(54)【考案の名称】付箋紙保護カバー

(51)【国際特許分類】

B42D 3/18 ・他の付属装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図4

【概要説明】

【分野】

【0001】
書物の本紙に貼付けられ小口部分から張出した付箋紙を覆う付箋紙保護カバーに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
この付箋紙保護カバーに酷似した技術として、冊子100の本紙に貼付け小口100aより張出した見出しラベル102を保護するようにした冊子用保護カバーXがある。この冊子用保護カバーXは、図22〜図24に図示するように、一枚の矩形の合成樹脂シートより成り、カバーシート本体101の側縁を裏面側に折返して袋部103を形成し、冊子100の表表紙104と裏表紙105を差し込むようにしている。カバーシート本体101の両側縁には、見出し保護用の張出し部106が形成されている。
【0003】
このようになっている冊子用保護カバーXは、カバーシート本体101の側縁に形成した袋部103に冊子100の表表紙104と裏表紙105とを差し込み、カバーシート本体101の中央部107に冊子100の背が位置するようにして、冊子用保護カバーXを冊子100に取付ける。そして、冊子100の表紙を挟み込んでいるカバーの表側の張出し部106と冊子の裏表紙を挟み込んでいるカバーの裏側の張出し部106とにより見出しラベル102を間に挟んで保護する。(特許文献1)
【0004】

