縫って袋としてもよい。
さらに、本考案の収納袋10には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。
(第3実施例)
図3は本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第3実施例を示す図である。この実施例の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、所謂アイ・ピロー形状とした収納袋10からなり、瞼に触れて使用する際に適している。
【0041】
収納袋10には、第1実施例、第2実施例と同様に、竹粉および米(図示せず)が収納されており、第1実施例と同様に収納袋10の竹粉および米の収納口は所謂凧糸11のような強い紐状体で縛って、収納物が零(こぼ)れないようにしていてもよいし、または収納袋10の周囲を縫って袋としてもよい。
さらに、本考案の収納袋10には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。
(第4、第5実施例)
図4および図5は本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体10の第4実施例、第5実施例を示す図である。これらの実施例においては収納袋10には人体の四肢を挿入可能な中空部15が形成されている。
【0042】
すなわち、図4に示す第4実施例においては、収納袋をミット状形状としており、中空部15には手指や足を挿入可能である。
【0043】
一方、図5に示す第5実施例においては、収納袋を円筒形状をしており、中空部15には腕や大退部やふくらはぎ部を挿入可能である。
【0044】
収納袋10には、第1実施例〜第3実施例と同様に、竹粉および米(図示せず)が収納されている。
さらに、本考案の収納袋10には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。
(第6実施例)
図6は本考案に係る竹繊維製リラクゼーション用袋体の第6実施例を示す図である。この実施例の竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、座布団のような四角形形状としており、膝や腰、腹部等に当てて使用するのに適している。収納袋10には、竹粉および米(ともに図示せず)が収納されている。
【0045】
収納袋10の竹粉および米の収納口は所謂凧糸のような強い紐状体で縛って収納物が零(こぼ)れないようにしてもよいし、または収納袋10の周囲を縫って袋としてもよい。
【0046】
さらに、本考案の収納袋10には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。
【0047】
さらに、収納袋10を膝や腰、腹部等に当てた際に、収納袋10を安定させるためにベルトや紐16を通すベルト通し17が設けられている。
【0048】
1 竹繊維製リラクゼーション用袋体
10 収納袋
11 凧糸
15 中空部
16 ベルトや紐
17 ベルト通し

(57)【要約】

【課題】抗菌・消臭効果が奏され、人の肌や、首筋、瞼に触れさせ、また、肩枕として使用したときに、心地好い肌触りが得られる竹繊維製リラクゼーション用袋体を提供する。【解決手段】竹繊維製リラクゼーション用袋体1は、ボール形状をした収納袋10からなり、収納袋10には、竹粉および米が収納されており、収納袋10の竹粉および米の収納口は所謂凧糸11のような強い紐状体で縛って、収納物が零(こぼ)れないようにしている。さらに、収納袋には、粉状とした竹粉および米のみを収納してもよいが、粉状とした竹粉および米に加えて、ラベンダー、ローズ、カモミール等のハーブ類を加えてもよい。


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