(54)【考案の名称】炬燵と炬燵用椅子のセット

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図6

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、炬燵と炬燵用椅子のセットに関する。

【従来の技術】

【0002】
電気炬燵は、通常は、椅子が備えられていないので、掘り炬燵などのようには、座れない。脚部を有しない座面と背もたれとを備えた座椅子を使用して座ることができるが、座椅子は、腰が痛くなりやすく、掘り炬燵のような楽な姿勢で座ることができない。
掘り炬燵は、楽な姿勢で暖をとれるので、便利に使用されてはいるが、畳に開口部を開けたりして、その工事費用に多大の費用を要することが多い。
又、掘り炬燵は、通常、図15に示すように、居間の中央部に設置されることが多く、その為、掘り炬燵Hにより、その居間の多くの空間を占拠してしまうことになる。ワンル−ムマンション等の場合には、掘り炬燵Hの設置が部屋の空間を多大に占拠してしまうので、掘り炬燵を設置したくても躊躇してしまうことが多い。
本考案者は、先に、脚部を有し座面が角形の複数の椅子、特に、脚部を有し座面が三角形状の4個の椅子を配設して、当該4個の椅子により区画される四角形状の空間を当該4個の椅子の内側に設け、当該四角形状の空間に炬燵を配設できるようにしてなる炬燵用椅子配設構造(炬燵用椅子のセット)を提案した(実願2013−00790)。
当該考案では、図9、図10、図11、図12(A)及び(B)に示すように、座面100が三角形状の4個の椅子1を配設して、当該椅子1により区画される四角形状の空間Sを当該椅子1の内側に設ける。
当該椅子1は、座面100が三角形状で、例えば、図示例のように、2等辺三角形により形成される。当該座面100を有する座板は、例えば、木材により形成される。
椅子1は脚部101を有し、当該脚部101は、図示例のように、各椅子1の各コ−ナ−部の3箇所と三角形の長辺の中央に1カ所立設される。
図11及び図12(B)に示されるように、当該4個の椅子1により区画して、四角形状の空間Sを当該椅子1の内側に設ける。
当該空間S内部には、炬燵2例えば電気炬燵を配設できる。
電気炬燵2は、例えば、図11に示すような炬燵2が配設できる。当該電気炬燵2は、天面(天板)200が四角形状で、当該天面200の下部の各コ−ナ−部4カ所に脚部201が立設されている。
当該天面200の裏面には、発熱部202が設けられ、当該発熱部202とスイッチ部203とは電気コ−ド204により電気的に接続され、当該スイッチ部203をスイッチオンすることにより、当該発熱部202は電気的に発熱するようになっている。
【0003】
図11に示すように、当該電気炬燵2を、上記の座面100が三角形状の4個の椅子1により区画形成した四角形状の空間Sに配設する。
【0004】
図11に示すように、当該椅子1の内側の電気炬燵2を中心として、その周囲に当該椅子1が配設される。
【0005】
図11に示すように、当該空間S内部には、上記のような常用されている電気炬燵2を配設することができ、当該椅子1の平らな三角座面100に座れば掘り炬燵のような使用が可能である。掘り炬燵の形態に近くなるので、座椅子の使用のような場合の腰が痛くなり易くなることがなく、掘り炬燵のような楽な姿勢で座ることができる。
掘り炬燵の設置の場合のような畳に開口部を開けたりしなくて済むので、工事費用に多大の費用を要することがなく、座面が三角形状の4個の椅子1を配設して当該椅子1により区画される四角形状の空間Sを当該椅子1の内側に設け、当該空間S内部に、通常、数多く売られている市販の四角形状の電気炬燵2を配設すれば掘り炬燵様の炬燵が形成でき、工事費がかからない。