【効果】

【0010】
請求項1に記載の付箋紙保護カバーは、カバーの開口部から閉じた書物の小口部分を挿入し、書物の小口がストッパーに当接するまで挿入し、前記カバーの開口部に配置された把持部により書物の表表紙と裏表紙間で前記カバーを書物に把持させて、書物の本紙に貼付けられ小口部分から張出した付箋紙をカバー内の空間に格納する。したがって、書物の小口部分をカバーの開口部に挿入し、把持部により書物の表表紙と裏表紙間を前記カバー把持させるだけで、簡単に付箋紙保護カバーを取付けることができる。そして付箋紙は袋形状のカバーの空間内で覆われて保護するものであるから、カバー内に物が進入するのを阻止し、付箋紙が折れたり、曲がったり、破損するのを防止できる。また、書物の小口を付箋紙保護カバーの開口部に挿入させる構造であるので、書物のサイズに捉われず書物に付箋紙保護カバーを取付けることができる。
【0011】
請求項2に記載の付箋紙保護カバーは、前記把持部は、カバーの開口部に配置され当該開口部内に挿入させた書物の表表紙と裏表紙間を挟むクリップで構成され、前記クリップは前記開口部のカバー材を折り曲げて弾性機能を有するようカバーと一体形成させたものであるから、書物を把持させるクリップをカバー材で形成することができ、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーを提供することができる。また、ストッパーはカバーの上下端部に一対配置させたものであるから、本紙に貼付けられ小口の中央部分から張出した付箋紙をカバー内の空間に格納して、付箋紙をカバーで覆うことができ、付箋紙が折れたり、曲がったりするのを防止できる。
【0012】
請求項3に記載の付箋紙保護カバーは、前記把持部は、カバーの開口部に配置され当該開口部内に挿入させた書物の表表紙と裏表紙間を挟むクリップで構成され、当該クリップは書物の小口部分における上下端部を挟むよう開口部の上下端部に配置させるとともに、前記ストッパーを前記カバーの上下端部に一対配置させたものであるから、本紙に貼付けられ小口の中央部分から張出した付箋紙をカバー内の空間に格納して、付箋紙をカバーで覆うことができ、付箋紙が折れたり、曲がったりするのを防止できる。
【0013】
請求項4に記載の付箋紙保護カバーは、請求項1乃至請求項3において、前記ストッパーは、カバー外壁の一部をカバー内に窪ませてカバーと一体形成しているものであるから、ストッパーをカバー材で形成することができ、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーを提供することができる。
【0014】
請求項5に記載の付箋紙保護カバーは、把持部をカバーの開口部に配置され当該開口部内に挿入させた書物の表表紙と裏表紙間を挟むクリップで構成し、当該クリップを前記開口部のカバー材を折り曲げて弾性機能と前記ストッパー機能を有するようカバーと一体形成させ書物の小口部分における上下端部を挟むとともに書物の所定以上の挿入を規制するよう前記カバーの開口部上下端部に配置されているものであるから、カバーに把持部とストッパーを一体形成することができ、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーを提供することができる。
【0015】
請求項6に記載の付箋紙保護カバーは、把持部をカバーの開口部に配置され当該開口部内に挿入させた書物の表表紙と裏表紙間を挟むクリップで構成し、当該クリップを断面コの字状クリップとし当該クリップに書物の小口部分を挿入したときに書物の小口が当接する断面コの字状クリップの奥底部分を前記ストッパーとし書物の小口部分における上下端部を挟むとともに書物の所定以上の挿入を規制するよう前記カバーの開口部上下端部に配置されているものであるから、クリップで把持機能とストッパー機能を持たすことができる付箋紙保護カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本考案に係る第1実施例の付箋紙保護カバーAを図示し、付箋紙保護カバーAを書物に挿入する前の状態を断面図で説明する説明図である。
【図2】本考案に係る第1実施例の付箋紙保護カバーAを図示し、付箋紙保護カバーAを書物に挿入する途中を断面図で説明する説明図である。
【図3】本考案に係る第1実施例の付箋紙保護カバーAを図示し、付箋紙保護カバーAを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図4】本考案に係る第1実施例の付箋紙保護カバーAの全体を斜視図で図示し、クリップをカバーの上下端部に一対配置した場合を説明する説明図である。
【図5】本考案に係る第2実施例の付箋紙保護カバーBの全体を斜視図で図示し、クリップをカバーの全長長さにした場合を説明する説明図である。
【図6】本考案に係る第3実施例の付箋紙保護カバーCを図示し、付箋紙保護カバーCを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図7】本考案に係る第4実施例の付箋紙保護カバーDを図示し、付箋紙保護カバーDを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図8】本考案に係る第5実施例の付箋紙保護カバーEを図示し、付箋紙保護カバーEを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図9】本考案に係る第6実施例の付箋紙保護カバーFを図示し、付箋紙保護カバーFを書物に挿入する前の状態を断面図で説明する説明図である。
【図10】本考案に係る第6実施例の付箋紙保護カバーFを図示し、付箋紙保護カバーFを書物に挿入する途中を断面図で説明する説明図である。
【図11】本考案に係る第6実施例の付箋紙保護カバーFを図示し、付箋紙保護カバーFを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である
【図12】本考案に係る第6実施例の付箋紙保護カバーFの全体を斜視図で図示し、クリップをカバーの上下端部に一対配置した場合を説明する説明図である。
【図13】本考案に係る第7実施例の付箋紙保護カバーGを図示し、付箋紙保護カバーGを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図14】本考案に係る第8実施例でバインダークリップを用いた付箋紙保護カバーHを図示し、付箋紙保護カバーHを書物に挿入する前の状態を断面図で説明する説明図である。
【図15】本考案に係る第8実施例でバインダークリップを用いた付箋紙保護カバーHを図示し、付箋紙保護カバーHを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図16】本考案に係る第8実施例でバインダークリップを用いた付箋紙保護カバーHを図示し、付箋紙保護カバーHを書物に挿入完了した状態で、バインダークリップの取手を折り返した状態を断面図で説明する説明図である。
【図17】本考案に係る第8実施例でバインダークリップを用いた付箋紙保護カバーHの全体を斜視図で図示し、バインダークリップをカバーの上下端部に一対配置した場合を説明する説明図である。
【図18】本考案に係る第9実施例でスライド式のクリップを用いた付箋紙保護カバーIを図示し、付箋紙保護カバーIを書物に挿入する前の状態を断面図で説明する説明図である。
【図19】本考案に係る第9実施例でスライド式のクリップを用いた付箋紙保護カバーIを図示し、付箋紙保護カバーIを書物に挿入する途中の状態を断面図で説明する説明図である。
【図20】本考案に係る第9実施例でスライド式のクリップを用いた付箋紙保護カバーIを図示し、付箋紙保護カバーIを書物に挿入完了した状態を断面図で説明する説明図である。
【図21】本考案に係る第9実施例でスライド式のクリップを用いた付箋紙保護カバーIの全体を斜視図で図示し、スライド式のクリップをカバーの上下端部に一対配置した場合を説明する説明図である。
【図22】従来の技術を説明する説明図として冊子用保護カバーXを説明する説明図で、冊子用保護カバーXを広げた状態を示す斜視図である。
【図23】冊子用保護カバーXの一部拡大断面図である。
【図24】冊子用保護カバーXの使用状態を説明する斜視図である。

