(54)【考案の名称】口腔体操装置

(73)【実用新案権者】庄成興業有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1A

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、口腔用体操装置に関し、特に構造が簡単で、低コスト且つ強度を増加した口腔用体操装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
癌はこれまで人類にとって悪夢の一つであったが、医学が発達した現代においては、多くの癌は早期発見、早期治療をすれば全治する可能性がある。口腔癌もその一つである。
口腔癌患者によっては病状の後期において、口腔内に繊維化現象が現れ、上下の顎を正常な程度に開合することができず、重大な場合には完全に閉じてしまい、日常生活及び食物の摂取に重大な影響を及ぼす事がある。従って、治療の過程において、持続的な口腔運動によるリハビリ治療は大変重要である。このほか、多くのその他病症でも口腔のリハビリ体操が必要であり、例えば顔面手術後の患者などは、持続性のある口腔リハビリ体操で回復の速度を上げることができる。
また、近年は、美容医学の話題が活発になっており、人々の顔面筋肉のラインに対する要望が高まり、適度なフェイス体操により顔面の筋肉ラインをシェイプして、より完璧なフェイスラインを達成しようとする動きが多くなり、口腔体操の重要性が更にクローズアップされている。
【0003】
現在使用されている口腔体操器具は、医師によりよく使われている「舌押し板」であり、木材からなり、患者がリハビリ体操をする場合には、一片又は複数の舌押板を口腔内に入れ、上下に動かすことで口腔を広げる。
このような方法は、使用には便利であるが、木材は固い材質であり、口腔内の組織を傷つけ易く、力が強すぎると裂傷を起こして口腔組織を傷つけるので、ある程度の危険性がある。
【0004】
上記の問題に鑑みて、現在の口腔体操器具にある欠点を改良し、使用者がより便利に使用でき、更に安全性と体操効果を持つと同時に、コストが安く、破損しにくい口腔体操器具を提供することが、この業界でめざす目標である。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
上記の問題を克服するため、本考案は口腔体操装置を提供する。
本考案の主な目的は、口腔体操装置であって、支持本体が有する強化リブにより口腔体操装置が弾性強度をもち、使用者が口腔の噛み合わせを行なうと、より高い運動の効果を達成する口腔体操装置を提供することである。
【0006】
本考案の別の目的は、口腔体操装置であって、支持本体が人体に無害であるシリコン、例えば食用シリコン又は医療用シリコンなどで作成され、口腔に挿入して使用しても、安全性および無毒性を有し、更に低コストでより耐性のある口腔体操装置を提供することである。

【効果】

【0010】
本考案の口腔体操装置は、従来の口腔体操器具と比較して、製造コストを節減できるだけでなく、使用上より安全で無毒である。さらに強化リブを有するので、口腔体操装置がさらに弾性強度を有し、使用者が口腔の噛合せを行なうときに、より高い運動の効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1A】本考案の実施例である口腔体操装置の全体を示す立体図。
【図1B】本考案の実施例である口腔体操装置の背面を示す平面図。
【図1C】本考案の実施例である口腔体操装置の左側面を示す平面図。
【図2A】本考案の別の実施例である口腔体操装置を示す立体上面図。
【図2B】本考案の別の実施例である口腔体操装置の支持本体の背面を示す平面図。
【図2C】本考案の別の実施例である口腔体操装置の左側面を示す平面図。

