(54)【考案の名称】折畳み式収納容器

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、折りたたみ可能なフレーム内部に袋を設置した、折りたたみ式収納容器に関し、より詳しくは、スーパーマーケット等に備え付けられる店内用買い物カゴの替わりに単体で設置可能な、折りたたみ式収納容器に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
スーパーマーケット等で買い物をする際には、店舗備え付けの買い物カゴに商品を入れ、商品を入れた買い物カゴをレジに持参し、レジにて精算を受けることになる。レジ精算時には、買い物カゴに入れられた購入商品の金額を機械で読み取りながら、別の買い物カゴに入れ替えられ、レジ袋が合わせて付与される。次いで、購入者は別の買い物カゴに入れ替えられた商品を、商品詰替え用に用意された机に持参し、レジ袋に入れ替え、持ち帰るものである。
【0003】
上記のように配布されるレジ袋を、環境保護の観点から不要とするために、エコバッグと称される袋を買い物客自身が持参し、当該エコバッグを買い物カゴに設置し、レジで直接エコバッグに商品を詰め替えてもらうことがある。
【0004】
前記いわゆるエコバッグに関する先行技術として、特許文献1には買物かごの内面に沿わせて装着しうる形状に形成された収納部と、この収納部から連続し、該かご装着時に買物かごの周壁上端縁から外側に折り返される折り返し部とを備え、折り返し部の先端周縁に紐通し部が設けられた収納容器が開示されている。
【0005】
特許文献2には、折りたたみ可能な軽量コンテナに把手を設けた収納容器が開示されている。
【0006】

【効果】

【0012】
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
【0013】
本考案は図1乃至図3に示すように、X字状に枢結された一対の杆部材2で、前後左右の4つの側枠3を形成してある。図中背面側、左側面側側枠は図示されないが、同一の側枠3が備えられている。側枠3を構成する一対の杆部材2,2は枢軸2aにより軸支されており、しかも、隣接するそれぞれの側枠3の杆部材2の上端及び下端が、連結部材5に枢着されていることから、図4に示すように、フレームしいては収納容器1自体を折り畳むことが可能となるのである。しかも、折畳んだ状態でバンド部材6により緊締維持が可能であり、つまりは小さく折り畳んだ状態を維持でき、しかも房部7がストラップ代わりになり、容易に携帯可能となるのである。
【0014】
また、図3に示すようにフレームを広げた状態で、房部7によりフレーム上部とフレーム下部とを連結支持すれば、杆部材2の回動が抑制され、フレームが折畳み不可となる。かかる状態では開口部が大きく開いた自立状態が維持され、購入商品の詰替えが容易に行えるものである。しかも、ペットボトル等重量のある商品を収納してもフレームが畳まれることがなく、つまりは開口状態が維持され、商品収納の利便性が維持されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本考案の正面図
【図2】同、斜視図
【図3】自立状態を維持した形態を示す斜視図
【図4】折り畳んだ状態を示す正面図
【図5】連結部材の概略説明図

【0016】
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0017】
本考案にかかる折畳み式収納容器1は、杆部材2と連結部材5で形成されるフレーム内に、袋体8を装備して構成される。
【0018】
側枠2を構成するフレームは、2本の杆部材2,2を、その交差部位で枢軸2aにより軸支し、X字状に枢結してある。図1では正面側の側枠2のみ表示されるが、左右側面側、背面側も同様の側枠2で形成される。
【0019】
隣接する側枠2,2同士は、杆部材2の上端同士及び下端同士が連結部材5により枢支されることで一体化されている。図5は連結部材5における杆部材2の枢支状態を示す説明図である。連結部材5には直行する2つの溝部5aが形成されており、杆部材2が緩挿されている。杆部材2は枢軸5bにより連結部材5に枢結されている。
【0020】
側枠3で形成される直方体形状のフレーム内には、袋体8が装備される。袋体8は連結部材5に取付けられている。取付方法は接着、鋲着、その他任意の方法を採用できる。袋体上部には把手8aを取り付ければ使い勝手に富むものとなる。
【0021】
房部7は、同一垂線上に存する連結部材5,5間に渡り、設けられるものである。房部7はベルト状であり、その先端にはバックルの雌部材7aが取付けられている。一方連結部材5には、バックルの雄部材7bが取付けられており、雌部材7aに差し込むことで房部7が上下の連結部材5,5に渡り張設されるものである。なお、バックルの雄部材7bを房部7の先端に取り付け、雌部材7aを連結部材5に取り付けても構わない。また、バックルを用いず、フックや面状ファスナ等で代用しても構わない。要は房部7が上下の連結部材5,5間に渡り張設されればよく、房部7の長さは上下の連結部材5,5間の長さ程度に設定する必要がある。容器を広げた状態で、内屈防止の役割を果たさせるためである。
【0022】
袋体8の側面にはバンド部材6が取付けられている。バンド部材6には雄型のフック6aと雌型のフック6bが取付けられており、図4に示すように折畳んだ状態のフレームに巻回し、フック同士を嵌めこむことで緊縛可能なものである。なお、緊縛可能であればフックによらずとも、面状ファスナ等でも代用可能なものである。
【産業上の利用可能性】
【0023】
袋体の材質に耐水性素材を用いることで緊急用バケツとしての使用も可能であり、災害時の緊急対応も可能となる。
【0024】
1・・収納容器
2・・杆部材
3・・側枠
5・・連結部材
6・・バンド部材
7・・房部
8・・袋体

(57)【要約】

【課題】清算済み商品を入れ替える際に買い物カゴを使用せず、簡単に単体で自立した状態で設置でき、しかも簡単に携帯可能な折りたたみ式収納容器を提供する。【解決手段】X字状に枢結された一対の杆部材2で前後左右の4つの側枠を形成し、隣接するそれぞれの側枠の杆部材の上端及び下端が、連結部材5に枢着されることで折り畳み自在に形成されたフレームと、フレーム内に装備され、その上端がフレームに取付けられた袋体8と、フレーム上部とフレーム下部とを連結自在に支持することで、開放状態を支持可能とする房部7とにより構成される。折り畳んだ状態を維持可能なバンド部材6を袋体に設けてもよい。


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