【0017】
本考案に係る第1実施例の付箋紙保護カバーAを図1〜図3に図示し以下に説明する。図1は、本考案に係る付箋紙保護カバーAを書物に挿入する前の状態を説明する図で、図2は、付箋紙保護カバーAを書物に挿入する途中を説明する図であり、図3は付箋紙保護カバーAを書物に挿入完了した状態を説明する図である。
【0018】
書物1は、書籍、ノート、等で、表表紙2、裏表紙3、本紙4、を備えている。書物1の小口5部分からは本紙4に貼付けた付箋紙6が張出している。付箋紙保護カバーAは、カバー7、ストッパー8、把持部9を備えている。カバー7は、開口部10を備え、開口部10から閉じた書物1の小口5部分を挿入させることで付箋紙6を格納して付箋紙6を覆う袋形状になっている。
【0019】
カバー7の開口部10には、前記カバー7の開口部8から閉じた書物1の小口5部分を挿入させたときに前記カバー7の開口部10に配置されて書物1の表表紙2と裏表紙3間で前記カバー7を書物1に把持させる把持部9が形成されている。この把持部9は、前記開口部10のカバー7材を内側に折り曲げ、開口部10に書物1の小口5に挿入すると、折り曲げ部分が撓み、書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、書物1を把持させるよう弾性機能を有するようカバー7と一体形成させたクリップ11で構成している。このクリップ11は、図4の全体斜視図に図示するようにカバー7の上下端部に一対配置している。そして、カバー7材は、プラスチック、塩化ビニール、ポリエステル、等の合成樹脂シート、金属シート、などの材質で形成される。
【0020】
ストッパー8は、書物1の小口5部分を前記カバー7の開口部10に挿入させたときに、本紙4に貼付けた付箋紙6をカバー7内の空間12に位置させ、曲がったり、折れたりしない位置で書物1の挿入を規制させるストッパーで、カバー7と同じ材質で形成されている。すなわち、ストッパー8の配置は、書物1の小口5から張出した付箋紙6の長さ分の空間12を確保するよう、前記カバー7内にカバー7の挿入奥端からの取付け位置を決定している。そして、ストッパー8は、カバー7の上下端部に一対配置することで、書物1の本紙4に貼付けられ小口5の中央部分から張出した付箋紙6をカバー7内の空間12に格納できるようにしている。
【0021】
このように構成された付箋紙保護カバーAは、次のように作用する。まず、図1に図示する付箋紙保護カバーAを書物1に挿入する前の状態から、図2に図示するように、カバー7の開口部10から閉じた書物1の小口5部分を挿入する。すると、書物1の小口5部分の挿入により、クリップ11の折り曲げ部分が撓み、書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、折り曲げ部分の弾性機能により書物1を挟み把持させる。次に、図3に図示するように、書物1の小口5がストッパー8に当接するまでさらに挿入する。書物1の表表紙2と裏表紙3間をクリップ11で挟み把持させた状態で、書物1の本紙4に貼付けられ小口5部分から張出した付箋紙6をカバー7内の空間12に格納し、書物1に付箋紙保護カバーAの取付けを完了する。
【0022】
このようにして書物1に付箋紙保護カバーAを取付けるものであるから、書物1に付箋紙保護カバーAを簡単に取付けることができる。そして付箋紙6は袋形状のカバー7の空間12内で覆われて保護するものであるから、カバー7内に物が進入するのを阻止し、付箋紙6が折れたり、曲がったりするのを防止できる。また、書物1の小口5を付箋紙保護カバーAの開口部10に挿入させる構造であるので、書物1のサイズに捉われず書物1に付箋紙保護カバーAを取付けることができる。
【0023】
上記第1実施例の付箋紙保護カバーAのクリップ11は、カバー7の上下端部に一対配置したが、図5に図示するようにカバー7の上端から下端までの全長長さのクリップ13として一体形成するようにした付箋紙保護カバーBであってもよい。このような全長長さのクリップ13を用いることで、書物11に付箋紙保護カバーBを強固に把持させることができる。
【0024】
上記第1、2実施例では、ストッパー8をカバー7内に取付けた場合を説明したが、ストッパーをカバー7の外壁の一部をカバー7内に窪ませてカバー7と一体形成してもよい。この場合を第3実施例〜第5実施例として図6〜図8に図示し以下に説明する。図6は、第3実施例の付箋紙保護カバーC図示するものである。この付箋紙保護カバーCは、カバー7の側面の外壁を内側に窪ませ、ストッパー20を形成させて付箋紙6を格納する空間21を確保したものである。この場合、第1実施例とストッパーが相違するだけで、同様に作用することは容易に想定できるので、詳細な作用の説明は省略する。この実施例の場合、ストッパー20をカバー7材で一体形成することができ、第1実施例のようにカバー7にストッパー8を取付ける必要がなく、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーCを提供することができる。
