(54)【考案の名称】微弱電波送信機

(51)【国際特許分類】

H04H 20/61

(73)【実用新案権者】ブロードメディア・サービス株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、ワンセグ又は/及びWi−Fiとして微弱電波で送信する送信機に関する。

【従来の技術】

【0002】
携帯電話及び移動体端末向けにワンセグが開始されたのに伴い、ワンセグを利用した広告が普及している。ワンセグを利用した広告は、電波法により免許を受けることなく手軽に放送することができる微弱電波が通常用いられている。微弱電波を用いると送信距離が狭い範囲に限定されるため、ワンセグを利用した広告は、店内放送として活用されていた。
【0003】
従来、ワンセグ用の微弱電波送信機は、店内放送用としての使用を前提としているので防水機能がなく、また小型化されているため小さなインジケーターを有していても送信機が設置されていることが、来店者に認知されることは殆どなかった。
【0004】
また、ワンセグ用の微弱電波送信機は放送していることを周知させる機能を有していないので、例え来店者が送信機の設置を認知したとしてもワンセグが放送されている状態であるか分からないので、来店者が積極的に放送を聞こうとは試みなかった。
【0005】
そのためワンセグ用の微弱電波送信機からの放送は、店内にいる人に対しては掲示板による掲示又は店員が直接伝達することで周知を図っていた。また、これから来店する人に対しては事前にダイレクトメール等で連絡しておくことで周知を図っていた。従って、従来のワンセグ用の送信機による微弱電波での放送は、特定の限定された人だけが受信していた。
【0006】
また、ワンセグ用の微弱電波送信機は店内にしか設置できず、店内の入口近くに設置しない限り、微弱電波であるのでお店の前や付近にいる人は、例え放送を受信できる状態であったとしても放送を聞くことができないので、お店の前を素通りしてしまい、集客用として役立っていなかった。
【考案が解決しようとする課題】
【0007】
本考案は上述のかかる問題点を解決するためのものであって、電波法により免許を受けることなく手軽に放送することができる微弱電波を用い、ワンセグ又は/及びWi−Fiとして店の前や近所にいる人や店がある商店街内にいる人等の不特定多数の人に対し、店内でワンセグが放送されていることを周知できる微弱電波送信機を提供することである。

【効果】

【0013】
本考案は、以下の効果を奏する。
【0014】
すなわち、上記構成を備えた請求項1に記載の微弱電波送信機は、防水機能を有しているので屋外に設置することができる。従って、店外の人は、放送を受信できる状態であれば、微弱電波であってもワンセグ又は/及びWi−Fiとしての放送を受信するので、店外の人に放送により周知させたい電算機又は記録媒体からの情報を聞かせて入店を促すことができるので、不特定多数の人に対し広告放送を有効に活用することができる。
【0015】
また、表示手段を備えているので、店外の人は、受信できない状態であっても、店外の人に表示により周知させたい電算機又は記録媒体からの情報を目視により認知し、微弱電波であってもワンセグ又は/及びWi−Fiとしての放送を聞こうと試みるので、店外の人に放送により周知させたい電算機又は記録媒体からの情報を聞かせて入店を促すことができるので、不特定多数の人に対し広告放送を有効に活用することができる。
【0016】
また、請求項2に記載の微弱電波送信機は、拡声手段を備えているので、店外の人は、受信できない状態であっても、店外の人に音声により周知させたい電算機又は記録媒体からの情報を聴覚により認知し、微弱電波であってもワンセグ又は/及びWi−Fiとしての放送を聞こうと試みるので、店外の人に放送により周知させたい電算機又は記録媒体からの情報を聞かせ入店を促すことができるので、不特定多数の人に対し広告放送を有効に活用することができる。
【0017】
また、請求項3に記載の微弱電波送信機は、太陽光発電手段及び蓄電手段を備えているので、電源に直接接続しないでも送信機を稼動させることができ、送信機の設置場所の自由度が広がると共に、電気代を節約することができる。
【0018】
また、請求項4に記載の微弱電波送信機は、全方向の周囲を撮影することができる撮影手段及び前記撮影手段で撮影した画像を保存する保存手段を備えているので防犯機能を有し、防犯カメラを新たに設置することを省くことができる。
【0019】
また、請求項5に記載の微弱電波送信機は、受信機能を兼ね備えているので、電算機からの情報を無線で取得でき、又クラウドを利用してインターネットからの情報を無線で取得できる。更に、緊急時には、一地域内の全てを管理している電算機等からの情報を取得することができ、非常時には緊急用の伝達手段としての機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本考案に係る微弱電波送信機の概略図であり、(1)は正面から見た概略図、(2)は側面から見た概略図である。
【図2】本考案に係る微弱電波送信機を装着した状態を示す概略図である。