【0012】
本考案は口腔体操装置であって、利用した口腔体操装置の機能や使用の原理については、関連技術分野において通常の知識を有する者であれば理解できるので、以下の説明では詳細な描写はしない。
また、以下の文中で参照する図面は、本考案の特徴に係る略図であって、実際の情況の完全な製図ではない。
【0013】
まず、図1Aおよび図1Bを参照する。本考案の実施例である口腔体操装置1を示す。本実施例における口腔体操装置1は、主に支持本体10と握柄11とを有する。支持本体10は上支持部100と下支持部101を有し、前記上支持部100と下支持部101はそれぞれ円弧状構造であって、上支持部100と下支持部101は互いに対向し、且つ互いに接続して環状構造又は環状体を形成する。
また、環状構造内に前後に貫通する収容空間103を有する。上支持部100と下支持部101は異なる部材を互いに接合してもよいし、又は射出一体成形により接合してもよく、ここでは特に制限しない。握柄11は長い扁平状で且つ弾性を有し、握柄11は対応する第一端110と第二端111を有する。前記第一端110は支持本体10上に接合し、接合部は上支持部100又は下支持部101でもよい。第二端111は握持部1110を有し、握持部1110の一端は自由端である。
握持部1110は握柄11の一部分であり、握持部1110と握柄11が一体成形されて設置されてもよい。又は、握持部1110と握柄11が互いに独立した二つの部材であってもよい。握柄11と支持本体10はともに互いに二つの部材を接続して設置してもよいし、又は一体成形で設置してもよく、ここでは特に制限しない。
【0014】
更に、図1Aおよび図1Bを参照する。本考案の実施例における口腔体操装置1の支持本体10が形成する収容空間103は、さらに複数の強化リブ104を有する。これら強化リブ104は、一定間隔で互いに平行に設置され、強化リブ104の形状は、扁平板状、長方形状、シート状などでよく、数量にも特に制限は無い。
各強化リブ104は対応する第三端1040および第四端1041を有し、第三端1040は上支持部100に、第四端1041は下支持部101に接続固定されている。主に支持本体10の環状体の内表面上に接続固定され、各強化リブ104は収容空間103に間隙を作り、間隙の幅はとくに制限しない。
このほか、上支持部100、下支持部101および強化リブ104は異なる部材を接続して一体としてもよいし、一体成形で設置してもよく、ここでは特に制限されない。
【0015】
図1Aと1Cを参照する。本考案の実施例による口腔体操装置1の支持本体10および強化リブ104はシリコン、とくに人体に無害であるシリコン、例えば食用シリコンや医療用シリコンで製造され、使用者が口腔体操を行なう際に、支持本体10を口腔に入れ、上下顎の反複で噛み合わせを行なって、口腔体操の目的を達成する。
支持本体10は強化リブ104を設置しているので、使用者がかみ合わせを行なう際に、強化リブ104の弾性により運動効果をより顕著にする。噛み合わせの際には、強化リブ104が圧力を受けるとともに、両側に向かって湾曲し、非破壊性の変形が起こり、噛み合わせの力を放すと、シリコン自体が弾性を持つので、もとの圧力を受けない状態に回復する。
使用者が口腔の噛み合わせ運動を行なう際、支持本体10を口腔に入れると、握柄11が自然に下に向かって湾曲して弧状を呈する。そのため、使用者が指で握持部1110を押さえるだけで、握持部1110が口腔体操装置1の挿入・取出しを制御することができ、口腔体操装置1がすべってのどに落ちるおそれがない。
【0016】
図2Aおよび2Bを参照する。本考案の別の実施例による口腔体操装置2である。本実施例の口腔体操装置2は、主に、支持本体20及び耳部21を有する。支持本体20は、上支持部200、下支持部201及び一対の側面支持部202を有し、上支持部200と下支持部201及び側面支持部202がそれぞれ円弧状構造を有する。上支持部200と下支持部201は互いに対応し、一対の側面支持部202も互いに対応する。
上支持部200、下支持部201及び側面支持部202は互いに接続して一つの環状構造または環状体を形成し、且つ環状構造内に前後に貫通する収容空間203を有する。上支持部200、下支持部201及び側面支持部202は異なる部材を互いに接続してもよいし、射出一体成形でもよく、ここでは特に制限しない。