【0006】
当該考案の炬燵用椅子配設構造によれば、狭い空間での掘り炬燵様の炬燵の施工が可能であり、それにも増して、上記の椅子1が、移動可能に構成されてなると、より一層、面積をより一層狭めることができる。
図12は、その図示例を示し、同図に示すように、例えば、一隅の椅子1を、例えば、電気炬燵内部に移動すれば、全体で占める面積をより一層狭めることができる。椅子1には、例えば、脚部の端部にキャスタ−を取付け移動可能にすることができる。
【0007】
当該考案によれば、図13に示すように、掘り炬燵様の炬燵を形成できる。
図13に示すように、前記のような天面200の裏面に発熱部(発熱源)202が設けられた電気炬燵2を配設し、それに加えて、炬燵下部ボックス3にも発熱部4を備えさせると、より暖かい炬燵が形成できる。
炬燵は、図13に示すように、当該電気炬燵の天面に掛け布団5を掛ければよい。
又、上記のように、当該考案によれば、椅子1の下部を物の収納に便利に使用し得る。
【0008】
当該考案によれば、その構造上、狭い空間でも場所を取らずに炬燵2を配設でき、建物の隅部(コ−ナ−)Cを利用して設置することができ、その為、ワンル−ムマンション等のような狭い空間の建物でも、掘り炬燵様の炬燵の施工が可能で、従来例のような居間の中央部に設置して、その居間の多くの空間を占拠してしまうようなことがない。
図14は、1kのワンル−ムマンションの配置例図である。
当該考案によれば、例えば、図14に示すように、キッチンKに隣り合わせの居間(畳敷)の隅部(コ−ナ−部)Cに掘り炬燵様の炬燵を設置することができる。 隅部(コ−ナ−部)Cのような狭い空間でも、少ない面積で掘り炬燵を施工でき、冬季には、勿論、掘り炬燵として使用可能で、夏季には、椅子1を有するテ−ブルとしても使用可能で、且つ、椅子1の下部を物の収納にも便利に使用可能となすことができる。
当該考案の炬燵用椅子のセット(炬燵用椅子配設構造)は、座椅子を使用する電気炬燵とは異なる。座椅子を使用する電気炬燵においては、脚部を有しない座面と背もたれとを備えた座椅子を使用するが、本考案では、背もたれを備えていない脚部を有する椅子に座って、上記のように、掘り炬燵様に使用する点、電気炬燵とは異なる。
又、テ−ブルを使用するテ−ブル炬燵とも異なる。テ−ブル炬燵の椅子は、脚部がある点では、当該考案と共通するが、テ−ブル炬燵の椅子は、背もたれを有するのに対して、本考案では、椅子に背もたれを有しない点で異なる。当該考案では、椅子に背もたれを有しないので、テ−ブル炬燵の椅子のように背もたれが邪魔になることがなく、空間内部に配設した電気炬燵の内部に、椅子を移動させることができ、椅子の下部を物の収納に使用し得る。
当該考案の実施例において、仮に、図16(A)に示すように、四角形状の椅子Cにより、四角形状の空間Sを形成して、当該空間S内部に四角形状の電気炬燵を配設するとすると、図示の四隅Wが無駄になる。又、図16(B)に示すように、円形内部に四角形状の空間Sを形成して、当該空間S内部に四角形状の電気炬燵を配設するとすると、電気炬燵の円周全部が必要となる。
当該考案では、図10(A)及び(B)に示すように、四隅が無駄になることがなく、又、円周全部を要しない。
しかし、当該考案では、4個の椅子1を配設しているので、人が当該炬燵に寝たいような場合には、椅子が邪魔になって寝ることが難しい。
椅子を移動可能にして、取り去ることもできるが、前記のように、電気炬燵の天面に掛け布団5を掛けるような場合には、当該掛け布団がその箇所で垂れ下がってしまったりする。
【0009】

