(54)【考案の名称】道路案内標識の着雪防止板

(73)【実用新案権者】アイエネ企画株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図7

【概要説明】

【分野】

【0001】
冬季に、降雪の多い地域に発生する道路標識板への着雪によって、突然雪の塊が降下して交通の安全が脅かされる問題がある。着雪した雪が塊になって落下する時大きな衝撃エネルギーとなり、通行中の車と衝突して安全を阻害する問題が発生している。この為人手により着雪を除去する作業が必要であるが、着雪防止板により雪は自動的に落下して、雪の除去作業が不要となる省力化の技術である。

【従来の技術】

【0002】
道路標識の着雪を防止するため、いろいろな方法で実験が繰り返されている。その中で水平梁の上に斜めに板を取り付ける方法があり、ある程度の効果があることが解ってきた、しかし、標識板の裏面に張り出した高リブには着雪・降雪があり、標識板の裏面を防ぎながら、尚且つ水平梁の着雪を防ぐ総合的な着雪防止対策が求められている。
【0003】
標識板の裏面を平滑にして裏面の着雪を防止する技術が実現した、これに併行して水平梁の着雪防止実験を繰り返し、ほぼ着雪防止が出来ることが発見できた。このことにより総合的な着雪防止対策が実現するものと予想される。
【0004】

【効果】

【0016】
従来、水平梁の雪と高リブの雪が合体して、大きな雪の塊が出来て重大な事故につながっていた、標識板の裏面を平滑にする技術が実現されつつあるが、それだけでは着雪防止対策は不十分であり、本発明の水平梁の着雪防止が出来て、それら両方の技術を併用する事で、その原因の全てが取り除かれる事になり、標識板の着雪防止対策が完成した事になる。この事で雪による交通事故の減少につながるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は道路標識板の全体構造図
【図2】図2は通常の道路標識板の背面図
【図3】図3は通常の道路標識板取り付け断面図
【図4】図4は道路標識板に着雪した背面図
【図5】図5は道路標識板に着雪した断面図
【図6】図6は道路標識板に着雪対策した背面図
【図7】図7は道路標識板に着雪対策した断面図
【図8】図8は着雪防止板の形状、Aタイプ、Bタイプの断面図

【0018】
通常の道路標識板は図2、図3に示す通り、アルミ板の裏面に高リブを溶接して取り付け、高リブに設けられたボルト溝と取付金具とをボルトで固定する事で標識板を頑丈に取り付けている。この場合高リブの高さは約50mmであり、この高さの部分に雪が積もり、雪の塊となって落下する時大きな事故につながる。この為道路標識の裏面を平滑にする板を貼り付けるか、高リブを使わない背板付き二重パネルにより裏面の平滑を保ち、本発明の水平梁上に逆V字型着雪防止板を併用する事で総合的な着雪対策が出来る。
【0019】
標識板を取り付ける水平梁に雪が積もる、この雪が塊になって突然落下して重大な事故につながる危険性がある。また、水平梁の雪と、高リブの雪が合体してより大きな雪の塊が出来ると、その落下エネルギーは大きく、交通事故の危険性がより増大する。この為標識板の裏面の平滑化と同時に水平梁上に逆V字型着雪防止板を取り付けることで、交通事故の危険性を軽減できる。
【0020】
図1は、道路標識の基本構造である。支柱(1)に水平梁(2)を設けて、標識板(3)を取り付ける。
【0021】
図2、図3は通常の道路標識板取り付けの状態の背面図及び断面図。
【0022】
図4、図5は通常の標識板に雪が積もった状態である、高リブと水平梁の上に着雪して雪の塊が発生している。この雪の塊は単独で落下する事もあるが、水平梁の雪が落下する時高リブの雪と合体して、より大きな雪の塊になって落下する事がある。
【0023】
図6、図7は水平梁に着雪しないよう逆V字型着雪防止板を取り付ける。着雪防止板は外角(14)を200°から300°とし、水平梁に降り注ぐ雪を絶え間なく両側に落下させ、大きな雪の塊の発生を防ぐ。
【0024】
図8は逆V字型着雪防止板の2種類の断面図である。Aタイプは逆V字型であり、Bタイプはその中央に雪切板を設けたものである。雪質が重い地域の雪などで雪切れをスムースに行うためBタイプを使用するなど、降雪の条件によりAタイプ、Bタイプを使い分ける事で,その効果を最大限に発揮させる事が出来る。
【産業上の利用可能性】
【0025】
逆V字型着雪防止板は道路標識板以外に、大型看板やアンテナ塔など、高い部分へ着雪する事で危険性を生じる箇所へ活用できる。高いところからの落雪は予想外の事故が起こる可能性があり、事故を未然に防ぐためにも、着雪を防止する対策の一つとして本発明を利用する価値は高い。
【0026】
1 支柱
2 水平梁
3 標識板
4 高リブ
5 着雪した雪
6 逆V字型着雪防止板
7 背板付き二重パネル
8 標識板表示面
9 T型フレーム
10 標識板取付金具
11 標識板取り付けボルト
12 取り付けボルト溝
14 逆V字型着雪防止板の外角
15 埋め込みボルト溝
16 雪切板

(57)【要約】

【課題】道路標識板への着雪による、雪の落下による事故を防ぎ、さらに雪の除去作業を不要とする逆V字型着雪防止板を提供する。【解決手段】標識板を取り付ける水平梁2に逆V字型着雪防止板6を取り付ける。この事で水平梁に積もる雪は自然に落下して雪の塊は発生しにくい。しかし、標識板の裏面に着雪する高リブ式では同様に着雪するので、裏面に平滑な板を取り付けるか、背面が平滑な二重パネル7を併用して着雪を防止する。


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