耳部21は握持機能を有し、扁平な舌状を呈して、相対応する第一端210及び第二端211を有する。第一端210は支持本体20上に接続固定され、上支持部200、下支持部201又は側面支持部202を固定箇所としてもよい。第二端211は自由端であり、自由端にはその他の異なる部材を接続してもよい。このほか、耳部21と支持本体20は互いに異なる二つの部材を接続して設置してもよいし、一体成形により設置してもよく、ここでは特に制限しない。
【0017】
続いて図2A及び2Bを参照する。本考案の別の実施例による口腔体操装置2の支持本体20が形成する収容空間203は、更に複数の強化リブ204を備え、これら強化リブ204は一定間隔で互いに平行に設置され、強化リブ204の形状は扁平板状、長方形上又はシート状でもよく、且つ数量についても特に制限されない。
各強化リブ204は対応する第三端2040及び第四端2041を有し、本実施例において、第三端2040は上支持部200に接続して固定され、第4端2041は下支持部201に接続して固定されており、主に支持本体20の環状体の内表面上に固定される。
また、別の実施例においては、前記第三端2040及び第4端2041は対応する側面支持部202に固定して接続され、各強化リブ204は収容空間203に間隙を作るが、間隙の幅については特に制限しない。このほか、上支持部200、下支持部201、側面支持部202及び強化リブ204は異なる部材を接続して一体にしてもよいし、又は一体成形で設置してもよく、ここでは特に制限しない。
【0018】
図2A及び図2Cを参照する。本考案の別の実施例における口腔体操装置2の支持本体20及び強化リブ204は、シリコン、特に人体に無害な食用シリコン又は医療用シリコンなどのシリコンから成る。使用者が口腔体操を行なうとき、支持本体20を口腔内に入れ、上下顎の反復によりかみ合わせを行なって口腔の運動を達成する。
支持本体20が強化リブ204を有するので、使用者が噛み合わせを行なうとき、強化リブ204の弾性が強化され、運動効果が更に明確になる。噛み合わせる際に、強化リブ204が圧力を受けると両側に向かって湾曲して非破壊性の変形を生じ、噛み合わせの力を放すと、シリコン自体が弾性を持つので、もとの圧力を受けない状態に回復する。
使用者が口腔のかみ合わせ体操を行なう時は、支持本体20を口腔内に入れ、使用者が指で耳部21を押さえるだけで、口腔体操装置2の挿入・取出し動作を制御でき、口腔体操装置2がすべり、のどに落ちるおそれがない。
【0019】
本考案による口腔体操装置は使用が簡便なだけでなく、製作コストが低く、且つ口腔体操装置は全体がシリコン、特に人体に無害な食用若しくは医療用シリコンで製造されているため、口腔内に入れても安全に問題がなく、更に強化リブの設置により口腔体操が更に効果的になり、リハビリ及び口腔体操が必要な患者の体操を助けることができ、また口腔体操により顔の筋肉ラインを整えることもできる。
【0020】
以上、本考案の実施例について、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本考案に含まれる。
【0021】
1、2 口腔体操裝置
10、20 支持本体
100、200 上支持部
101、201 下支持部
103、203 収容空間
104、204 強化リブ
1040、2040 第三端
1041、2041 第四端
11 握柄
110、210 第一端
111、211 第二端
1110 握持部
202 側面支持部
21 耳部

(57)【要約】

【課題】構造が簡単で安全な、低コスト且つ強度を増加した口腔用体操装置を提供する。【解決手段】支持本体10及び握柄11を有し、支持本体は上支持部100と下支持部101を有し、上支持部と下支持部は互いに対応し、接続して環状体を形成し、支持本体内に収容空間103を有する。握柄は相対応する第一端及び第二端を有し、第一端が支持本体に接続固定され、第二端は握持部1110を有する。収容空間には複数の強化リブ104を備え、各強化リブが第三端及び第四端を備える。第三端は上支持部に接続固定され、第四端は下支持部に接続固定される。強化リブを設置することで、口腔体操装置を口腔内に入れて噛み合わせを行なう際に、弾性強度が増加する。


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