(54)【考案の名称】空転による卓上切断機の危険防止構造

(51)【国際特許分類】

B23D 61/02 ・円形鋸歯

(73)【実用新案権者】圓竣工業股▲分▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、空転による卓上切断機の危険防止構造に関し、特に、鋸刃と回転軸が直接挿し合わされるのではなく、内側固定部及び外側固定部が鋸刃を挟み込んで回転制御するように組み立てられることで、鋸刃が安全な設定値を超える切断抵抗に遭遇した時に、回転軸が空転することによって、伝動を担う歯車ユニットの安全な転動に影響せず、切断機と、その切断作業の安全を保つことができる、空転による卓上切断機の危険防止構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来の卓上型小型切断機における鋸刃の取り付け構造について、図4、図5に示す。切断機は、モーター20に制御された歯車箱21が回転動力を出力する。回転軸22から伸出した外端には、鋸刃23を固定するための端部24が設けられる。端部24は、一体成型或いは特殊な固定方法によって予め回転軸22に形成されるとともに、その端面が平面状を呈する。回転軸22の中心部には、適切な深さを備えた接合用のねじ孔221が形成される。端部24は、両側に挿し込み柱241が適切な高さに凸出してそれぞれ設けられ、中央に凸出したリング242が設けられる。回転軸22には、鋸刃23中央の軸孔231が挿し合わされて固定されるとともに、軸孔231に周設された穿孔232に挿し込み柱241が挿し込まれて接合されることにより、鋸刃23が連動して転動する。また、鋸刃23は、その外側に設けられた位置決め部品25によって圧迫固定されるとともに、位置決め部品25の外側に設けられたナット26が回転軸22の端面におけるねじ孔221を螺合することにより、取り付けられる。以上の構造により、モーター20の駆動に従って鋸刃23が回転して、切断操作を行う。鋸刃23は、端部24に設けられた挿し込み柱241が挿し込まれて固定されることにより連動して、回転切断を行う。しかし、挿し込み柱241と挿し合わされた穿孔232との間には隙間があるため、回転開始時に接触による騒音が生じる。さらに、鋸刃23が切断時に硬質の材料や特殊な凹みによって挟まった時に、モーター20が回転を続け、鋸刃23が回転軸22と挿し合わされて連結して回転するため、鋸刃23が受けた反発力を緩衝する空間がなく、モーター20の回転力が歯車箱21及び鋸歯に反発力として伝わる。小型切断機において切断時の伝動を担う内部の歯車の形状は、通常小さく、溝の深さも浅いため、モーター20の動力が大きい場合に、歯車の破裂や、鋸刃23の鋸歯の断裂・心振れといった損壊が生じる。いずれの損壊も、切断機の使用を不可能にし、生産作業の継続不能と、修繕コストを生じさせるが、上述のような使用状況に対する有効な改善策がなく、切り出し材の材質を不安定にしている。このような状況に対処する必要があることから、本考案は、鋸刃23が切断作業で上述の状況に面した時に適切な空転操作を行うという切断機の構造的な変更により、切断用鋸刃23及び機械の安全保持を達成することを開発の主な理由とする。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
本考案は、回転軸に差し込まれた内側固定部及び外側固定部が、挟み込んだ鋸刃を制御して切断することにより、前記鋸刃の切断回転における抵抗が接合の圧力値を超過した場合に、前記鋸刃が回転切断を停止すると同時に、前記モーターからの動力を伝動制御する前記回転軸が空転して、鋸刃と切断機を傷めることがない伝動構造を成すとともに、切断面の品質を保ち、小型切断機の安全な使用と実用性を確保することができる、空転による卓上切断機の危険防止構造を提供することを目的とする。

(57)【要約】

【課題】鋸刃の簡便な螺合と、空転による回転軸の安全な制御を兼ね備えた、空転による卓上切断機の危険防止構造を提供する。【解決手段】切断機の伝動を担う回転軸12に接合された鋸刃13が、前記回転軸に設けられた歯状溝によって挿し合わされた内側固定部15及び外側固定部16に固定されて回転する。前記鋸刃は、その中央に円孔状の軸孔が設けられるとともに、内側固定部15及び外側固定部16によって挟まれることにより、前記回転軸に連動して切断操作を行う。以上のように、前記鋸刃と前記回転軸が直接挿し合わされるのではなく、前記内側固定部及び前記外側固定部が前記鋸刃を挟み込んで制御するため、前記鋸刃が切断で挟まった時に、前記回転軸が空転して歯車ユニット及び切断操作を制御して、安全を保持する。


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