【0025】
次に、付箋紙保護カバーCは、付箋紙6を格納する空間21を断面四角形状にしたカバー7であるが、書物1の小口5から張出す付箋紙6は、書物1の厚さになるほど大量に貼付けないものであるから、図7に第4実施例として図示する付箋紙保護カバーDのように、付箋紙6を格納する空間22を断面略三角形状にしたカバー23で形成したものであってもよい。このようにすることで付箋紙保護カバーDの厚さを薄くできる。
【0026】
また、上記付箋紙保護カバーC、Dは、カバー7,23の側面の外壁を内側に窪ませストッパー20を形成させたものであるが、図8に第5実施例として図示するように、前記カバー7の挿入奥端の外壁からの内側に窪ませてストッパー24をカバー25材で一体形成させて、付箋紙6を格納する空間26を確保するようにした付箋紙保護カバーEであってもよい。この場合、第1実施例とストッパーが相違するだけで、同様に作用することは容易に想定できるので、詳細な作用の説明は省略する。この第5実施例の場合も、ストッパー24をカバー25材で一体形成することができ、第1実施例のようにカバー7にストッパー8を取付ける必要がなく、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーEを提供することができる。
【0027】
次に、上記実施例では、ストッパーをカバー7内に取付けたり、カバーの外壁を内側に窪ませたりして配置し、付箋紙6を格納する空間を確保するようにしたが、図9〜図12に第6実施例として図示するように、上記把持部9のクリップ11に配置した付箋紙保護カバーFであってもよい。すなわち、前記開口部31のカバー32材を内側に折り曲げ、さらにその先端部を略直交方向に折り曲げてL字状にしたストッパー30をカバー32材に一体形成したもので、カバー32材の開口部31の折り曲げで把持機能とストッパー機能も有するようにしたものである。この折り曲げは、図12の全体斜視図に図示するように、カバー32の上下端部に一対配置しているので、書物1の本紙4の上下中央部に貼付けた付箋紙6をストッパー30が干渉することはない。そして、カバー7の開口部31から閉じた書物1の小口5部分を挿入し、書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、折り曲げ部分の弾性機能により書物1を挟み把持させ、図11に図示するように、書物1の小口5がストッパー30に当接するまでさらに挿入したときに、書物1の小口5部から張出した付箋紙6が前記カバー32の挿入奥端までの空間33に格納できるようにしている。
【0028】
このように構成された付箋紙保護カバーFは、次のように作用する。まず、図9に図示する付箋紙保護カバーFを書物1に挿入する前の状態から、図10に図示するように、カバー32の開口部31から閉じた書物1の小口5部分を挿入する。すると、書物1の小口5部分の挿入により、クリップ11の折り曲げ部分が撓み、書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、折り曲げ部分の弾性機能により書物1を挟み把持させる。次に、図11に図示するように、書物1の小口5がストッパー30に当接するまでさらに挿入する。書物1の表表紙2と裏表紙3間をクリップ11で挟み把持させた状態で、書物1の本紙4に貼付けられ小口5部分から張出した付箋紙6をカバー32内の空間33に格納し、書物1に付箋紙保護カバーFの取付けを完了する。
【0029】
このようにして書物1に付箋紙保護カバーFを取付けるものであるから、書物1に付箋紙保護カバーFを簡単に取付けることができる。そして付箋紙6は袋形状のカバー7の空間33内で覆われて保護するものであるから、カバー32内に物が進入するのを阻止し、付箋紙6が折れたり、曲がったりするのを防止できる。また、書物1の小口5を付箋紙保護カバーFの開口部31に挿入させる構造であるので、書物1のサイズに捉われず書物1に付箋紙保護カバーFを取付けることができる。特に、カバー32材の開口部31の折り曲げで把持機能とストッパー機能も有するようにカバー32と一体形成しているので、簡単な構成の安価な付箋紙保護カバーFを提供することができる。
【0030】
