(54)【考案の名称】電子レンジ用調理容器

(73)【実用新案権者】下村企販株式会社

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電子レンジを使用して所定の調理を行う電子レンジ用調理容器に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
周知のとおり電子レンジ用調理容器は、一般的には電磁波を透過する耐熱材で形成されているもので、内部に調理対象物を収納し、電子レンジで調理するものである。特に所定の目的に対応する種々の調理容器が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1(特開2009−201948号公報)や特許文献2(特開2013−34692号公報)には、蓋体との密閉度を高めると共に内部圧力の調整機構を備えた容器が開示されている。また特許文献3(特開2010−183998号公報)には、蒸し調理用目皿を備えた容器が開示されている。
【0004】

【効果】

【0011】
本考案の構成は上記のとおりで、ヤキソバやチャーハン等の調理を電子レンジで行うに際して、具材の攪拌が程良く行うことができる調理容器を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本考案の実施形態の全体斜視図。
【図2】同蓋体の裏面斜視図。
【図3】同全体の断面図。
【図4】同蓋体の裏面図。
【図5】同使用状態の説明図(ヤキソバ調理)。
【図6】同図(チャーハン調理)。

【0013】
次に本考案の実施形態について説明する。本考案の電子レンジ用調理容器は、容器体1と蓋体2で構成され、それぞれ電磁波を透過する耐熱材で形成されたもので、容器体1は内径が150〜200mmφの扁平な容器部11の外周に、鍔状縁部12を備え、その一部を外周に突出させて両手の把手部13としてなるものである。
【0014】
蓋体2は、全体がドーム形状で、裏面に渦巻壁21を垂設し、前記容器部に嵌合する下方周縁突部22を設けると共に、下方周縁突部22の外周を鍔部23に形成し、更に鍔部23の一部を、容器体1の把手部13と対応して突出させ把手部24としてなる。
【0015】
渦巻壁21は、内周壁部211と外周壁部212からなる二重巻部分と前記の内周壁部211と外周壁部212とを連続して経が変化する一重壁部213で構成され、内周壁径Xが35〜40mm(70〜80mmφ)で、外周壁径Yが60〜70mm(120〜140mmφ)で、一重壁部213は偏心位置での半円の壁で、それぞれ蓋体2の裏面から25〜30mm垂下したもので、ドーム形状に対応して下方に突出してなるものである。
【0016】
而して前記調理容器でのヤキソバ調理を説明すると、容器部11に野菜A及び肉Bを入れ、その上に蒸し麺Cを入れ、粉ソースDを振りかけ(図5イ)、蓋体2を被冠装着して電子レンジに入れ、加熱調理を行う。
【0017】
所定時間加熱した後に電子レンジより取り出し、把手部13,24を重ねた状態で保持して、上下に回すように数十回振る(図5ロ)。適度に攪拌動作した後に蓋体2を開けると、加熱された野菜A、肉B、麺Cが適度に混ざりあり、ヤキソバとして調理されることになる。この麺Cを茹でうどんに替えると、焼うどんの調理ができ、ビーフンに替えると焼きビーフンが調理されることになる。
【0018】
次にチャーハンの調理例について説明すると、容器部11に卵Eを割り入れ、箸で解きほぐし(図6イ)、ご飯Fを入れて溶き卵と混ぜ、レタスGを入れ(図6ロ)、チャーハンの素(粉末調味料)Hを振りかけ(図6ハ)、前記のヤキソバ調理と同様に、蓋体2を被冠装着して電子レンジに入れ、加熱調理を行う。
【0019】
所定時間加熱した後に電子レンジより取り出し、把手部13,24を重ねた状態で保持して、上下に回すように数十回振る(図6ニ)。適度に攪拌動作した後に蓋体2を開けると全体が良く混ざり合い、チャーハンが調理されるものである。
【0020】
このように所望の具材を容器部11に入れ、蓋体2を装着した後に電子レンジで加熱し、蓋体2を装着した状態で調理容器全体を保持して上下に振り回すことで、加熱済み具材が渦巻壁に衝突して程良く混ざり合い、所望の料理を調製できるものである。
【0021】
1 容器体
11 容器部
12 鍔状縁部
13 把手部
2 蓋体
21 渦巻壁
211 内周壁部
212 外周壁部
213 一重壁部
22 下方周縁突部
23 鍔部
24 把手部

(57)【要約】

【課題】ヤキソバやチャーハンのように、具材の攪拌が料理の出来不出来に関わる調理を、電子レンジ調理でも適切に行うことができる電子レンジ用調理容器を提供する。【解決手段】電磁波を透過する耐熱材で形成された扁平の容器体及び前記容器体に嵌合被冠するドーム状の蓋体2とからなり、容器体及び蓋体に、蓋体を容器体に被冠装着した際に、両者を同時に保持できる両手把手部24を設け、蓋体裏面に適宜高さの渦巻壁(内周壁部211,外周壁部212,一重壁部213)21を設ける。電子レンジで所定時間加熱調理した後に、蓋体を装着した状態で上下に回すように振ると、加熱調理された具材全体が攪拌されると共に、特に具材が渦巻壁に衝突して程良く散ける。


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