【効果】

【0012】
本考案によれば、請求項1に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果を踏まえつつ、人が当該炬燵に寝たいような場合にも、椅子が邪魔になって寝ることが難しい点を解消でき、又、電気炬燵の天面に掛け布団を掛けるような場合に、当該掛け布団がその箇所で垂れ下がってしまったりすることを解消することができる。
即ち、本考案では、線材により構成された座部を備えてなる第1の椅子と、脚部を有し座面が角形の第2の椅子とを対向させて配設して、当該複数の椅子により区画される空間を当該複数の椅子の内側に設け、当該空間内部に炬燵を配設して、当該第1の椅子の座面に座れば、掘り炬燵のような使用が可能で、掘り炬燵の形態に近くなるので、脚部を有しない座椅子の使用のような場合の腰が痛くなり易くなることがなく、掘り炬燵のような楽な姿勢で座ることができ、掘り炬燵の設置の場合のような畳に開口部を開けたりしなくて済むので、工事費用に多大の費用を要することがなく、座面が角形の複数個の椅子を配設して当該複数個の椅子により区画される空間を当該椅子の内側に設け、当該空間内部に、市販の電気炬燵を配設すれば、掘り炬燵様の炬燵が形成でき、工事費がかからない。
本考案では、建物の隅部(コ−ナ−)を利用して設置することができ、従来例のような居間の中央部に設置する必要がないので、ワンル−ムマンション等のような狭い空間の建物でも、掘り炬燵様の炬燵の施工が可能で、従来例のような居間の中央部に設置して、その居間の多くの空間を占拠してしまうようなことがない。又、本考案によれば、椅子の下部を物の収納に便利に使用し得る。
【0013】
本考案によれば、請求項2に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、線材が、金属製材料よりなり、当該金属製材料を折曲げて座部を備えてなる第1の椅子を形成することにより、簡易に第1の椅子を形成することができる。
【0014】
本考案によれば、請求項3に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、第2の椅子が、3角形の座面を有してなることにより、四角形状の空間の形成が容易になり、又、四角形状の電気炬燵を当該空間内部に良好に配することができる。
【0015】
本考案によれば、請求項4に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、複数の椅子により区画される空間が、四角形状の空間であることにより、四角形状の電気炬燵を当該空間内部に配することができる。
【0016】
本考案によれば、請求項5に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、第1の椅子が、本体部と一方の本体掛け部と他方の本体掛け部とを有してなることを特徴とすることにより、線材による第1の椅子の形成が容易になり、特に、第1の椅子の座部の形成が容易になる。
【0017】
本考案によれば、請求項6に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、第1の椅子の本体部が、上部が開放されたU字状部と、当該U字状部から地面と平行に設けられた天井部とを有してなることにより、線材による第1の椅子の形成が容易になり、特に、第1の椅子の座部の形成が容易になる。
【0018】
本考案によれば、請求項7に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、第1の椅子の一方の本体掛け部が、第1の椅子の本体部のU字状部の底部に隣接した位置に設けられた脚足部と、当該脚足部の上に立脚垂設され当該本体部のU字状部の底部に掛設された脚部と、当該本体部の天井部の上部に設けられた半円形状部とを有してなることにより、線材による第1の椅子の形成が容易になり、特に、第1の椅子の座部の形成が容易になる。
【0019】
本考案によれば、請求項7に記載のような構成を採用することにより、上記先行技術の有する優れた作用効果及び上記請求項1による優れた作用効果を踏まえつつ、他方の本体掛け部が、第1の椅子の本体部のU字状部の底部に隣接した位置に設けられた脚足部と、当該脚足部の上に立脚垂設された脚部と、当該本体部の天井部の上部に設けられた半円状形部とを有してなることを特徴とすることにより、線材による第1の椅子の形成が容易になり、特に、第1の椅子の座部の形成が容易になる。

(57)【要約】

【課題】畳に開口部を開く必要がなく、堀り炬燵のように楽な姿勢で座ることができ、寝たい場合にも椅子が邪魔にならない炬燵と炬燵用椅子のセットを提供する。【解決手段】線材により構成された座部を備えてなる第1の椅子6と、脚部101を有し座面100が角形の第2の椅子1とを対向させて配設して、複数の椅子1、6により区画される空間S3を複数の椅子1、6の内側に設け、空間S3内部に炬燵2を配設する。


【パテントレビュー】

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