なお、付箋紙保護カバーFは、付箋紙6を格納する空間33を形成するカバー32を断面四角形形状にしたものであるが、書物1の小口5から張出す付箋紙6は、書物1の厚さになるほど大量に貼付けないものであるから、図13に第7実施例として図示する付箋紙保護カバーGのように、付箋紙6を格納する空間34を形成するカバー35を断面略三角形状にしたものであってもよい。このようにすることで付箋紙保護カバーGの厚さを薄くできる。
【0031】
上記第1実施例〜第7実施例では、書物1を把持するクリップ11をカバー7,23,25,32,35に一体形成した場合で説明したが、カバーとは別に専用のクリップを備えた場合の付箋紙保護カバーH、について、以下に説明する。図14〜図17に第8実施例として図示するように、付箋紙保護カバーHは、前記把持部のクリップとして断面コの字状のバインダークリップ40を用いたもので、図16に図示するように袋形状のカバー41の開口部42の上下端部にバインダークリップ40を一対取付けたものである。そしてバインダークリップ40に書物1の小口5部分を挿入し、書物1の小口5が断面コの字状のバインダークリップ40のクリップの奥底部分に当接するまで挿入して、書物1を把持するとともに断面コの字状のバインダークリップ40のクリップの奥底部分をストッパー43とするものである。そして、図17に図示するように、バインダークリップ40は、カバー41の上下端部にそれぞれ一対取付けている。袋形状のカバー41は、書物1の小口5を断面コの字状のバインダークリップ40のクリップの奥底部分に当接するまで挿入させて書物1を把持させたときに、書物1の小口5から張出した付箋紙6を格納する空間44を確保した袋形状になっており、プラスチック、塩化ビニール、ポリエステル、等の合成樹脂シート、金属シート、などの材質で形成されている。
【0032】
このように構成された付箋紙保護カバーHは、次のように作用する。まず、図14に図示する付箋紙保護カバーHを書物1に挿入する前の状態から、バインダークリップ40の取手45をつかみ、バインダークリップ40の口を開口させ、図15に図示するように、カバー41の開口部42に取付けたバインダークリップ40に閉じた書物1の小口5部分を挿入する。すると、書物1の小口5部分の挿入により、バインダークリップ40により書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、バインダークリップ40の弾性機能により書物1を挟み把持させる。そして、図15に図示するように、書物1の小口5がストッパー43に当接するまで挿入し、書物1の表表紙2と裏表紙3間をバインダークリップ40で挟み把持させた状態で、書物1の本紙4に貼付けられ小口5部分から張出した付箋紙6をカバー41内の空間44に格納し、書物1に付箋紙保護カバーHの取付けを完了する。最後に、図16に図示するように、バインダークリップ40の取手45を折り返しておく。
【0033】
このようにして書物1に付箋紙保護カバーHを取付けるものであるから、書物1に付箋紙保護カバーHを簡単に取付けることができる。そして付箋紙6は袋形状のカバー41の空間44内で覆われて保護するものであるから、カバー41内に物が進入するのを阻止し、付箋紙6が折れたり、曲がったりするのを防止できる。また、書物1の小口5を付箋紙保護カバーHの開口部42に取付けたバインダークリップ40に挿入させる構造であるので、書物1のサイズに捉われず書物1に付箋紙保護カバーHを取付けることができる。また、バインダークリップ40に書物1の小口5部分を挿入したときに書物1の小口5が当接する断面コの字状のバインダークリップ40の奥底部分をストッパー43とするようにしたものであるから、バインダークリップ40で把持機能とストッパー機能を持たすことができる付箋紙保護カバーHを提供することができる。
【0034】
上記第9実施例では、書物1を把持するクリップとして断面コの字状のバインダークリップ40を用いた場合で説明したが、スライド式のクリップを用いた場合の付箋紙保護カバーIについて以下に説明する。図18〜図21に第9実施例として図示するように、付箋紙保護カバーIは、把持部のクリップとして断面コの字状部材を二重に構成したスライド式のクリップ50を用いたものである。すなわち、スライド式のクリップ50の把持部51は、断面コの字状の開口口52の両先端部分を内側に折り曲げた折り曲げ部53と、開口口52から書物1の小口5部分を挿入し書物1の小口5が当接する奥底部分のストッパー54と、開口口52からストッパー54間を外方に拡張させた拡張部55とを備え、弾性部材で形成された第1クリップ56と、第1クリップ56を開口口57から挿入し前記第1クリップ56の拡張部55を押さえ込み前記折り曲げ部53を更に撓ませて書物1の小口5部分の把持力をアップさせる第2クリップ58とで構成している。スライド式のクリップ50の第1クリップ56と第2クリップ58は、金属、合成樹脂などの材質で形成されている。