【0021】
以下に図面を参照して、この考案の好適な実施の形態を例示して説明する。ただし、この考案の範囲は、特に限定的記載がない限り、この実施の形態に記載されている内容に限定する趣旨のものではない。
【0022】
図1は、本考案に係る微弱電波送信機の概略図であり、(1)は正面から見た概略図、(2)は側面から見た概略図である。図2は本考案に係る微弱電波送信機を装着した状態を示す概略図である。
【0023】
本考案に係る微弱電波送信機1は、図1に示す通り、送信機10と、表示手段20と、拡声手段30と、太陽光発電手段40と、蓄電手段50と、撮影手段60と、保存手段70とを備えている。
【0024】
送信機10は、ワンセグ及びWi−Fiを微弱電波で放送することができる機能を有している。尚、ワンセグ及びWi−Fiの両方を送信する機能を有するものに限定するものではなく、ワンセグ又はWi−Fiのいずれかを送信する機能を有するものであっても良い。
【0025】
また、送信機10は、屋外に設置することを目的とするので、雨等の液体が機体に入り込まないように防水機能が施されている。更に、防塵機能を施されていることが好ましい。
【0026】
また、送信機10は、電算機であるパーソナルコンピュータやサーバ等からの情報を無線で受信する機能を有している。即ち、パーソナルコンピュータからの情報をWi−Fiとして受信することができ、或いはパーソナルコンピュータやサーバからの情報をインターネット経由でWi−Fiとして受信することができるようになっている。尚、送信機10は、パーソナルコンピュータやサーバ等からの情報を無線で受信する機能を有していない場合、有線で接続して受信できることは言うまでもない。
【0027】
更に、送信機10は、パーソナルコンピュータやサーバ等からの情報を保存された記録媒体であるSDカードから受けることができるようになっている。
【0028】
従って、送信機10は、パーソナルコンピュータやサーバ等又はSDカードから取得した放送により周知させたい情報を、ワンセグ及びWi−Fiとして微弱電波で放送するようになっている。
【0029】
表示手段としての例えば液晶画面20が送信機10に付設され、液晶画面20の後方にはバックライトとしてLED21が設置されている。尚、表示手段としては、液晶画面20に限定されるものでなく有機EL画面等のどのようなものを用いても良い。
液晶画面20は、パーソナルコンピュータやサーバ等又はSDカードから取得した目視により周知させたい情報を、表示するようになっている。
【0030】
拡声手段としての例えばスピーカ30が送信機10に付設されている。
スピーカ30は、パーソナルコンピュータやサーバ等又はSDカードから取得した音声により周知させたい情報を、拡声するようになっている。
【0031】
太陽光発電手段としての例えば太陽光パネル40が送信機10に付設され、その下方には蓄電手段としての例えば蓄電バッテリ50が付設されている。太陽光パネル40は太陽光により発電すると共に、街路灯80の光でも発電するようになっている。また、蓄電バッテリ50は、太陽光パネル40からの電気を蓄電すると共に、電源に接続することで一般家庭に配電されている電気を蓄電することもできる。
【0032】
撮影手段として、全方向の周囲を同時に撮影することができる防犯カメラ60が送信機10に付設され、撮影画像を保存できる保存手段としてのメモリ70は、送信機10に内蔵されている。
【0033】
以上の通り、本考案に係る微弱電波送信機1は、防水機能を有しているので、図2に示す通り、お店の前や近くにある街路灯柱81等に設置することができ、その付近を通る人が持参している携帯電話や移動体端末等が受信可能な状態である場合、微弱電波であっても送信機10からの電波が携帯電話や移動体端末等に届き放送を受信するので、その放送を見た人を店内に招致することが可能となる。
【0034】
また、付近を通る人が持参している携帯電話や移動体端末が受信可能な状態でない場合、送信機10に付設されている液晶画面20を見ることで、この付近で受信可能な放送がされていることが認知され、送信機10から送信されている放送を見るように仕向けることが可能となる。その結果、送信機10の付近にいる人は微弱電波であっても放送を受信するので、その放送を見た人を店内に招致することが可能となる。
【0035】
また、液晶画面20を見ない場合でも、送信機10に付設されているスピーカ30からの音声を聞くことで、この付近で受信可能な放送がされていることが認知され、送信機10から送信されている放送を見るように仕向けることが可能となる。その結果、送信機10の付近にいる人は微弱電波であっても放送を受信するので、その放送を見た人を店内に招致することが可能となる。
【0036】
また、送信機10には、太陽光パネル40と蓄電バッテリ50が付設されているので、電線を接続するのが困難な場所にも設置することができ、しかも夜間でも稼動させることが可能となる。
【0037】
また、送信機10には、防犯カメラ60が付設されているので、防犯カメラを別個設置する必要がなく、防犯カメラ60を付設していることが気付き難いので、防犯カメラとしての効果を十分に果たすことが可能となる。
【0038】
また、送信機10は、受信機能を兼ね備えているので、通常は、個々に接続されているパーソナルコンピュータやサーバ等からの情報を無線で取得することが可能となり、設置場所の自由度を広げることが可能となる。
【0039】
更に、緊急の場合、ある一定の地域に設置されている全ての微弱電波送信機1を管理する例えば商店街組合のパーソナルコンピュータやサーバ等からの情報を無線で取得することも可能となるので、例えば、災害時には、全ての微弱電波送信機1を緊急避難についての放送手段や伝達手段とすることが可能となる。
【0040】
1 微弱電波送信機
10 送信機
20 表示手段(液晶画面)
21 LED
30 拡声手段(スピーカ)
40 太陽光発電手段(太陽光パネル)
50 蓄電手段(蓄電バッテリ)
60 撮影手段(防犯カメラ)
70 保存手段(メモリ)
80 街路灯
81 街路灯柱

(57)【要約】

【課題】電波法により免許を受けることなく手軽に放送することができる微弱電波を用い、ワンセグ又は/及びWi−Fiとして店の付近にいる人や店がある商店街内にいる不特定多数の人に対し、店内でワンセグが放送されていることを周知できる微弱電波送信機を提供する。【解決手段】微弱電波送信機1は、防水機能を有し、電算機又は記憶媒体からの情報をワンセグ及び/又はWi−Fiとして微弱電波で送信する送信機10と、電算機又は記憶媒体からの情報を表示する表示手段20と、電算機又は記録媒体からの情報を音声で伝達する拡声手段30と、太陽光発電手段40及び蓄電手段50と、回転自在に周囲を撮影する撮影手段60及び撮影手段60で撮影した画像を保存する保存手段70とから構成した。


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