【0035】
そして図21に図示するように袋形状のカバー59の開口部60に第2クリップ58の側面を取付けるにあたって、袋形状のカバー59の上下端部にそれぞれ一対取付けたものである。袋形状のカバー59は、書物1の小口5を断面コの字状のスライド式のクリップ50のストッパー54に当接するまで挿入させて書物1を把持させたときに、書物1の小口5から張出した付箋紙6を格納する空間61を確保した袋形状になっており、プラスチック、塩化ビニール、ポリエステル、等の合成樹脂シート、金属シート、などの材質で形成されている。
【0036】
このように構成された付箋紙保護カバーIは、次のように作用する。まず、図18に図示する付箋紙保護カバーIを書物1に挿入する前の状態から、図19に図示するように、第1クリップ56に書物1を挿入させ、第1クリップ56の折り曲げ部53を撓ませ、書物1の小口5部分をストッパー54に当接させる。この状態から図20に図示するように、第1クリップ56を第2クリップ58内に挿入させ、第1クリップ56の拡張部55を第2クリップ58にて押さえ込み、第1クリップ56の折り曲げ部53を更に撓ませて書物1の小口5部分の把持力をアップさせて、書物1の表表紙2と裏表紙3間を挟み、スライド式のクリップ50の弾性機能により書物1を挟み把持させる。そして、図20に図示するように、書物1の小口5を断面コの字状のスライド式のクリップ50の奥底部分であるストッパー54に当接するまで挿入し、書物1の表表紙2と裏表紙3間をスライド式のクリップ50で挟み把持させた状態で、書物1の本紙4に貼付けられ小口5部分から張出した付箋紙6をカバー59内の空間61に格納し、書物1に付箋紙保護カバーIの取付けを完了する。
【0037】
このようにして書物1に付箋紙保護カバーIを取付けるものであるから、書物1に付箋紙保護カバーIを簡単に取付けることができる。そして付箋紙6は袋形状のカバー59の空間61内で覆われて保護するものであるから、カバー59内に物が進入するのを阻止し、付箋紙6が折れたり、曲がったりするのを防止できる。また、書物1の小口5を付箋紙保護カバーIのスライド式のクリップ50に挿入させる構造であるので、書物1のサイズに捉われず書物1に付箋紙保護カバーIを取付けることができる。また、スライド式のクリップ50に書物1の小口5部分を挿入したときに書物1の小口5が当接するスライド式のクリップ50の奥底部分をストッパー54とするようにしたものであるから、スライド式のクリップ50で把持機能とストッパー機能を持たすことができる付箋紙保護カバーIを提供することができる。
【0038】
A 付箋紙保護カバー
B 付箋紙保護カバー
C 付箋紙保護カバー
D 付箋紙保護カバー
E 付箋紙保護カバー
F 付箋紙保護カバー
G 付箋紙保護カバー
H 付箋紙保護カバー
I 付箋紙保護カバー
1 書物
2 表表紙
3 裏表紙
4 本紙
5 小口
6 付箋紙
7 カバー
8 ストッパー
9 把持部
10 開口部
11 クリップ
12 空間
13 クリップ
20 ストッパー
21 空間
22 空間
23 カバー
24 ストッパー
25 カバー
26 空間
30 ストッパー
31 開口部
32 カバー
33 空間
34 空間
35 カバー
40 バインダークリップ
41 カバー
42 開口部
43 ストッパー
44 空間
50 スライド式クリップ
51 把持部
52 開口口
53 折り曲げ部
54 ストッパー
55 拡張部
56 第1クリップ
57 開口口
58 第2クリップ
59 カバー
60 開口部
61 空間

(57)【要約】

【課題】書物のサイズに捉われなく、簡単に書物に取付けられ、保護カバー内に物が入らない、付箋紙保護カバーを提供する。【解決手段】書物1の本紙に貼付けられ小口部分から張出した付箋紙6を覆う付箋紙保護カバーAであって、開口部を備え開口部から閉じた書物の小口部分を挿入させることで付箋紙を格納して付箋紙を覆う袋形状のカバー7と、カバーに書物を挿入させるに書物の上下端部の小口に当接して所定以上の挿入を規制し、カバー内に付箋紙を格納する空間を確保するストッパー8と、カバーの開口部から閉じた書物の小口部分を挿入させたときにカバーの開口部に配置されて書物の表表紙と裏表紙間で前記カバーを書物に把持させる把持部とを備える。


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